2014/07/24 - 2014/07/25
2位(同エリア67件中)
Islanderさん
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これまで何度か仕事で訪れた奄美。綺麗な海、琉球、薩摩、アメリカの支配を受けた歴史の中で根付いた独特な文化、そして黒糖焼酎。自分のもっとも好きな場所です。本土からの高い運賃がネックでプライベートで行く機会はありませんでした。しかし、今年(2014年)7月にLCCのバニアエアが成田・奄美線を開設。さらに7月19日から10月25日の期間限定で補助金により奄美群島発着の路線が割引に。これは今行くしかないと思い、チケットを手にして旅立ちました。
【日程】
◎7/24(1日目)成田→奄美大島→喜界島 <喜界泊>
◎7/25(2日目)喜界島→奄美大島 <名瀬泊>
7/26(3日目)奄美大島→成田
【フライト】
・成田空港⇔奄美大島
VNL821・822 19,000円(シンプルバニラ)+支払手数料400円
・奄美大島⇔喜界島
JAC3833・3834 15,300円(往復割引)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ バニラエア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田空港第2ターミナル、LCC専用搭乗口からの出発です。バニラエアの成田・奄美大島線は就航したばかりです。
成田国際空港 空港
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「沖どめ」の飛行機にタラップで搭乗します。機種はA320、180人乗りで座席はかなり窮屈ですが、足の短い自分にとっては不都合はありません。
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満席で搭乗に時間がかかり5分遅れで出発。機内販売で「トリオサンド」とコーヒーを買いました。メニューの写真は少々「盛ってる」なぁと感じました。機内で食べ物を販売するのはありがたいサービスです。
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奄美大島空港に到着。定刻から5分遅れでした。JAC王国の空港ですが、唯一のボーディングブリッジに横付けされました。今回は喜界島行きの乗り継ぎ時間(定刻着で50分)に問題はありませんでしたが、バニラからJACへのスルーチェックインはできないので十分な余裕時間が必要です。
奄美空港 空港
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喜界島へはJACが運行するSAAB340で向かいます。
奄美空港 空港
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1-2列シートの36席。駐機中は機内の温度が上がらないようブラインドが閉められ、薄暗い機内です。
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エアコン車から離れエンジンが始動するまでの間、エアコンが一時的に止まり機内は暑くなります。座席に用意されているうちわがありがたい。飛行時間は10分とのアナウンス。飛行場を飛び立ちすぐに水平飛行です。このフライトでの獲得マイルは16マイル。国内で2番目に短い路線とのことです(1番は南大東島〜北大東島)。
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実際の飛行時間は9分程度でした。喜界島空港に到着。小さな空港ですが、1日に鹿児島行きが3便、奄美大島行きが3便あり島の重要な交通拠点です。
喜界空港 空港
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空港の手荷物引き渡しはカウンターで行われます。
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レンタカーを借り島内をドライブします。源為朝が島の沖合から矢で打ち抜いたと伝説のある「雁股の泉」。海からは結構距離があります。
雁股の泉 名所・史跡
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雁股の泉で、日本最大の蝶「オオゴマダラ」を見つけました。
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島の人が最も綺麗と言う「ハワイビーチ」。明日はここでシュノーケリングをすることにします。
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島の最北端「トンビ崎」。外洋に面しており海は紺碧色です。
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海流の関係か、このあたりは漂着物が目立ちます。
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漂着物は大陸からのものがほとんどでしたが、ベトナム語で書かれたペットボトルもありました。
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壇ノ浦の合戦に敗れた平家の残党が上陸したと伝わる沖名泊。きれいなビーチが広がります。
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ガジュマルの巨木。テレビドラマのロケ地になったそうです。
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さとうきび畑の中にある煙突。かつてこの場所に製糖工場があり、煙突だけ残されています。
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サンゴの石垣が残る阿伝集落。
サンゴの石垣(阿伝集落) 名所・史跡
