2014/05/31 - 2014/06/01
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akikoさん
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スペインの北東部、地中海に面したカタルーニャの州都バルセロナ。カタルーニャ人は独自の文化を愛し、"人と違うことが良い"という考えを持っているという。そのカタルーニャのレウスで生まれたアントニ・ガウディは、小さい頃から病弱で友達と遊ぶことが出来ず、一人道端の草花や小さな生き物たちと触れ合い、自然を眺め育ったという。
そんな環境で育ったガウディは、自然の中に最高の形があると信じ、構造は自然から学ばなければならないと考えるようになったらしい。そして「自然と建築の融合」を目指し、人とは違うユニークな建築物を次々生み出しました。
そのユニークな建物が見たくて、ごく一部ですがサグラダ・ファミリア聖堂・グエル公園、カサ ビセンス・カサ ミラ・カサ パトリョ・グエル邸を巡りました。
(建築関連のことは、ガイドブックとにらめっこで書いた部分が多くなり、いつもながら、いや、それ以上に、長い旅行記になってしまいました。)
- 旅行の満足度
- 5.0
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朝バルセロナに到着し、ホテルに荷物を預けた後、最初に向かったのは【サグラダファミリア聖堂】でした。
地下鉄Sagrada Familia駅から、まず水鏡のように聖堂の姿が映り込む池のほうに移動し、全体を眺めてみます。よくTV等で紹介されているのを見ていて、いつか訪ねてみたいと思っていた聖堂が目の前にあり、宝物を手に入れた時のような不思議な思いがしました。
サグラダファミリアは、「聖なる・家族」という意味で、日本語では「聖家族贖罪聖堂」となるそう。イエスとマリアに養父であるヨセフを加えた聖家族に捧げる、罪を購う貧しき者たちのための聖堂なのだそうです。 -
サグラダ・ファミリアは、18本の塔とその後陣の建物、主祭壇が置かれる聖堂本体によって構成される予定で、まだまだ建築続行中。
中央にイエス・キリストを象徴する「イエスの塔」が立ち、その少し後ろに「聖母マリアの塔」イエスの周りに四人の福音書家マタイ、ヨハネ、ルカ、マルコが立ち、この六人の塔を十二人の使徒が囲む予定なのだそう。
現在、生誕と受難の門の8本のみ完成しています。 -
まず、東側の【生誕のファサード】の外観をじっくり眺めます。
この面では、キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されています。そしてまた、3つのセクションによって構成されていて、左のセクションが父『ヨセフ』、中央が『イエス』、右のセクションが母『マリア』を象徴。左からヨセフの門には<希望の門>、イエスの門には<慈悲(愛徳)の門>、マリアの門には<信仰の門>と呼ばれているそうです。
中央<慈悲の門>の上に、永遠の命を象徴する糸杉に聖霊を表すハトを配した「生命の木」があります。 -
左側の<希望の門>には・・・
上から『聖母マリアとヨセフの婚約』(左上の写真)の彫刻やイエスが祖父母と一緒にいる彫刻があります。
下の方はローマ帝国の兵隊が立っています。「最近生まれた男の子の中に、将来イスラエルの王になる男の子がいる」と予言されたヘロデ王は2歳以下の男の幼児を全て殺すことを命令し、ローマ人兵隊が幼い子を持ち上げ剣で殺そうとしています。やめて!と親らしき人が兵隊にすがっている。『嬰児虐待』(左下)この話を聞いた聖母マリアとヨセフはロバに乗って、エジプトに逃げていきます『エジプトへの逃避』(右下)。 -
<慈悲の門>には・・・
『受胎告知』大天使ガブリエルがマリアに神の子の母に選ばれたことを伝える場面(上)と『聖母マリアの戴冠』(下)イエス・キリストが聖母マリアに戴冠する場面で、左でヨセフがその様子をじっと見つめています。 -
その下の扉口上には、一番目立つ『キリストの生誕』があります。馬小屋で生まれたばかりのキリストを抱き上げようとするマリアとヨセフが愛おしそうに見守っている場面があります。
その下には、イエスの祖先の名前、アブラハムに始まり、ヨゼフまで、新約聖書冒頭に記されたイスラエル王の家系が螺旋状に刻まれている柱が支柱となっています。 -
キリストの誕生を祝福する2組の人たちが左右にいます。左はイエスキリストの誕生のお告げを聞いて祝いの品をもって駆けつけた東方の三賢王。(上の写真)と
右には、最初に星を見てキリストに祈ったという羊飼いたちがいます。(下の写真) -
上方には、キリストの誕生を喜び、6人の天使たちが楽器を奏で、9人の子どもたちが歌を歌っている像もあります。これら楽天使たちは日本人彫刻家、外尾悦郎さんによって完成されました。
外尾さんの書かれた本によると、ハープを奏でる天使像を彫る際の苦労を次のように書かれています。
「私にできることは、ただ一生懸命彫るだけでした。20tの原石が届き、石工によって面取りがされ、楔を打ち込んだのが83年5月です。それから6ヶ月夢中で彫り続けました。周囲の音が聞こえなくなり、景色も目に入らなくなり、ただ石と向き合い、石と自分の世界に入っていく。(中略)そして石の中からポンと出てきたように感じられたのが、その年の秋のことです。
一つの天使像を作るのにこれほど大変な思いをして、半年。この楽器を奏でる天使たち、歌を歌う子供たちを完成するだけでも、どれだけの月日が費やされたのか・・・そういうことを考えると、ぱっと見るだけでは申し訳なく感じてしまいます。 -
右のセクション<信仰の門>には・・・
母マリア、イエスの洗礼、イエスが父ヨセフの大工仕事を手伝う様子などが彫られています。 -
中央の門を構成する柱の土台には"変わらないもの"の象徴として「亀」が彫刻されています。この亀は実用的な働きもしていて、生誕のファサードに降った雨水が柱に集められ、その中を通過して、亀の口から吐き出されるという仕組みになっているそうです。
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門の両脇には"変化するもの"の象徴として「カメレオン」が配置されています。
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次にわくわくしながら、聖堂の中に入りました。
想像していましたが、まず天を衝くような天井の高さに圧倒され・・・
