2014/07/03 - 2014/07/03
26位(同エリア105件中)
まみさん
アイゼナハのホテル選びには苦労しました。
駅近くというロケーションで、夏は必須のエアコン付きの部屋を探そうとすると、べらぼうに高くなってしまったからです。
フォートラベルのクチコミで、アイゼナハは地方都市にしてはホテル代が高い、というのを見つけて、しまった、と思いました。
アイゼナハを滞在都市に選んだのは、ベルリンとフランクフルトを鉄道でつなぐ途上にあるというのが最初のきっかけでした。
アイゼナハのヴァルトブルク城も、今回アイゼナハを起点に日帰りした都市も、別にアイゼナハに泊まらなくても十分日帰り旅行ができたはずでした。
でも、7月の旅行に向けた準備のミッションとして、4月中にスーツケースを持った移動の交通手段は確保してしまいました。すなわちドイツ国鉄のオンラインチケットを座席指定券と共に買ってしまいました。キャンセル不可です。
なので、いまさら滞在都市を変更できません。
ちなみに私の旅程だと、観光ハイシーズンの7月であってもさして混雑しないらしく、実際とても空いていたので、座席の予約をしなくても十分座って行けました。
そのことを含めて鉄道移動のエピソードは別の旅行記にて。
というわけで、アイゼナハのホテルは駅に近いというロケーションを重視し、エアコンなしに甘んじることにしました。
それでも、ライプツィヒのホテルを1泊約65ユーロで予約できたのに、ロケーションの条件を満たした上で、高級感のあるいいなと思ったホテルは値段が高かったので、キャンセル不可と条件が厳しいけれど安い料金設定で申し込むことにしました。
万難を排してドイツ旅行に行くつもりですし、行ったら滞在都市は変更するつもりはないため、いったん予約を確定させたホテルは原則として変更しない覚悟でいつもとっています(仮押さえのつもりで、さらに良い条件のホテルが安くとれないか検索し続けるといった手間をとる時間と気力がないため)。
ベルリンのホテルを予約したときは、エアコンなしに気付いてあわててキャンセルして変更したりしたので、キャンセル可で予約しておいてよかったと思いましたが、アイゼナハは3件目なので、自分にとって必要なホテルの条件はだいたい固まっていて、慎重に予約すれば予約しなおしたくなることにはならないだろうと思いました。
なので、ドイツ旅行そのものがキャンセルになるような事態にならない限り、ホテル代が安くなるならキャンセル不可でも構わないとしました。
それにベルリン5泊、ライプツィヒ3泊、アイゼナハ3泊、フランクフルト6泊、計17泊中、キャンセル不可でとったアイゼナハは3泊だけですから。
他のホテルは少し高くてもキャンセル可の条件でとりました。
結果として、アイゼナハのホテルは、シュタイゲンベルガー ホテル チューリンガー ホフとし、朝食(15ユーロ)も市税(2.0ユーロ)も別で計201.65ユーロ。1泊当たり67.21ユーロ。
同じシングルでも、キャンセル可だったら、計256.75ユーロ、1泊当たり85.58ユーロくらいになったはずでした。
詳しくは、次のブログ記事にて。
ホテル選び全般についてのポリシーや心構え:
「夏のドイツ旅行準備の5月のミッションのホテル予約をするには」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2014/05/post-ca31.html
アイゼナハのホテル予約編:
「夏のドイツ旅行記計画~3番目のアイゼナッハのホテル予約はポリシーを変えて」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2014/05/post-dde0.html
朝食はいくらなんでも15ユーロは高いと思ったので、駅のセルフレストランなどでとりました。5ユーロ前後ですみました。
ただ、残念なのは、ホテルで朝食をとらないと、ホテルライフの楽しみが半減、いや3分の1くらい減ってしまうことが分かりました。
少なくとも、写真が撮れる場面が限られてしまいました。
ビュッフェ式の朝食で品数が少なくて連泊したら飽きそう、というのであれば別ですが、このシュタインベルガー・ホテルは、Booking.comのクチコミから推測できる限り、4つ星クラスに見合うだけの品数はあってとても美味しかったようです。ますます残念!
