アンコール遺跡再訪　最終日

2014/07/27 - 2014/07/28

今日はカンボジア旅行の最終日
今夜の飛行機で日本へ帰ります。
午前中は見残した遺跡を廻る。
バンテアイ・クディ、プレ・ループ、プラサット・クラヴァン
午後はオールドマーケットをひやかしに。

この旅行記は昨年のものですけど、非公開のままになっていたので修正の上投稿します。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ベトナム航空

ボウサヴィゲストハウスでの今日の朝食。
パンケーキとバナナ

ボウ サヴィ ゲストハウス ホテル

本日最初の遺跡は、バンテアイ・クディ
まだ８時前なので観光客はほとんどいない。

バンテアイ クディ 史跡・遺跡

雨期のこの時期は苔の緑がきれい

この窓の感じが好きです。
それと建物がゆらっと歪んでいる様子も。

仏像がお祀りしてある
いつも尼さんがいるが、時間が早いせいか不在

他の遺跡でもリンガが失われて、ヨニだけが残っている例がよく見られます。
ちなみにリンガとはサンスクリット語で男性のシンボルのことです。阻止て、ヨニは女性の方です。

ゆがんでいる。
写真のせいではない。
日本だったら絶対立ち入り禁止になりそう

右上の角、わずかに架かっているだけです。

仏像は剥ぎ取らている。
バンテアイ・クディを建立したジャヤバルマン７世の死後、王位継承をめぐって激しい戦いがあったようです。次に即位したジャヤバルマン８世は前王と違ってヒンズー教を信仰していたため、前王の造った寺院から仏像を削ってしまっやということです。タ・プロム遺跡も同様の目に合っています。いわゆる廃仏毀釈ですね。
バンテアイ・クディの敷地内からは首をはねられた多くの仏像が発掘されています。発掘された仏像はプレア・ノロドム・シハヌーク博物館に収蔵されていますので興味のある方は行ってみてください。

横から見ると柱の上の石はわずかに引っかかっているだけ
このまま何もしなければ、遠くない将来には崩壊してしまいそうです。

経蔵です

色んな姿のデヴァター

東塔門の向こうにスラ・スランが見える

スラ・スラン

スラ スラン 史跡・遺跡

こちらはプレ・ループ
基壇はラテライト、祠堂はレンガで造られています。

プレ ループ 寺院・教会

さあ！　気合を入れて登るか。

首がない

中央祠堂は立ち入り禁止です。

この遺跡は夕陽の鑑賞スポットでもあります。
プノン・バケンが人が多すぎて入場規制とかいわれてるので、こちらの方がお勧めかも。

首の無い像が無残です。

シンハ像も首が無い。
そろって自然に落ちたとは考えにくいですね。

死者を荼毘に付したといわれている石槽。

プノン・ボックが見えます。

日日草
日本と違って大きく育っている

スラ・スランの横を通って

プラサット・クラヴァン
こじんまりとした遺跡
外壁には特に装飾は無い

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

５基の祠堂
中央以外の４基の上部構造は失われている。

ラクシュミー
ビシュヌ神の奥さん
日本では吉祥天

これもラクシュミー

レリーフが失われてヨニだけが置かれている

レリーフが黒く煤けているのは、この遺跡を整備するときに中に蛇やらなんやらが住み着いていたので、焼き払ったせいらしいです。

上を見上げるとこんな風。

周囲には環濠跡が見られます。

右から３人目が私のドライバー。

一旦ホテルに帰って休憩後、オールドマーケット見物。
腸詰めです。

蟹と貝

惣菜

ドリアンにドラゴンフルーツ

豆腐もある
固そう

干し貝売り
見ていたら小さめのビニール袋に軽く詰めて１０００リエル。

美味しそうだけど、ちょっと怖くて手が出ない。
火は通してあるみたい。

蛇？
じゃあなくって魚のひらき

フルーツシェイクの屋台を発見

お姉さんがやっていたので買ってみる。
手際が悪いわけではないんだけど出来上がるのに時間がかかる。
他にもお客さんが来たけど、何人かあきらめて帰って行った。
バナナシェイクを注文。
小さめのバナナ２本と氷。その他甘味料？２０ｃｃくらいを２種類とチョコレートを注いでミキサーにかけて完成。

ん〜？
甘すぎるしバナナの味がしない。これだったらバナナでもマンゴーでも多分同じ味だろう。

シェムリアップ川の畔でしばし佇む。

シヴォタ通りは観光客でにぎわっている

昼食はこちら「箸」
和食レストランらしい

カウンター席に着くと兄ちゃんが注文を聞きにくる。
ビールは日本のものしかないのでキリンを注文。
カウンターの中では板前風の格好をした兄さんがなんかしきりに作っている。
冷えたジョッキに続いて板さんが日本語で「ツキダシです!」

箸 和食

ざるそば大好きです。
味はまあまあ
食べ終わったらすぐに勘定書きを持ってきた。なんか落ち着かない。
客が来た時の対応、食べ終わったときの対応が躾けられているのか行動は素早いけどなんかぎこちない。

この後しばらくゲストハウスで時間をつぶしてから空港へ。

ゲストハウスから空港へは観光に利用したトゥクトゥクで。
空港の駐車場に入る直前、「ノーマネー」と言い出した。いくらだと聞くと「ワンダラー」。事前に空港までの料金３＄を支払っていたのに。４日間世話になったんだから、それなりにチップをあげようと思っていたが余った４０００リエルを渡してチョン。

ハノイ行は定刻出発予定

シェムリアップ国際空港 (REP) 空港

夕食代わりのホットドックとシェイク。

搭乗待合室はチャン国とハン国の人で一杯。
騒がしい。
そんなに大声を出さなくても会話できるだろうに。
日本人は少数派、静かにしている。

こちらはハノイ・ノイバイ空港。
２階フロアー
時間の関係か空いている

２階は空調が効いていないので３階に移動。
以前来たときはほとんど何もなかったのに、コーヒーショップなど色々できていた。
現在、新ターミナル建設中で今年（２０１４年）末くらいには完成予定と聞いた。

搭乗まで時間をつぶす。ＷＩＦＩもつながる。
久しぶりのホットコーヒーがうまい。
この後、一路日本へ。