天井に届く柱が聖堂内に林立し、ガウディが“森の中の礼拝をイメージして設計した”と語ったそうですが、まさに木々が立ったまま石化している森の中にいるような気がします。 -
ステンドグラスから光が差し込み、内部を優しい色の光で包みます。
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"木漏れ日の中の森の礼拝堂" という言葉がぴったりあてはまる雰囲気。
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支柱を良く見ると、木が枝別れをして伸びていくように見え、シュロというヤシ科の木の葉をモチーフにした天井が広がります。シュロは"殉教"のシンボルらしくガウディはよく使っているようです。
これらの樹木をイメージした柱が多くあるため、建物を仕切る壁が不要になり、このような広々とした空間が生み出されたのだそうです。 -
高い天井のライトが、天から光が降り注ぐように見える・・・
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少し内側に傾いた柱列の間に中央身廊があり、その先に主祭壇があります。
樹木の枝分かれした部分にあるような瘤(こぶ)が、柱の節目部分に見られます。こぶの部分にライオンなどの装飾画が描かれたガラスや明かりがはめ込まれています。
視線を下ににおろすと・・・ -
キリストの磔刑像がパラソルのような覆いとともに吊り下げられています。
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このようなパラソルの下で、膝を曲げ十字架に張りつけられたキリストの姿は、見たことがありません。
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背後にあるパイプオルガンのパイプらしきものの形状もユニークです。(距離をおいて見ると、涙形に見える気が・・・)
ガウディの斬新さをいろんなところで感じます。 -
このアーチのような構造、ロープの両端を持って垂らしたときにできる曲線を"カテナリーアーチ"というそうで、ガウディは力学的に一番安定していることを発見して、あらゆる建築で使用したようです。
ここのカテナリーアーチの中段では、聖母マリアが教会内を見守っています。 -
ガウディは、教会内部を高い精神性を備えた壮大な森とイメージし、訪れる信者が神の超越性に近づけるよう、祈りと瞑想にふさわしい雰囲気の空間を作り上げることを目指したのだそうです。
内部(外観も)の様子が自由に見ることができるバーチャルヴィジットはオフィシャルホームページの
<http://www.sagradafamilia.cat/sf-eng/docs_instit/vvirtual.php?vv=1>
で見ることができます。 -
聖堂の地下には、模型や設計図が展示されている博物館やガウディの墓もあるらしいのですが、今回はパスし、生誕のファサードの鐘楼に登る事前予約の時間がくるまで、【受難のファサード】を見学することに・・・
【受難のファサード】は、イエスの受難と死そして復活がテーマで上、中、下の3層で表されています。 -
受難のファサードへ出る扉口の床に絵が描かれています。
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この扉は『福音の扉』と呼ばれ、イエスの生涯の最後の二日間について新約聖書から8000字抜粋され、ブロンズ製の文字で表されているのだそうです。
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キリストを表す"JESUS"という文字が浮き出ています。
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これは扉口の上にあるキリストの磔刑など受難のメインの場面が表されている部分です。
「十字架の道」とも呼ばれるキリスト受難の各場面は、ファサード左下の『最後の晩餐』から始まり、右上の『最後の聖墓』にいたるまで「S」の字をなぞるような時系列で並べられているそうです。 -
受難のファサードは部分的に修復中で、『最後の晩餐』など見ることができませんせした。
これは『イエスの裁判』で、総督ピラトがイエスをユダヤ人に引き渡す場面。その横に、上部に鷲がとまった「ローマ帝国皇帝ティベリウス」と書かれた柱があります。 -
『鞭で打たれるイエス』
柱に縛り付けられ、ローマの兵士に鞭で打たれるシーンです。
正直、この彫像を見た時、イエスとは知らず、柱に抱きつき泣いているこの人は誰?って思いました^^;)これだけでなく、どの彫像もシンプル過ぎて難解だと感じました。
これらの彫像は、J・M・スビラクスという彫刻家が担当し、角々とした直線を使ったフォルムで、装飾性をできるだけ排して深い悲しみを表現したのだそうです。
ガウディが残したスケッチやデッサンなどを手掛かりに作成したらしいのですが、深い悲しみが表現できているかと言えば??な気がします。 -
これは『ペテロの否認』です。 最も熱心なキリストの弟子であったペテロでさえ、キリストを裏切ってしまうシーンだそうです。
この事は、最後の晩餐の後、キリストから次のように予言されていた。
ペテロはキリストに尋ねた。「主よ、どこへ行かれるのですか。」ペテロはキリストのためなら命を捨てると言いますが、キリストは「わたしのために命を捨てると言うのか。はっきり言っておく。鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしのことを知らないと言うだろう。」
結局、キリストは逮捕されてしまいます。その後、ペテロは大祭司の家の庭に連れてこられた時、「お前もあの男の弟子の一人ではないのか」と聞かれると、ペテロは打ち消して「違う」と言います。「園であの男と一緒にいるのを、私に見られたではないか。」ペテロは再び打ち消します。三度打ち消すとすぐ鶏が鳴きました。ペテロはキリストの予言を思い出し、それを自分が強く否定した事も思い出し、後悔して泣き崩れました・・・
主イエスが処刑され、その後復活した主イエスが、ペテロが裏切ったにもかかわらず、彼の弱さ、愚かさ、醜さを赦し、彼を再び使徒として用い、立ち直らせたという。そしてペテロはイエスの福音を伝える者になったということです。 -
十字架を担ぐシモン。偶然居合わせたため、力尽きたイエスの代わりにゴルゴダの丘まで十字架を担がされたという。