今回のドイツ旅行では、ドイツの食事で1番美味しいと感じたのは、朝食で食べるようなドイツ・パンだったので、なおさら!!
もっとも、ホテルのパンでなくセルフレストランやテイクアウトのパンも、とっても美味しかったです。
ちなみに、駅前に近くてもっと安いホテルとして、シティホテルもありました。
でも安ければその分、施設・サービス面に影響します。
二ツ星に近い三ツ星くらいで、必ずしも悪いというわけではないのですが、今回は物価の低い地方都市のホテルでは高級感を味わいたいと思ってしまいました。
そのわりにはライプツィヒもアイゼナハも地方都市にしてはホテル代がさほど高くなかった点だけは選択を間違えました。
せっかく高級感が味わえるホテルにしても、朝食をとらなかったら片手落ち。
高級感が味わえそうで、カールス広場手前とさらに駅に近いカイザーホフ・ホテルは、クチコミを読んでいるうちに、古いホテルなのでエスカレーターがない可能性に気付き、却下しました。
シュタイゲンベルガー ホテル チューリンガー ホフでのホテルライフは、総じて満足できました。
ホテル側のインフラやサービスの面で特に不満に思うことがなかったとことこそ、高級ホテルであるがゆえんといえるでしょうね。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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おしゃれなカールス広場に溶け込んだホテルのエントランス
併設のバー・レストランの客のためのテラス席が外に並んでいました。
ルター像の裏手にあって見つけやすく、ヴァルトヴルク城行きのバス停が近い、ということがクチコミで口をそろえて評価されている点でしたが、ルター像は修復中で白い布に覆われていたため、はじめちょっとだけ迷いました。
ちょっとだけネ。 -
おしゃれなカールス広場を飾るホテルの外観
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ホテルのレセプション
朝9時台に到着したため、荷物をレセプションに預けて、市内観光に出かけました。 -
ホテル自慢の豪華なロビー
もっとも、部屋は4階でエスカレーターを利用したため、この階段は使いませんでした。 -
ロビーのステキな天井
四角く区切られた中に、装飾や板絵のようなものがはめ込まれたこういう天井は、ルネサンス様式でしたっけ。 -
ホテル併設のバー・レストラン
おそらく朝食レストランはこちら。
でも、ホテル代に朝食は含まれていなくて、15ユーロもするため、ホテルでは朝食をとりませんでした。 -
設のバー・レストランの中を入口から覗いたところ
木製のインテリアが落ち着いた雰囲気を出しているようです。 -
ホテルのレセプション・フロアの奥の廊下
エスカレーターはこの廊下にありました。
奥もレストランか広間のような部屋があったみたいです。
ショーウィンドウがずらりと並んでいましたが、売店は見当たらなかったので、装飾目的のディスプレイかな。 -
まあ、なんでしょう、この可愛いマスコットは
レセプション・フロアの奥の廊下にずらっと並んだショーウインドの1つにありました。
チューリンゲン州のオリジナルのマスコット?