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喜界島にはハブがいないので(ハブの巣になる)サンゴの石垣が今なお残っています。この集落はかつて柑橘の栽培で栄えたようですが、今では廃屋が目立ち、せっかくの街並も荒廃ぎみです。
サンゴの石垣(阿伝集落) 名所・史跡
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いたるところでハイビスカスを見かけます。
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石垣には石敢當も組み込まれています。
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ほぼ島を一周し、空港近くのスギラビーチで夕日を見ました。遠くに見える島は奄美大島です。
スギラビーチ ビーチ
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夕食は宿で紹介してもらった「天晴」(あっぱれ)さんで。島でとれた新鮮な魚で黒糖焼酎を飲ります。
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刺身盛り合わせを食べ、一番おいしかった「島たこ刺」を追加注文。歯ごたえと味があり、焼酎が進みます。
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シメは奄美料理の定番「油そうめん」。この店の油そうめんはつゆだくで見た目が鶏飯(けいはん)のよう。ごちそうさまでした。店を出て見上げれば、満天の星空でした。
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お世話になった宿は「ビジネスホテル喜界」さん。朝食は島の食材をできる限り使ったもので美味しかったです。酒蔵見学の予約もしてもらい大変助かりました。
ビジネスホテル喜界 <喜界島> 宿・ホテル
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戦争遺跡として保存されている戦闘指令所跡。特攻部隊を指揮していた場所とのことです。
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敷地の中には「特攻花」が咲いていました。
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島は東経130度線上にあります。子午線モニュメントが立ち、130度線を示す黄色のラインが書かれています。この先の海は右側が太平洋、左側が東シナ海となります。
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「ハワイビーチ」でシュノーケリングをします。
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干潮であったのでやや濁っており、魚も少なかったの残念でしたが、きれいなサンゴの海をしばし堪能しました。
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イチオシ
海から上がり島の中心部に戻ります。途中で島の名所「さとうきび畑の一本道」を走りました。
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さとうきび畑は南国を感じさせてくれます。
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空港近くのスギラビーチでも泳ぎました。泳いでいたらプロペラの轟音、近くを飛行機が通ります。(行ったことはありませんが)セントマーチン島のようと言ったら言い過ぎかな。
スギラビーチ ビーチ
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黒糖焼酎の酒蔵である朝日酒造さんの工場を見学させていただきました(前日までの事前予約必要)。
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黒糖焼酎は奄美群島のみで製造を許可されているものです。朝日酒造さんでは原料の黒糖は国産のみ使用と説明を受けました。「泡盛」「黒糖酒」の名称で売り出していた時代もあり、「黒糖焼酎」が焼酎の一ジャンルとして定着するまでに苦労した歴史があったとのことです。
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15:25発の奄美大島行き最終便に乗り込みます。帰りもSAAB機です。
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喜界島の滞在はまる1日でしたが、すべての観光スポットは周りきれず、もう1泊したいところでした。あと山羊料理をパスしたことも後悔。また来ます。
喜界空港 空港
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この旅行記へのコメント (1)
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- j-ryuさん 2015/02/18 10:04:25
- おはようございます
- おはようございます。
昨日はご来訪&投票&メッセージありがとうございました。
こちらこそ宜しくお願いします。
東南アジア方面の海はけっこうあちこち行きましたが
何を隠そう西南諸島や沖縄方面はまだ行ったことがなんです。
根がケチなのでせっかく美しい海島に行くなら
晴天続きが理想ですが沖縄方面は天気が読みづらく
計画が立てにくいのも要因です。
でもいい天気に当たれば世界有数の美しい海なので感動間違いないでしょうね。
スギラビーチも素晴らしいですね。
ビーチフェチとしては要チェックです(^^♪。
あんな美しいビーチでのんびりまったりするのが至福のひと時ですね。
またお邪魔させていただきます。
j-ryu
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