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聖ベロニカがベールを見せているところ。
彼女は、十字架を背負いゴルゴタの丘へと歩くキリストを憐れみ、額の汗を拭くよう身につけていたベールを差し出した。キリストは彼女の申し出を受けて汗を拭き、ベールを彼女へ返したところ、ベールにはキリストの顔が浮かび上がっていたという場面。
キリストの頭に茨が刺さっているのが描かれています。 -
『キリストの磔刑』 磔にされたキリストと悲しむマリア。足もとに頭蓋骨があり、イエスの死を象徴しているらしい。
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上は、『イエスの埋葬』
イエスの亡骸を埋葬するヨセフとニコデモの様子。墓の入口に跪く聖母マリアの姿が・・・
下は、十字架を担ぎ上げようとするシモン。倒れたキリストの近くで悲しみに暮れるのは、3人のマリア;聖母、クレオファスのマリア、マグダラのマリアだそうです。 -
『キリストの昇天』
この像は一つだけ離れて、塔の間をつなぐ橋に据えられています。 -
ネット事前予約で、10:30〜10:45に生誕の塔に上がることになっていました。
時間になり、エレベーターに乗りこみます。
事前予約サイト:<http://visit.sagradafamilia.cat/?lang=en> -
生誕のファサードの内側2本の塔の間に糸杉を模った生命の木があるのですが、そのあたりに橋があり、そこまで上がってきました。
エレベーターをおり、塔の開口部から外が見えました。覗いてみると、全景を見るために池のうしろまで行きましたが、その池が眼下に見え、その後方にはバルセロナの街が・・・ -
右にある塔のようなものが「生命の木」です。
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橋で繋がった2本の塔を行き来でき、景色が見渡せるバルコニーもあります。
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ガウディはこの聖堂がバルセロナで一番高い建物にしたかったそうですが、確かに塔にのぼってくると、かなり高いところまで来たと実感できます。
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遥か遠くまでバルセロナの街並みが続いています・・・
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橋やバルコニーで景色を楽しんだあと、巻貝をイメージした塔内の螺旋階段をくだって降りていきます。
この巻貝のように自然の造形物が多く取り入れられています。ガウディはデザインを新たに考え出すのではなく、既に自然という素晴らしい教科書があり、そこに様々なデザインが納められていると考えていたのだそうです。 -
塔の内部はこのようになっています。
がらんどうのように見えますが、本来は鐘楼として造られているそう。生誕の門は84本の鐘が吊るされ巨大なピアノになり・・・
受難の門はパイプオルガンになり・・・
栄光の門は打楽器系の楽器になる予定なのだそうです♪
生誕の門の鐘は弾いて鳴らし、受難の門の音源は空気を送り込んで鳴らす。高さ100mを越す巨大な楽器による演奏を聖堂本体が石の共鳴箱となって響かせることになるという。この素晴らしい音楽が聖堂や地下の礼拝堂で祈りを捧げる信者たちを包むだけでなく、バルセロナの街に降り注ぐことになる予定なのだそうです。
何て素晴らしい構想なんでしょう!! -
途中、開口部から外の景色が見え、立ち止まって写真に収めます。
下から小さく見えた飾りが、ここからだと大きくはっきりと見えます。フルーツ(ぶどう)、パン(バゲット)はベネチアングラスが使われていると聞きました。イエスキリストが最後の晩餐で「このパンを私の肉と思え」「このワインを私の血と思え」と「永遠に思い起こせ」言った「聖体聖杯」の象徴としてこれらの飾りが置かれているのだそう。バゲットの横の赤い花は砂漠で咲くアマポーラだそうです。 -
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大窓の上の塔にある、これらの可愛らしい実のようなものは・・・
ビワ・サクランボ・スモモ・カキ・クリ・イチジクが一つずつ形と大きさを変えてつくり、右を向けたり左に向けたりしながら崩れないように積み上げていった結果このようなフルーツができあがったそうです。 -
明るい日差しを受け輝くカラフルなフルーツ。
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下まで降りてきました。
ポーチの上の像はカタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ像だそう。
2時間ほどの見学を終え、これでサグラダファミリア聖堂をあとにしました。 -
【グエル公園】にやって来ました。
ガウディのパトロン、グエル氏の依頼で、この場所に、人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとした。でも二人の進みすぎた発想と自然の中で暮らす価値観は理解されず、60軒が計画されていたが、売れたのは2軒で、買い手はガウディ本人とグエル伯爵だけであったという。
グエル伯爵の没後に工事は中断し、市の公園として寄付されたそうです。
以前は、無料ではいれたそうですが、今は有料(7EUR)で日時指定の事前予約をして入場しました。
<チケットサイト:http://www.parkguell.cat/en/buy-tickets/> -
グエル公園の正面が見渡せる場所にやって来ました。
とても有名でグエル公園の紹介でよく見る場所です。 -
噴水と植栽がある台形のスペースを囲むように白い階段が両サイドから合流し、さらに上へと続いています。
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階段の両側には、上部がぎざぎざになった擁壁があり、市松模様のようなデザインが印象的です。
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拡大して見ると、一つ一つ正方形のデザインが色だけではなく違っていることがわかります。それも細かく割られたタイルのようなものがモザイクのように組み合わさって出来上がっています。粉砕タイルを組み合わせる"トレンカディス"という技法なのだそうです。
