2014/07/19 - 2014/07/21
257位(同エリア1663件中)
かずおさん
海の日の連休を使って来ている北海道、2日目の早朝は星野リゾートトマムの雲海テラスに合わせて車を走らせたものの生憎の雲の中という結果に・・・残念ですが自然現象のことなので仕方ない、気を取り直して今が見頃を迎えている富良野のラベンダーめぐりと行きましょう。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます(本日2回目)。車の中で30分ほど仮眠したらいよいよトマムを後にして富良野へ向かいます。まず向かう先は南富良野町にあるかなやま湖畔の鹿越園地、数ある富良野のラベンダー畑の中でもただ一つ、湖とラベンダーを一度に見られる場所です。その前にせっかくだからと通り道にある串内牧場で北海道らしい景色を見て行きましょうか。
-
集められた牧草ロール、北海道の牧場の風景では欠かせない存在ですね。
-
富良野地区の農家から牛を預かって放牧するここの牧場、草地の広さは500ヘクタールあまりと、とにかく広いです。ここでたくさんの牛が草を食む風景を見られるのかなと思ってきましたが・・・広すぎて牛がほとんど見えない!
-
あんな遠くにホルスタインが集まっているではないですか、望遠でなんとか。これだけ広いと牛にとってもストレスにならないのでしょうね。
-
これ以上奥に入れるのかよく分からないのでここで引き返すことに。それにしても天気が良くなってこないですね・・・
-
落合から国道38号線に入れば一気に交通量も多くなり、周りの車に合わせて走るように。やがて左手に見えてきたのは、これはビール麦でしょうか。
-
幾寅で国道38号線から左折、やがて左手には水を湛えるかなやま湖が見えてきました。
かなやま湖 自然・景勝地
-
さらに走ること数分、見えてきました!鹿越園地のラベンダー園です。事前に調べていて分かっていたことですが、綺麗に色づいていて今が見頃であることがわかります。おまけに人もほとんどいないように見えます。
-
はやる気持ちを抑えつつ車を下りてラベンダー園へ。ちょうどいい感じで色づいていますね。
かなやま湖畔 鹿越園地 ラベンダー園 公園・植物園
-
湖と組み合わせて撮れるのはここだけ、だだっ広い富良野盆地の中のラベンダー園もいいですが、これはこれで好きです。
-
-
それにしても駐車場には車が数台だけ、歩いている人もほとんどおらず・・・この景色をほぼ独占できます。曇ってしまっているのが残念ではありますが。。。
-
ラベンダー園を一周できる道もあるので歩いてきましょうか。
-
しゃがんで湖を隠してみると山間の雰囲気が出ます。富良野のラベンダー畑の中でも結構異色です。
-
遠くに見えるかなやま湖に架かる橋はJR根室本線のもの。ちょうど帯広行きが来る時間だったのでカメラを構えていたら、来ました・・・が思ったより小さい〜(笑)
-
かなやま湖に沿ってこちらへ向かってきました。木々の間を通り抜けるところでもう一枚。あの車内からこのラベンダー園を見たらどんな感じで見えるのかな??
