晩秋の北海道旅行（その3：小樽,札幌）

2013/11/01 - 2013/11/04

11月の連休に1日早く休みをもらって4連休にして北海道旅行に行きました。
当初は道東に行くつもりでしたが、11月の道東は雪になることもあると忠告され、
支笏湖、真狩村、洞爺湖、ニセコ、小樽、札幌と廻りました。
紅葉を楽しむ予定でしたが、
山間部はもう散りかけていました。
支笏湖、真狩村、洞爺湖、ニセコは本州とまるで景色が違いました。
大畑作地帯で食べるものも美味しかったです。

その3
小樽と札幌をまわりました。
市内の紅葉は見ごろでした

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したホテル（グランドパーク小樽）からはマリーナがきれいに見えました。
ホテルはかつてヒルトンホテルだったらしく
部屋は広く、ベッドも快適です。
ただ、ドライヤーは古く、電化製品は古びた印象でした。

朝食は、マッカリーナでもらったパンにジャムを付け、
リンゴジュースと高橋農場の飲むヨーグルトを美味しく頂きました。
少し疲れたのでゆっくりし、テレビで韓流ドラマを見ました。

ホテルの窓から外を見ると、晴れており、
夏の海のようでした。
そろそろ観光に出かけることにしました。

ホテルの2階から細長いショッピングセンターの中を抜けて行きました。
駅への連絡通路からは海が見えました。

小樽築港駅の近くは海と山とが迫っています。
海に面した山には眺望を楽しめそうな建物がありました。
駅では、ブーツをはき、旅行用のトランクを転がしている
都会から旅行に来たような若い女性をちらほら見かけました。
電車に乗り小樽駅に向かいましたが、
JR北海道の電車は新しいにも関わらず、うす汚れていました。
これも、ヨーロッパ（イタリアかフランス）のようでした。
小樽駅から坂を下りて、手宮線跡地に来ました。
20年くらい前に1月に職員旅行で小樽に来て
駅からの凍結した坂道を滑りながら歩いた記憶がありましたが、
記憶の街とは変わっており、すっかりきれいになっていました。
その代わり、日本のどこにでもあるような街になっていました。

廃線の跡地のようです。

ところどころに古い倉庫を改造した観光客向けの店がありました。
昨夜の夕食の観光客向けの店が
期待はずれだったことを思い出して入る気がしませんでした。

運河に向かって歩きました。

以前来た時はもう少し汚かったと思います。
倉庫街をきれいにしてどうするんだろうかとも思います。

観光案内所です。

記念写真スポットのようでした。
海外の方が多かった気がします。

観光客でにぎわっている堺町本通りを歩きました。
歩き疲れた頃、ルタオパトスを見つけました。
ルタオパトスの2階はカフェになっていました。
巨大なスクリーンがあり、北海道の四季をアニメーションで映していました。
二人ともケーキセットを頼みました。
北海道のお土産にこの店の冷凍のケーキをもらったことがありましたが、
あまり美味しくなかったです。
しかし、現地で食べたものは、絶品でした。
コーヒーも美味しかったです。
二人とも、満足しましたが、疲れたので、小樽駅までタクシーで帰りました。
駅の横にスーパー（長崎屋サンポート）があり、
デパ地下を除くのが好きな私は、地下の食品売り場に行きました。
入口にかま栄と言うかまぼこ（さつま揚げ）の出店がありました。
売り場の人は、昨年、中国地方を観光したと嬉しそうに言われていました。
日持ちを考えて、真空パックのかまぼこを買おうとしたら、
売り場の人が顔を横に振り揚げたてを勧めました。
その日の夕方、食べましたが、確かに絶品でした

三角市場に行きました。
市場の中ほどに、勝手どんぶりを売っている店がありました。
私は、ボタンエビ、カニ、いくらでどんぶりを作り、
妻はカニ、ボタンエビ、ウニで作ってもらいました。
ネタは新鮮で生臭さがまったくなく、美味しかったです。
ガイドブックに載っている店よりもこちらに来れば良かったと妻と話しました。
気を良くしてお店で、蟹を買い、蟹好きの親戚に送りました。
送料、箱代がかかり、かなり高くなってしまいました。
お土産にするより、現地でそのまま食べるか、
そのまま持って帰るべきものだと思いました。
小樽駅にも農産物の即売所があり、余市の西洋ナシを買って帰りました。
小樽駅から小樽築港駅まで戻り、ホテルで預けていた荷物をもらい、
小樽築港駅から電車に乗り、札幌に行きました。
電車は混んでいました。
札幌駅からすぐの札幌アスペンホテルに泊まりました。
15年くらい前、雪まつりに家族で行った時、泊った思い出のホテルです。
このホテルも十分に広く、ベッドや、水回りも申し分なかったです。
知り合いと待ち合わせ、すすき野の炉端焼きの店に行きました。
炉端焼きでは、ほっけ、きんき、ししゃもが大変美味でした。
北海道の魚は脂が多く、この調理法があっていると思います。
ジャガイモもホクホクで今までに食べたことのない美味しさでした。
次に狸小路の店に行き、お酒を飲みました。
私の地元のお酒を店主が知っておりびっくりしました。
狸小路を歩いているとパチンコ屋の前に人だかりがあり、
丁度マー君が日本シリーズの最終戦の最終回に出てきたところでした。
巨人が丸山球場でゲームをするため、北海道には巨人ファンが多いそうですが、
マー君は苫小牧の高校出身のためか、
この時ばかりは、楽天を応援している人が多かったです。
優勝の瞬間にはかなり歓声が上がっていました。
地下鉄に乗り、ホテルに帰りつきました。
夜食に、小樽の天ぷらを食べましたが大変美味しかったです。

朝食はルタオで買ったパンとマッカリーナのパンを食べました。
ホテルから北海道大学に行きました。
紅葉がきれいでした。

大学生以外の人も散歩していました。

旧帝大らしく、風格のある建物も多かったです。

ポプラ並木は以前の台風でかなり倒れたとのことで、
以前に比べ寂しくなっていました。
家族で記念写真を撮ったことを思い出し、少し悲しかったです。

地下鉄に乗り、札幌市時計台に行きました。
丁度、10時の鐘が鳴りました。

大通公園を散策しました。

大通公園の紅葉は見ごろでした。
サービスセンターで絵葉書を買いました。

植物園に行きましたがこの日は休みでした。
紅葉はきれいそうでした。

欧米人観光客もやってきて、今日は休園かと聞かれました。

北海道庁旧本庁舎をゆっくり見学しました。
内部は北海道の歴史資料や民俗資料が展示してありました。
樺太の第二次世界大戦敗戦時の悲劇も展示さており、
胸が痛みました。

また、そばが食べたくなったので、
大通公園のインフォメーションでリストをもらった中の
手打ちそば・さくらに行きました。
隣の客は旅行者のようで焼酎を美味しそうに飲んでいました。
私達は鴨せいろとエビの唐揚げを頼みました。
どちらも量が多かったです。
鴨肉も結構入っており、美味でした。
北海道では居酒屋やこういった店の方が素材の安さと質の良さが出て
楽しめる気がしました。

地下鉄で札幌駅まで移動し大丸の地下でお土産を買いました。
興部町アドナイのチーズがあったので買って帰りました。
フレッシュチーズは早速自宅で食べましたが、さすがに美味しかったです。
百貨店の良いところは、送料が安いことだと思います。
電車で千歳空港に向かい、飛行機で帰りました。