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こちらは入口を入って左側にある、管理人の家らしいのですが、今はショップになっています。まるでヘンデルとグレーテルの物語にでてきそうな可愛らしい建物です。
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こちらは右側にある、もともと守衛小屋だった建物で、今はインフォメーションになっています。これも子供が大喜びしそうなお菓子の家に似た建物です。
窓枠のまわりには、色とりどりのマーブルチョコのようなものが囲んでいたり、メルヘンの世界を見ているような気がする建物です。 -
また階段のほうに戻り、上へと上がっていきます。
中央にみえる円形のものは、医学の象徴であるヘビの頭部とカタルーニャの紋章が表されています。
その先には・・・ -
ありました!愛嬌のあるトカゲのようなドラゴン。
ここでもカラフルな粉砕タイルが貼り付けられていて、大人気者です。実用的な面で言うと、市場の下にある貯水槽に蓄えられた水を口から吐き出す排水口の役割があるそうで、その水がまた下に流れて行くようになっています。 -
人気者で、次から次へ写真を撮る人たちが順番を待っています。
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階段をあがったところで、入口方面をみたところです。
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お菓子の家たちもこのように見えます♪
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階段を上りきると、ギリシャ神話にでてきそうな86本の長い柱で支えられた多柱造りのホールがあります。この場所は、プランではグエル公園の集合住宅に住む人たちの市場にする予定で作られたホールだったそうです。
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このホールの列柱はただの柱ではなく、ガウディならではの実用性を兼ねた仕組みがあるのだそうです。柱の中は水が通るになっていて、広場の砂と土の層を通過してろ過された水が、柱を通って地下の貯水槽にためられるようになっていたのだとか。
柱にそのような仕掛けがあることは全くわかりませんし、そのような機能を持たせたガウディは本当にアイデアマンなんですね。 -
ぐるりとまわって上にのぼっていきます。
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途中、高架橋を支える荒々しい石でできている柱が立っていました。
この石は地元産の石と公園整備のために掘削された石がリサイクルで使われているそうです。地面からもらったものをリサイクルし自然に戻すガウディの考えかたが、こういうところでも見られるそうです。 -
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ホールの上の広場が見えてきました。
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この広場は、公園の住人たちのための広場で、様々なアクティビティが行えるよう巨大な集会場兼レクリエーション広場として設計されたそう。
海側の外縁は波打つベンチが取り囲んでいます。 -
大きく波打つ形もあって、見ているだけでも楽しい場所です。
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美しく見えるベンチですが、表面に貼り付けられたタイルは、工場で割れたり、ヒビが入ったりした不良品をただ同然で手に入れたものだそうです。四角いままではうまく貼れない曲面にも使え、細かく割られたタイルは、強い光を拡散し、輝いて見える効果も出たそうで、ガウディはいろんなところでこの技法を使っているのだそうです。そう言えば、階段の擁壁の市松模様のところでも見ました。
ガウディは、またベンチの座り心地にも気を配り、作業人の人を実際座らせて、背中があたる部分の角度を調整したそうです。 -
この広場からバルセロナの街が見渡すことができます。住人たちには、美しい景色が楽しめる展望台になっていたはずでした・・・
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良い眺めです〜
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管理人の家の屋根に立つ塔の先には、4本腕の十字架が立っているのが見えます。
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グエル公園から、かなり歩いて【カサ・ビセンス】にやって来ました。適当な交通手段がなく、皆さん歩いて街中に戻っていくのを見て、つられて歩きましたが大変でした。途中場所がわからなくなり、スマホのGoogle Mapに助けられ、どうにか辿りつきました。(Google Mapは、日本で使うのと全く同じで、自分のいる場所が表示され、行き先をカサ・ビセンスと入力すると道案内してくれる一人旅には強力な助っ人です)
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ガウディが31歳で初めて手掛けた建築物は、このカサ・ビセンスだったそう。タイル工場の社長であったマヌエル・ビセンスが家族の別荘として依頼。
ガウディは、数多くの素材を用いてダイナミックな色彩と形態を表現しました。タイルと煉瓦のコンビネーションが素晴らしい建物で、帯状の部分に緑と白のタイルを貼ることで活気を与えました。 -
また外壁の荒積みの岩を活かし、この周りにこの地方のマリーゴールドをデザインしたタイルを貼り建築素材の対比を際立たせています。
マリーゴールドの他に、明るいイメージのひまわりのタイルも使われました。 -
下からバルコニー部分を見上げたところですが、3つの曲線が合わさったような形で、緑と白のタイルで市松模様のデザインで貼られています。
ほかにも建物が堅いイメージになるのを避けるため角には突起したレンガを施しています。 -
塀の上には、シュロの葉とマリーゴールドをモチーフにした鉄柵が施されています。これがなかなか素敵で印象的です!
