2006/03/09 - 2006/03/23
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chatelaineさん
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2006年に卒業旅行で行ったナポリ〜シチリア〜ヴェネツィア〜ベルリンの記憶をさかのぼります。
ナポリとシチリアは大学の歴史好きな仲間と、ヴェネツィアは一人で気ままに、ベルリンは専門家と一緒にまわりました。
1日目:成田〜パリ〜ナポリ
2日目:ナポリ
3日目:ナポリ
4日目:ナポリ〜タオルミーナ
5日目:タオルミーナ〜アグリジェント
6日目:アグリジェント〜パレルモ
7日目:パレルモ
8日目:パレルモ〜ローマ〜ヴェネツィア
9日目:ヴェネツィア
10日目:ヴェネツィア
11日目:ヴェネツィア
12日目:ヴェネツィア〜ベルリン
13日目:ベルリン
14日目:ベルリン
15日目:ベルリン〜パリ〜成田
- 旅行の満足度
- 5.0
-
8日目。
8:40にはローマ着予定の寝台列車だったのに、3時間ほど遅れる。
南欧ではよくあることとはいえ、仲間たちは正午の便で帰国予定だったので、飛行機に間に合わず…。やむなくローマに一泊するらしい。
私はそんな彼らを尻目に、ヴェネツィア行きの列車に乗り込む。
今日からは完全な一人旅。 -
列車はフィレンツェ、ボローニャ、フェラーラ、ロビーゴ、パドヴァ、メストレを通過。
車中、「イタリア紀行」のヴェネツィア編を読むが、ゲーテもこの逆コースで、ヴェネツィアからローマへ向かったよう。
それぞれの駅で、降りてみたい衝動にかられる。
いつか、イタリア全土をくまなく訪れたいなぁ! -
夕刻、ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅に到着。
この街は再訪になるけれど、今回は自力で来たぶん、運河が見えた瞬間、感慨深いものがわきあがった。 -
ホテルは駅からすぐなので、ヴァポレットには乗らず歩く。
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SOFITEL VENEZIA
今回のホテルはいつもよりランクアップしてみたのでかなり快適。 -
夕食がてら、ホテル周辺を散歩する。
車がなく、静かな夜の道に水音が響くことで、ヴェネツィアに来たんだと実感。
部屋で「須賀敦子のヴェネツィア」を読む。
明日は須賀さんゆかり地ツアーをしよう。 -
9日目。
ヴァポレットに乗って、メインストリートのカナル・グランデをゆく。 -
左右に見える屋敷群に、かつて繁栄を誇ったヴェネツィア共和国の片鱗がみられ、気分が高揚してくる。
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目的地のサン・マルコ寺院と鐘楼が見えてくると、興奮するやらホッとするやら。
中世の商人たちもこんな気分だったのかな。 -
なにはともあれ、はじめはサン・マルコ広場と寺院のお上りさんコース。
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サン・マルコ広場はいつでも人と鳩であふれている。
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こちらの角度から見てもステキ。
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サン・マルコ寺院の入り口。
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前回は観られなかった宝物殿にも入る。
金ぴかすぎて写真がブレブレ。 -
歩いて、サン・ザッカリーア教会へ行くも、ファサードは全面工事中…。
その後、ヴェネツィア派絵画の宝庫、アカデミア美術館へ。
なぜかアカデミア美術館の写真がまったくないので、サン・マルコ旗でごまかし。
【アカデミア美術館覚書】
ベッリーニ「Pieta」
ティツィアーノ「St.John the Baptist」
ティントレット「The Temptation of Adam and Eve」
ヴェロネーゼ「Coronation of the Virgin」 -
続いて、ため息橋。
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ラグーナから見たドゥカーレ宮殿は壮麗のひとこと。
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須賀敦子めぐりをしようと行ったザッテレ河岸で、韓国人の女の子と知り合い、遅めのランチを一緒することに。
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その後、ヴァポレットに乗って、一緒にサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ向かう。
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会のファサード。
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教会に併設された鐘楼に登り、ヴェネツィアを一望する。
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夕映え。
すべてが絵になる美しさ。 -
本島と反対の方向は外海に向いているので、ずいぶんと雰囲気が違う。
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼。
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教会内はシンプルな装飾だが…
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壁にはティントレットの「最後の晩餐」が!
レポートの題材に使ったのはいつだったか…画集でもスライドでも、いやというほど観たのに、本物を前にすると、やはり感激。 -
その後、お茶をしたりショッピングをしたり。
夕食にレストランでフィットチーネを食べて、韓国の子とはお別れ。
久しぶりに英語の練習にもなったし、須賀ツアーはできなくなったけど、お互い心細さを補えて、楽しかったな。 -
夕食を取ったレストラン付近の一枚。
ヴェネツィアン・わんこ。 -
部屋で「ベニスに死す」を読みながら寝てしまう。
ああ、ベニスで死ぬなら本望かもしれない…。 -
10日目。
朝は教会めぐり。
ゴンドラに憧れるけれど、ヴァポレットでがまんがまん…。 -
ラグーナからのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。
存在感あります。 -
間近で見ると、八角形のドームが美しい。
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内部は、ほどよくバロックで私好み。
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聖具室には、ティントレットとティツィアーノの絵画が。
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昨日の美術館でもそうだったけど、正直、二人の絵の区別がつかない…。
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イル・レデントーレ教会。
須賀さんが愛した教会ということで、足を運んでみる。
16の教会を回れるパスを購入してしまう。
こ、これでまた、マニアックな教会をめぐる羽目になりそうな予感…。 -
サンタ・マリア・デル・ジリオ教会。
この教会のファサードは好き。
内部もバロックのうねりを感じる。 -
ゲーテも宿泊したという、ホテル・ダニエリ。
ここは老後の楽しみに取っておく。 -
ホテルがこれだけ絵になるって、ヴェネツィアならでは。
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教会も昼休みの時間になったので、満を持してリド島へ渡る。
移動中の風景もいちいち絵になるので、カメラが手放せない。 -
「ベニスに死す」の撮影された浜辺まで散歩。
バカンスの時期ではないので、浜は閑散としているけれど、目の前にはアドリア海が広がっている。 -
ぜひ夏に行って、ビーチでタッジオのように戯れたい!