-
主なラベンダー園が集まる富良野盆地から離れていていること、国道からも離れていること、そして何よりPR不足でしょうかね?イマイチマイナースポットに甘んじているのが勿体無いです。静かな湖畔のラベンダー畑、個人的には素晴らしいロケーションだと思いますがね。。。
-
再び車に乗ってかなやま湖沿いに富良野方面へ。かなやま湖の水を堰き止めている金山ダムです。
-
下を見れば勢いよく水が流されています。しかしこんなコンクリートの塊で水を堰き止めているのだから凄いものです。
-
かなやま湖
-
ダムの管理所、ダムについての紹介や屋上が展望台になっているので入ってみましょうか。
-
ダムは1967年の完成というのでもうすぐ50年になろうとしています。自然に囲まれた静かな湖です。
-
ではいよいよ富良野盆地へと向かいましょう、まず向かう先は島ノ下にあるハイランドふらの。山間にある温泉と宿泊施設の前に広大なラベンダー畑が広がっていますが実は一度も行ったことがないのです。しかしそれにしても富良野へ向かう車の多いこと、南から走っていても富良野までまだ10kmもある山部のあたりから車が明らかに多くなってきて流れも悪いと感じるように。そしてこの写真は北の峰の入口付近の38号線、札幌方面からの車が長蛇の列を作っています・・・
-
渋滞を横目に見ながらこちらはすんなりとハイランドふらのに到着、駐車場も少ないながらも空きがあったので車を停めたら早速ラベンダーを見に行きましょう。
-
ラベンダーの海と看板に書かれている通り、平面的ですがかなりの広さがあり開放感があります。
-
青空も見えてきて日がさしてきました。ラベンダーがより一層鮮やかに見えます。
-
今日はまだ他にも行きたいところがあるので入りませんがここには温泉もあり、露天風呂からもこのラベンダー畑を見ることが出来ます。また宿泊もできるので早朝にこのラベンダー畑を歩くのも良さそうです。
ハイランドふらの 宿・ホテル
-
日差しが強くなってきました。今朝見た天気予報によれば曇りのち晴れとなっていたのでまさにその通りになっているようで。
-
見事なラベンダー畑で立ち去り難いですが次にも行きたいところがあるので・・・ちょうど大型バスが到着してどっと人が下りて来たのを機にここを離れることとしました。
-
次に向かう先はファーム富田・・・ではなくその裏手にある彩香の里。先程のあの絶望的な渋滞はほぼファーム富田へつながっていると考えて間違いないので、そんな中に突っ込むようなことはしません。国道38号を一旦札幌方面に走って中富良野へと抜ける裏道を使って行くことにします。こっちは全然車走ってないですね〜快適そのもの。
-
十勝岳連峰が今日は見えていますが上の方だけ雲の中。
-
裏道を使って楽々中富良野まで到達。坂を下りきればファーム富田への大渋滞とやがて十字に交差しましたが、う〜ん・・・どこまでも続くこの渋滞。どの車も夏の日差しをギラギラとフロントガラスに反射させて・・・ドライバーと同乗の皆さん本当にお疲れ様です。
-
-
ファーム富田へつながる基線道路や国道237号線は大渋滞で殺気立っていましたが一本離れればこの通り、いつも通りの長閑な富良野盆地の風景が広がっています。夏の青空とどこまでも続きそうな田舎道、好きな風景です。
-
中富良野の町営ラベンダー園も見事に色づいていますね。リフトに乗って上から見下ろすのもいいですが、こうやってちょっと離れたところから見るのも良いかも、今まで気づかなかったなぁ〜
北星山ラベンダー園 公園・植物園
-
彩香の里へ行く前に、十勝岳連峰が見えている今こそと思って先にファーム富田ラベンダーイーストに来ました。
ファーム富田 ラベンダーイースト グルメ・レストラン
-
平坦な田畑の中に突如として現れる広大なラベンダー園、そして背景には雄大な十勝岳連峰・・・本家ファーム富田も良いですが、なんかこちらにも惹かれるのですよね〜
-
ただ残念なのが展望台からの景色。こっちからも十勝岳連峰と合わせてさぞかしいい景色が見られるのかと思いきや・・・
-
見事なまでに電線と手前の木立に阻まれてしまいます。せっかくのものを勿体無い・・・
-
それでも別の方向を見れば、これまた綺麗に色づいたラベンダー畑を見下ろすことが出来ます。もともとは休耕田を利用した香料作物としてのラベンダー園であり、一般公開することを前提とした設計にはなっていないのかも知れませんね。駐車場もそれほど大きくなく、何よりそれほどPRされていないのですよね。。。
-
ラベンダー色のトラクターに牽かれた椅子を階段状に並べた車がゆっくり動いています。遠くには上富良野の丘の景色、なかなかいいかも。
-
ラベンダーイーストの看板
-
整然と並んでいる様子は本当に見事なもの。また、雑草一つ生えていないのはこの暑い中でも除草作業をしてくれる人たちのおかげ、本当にありがとうございます。
-
時折吹き抜ける風が気持ち良いです。
-
白樺の木と合わせて。
-
マーガレットかな?