この派手派手しい建築に多くの費用がかかってしまい、依頼主のタイル会社は一時倒産の危機に瀕します。多くの建築続行反対意見が出たけれど、なんとか完成までこぎつけました。
結局、この建物が広告効果を生み、タイル会社は再び持ち直し、ビセンスは財を成したそうです。 -
ガウディは、生涯独身を通したそうですが、恋は何度かしたようです。このカサ・ビセンス邸を設計する時もある人に思いを寄せていたそうです。
相手は、ペペータ・モレウ。離婚経験あったが自由に暮らしていた彼女は、バイトで労働会館の装飾の仕事をしていて、ガウディと出会ったそう。メインサロンの天井には、さくらんぼの彫刻、鳥類図鑑のような壁面、サン・ルームには、ざくろやシュロの植物装飾など、過剰なまでの装飾を施し、思い切り情熱的な家に仕上げたそうです。
家の軒下にあるメッセージが残されているそうで・・・ -
これです!"Lo foch del Amor"「愛の炎よ!」という意味だそうです。激しく恋こがれる胸の内をこんなところに暗号のように残したのだそうです。
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地下鉄に乗り、次にグラシア通りにある【カサ・ミラ】にやってきました。
(カサ・ミラは、外壁を修復中でシートで覆いがかけられていました)
カサ・ミラは、ガウディが54歳の時、最後に手がけた私邸で、実業家のペレ・ミラの住居といくつかの家族が暮らす集合住宅として建設されました。
カサ・ミラは直線部分をまったくもたない建造物になっていて、外観の波打つ曲線は地中海(聖地モンセラットの奇岩という説も)をイメージして作られたそう。独特の形状から"ラ・ペドレラ(石切り場)"という愛称で親しまれているそうです。 -
ここも大変人気があるので、日時指定の事前予約(16,5 EUR)をして入場しました。
<ウェブサイト:http://www.lapedrera.com/ca/home>
これは、プロベンサ通りのエントランスホールです。中庭と階段の天井に描かれた淡い色彩のギリシャ神話のフレスコ画がとても美しく感じました。
広大な敷地を利用して大きな中庭が2つ設けられました。上までずっと吹き抜けになっていて、各階の換気と採光がうまくはかられました。当時珍しかったエレベーターも2基設置されたそうです。 -
吹き抜け部分です。隅々まで光があたるように200個の開口部が設けられ、開口部の大きさは下に行くほど大きくなり、自然光が最大限に取り入れられる仕組みになっているそうです。
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見学順路は、住人がいるマンションなので、屋上、最上階、最上階の1つ下の階、そして2階が見学できます。
まず屋上に上がり、屋上と吹き抜け部分を見たところです。 -
これは2つある吹き抜けの楕円形のほうのものです。
こうして屋上からの建物の姿を見ると、よくこんな曲線だらけの建物を作ったものだと感心します。 -
こちらは、円形の吹き抜け部分です。
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6階建ての屋上から、バルセロナの街が見渡せます。そして屋上には、こうような奇抜な煙突があります。この形状は、スターウォーズの監督ジョージ・ルーカスに影響を与えたそうです。言われてみれば、スターウォーズのキャラクターに似ているかも・・・
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最上階の一つ下の階には、19世紀後半〜20世紀初めのブルジョワ階級の生活空間を再現した部屋が再現されています。
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玄関・リビング・食堂・寝室・書斎・キッチン・バスルームなどからなり、家具は当時のものが展示されているそうです。
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【カサ・バトリョ】に来ました。ここも事前予約で日時は予約しなくて良いのですが、5EUR追加でFast Passを購入したおかげで、長い列に並ばなくて済みました。
ウェブサイト:http://www.casabatllo.es/en/news/casa-batllo-deciphers-hidden-symbolism-gaudi-discovers-original-furniture/
この邸宅には、屋根の一部が丸く盛り上がり、まるでドラゴンの背中のように見えることから、カタルーニャの守護聖人であるサン・ジョルディの竜退治の伝説がテーマになっているという説があるそうです。
もう1つは、海がテーマになっていて、海底や海底洞くつが建築化されたという説。いずれにしても、ひと際目立つユニークな外観の建物です。 -
隣の家がとっても豪華な見た目だったため、家主のバトリョは、それ以上に目立つファサードに作り変えて欲しいとガウディに依頼したという。
廃棄物のガラスや陶器の破片をうまくリサイクル住宅が出来上がったのだそうです。 -
ここから入っていくのですが、ユニークな形の木とガラスでできた入口を入りエントランスホールへ。奥にあるドラゴンの背骨を連想させる階段をあがっていきます。
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階段をあがってきました。ここにも面白い扉があります。
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グラシア通りに面したサロン。丸いシャボン玉のような色ガラスがはめ込まれた、波打つようなラインの窓ガラス。
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この扉を開け閉めすることで、用途によりサロンの大きさが調節できるようになっています。
手前のスペースの天井には大変美しいシャンデリアが・・・ -
カサ・バトリョの主階。何もかも曲線で構成されていて、その曲線がうねりを描きながら天井に至り、天井が渦巻いて、ユニークな形のランプがついています。
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美しい青のタイルで覆われた吹き抜け。光を取り入れる窓の面積も大きくとってあります。
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建物の中心には、光と換気を十分に取り入れるため、吹き抜けになっています。
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壁面に市松模様のようなタイルが貼られています。その色が、上層階から地上階に近づくにつれ濃紺から白へと変化している。ガウディ・ブルーと呼ばれている美しい色調だそうです。これは、各階に届く光の量に色を対応させているのだそう。強い光が当たりやすい上層階には光を吸収しやすい色のタイルを貼り、光が届きにくい下層階には反射率の高いタイルを貼る。そのバランスを少しずつ変えていくことで住人が均等に光を受けることができるようになっている、素晴らしいアイデアです。
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屋上から見た吹き抜け部分。
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屋上には、様々な面白い形の煙突や換気塔が並んでいます。
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瓦をうろこに見立てたドラゴンの背中のような屋根が面白い!
