大文字焼き 2014

2014/08/15 - 2014/08/18

人生初の京都の夏の大イベント、大文字焼き。激混みを予想していたお盆休み中の京都市内は、数日前から雨予報だった為か、旅の予定変更が難しい外国人の姿が大半。例年に比べて混雑の少ない中、ゆっくり大文字焼きを初見学。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

金曜夜19時13分発のぞみ411。
仕事を終えてから東京駅始発。
車両一列目2列側の指定席で、iPhoneのバッテリーも確保。飛行機なら非常口席？
自販機で予約したチケットだけど、いい席でラッキー！

知り合いのご夫婦の京都のお泊まり処でお世話になる。
北大路駅から徒歩2分の和(なごみ)。
京都の有名寺院お抱えの宮大工や庭師に京民家を大幅に改築した宿はこだわりのもの。

15日夜到着時には、京都は大雨。
駅から近いこちらでも、濡れ鼠状態で到着。
使わせて貰った、坪庭の間。
予定していた連れはドタキャン。
おかげで一部屋悠々と使わせて頂く。

他に色々あったのに、なぜか共同の洗面台をパチリ。

翌朝 16日。
素泊まり専用の宿なので、朝ごはんも各自自由。
近所の喫茶店でお手頃なモーニングの後、電動自転車を宿で借りていざ京都観光に出発！
まずは上賀茂神社。
駐輪場に駐めるが、雲行きが…

上賀茂神社。入り口の大鳥居。
世界遺産に指定されているのに、悪天候の為か人もまばら。

ここでのお目当ては、紫式部に所縁のある恋愛成就の片岡神社。
境内の片隅にひっそりと鎮座する控えめな神社に静かに手を合わせる。
紫式部の歌が書かれた絵馬もあった。

ほととぎす　声まつほどは　片岡の
もりのしづくに　立ちやぬれまし
　　　 （新古今和歌集：第三巻 夏歌）

(写真の右手側切れた先に片岡神社)

龍源寺の枯山水
豪雨のおかげで一人占め。

龍源寺
軒先は雨のカーテン。
雨の勢いがおさまらないので
一時間以上滞在。
ある意味なかなか出来ない体験。

自転車移動の途中。
どの川も水量がすごい。

雨の中、電動自転車を傘をさし(すみません。安全には極力気をつけました！)方向だけを定めて竜安寺を目指していたが、疲れと空腹で休憩が必要！もう限界ってときに、見つけたのが
山猫軒。
座席広々で珈琲が美味しい店として、なんとなくチェックしてた店！に思いがけずたどり着けた！嬉しい！

りかなり贅沢な空間利用。
半地下風な表玄関を下ると、大きめな窓からは庭？も見え、ゆっくり休みたい場合は穴場かも。
口コミサイトではあまり高評価でもなかったけど、自分の直感を信じて見ることにした。
遅めのランチのチョイスは三種類。
ワンプレートのプルコギランチを選びました。
美味しかったけど、写真撮るほどでもなかったので割愛。
量は少なめで珈琲付き、1200円ほど、確か。

珈琲は注文してから挽いてくれてた模様。キッチンからの音で判断。
美味しかった。

妙心寺内にある退蔵院。
竜安寺は1日に二箇所の枯山水は感動が薄れそうで、今回はパス。
南下したかところにあるこちらを訪問。寺>院 なのか何とか寺の中に何とか院がたくさんあることが多いことを発見。

退蔵院の枯山水。小さな陽と陰をテーマにしたもの。暴雨で綺麗に調えられていたであろう砂も無残に崩れており、有形有限を思う。
今作った四文字熟語。

蓮の花も綺麗。
ご存知の通り大きな花は、かなり短命らしい。見ごろの時間も朝らしく見逃してしまった。
午後早めでも綺麗な見応えある花だけど、よくよく見ると、花の中心部はかなりユニーク。何か住んでそう。

しっとり雨に佇む退蔵寺

宿に自転車で戻る途中。北大路付近の大通りに面した場所にある、紫式部の墓。案内板があるも、人気はなし。
お盆の時期なのに、花も手向ける人もないなか、ひとり感慨に耽る。

大文字灯火の時間に合わせて、賀茂川に集まる人が集まる。
開催が危ぶまれた天候だったから少なかったはずだけど、それでもかなりの人だった。

大文字完成まで見送り、5分ほど賀茂川沿いを北上して…

北の山に見えるのが舟形。
大文字の中でも
ユニークで見ごたえあり。

この日、昼間に上賀茂神社で手に入れた、竜のヒゲこと腕輪。
効力を読むと、根気のない私にピッタリな内容⁉?

翌日。
近所のカフェでモーニングを食べた後、宿で知り合ったご家族に車で貴船神社前まで連れてって頂く。
歩いて行くつもりだったからかなり時間と体力の節約できた。

貴船神社の神木。幾つかあるうちのひとつ。

貴船の恋みくじ

京都で浸水の被害が出て、この日1日の予報も雨。に反してとてもいい天気。観光客もまばらの中貴船神社の奥宮を目指す。

鮎を食べさせてくれる老舗の川床料理店が並ぶが、台風予報のため、どこも閑古鳥。
ちなみにコースで平均１万円ほど。みたい。

マイナスイオンたっぷり！
すごくリフレッシュ！

奥宮到着。
和泉式部も清少納言も歩いて着物でここまで来たんだな〜
と思うと感慨深い。

貴船神社の名前の由来になった、奥宮境内にある船？を奉ったもの？

山道を通り

こんな台風の跡をやり過ごし

牛若丸が天狗コーチのトレーニングを受けるなか水飲み場にした場所

パワースポットらしい鞍馬神社に到着！

軽めの登山としても、気持ちよかった。ここでも台風直後で空気もいいし、人も少ないメリットの恩恵を受けまくった。

次の日。
目当ての一つで予約してた『しょう月』の夏のお菓子。当日出来るものを1個ずつ、と注文の結果。
確か1600円くらい。
葛を使ったものがおおく、透明感が涼やか。
流石な上品なお味でした。