-
それでは最初の予定通り彩香の里へ向かいましょう。ファーム富田の目の前を通りますが渋滞とは逆方向なので自分が走る道には問題なし、いよいよファーム富田というところでちょうどJRのノロッコ号が来たので車を下りて一枚。この路線にとって一年で一番忙しい時期、今日もたくさんのお客さんが乗っているのでしょうね〜
ラベンダー畑駅 駅
-
ラベンダー畑駅を出発したらいよいよファーム富田を背景にしたところを通ります。今日は気温も結構高いですがトロッコ列車の風が気持ちよさそうです。
-
ノロッコ号を見送ったら当初の予定通り彩香の里へ。思っていたよりも広大な斜面にラベンダー畑が広がっています。
彩香の里 佐々木ファーム 公園・植物園
-
ラベンダーと、奥の赤い花はサルビアかな?その奥にはヒマワリも。後で行ってみましょう。
-
-
ポプラの木がちょうど良い感じで写り込んでくれます。
-
丘に咲くラベンダーと奥には富良野盆地、さらにその向こうには十勝岳連峰。
-
しゃがんで撮ってみるとこんな感じ。ラベンダーの香りが漂っています。
-
まだ時刻は14時半前、今日は起きたのが未明の2時半で行動開始したのが3時前だったのですでに12時間近く行動していることに。感覚的にはもう16時位かと思ってしまいますが(笑)まだまだ行けまっせ。
-
-
使われなくなったスキー場のゴンドラが・・・休憩所ですかね?
-
絶妙な高度感、ラベンダー園の十分な広さ、彩香の里気に入りました。富良野のラベンダー園といえばファーム富田の一人勝ちの様相ですが、他にも良いところはいっぱいあるじゃないですか・・・
-
手前に咲いている丸い花はクレオメというそうです。
-
それにしても今日の天気は面白いもので、今いる中富良野あたりを境に南は雲が、北の方は雲ひとつ無い綺麗な晴天となっています。先ほどハイランドふらので晴れていたのは余程運が良かったのでしょう。
-
入ってすぐの場所から奥に見えていたひまわり畑へ。後ろから失礼します〜
-
夏の日差しを浴びて元気に咲いています。
-
先程のポプラの木、今度はサルビアの花も合わせて。背景が曇ってしまっているのがちょっと残念ではありますが。。。
-
次は国道237号線を走って美瑛町との境目、深山峠へと向かいます。ここで今日はじめて渋滞にハマってしまいました〜どうしてもファーム富田と同じ方向に向かわなければいけないのでここは我慢。
-
ファーム富田に向かうわけではないので割りとすんなりと違う道に入ることが出来、流れに乗って快調に走ればあっという間に深山峠に到着です。観光バスなども立ち寄る定番の場所、今日もたくさんの人がいますね〜
深山峠展望台 名所・史跡
-
まだ一度も乗ったことのない観覧車、今日こそ「ひとり観覧車」デビューしちゃう?と思ったものの、今日のような十勝岳連峰に雲が掛かっている状態の時に乗ることもないということで却下。次に来て綺麗に晴れていたら乗りましょう。
-
-
ここにもラベンダー畑があります。起伏の多いこのあたり、丘の風景をバックにすることも出来ます。
-
しかし雑草が手入れされていないからか、結構草が目立ちますね〜そう思うと、ファーム富田をはじめとするラベンダー園には本当に頭が下がります。これはこれで悪く無いですけれどもね。
-
ラベンダー畑の先には菜の花が綺麗に咲いています。こちらも丘と合わせて切り取ってみます。
-
菜の花畑と一本道、波を打つような丘の重なり、そして奥には雄大な十勝岳連峰・・・
-
宿入りする前に最後の目的地としたのは千望峠、製材所を横目に見ながら車で坂を登ります。
-
峠の手前で見た景色。ちょうど今は麦の実る時期、麦秋って言葉もありますね。波を打つようななだらかな丘が遠くまで続いています。
-
さらに少し走って千望峠の駐車場に到着。
-
ここも初めて来ましたが、これはまた素晴らしい景色、上富良野の町と十勝岳連峰が一望です。
千望峠 自然・景勝地
-
美瑛の方向も見えます。よく言われている通り、日本離れした景色ですよね〜他の場所でこんな景色はなかなか無いですし。
-