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最後に訪れたのが、【グエル邸】です。
グエルは、パリ万博のスペイン館のためにデザインされたガラスのショーケースを見て、ガウディを気に入り、その後、建築依頼をするようになりました。
夏の別邸のあと、旧市街に建てる自宅もガウディに依頼しました。ガウディは10人いる子どものいる大家族のために機能性を備えた風格がありグエルの全盛期にふさわしい邸宅を設計しました。
地下は馬小屋、1階は馬車庫、中2階はグエルの執務室、2階は中央サロンのあるパブリックスペース、3階は寝室、4階は使用人の部屋と厨房にあてられました。 -
玄関ホールを通って馬車置き場まで通じる2つの鉄製扉をもつ正面玄関の上部。
上部に施主エウセビ・グエルのイニシャル、"E"と"G"があしらわれています。また、中央に鉄製装飾がありますが、上に不死鳥(カタルーニャの経済・文化の再生の象徴)がのっています。 -
玄関ホールから外を見たところです。鉄格子の中から外は見えるけれど、外から中は見えないようになっていて、プライバシーが保たれています。
馬が通る時は、大きな扉が内側に開き、人間が通行するには、小さな扉をから出入りしたとのことです。 -
(上の写真)地上階の後ろ側のスペースにある馬車置き場です。ここから地下の馬小屋(厩舎)へ向かうスロープが続いています。
(下)厩舎スペース。馬をつなぐための金具が壁に取り付けられています。 -
中2階への主階段。大理石の円柱が両サイドに並び、奥にステンドグラスが見えています。
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中2階のガウディの執務室への装飾ドアと階段上り口の赤と黄色のステンドグラスはカタルーニャの州旗を模っているらしい。
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2階の中央サロンへ続く階段。天井の造りが素晴らしい!
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階段の上り口の窓とステンドグラス。
ステンドグラスは、スイレンの花をモチーフにした模様だそう。 -
2階のメインフロアーに来ました。このメインフロアーは建物のどの部分より上品さと威厳を備えた造りになっています。グエル氏は1908年に国王アルフォンソ13世から国家に貢献があったということで伯爵号を授与され、それに相応しい邸宅にすべく、外観だけでなく内部の居室も威厳に満ちた豪華さを備える必要があったらしいのです。
左は、中央大サロンへの扉で、奥は応接サロンへと続いています。 -
応接サロンです。グエル家の人々が訪問客と会い、歓談する場所だったそうです。さらに奥には女性のための化粧室になっていたそうです。
どの部屋の天井も大変素晴らしいのですが、特にこの部屋の天井は、"贅を尽くした美術品"という言葉がぴったりの超豪華な造りになっています!
なんと、グエル氏の希望で上の部屋から気付かれずにこの部屋が覗くことができる造りにもなっているのだそうです。訪問客はまさか覗かれているとは思わなかったでしょうね。 -
これは、プライベートエリアの食堂です。
一番南側の朝と昼の太陽光が入る部屋があてられたそうです。 -
この吹き抜けのある豪華な部屋が2階メインフロアーの中心にある大サロンです。
天井までの高さが16mもあり、天井ドームは屋上まで達し、屋上の尖塔から自然光が入ってくる仕掛けになっているそう。
上の張出したスペースは、オーケストラの楽団が配される場所だったそうで、大サロンはコンサートホールになったのだそう。そのために音響効果を高めた造りにもなっているとのことです。 -
これは、大サロンの上部に置かれたパイプオルガンです。個人の家にパイプオルガンがあるなんて・・・
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中央サロンのクーポラには、85個の孔があけられ、星のように自然光が降る仕掛けになっているそう。
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大サロンにある礼拝堂。キリストの弟子、十二使徒のプレートが入った煌びやかな扉が目に入ります。この豪華な造りは、象嵌細工という工芸品の装飾技法のひとつで、金属や陶器、木材などの表面に模様をかたどり、そのくぼみに金や銀、貝などの材料をはめ込んで作りあげる大変手の込んだ細工なのだそうです。
このキャビネットの扉を開くと、サロンを宗教儀式をするスペースに変えることができたそうです。
当時、小さな祭壇とマリア像が据えられていたそうで、儀式の時はパイプオルガンも鳴らされ、さながら小さな教会のようだったみたいです。 -
中央サロンから上のプライベートスペースに上がる階段。
階段の中ほどの目立つ部分の前に、主人であるエウセビ・グエルの胸像が置かれています。 -
上階の張出し部分(オーケストラ楽団などが利用するスペース)から中央大サロンを見下ろしたところ。奥に立派なキャビネット式礼拝堂が見えています。
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この部屋は、家族の集まりや団欒をする居間でした。この部屋から各寝室につながっていた通り廊下のような役割もしていたそう。
奥の窓から大サロンを見下ろし、コンサートなどもここから楽しむことが出来たそうです。また、この窓を通して上からの自然光も取り入れることができました。 -
屋上に上がって来ました。この尖塔が2階の中央大サロンのドームの上に設置されていた塔です。ここから自然光が入っていたのですね。
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ふつう屋上は洗濯物を干したり、煙の排出口、貯水槽の置き場などの用途で使われたそうですが、ガウディはこの部分を一番楽しいスペースにしようとしたそうです。
グエル家の人たち、訪問客が荘厳なサロンとは別にゆっくりリラックスできるような楽しめる場所に・・・ -
