酒都・広島、西条へ

2014/07/12 - 2014/07/13

日本に帰国後急遽、家内と二人で広島の酒都、西条に行くことになりました。
飛行機で往復、週末1泊のみで帰路羽田で乗り換えて金沢へ行くという離れ業のスケジュールは、家内がPCとにらめっこをして組んでくれた賜物！
有名な賀茂鶴の酒蔵見学が楽しみです。
写真は酒蔵通りにあった本陣跡。

エリア 東広島(広島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

広島空港からタクシーで約40分ほどで東広島市、西条に到着。
この景色の向こう側には呉があるはず。
思ったよりも内陸に位置するのですね。

既に昼を過ぎているので、先ずは広島風お好み焼で昼食。
此方では「広島風」などと言っては怒られるそうで、単に「お好み焼」と頼みます。

さて、せっかくなので灘、伏見と並ぶ酒都と言われる西条の酒蔵通り観光に出かけましたが、こじんまりした町なので全てが徒歩で回れる範囲でした。
この日も日差しが強くてかなり暑く、酒蔵通りの入口付近に来たところで自販機があったので何か飲み物でも買おうか・・と思ってよく見たら・・・何と「あごだし」の自販機でした。

ペットボトル入りの「あごだし」でした。
だしの自販機なんて初めて見ました。

酒蔵通りに入ると先ず、白牡丹の酒蔵の煙突が見えてきました。

これは酒蔵通り内の道路のマンホールのデザイン。
最近、日本各地の観光地ではこのようなマンホールが流行っていると云う事はインターネットなどでも知っていましたが、思ったよりもカラフルなのですね。

酒蔵横丁。多分夜に来れば色々と楽しいのでしょうが・・今回はお預けです。

賀茂鶴酒造の福神井戸。確かに水の味がまろやかで、中々の名水の様です。
このまったりとした水から当地のコクの強い酒が出来るのだと判りました。北陸や東北の酒処の水はもう少し切れが良いというか、シャープな感じで、出来上がる酒も淡麗な味わいです。やはり酒は水によるという事でしょうか？

酒蔵通りの中にあった本陣跡。

丁度、夏の祇園祭りだったらしくて神輿が通りかかりました。

女性の神輿も・・・中には広島大学の留学生らしき外国人の女性も３-４人法被を着て混じっていました。
東広島市は広島大学がある学園都市でもあります。

亀齢の酒蔵。カタカナで「キレイ」と書かれていると一瞬「綺麗」かと思います。

賀茂鶴酒造は見学コースがあります。

中に入っていくと正面に酒蔵が有りますがその中には入れません。左側に見学コースがありました。

蔵の前ではいチーズ！

ビデオで酒の出来るまでが映写されていましたが、我々が見学している間にも何人もの外国人見学者が訪れていましたので、出来れば英語版、または英語の字幕ぐらいはあった方がよいのではないでしょうか？

これこれ！待ってました！試飲コーナー。
でも夜の食事の予定があるので少しだけ。

吟醸、大吟醸、原酒など種類も多く、ここでしか買えない限定版のお酒もあります。ここで直接宅配便で送る事もできるようです。

賀茂鶴の煙突は西条の街中で何か所か見る事が出来ます。街中に幾つもの醸造所があるのですね。

夜は長女のフィアンセのご両親と会食です。
河豚やさんにご招待頂きました。
前菜の河豚の白子とウニ

これは白子をオリーブオイルでマリネしたもの。思いのほか美味しかった。
普通は今の時期は河豚には季節外れと思われていますが、今の時代は時期毎にどんどん産地が移動していて、この日は鹿児島産のフグとの事。

フグ刺し。これが一人分。すこーしだけ厚めに切ってくれていました。
私は身よりもむしろ皮の湯引きに目が無くて・・・。

何と鯛そうめんが出てきました。

揚げ物も美味しいですよね。

河豚鍋の頃にはお酒も十分入ってお腹がいっぱいになりました。
お酒は賀茂鶴大吟醸、亀齢の大吟醸など色々。

この後河豚雑炊が出ましたが満杯でした。

お店の軒先につるされた河豚提灯。これが普通のサイズの倍くらいあってとても大きいものでした。

翌朝朝食を摂った旅館「藤の屋」さんの食堂。
このお宿、表はとてもモダンなつくりですが中は完全な和風旅館でした。