いやむしろ、アッシェンバッハのように、美少年を愛でるのがよいのだろうか…。 -
リドで昼食を済ませ、本島へ戻る。
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ホテルまでショッピングをしながら歩いてみる。
ゲーテいわく、舟に乗らずに橋をうまく使って歩くということが、ヴェネツィアを自分のものにする第一歩、ということらしい。 -
通りかかった教会で、ヴィヴァルディの回顧展かなにかで、古楽器の展示がされていた。
思わぬ拾いもの。 -
11日目。
再びヴァポレットに乗って、教会めぐりに出発。 -
サンタ・マリア・ディ・ミラーコリ教会。
小さいけれどあなどれない、ヴェネツィアン・ルネサンス様式の教会。
均整の取れたファザードと、淡い色大理石に惚れる。 -
地図を片手に細い路地を抜けると、次に目指す教会の姿が。
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サンタ・マリア・フォルモーザ教会、と広場。
ふと気付いたこと。
サンタ・マリアやノートル・ダムの名が示すように、聖母マリアを奉った教会は数あれど、イエスそのものを奉った教会ってあまり聞かない…なんでだろう。 -
サンティッシミ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会。
長い名だけど、要は、聖ヨハネと聖パウロ教会(だと思う)。
ヴェロネーゼの天井画をみて、空から天使がふってきそうな感覚を覚える。彼の絵は大げさすぎて好きじゃなかったけど、天井画となると見事な効果を発揮している。 -
ヨーロッパでは珍しくないけれど、路地にミュージシャンが。
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ここから須賀敦子ツアー開始。
フォンダメンタ・ヌォーヴェ河岸から、トルチェッロ島へ渡る。 -
途中、ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島と、レースで有名なブラーノ島に寄る。
ガラス職人の店でお土産を何点か購入。
写真は墓地の島、サン・ミケーレ島。 -
トルチェッロ島に到着。
あまり観光地という感じはせず。 -
トルチェッロ島のお目当ては、サンタ・マリア・アッスンタ教会(左)と、サンタ・フォスカ教会(右)。
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なかでも、サンタ・マリア・アッスンタ教会は、須賀敦子が失意の中で訪れ、黄金のモザイクのマリアをみて、眠くなるような安心感と、あちら側に連れていかれそうな畏怖を感じるところだ。
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写真にはおさめられなかったが、よけいな装飾のない、厳しい表情のマリア像は、たしかに彼岸と此岸を意識させる威力があるかもしれない…。
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教会の回廊。
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鐘楼に上って、トルチェッロ島を一望。
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ヴェネツィアが潟だということがよくわかる景色。
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本島に戻り、食事をしに、夕刻のサン・マルコ広場へ。
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トルコからコーヒーが伝わって以来、ヨーロッパ初のカフェとなったクアードリで、昼食だか夕食だかおやつだかわからない食事をする。
モッツァレラのサンドウィッチ(ナイフとフォークで食べる大きさ!)とコロナ、ティラミスにカプチーノで5000円強…。
さすが強気のお値段。
しかしカプチーノはこれまでのイタリアで一番美味だった。 -
12日目。
ホテルをチェックアウト後、ドゥカーレ宮殿へ。
細い水路をゆくゴンドラのこの風景も、今日で見納め。 -
ドゥカーレ宮殿。
以前の駆け足見学では満足できなかったので、再訪。 -
「レパントの海戦」の絵をみて、塩野七生の文章の世界が、生き生きと動き出すのを感じる。
彼女も取材で、ここへこうやって立って観たんだろうな…。 -
ティントレットの巨大油彩画など、見どころの多い宮殿のなかでも、迷路のような牢獄めぐりが一番楽しい。
カサノヴァはどうやって脱獄したのか。 -
コッレール博物館。
博物館より美術館の方が好きな私だけど、ここはかなりツボ。
共和国時代の海図や地球儀に、やはりヴェネツィアは商人の国だったのだなぁと、こころ惹かれる。
日本もちゃんと地図上に存在していて、安堵。
マルコ・ポーロの「東方見聞録」の初版も展示されていた。 -
最後に、クアードリと双璧をなすカフェ、フロリアンで昼食。
内装がトルコ風なのが気に入った。
クラブサンドとカプチーノ…こちらもいいお値段だが、クラブサンドに頬っぺたがおちる。
なぜかカフェの写真がないので、最後のカナル・グランデで激写したカ・ペーザロを代わりに。 -
ヴェネツィア〜ベルリン、X38761便。
ローマで別れた大学関係者に会うべく、ネットで予約しておいた飛行機でベルリンへ。
名前も聞いたことのない航空会社の激安航空券だったし(今思えばLCCだったみたい)、ドイツ語の素養ゼロなので不安がつのる。
続きはベルリン編で。
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