たくさん並んでいるのは、換気口と排煙口を兼ねた煙突です。いろんな形のものがあり、化粧タイル、陶器やレンガなどの素材を組み合わせて楽しい煙突ができあがっています。
これらの煙突は、ここグエル邸だけでなくカサ・バトリョやカサ・ミラでも見られたものです。ガウディは、屋上も手を抜かず、楽しい場所にしようと、工夫していたのですね。 -
夜になりました・・・
カサ・バトリョとサグラダファミリアのライトアップされた姿を見たくて訪れました。 -
夜は、そこだけにライトが当たり浮き上がって見えるので、昼間見る姿と違ってファンタジックに見えます。
この建物のイメージは何通りかあるらしいのですが、第1のイメージの「カタルーニャの守護聖人のサン・ジョルディの竜退治」がぴったりなのでは・・・と思えてきます。屋根の一部が丸く盛り上がっているところがドラゴンの背中のように見えます。(サン・ジョルディの竜退治の物語は、しばしばモチーフとして登場します) -
サン・ジョルディの物語は・・・
「昔、カタルーニャに一息で森や作物を焼き尽くす獰猛なドラゴンがいました。住民たちは、その怒りを鎮めるために毎日生け贄を捧げていて・・・ある日王様の娘がその順番になり・・・お姫様が餌食になる直前、白い馬に跨がった騎士が現れ、壮絶な戦いの中、ジョルディの槍がドラゴンの心臓を貫き見事お姫様を救い出すことができた」という話だそう。その槍が煙突部分をバルコニーは骸骨を象徴しているとか・・・ -
しばらくファンタジーの世界を楽しんだあと、サグラダファミリアに向かいます。
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また、全景が見える池の手前までやって来ました。
漆黒の闇に聖堂だけがライトを受け、サグラダファミリアが浮かび上がっています。 -
池には、水鏡のように聖堂の逆さまの姿が・・・
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外尾悦郎さんによると、ガウディは聖堂の夜の姿を「光の殿堂」にしようと考えていたそうです。
「イエスの塔(これから建設予定)の上に掲げられる十字架から天と四方に向けてサーチライトが放たれ・・・地上からだけでなく天から見た時も光がクロスして見える光の立体十字。
また十二使徒の塔の頂上からも2本ずつの光が放たれその一方がイエスの塔を輝かせ、もう一方がバルセロナの街を照らします。
地上に向けられる光は少しずつ角度を変えてあり聖堂の周囲を程よく明るくする。
イエスの教えを象徴する光が十二使徒を通して人々に語られ地上を隅々まで照らすというイメージ。色鮮やかなステンドグラスからあふれ出る光によって聖堂に宝石が散りばめられているように見える」 ということです。
想像するだけで、わくわくしてきます♪ 予定では、ガウディ没後100周年の2026年に完成予定だとか。
完成の折には、是非再訪し、塔から鐘の音が鳴り響き、夜は光で聖堂に宝石が散りばめられる姿を見たいと思います。あと12年?待ちきれません!
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この旅行記へのコメント (4)
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- fuzzさん 2015/02/16 11:14:28
- サグラダ・ファミリア
- akikoさん、こんにちは。
サグラダ・ファミリアの旅行記にお邪魔しています。
表紙の次、旅行記一枚目の御写真が凄い!!
水面に映るサグラダ・ファミリア、
空の青さ
雲、木々、・・・完璧ですねぇ。
あまりに素敵な御写真なので、写真の上でポチッとしてカメラは何を使って
いらっしゃるのかな?って探ろうとしましたが、カメラの機種は出てきませんね。
シークレットですか(´艸`*)
本当に素敵・・・
大きく引き伸ばして部屋に飾りたい位ですね。
今日は朝からサグラダ・ファミリアの旅行記づいていまして、先程も
他の方の旅行記を拝見したばかりです。
一度は行って、実物をじっくりと見てみたいです。
ラブコールが伝わって、私を呼んでくれないかな・・・(笑)
fuzz
- akikoさん からの返信 2015/02/16 17:51:05
- RE: サグラダ・ファミリア
- fuzzさん
バルセロナのサグラダファミリアの旅行記見ていただいてありがとう〜〜(o^^o)
> 表紙の次、旅行記一枚目の御写真が凄い!!
> 水面に映るサグラダ・ファミリア、
> 空の青さ
> 雲、木々、・・・完璧ですねぇ。
一枚目の写真、注目してもらえてうれしいです!サグラダファミリア聖堂だけでも素晴らしい被写体だと思うのですが、以前、池も一緒に写った映像を見たことがあり、訪れたらこのアングルの写真を撮りたいと思っていました。
実際、木々を入れたり入れなかったりしながら何枚も同じ場所から撮りました。旅行記にも書いてるんですが、この写真が撮れて感動したのを今でも覚えています。いつか、いつかと思っていた訪問が叶って、宝物を手に入れたような思いがしました。まだ肝心の聖堂内部に入っていないのに・・・
この写真はsonyのrx10を使っています。fuzzさんが行かれたら、きっと素敵な旅行記ができると思います。いつも情報満載でとっても楽しい旅行記クスクス笑いながら見せてもらっているんですよ( ^ω^ )
ふなっしーも登場するサグラダファミリアの旅行記を見たいかも?いや、ぜひ見てみたいです♪
> ラブコールが伝わって、私を呼んでくれないかな・・・(笑)
「fuzzさん、いらっしゃい〜〜」バルセロナが呼んでますよ。
fuzzさんの旦那さま、次回の海外はスペインでお願いします☆☆☆(笑)
akiko
-
- 旅するうさぎさん 2014/08/13 09:34:08
- 唖然
- akikoさん
ガウディ建築の旅行記、大変素晴らしく
じっくり拝見しました。
私はこれまでガウディーの建築には
まったく興味がなかったのですが、
akikoさんの説明とお写真で、
ガウディーの作品は、今さらながら
相当変わっていると思いました。
集合住宅を売り出したら
買ったのは、ガウディ本人と施主さんだけだった(!)