ゆるキャラみたいなものかしら。
公式サイトはドイツ語オンリー
http://www.derkloss.de/
この可愛いマスコットには、エアフルトでも出会いました。 -
楽譜のスカーフやバッハのシルエットのキーホルダー
シルエットは、一瞬、モーツアルトかと思ったのですが、アイゼナハはヨハン・ゼバスティアン・バッハの出生地なので、たぶんバッハ。 -
ヴァルトブルク城の歌合戦伝説のマンガ
ヴァルトブルク城はアイゼナハの観光のハイライトで、中世の歌合戦の舞台だったということで有名ですが、残念ながら歌合戦の伝説はほとんど知りません。
そのことに惹かれてヴァルトブルク城を見学したいと思ったのではなく、13世紀中世のおもかげをよく残す城の1つとして興味が沸いただけなので。 -
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部屋のフロアの廊下はシンプルだけどなかなかおしゃれ
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3泊する私の部屋の扉
鍵はもちろんカードキー。 -
扉を開けたところ
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扉を背に向かって左手に大きなワードローブ
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扉とワードローブ、それからこの向きだと左手にあったバスルームの入口
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ワードローブはこんなかんじ
荷物を収容できるスペースがたっぷりあるのは嬉しいです。
スーツケースにあるものをみんなここに広げられました。 -
ダブルベッドのある部屋
ホテル代はシングル料金。 -
窓辺にデスクと小さなテーブルセットあり
ゆったり広々とした部屋でした。
ただ、空いている差し込みが1個しかなかったので、デジカメやスマフォの充電には足らず、間接照明やテーブルの照明のコンセントを外して使うしかありませんでした。 -
窓際から部屋の中を見渡したところ
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デスクに引出しが一切なかったのは不便
自宅の自室が6畳でモノがたくさんあるような狭い部屋に慣れているため、デスクで使いたくなるようなこまごまとしたモノを、みんな入口のそばのワードローブに収納しなければならないのは、使い勝手が悪かったです。 -
テレビの下にミニバー
買い置きしたミネラルウォーターを冷やすための冷蔵庫としてだけ利用しました。 -
部屋の窓からの眺め・その1
部屋によってはヴァルトブルク城も見えるそうです。
でも、この部屋からは見えませんでした。 -
部屋の窓からの眺め・その2
予約時にダメもとでgood viewの部屋とリクエストしてみましたが、good viewとは言い難く。
裏方とか工事中のところが見えるよりは、町の景色には違いないのでずっとまし、というところ。 -
廊下の窓の外の景色
ヴァルトブルク城は見えないけれど、ずっと良い景色。
マルクト広場のゲオルク教会のものと思われる塔が見えていました。 -
バスルーム
タオル類は1人前でした。
グラスは2つあったので、タオルは宿泊客の人数にあわせて1組だけにしたようです。 -
バスタブがあったとは、さすが四つ星ホテル@
ただし、私はシングル値段で泊まった部屋はツインルームに泊まったようなので、これがもしシングルルームだったらシャワーブースだった可能性はあります。
わりとゆったりとしたバスタブでした。
せっかくなので3晩ともしっかり湯に浸かりました。その方がやっぱりリラックスできて、疲れがとれる〜。 -
おやっ、洗面台に……
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とても香りのよいボディローションのミニボトル
これはとても気に入りました。
ヨーロッパのホテルでアメニティにボディローションがあったなんて、初めてかもしれません。
翌日のベッドメーキングのときに補充してくれないかな、と期待して、使い終わっていないけどボトルごと隠してみましたが、残念ながら補充されませんでした。
ということは、標準のサービスではないのかな。 -
朝に撮り直したホテルのロビーの階段とシャンデリア
このロビーの豪華がこのホテルに目をつけた理由の1つですからねぇ。
パブリックスペースで、基本的に通り過ぎるだけのスペースなので、十分味わえたとはいえませんが。 -
2階のテラスがおしゃれ
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ロビーの階段を、階段の鏡に天井が映るようにな撮ったところ
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ロビーの階段のすぐ下にはくつろげるスペースもあり
テーブルの上には、サッカーワールドカップにちなんだ装飾。 -
着席したアングルから
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階段のすぐ下のグランドピアノの上にあったドイツ国旗色のブタのマスコット
これもワールドカップにちなんだものらしいです。 -
コーヒーを注文してくつろぎながら、スマフォでネットにアクセス
夕食のレストランで食後にコーヒーをいただけなかったので、ホテルで注文してみました。
それと、ホテルの宿泊客はホテル全域で無料WIFIに接続できたので、当然こういうスペースでも接続できます。
ネットアクセスは別に部屋でやってもよかったのですが、せっかくなのでこういうおしゃれな空間でくつろいでやってみたくて。
コーヒー2.60ユーロでした。
(2014年7月現在、1ユーロ=約140円で換算)
おしゃれな喫茶店くらいの値段でした。
味は絶品でした。ドイツではセルフレストランでもちゃんとしたレストランでも、コーヒーの美味しさはほとんど外れはありませんでした。
アイゼナハのホテル編は以上です。
フランクフルトのホテル編のハイライト旅行記へとつづく。
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