砂利道の旧道もすぐ近くに。
-
-
それではとりあえず今日行く予定をしていた場所は全部行ったので明るいうちに宿入りしましょう。宿は昨年のお正月、大雪で交通が麻痺してしまったときに泊まっていた中富良野の夕茜舎(あかねやど)です。
-
麦畑と十勝岳連峰を見ながら宿へ向けて走ります。
-
1年半ぶりになりましたが無事宿に到着。すでに他の宿泊客も順番に到着してきているようで、今日の相部屋の人も既に来られていました。
ゲストハウス 夕茜舎(あかねやど) 宿・ホテル
-
今日は隣の上富良野町の花火大会、ということで宿では食事をとらずに外で食べる予定。時間が少しあるのでふらっと周りを散歩することに。朝早くからずっと動き回ったから少しは休めと言われそうですが、なんかカメラ持って動いていないと逆に落ち着かないんですよね〜
-
-
-
-
夕日に染まる山々が見られるかと期待しましたが今日は残念ながら・・・
-
宿でしばらく休んだら花火大会へ向けて出発、花火は「かみふらの花と炎の四季彩まつり」という今回で36回目を迎えるお祭りの最後の締めという位置づけで、イベント自体は午前中から行われているようです。会場に着いた頃にはちょうど行灯のパレードが行われていました。こちらは地元の中学生の作品だそうで。
かみふらの花と炎の四季彩まつり 祭り・イベント
-
各商店街や飲食業の組合などがそれぞれで行灯を作って町中を練り歩きここまで来たようです。
-
両手を上げた招き猫が来ました。
-
「サッポロビールホップ会」という団体の行灯、ヱビスビールでもおなじみの恵比寿様ですが、会場で流れたアナウンスによれば、ヱビスの瓶ビールのラベルで1000本に1本と言われる鯛が2匹いる恵比寿様をモチーフにしているとのこと。へぇ〜全然知らなかった。某眉毛付のコアラよりレアじゃないですか。
-
確かに後ろの籠の中にも鯛が入っています。
-
上富良野といえば自衛隊の町でもあります。自衛隊によるこちらは風神雷神。
-
権利関係は大丈夫なのでしょうかね・・・?いらぬ心配だったら良いのですが。
-
行灯が勢揃いしました。それではここで自分は一旦離脱して夕飯を、花火大会の開始までもう少し時間があるのでそれまでに戻ってきましょう。
-
昨日に引き続きみそラーメンと行きましょうか。しかしやはりと言うか、混んでいました・・・とりあえず名前を台帳に書きましたが席にありつけるのは何分後だぁ〜?
富良野らーめん花道 グルメ・レストラン
-
店の前で名前を呼ばれるのを待ちます。すると先程の行灯が今度はこちらへ向かってくるではありませんか。こういったローカルなお祭りというのも楽しいものですね。
-
パレードが通り過ぎたら程なくして店内へ。富良野味噌ラーメンにしました、書かれていたうたい文句通り、コクがあってクリーミーで美味しくいただきました。
-
さて、店に入った頃に花火は始まってしまったようで店内までその音がしっかり響いてきています。ラーメンを味わいつつもサッと食べ終えたらすぐ表へ。
-
日の出公園の展望台のところから打ち上げられているのですね〜距離も短いのでドスンドスンと音が響きます。
日の出公園 公園・植物園
-
しばし花火に見とれます
-
-
-
-
-
昨日も見たようなクライマックスの花火、次々に打ち上がる様は見事なもの。
-
どうやら今ので終わりだったようです。と言うことでそのままフラヌイ温泉で一日の汗を流すことに。男女別で2つの浴場を変えているのは知っていましたが、サイロのお風呂があるのは片方だけなのですね・・・初めてサイロが無い方に当たりました。30℃ほどというぬるい源泉ですが不思議と入っているうちにポカポカとしてくるので気持ちよく長い時間入っていられます。ここは結構好きな温泉ですね。
この後宿に戻ったところ、既に他の方々も部屋に戻って寝ているようなので自分も今日は早く寝ましょう。明日も朝早いので・・・
(その3へ続く)フロンティア フラヌイ温泉 宿・ホテル
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
106