というのも分かる気がします。
私がもし当時、この街に生きていたら
こんなケッタイな家は、やはり買わないと思います(笑)
でも。
それでもなお、この建築家の独創性は突出していますね。
内から溢れ出るような、情熱を感じます。
どうしてこんなふうになっちゃったんだろう
と思うような建築ばかり。
屋上にある宇宙人のような煙突、
亀やカメレオンが口から水を吐いたり、
骸骨が並んでいるような外観を持つ建物、
まさに奇才ですね。
サグラダファミリアの内部はシュロの森なのですか。
その白い森にステンドグラスの光が当たって
七色に染まる様子は美しいと思いました。
また、日本人彫刻家の方が1つの天使像を
彫るのに半年もかかったというエピソード、
気の遠くなるような歳月をかけて
ガウディという奇才の世界観を
作り上げようとしている
現代の人々の情熱に圧倒されました。
ガウディの気迫が乗り移ってしまったかのようです。
最終的に聖堂が出来上がって、音楽が鳴り響いたら
とてつもない音になると思いましたし
(聴いていられるのか?)
光の構想も見たことのないものになるんですね。
ただただ唖然とするばかりです。
旅するうさぎ
- akikoさん からの返信 2014/08/13 22:50:12
- RE: 唖然
- 旅するうさぎさん、うれしいコメントありがとう〜(^_^)
> 私はこれまでガウディーの建築には
> まったく興味がなかったのですが、
> akikoさんの説明とお写真で、
> ガウディーの作品は、今さらながら
> 相当変わっていると思いました。
そうですよね、変わってますよね!実は、私もガウディについては今回の旅行するまでよく知りませんでした。でもサグラダファミリアには行きたいと思っていたので、ガウディについての本を少しだけ読んでみたら、ただ単に奇抜なものを作ったわけではなく、一つ一つ意味があり、見かけだけでなく機能性もよく考えられていることがわかりました。
> 集合住宅を売り出したら
> 買ったのは、ガウディ本人と施主さんだけだった(!)
> というのも分かる気がします。
> 私がもし当時、この街に生きていたら
> こんなケッタイな家は、やはり買わないと思います(笑)
ん〜きっと高かったでしょうし、私も買わないですね(笑)気の毒な気もしますが・・・
> でも。
> それでもなお、この建築家の独創性は突出していますね。
> 内から溢れ出るような、情熱を感じます。
> どうしてこんなふうになっちゃったんだろう
> と思うような建築ばかり。
ガウディは、「芸術とは何ですか?」と聞かれたとき、「芸術とは、人を幸せにするものだよ」と答えたそう。自然から構造力学を研究し、自然界を真似て、人が見て楽しくなるような独創的なものを追求したのでしょうね。「内から溢れ出るような情熱」、まさにそのような情熱で・・・
「芸術は爆発だ〜」日本で言うと、岡本太郎さんの言葉が頭に浮かびました。
> 屋上にある宇宙人のような煙突、
> 亀やカメレオンが口から水を吐いたり、
> 骸骨が並んでいるような外観を持つ建物、
> まさに奇才ですね。
全部、これらは実用的な機能を持っているのだからすごいですよね!
> サグラダファミリアの内部はシュロの森なのですか。
> その白い森にステンドグラスの光が当たって
> 七色に染まる様子は美しいと思いました。
ステンドグラスから差し込む優しい色の光は本当に素敵でした!今まで美しいステンドグラスは見たことがありますが、サグラダファミリアは、堂内に差し込む色の光に重点が置かれているようでした。
> また、日本人彫刻家の方が1つの天使像を
> 彫るのに半年もかかったというエピソード、
> 気の遠くなるような歳月をかけて
> ガウディという奇才の世界観を
> 作り上げようとしている
> 現代の人々の情熱に圧倒されました。
> ガウディの気迫が乗り移ってしまったかのようです。
そう思います。外尾さんはもう30年以上もサグラダファミリアの彫刻に携わっているそうですが、ガウディ構想の神に捧げる人間の作り得る最高の建築に参加できて感謝しかないと思われているようです。
> 最終的に聖堂が出来上がって、音楽が鳴り響いたら
> とてつもない音になると思いましたし
> (聴いていられるのか?)
> 光の構想も見たことのないものになるんですね。
そうみたいです。建築や彫刻などの造形だけでなく、光や音も組み合わせた素晴らしい教会になる予定だそうです。鳴り響いたら聴いてられるかどうか分かりませんが、想像するだけでワクワクしてきます。 2026年に完成するか?かなり厳しそうですが、生きている間にできるだけ早くこの目で完成したサグラダファミリアを見たいと思っています。
いつも素敵なコメントをありがとうございます(^_<)-☆
akiko
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旅行記グループ ガウディ建築を訪ねる旅
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