Singlishの洗礼を受けた気弱な海外初一人旅　3日目

2014/07/15 - 2014/07/21

約8年ぶりの海外旅行。そして、国内では何度もあるものの海外の一人旅は初。
日本からそう遠くなく治安も良く清潔、電車が発達してる（車酔いにはポイント高い）、英語圏であるというのが決め手になりました。
実際は英語圏といっても独特の訛りがあり、しかも早いSinglishには大変苦労させられ、一日目にしてテンションだだ下がりになったりしましたが、どうにかこうにか乗り越え、事前にリストアップしていた行きたい場所やお店などは大体クリアすることができました。

ちなみに飛行機はシンガポール航空、ホテルはフェアモントシンガポール、それぞれ公式サイトから予約をとりました。

及び腰気味、打たれ弱い女一人旅旅行記です。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はガーデンズバイザベイとマリーナベイサンズに行こうと思い、Bay Front駅まで向かう。昨日の午前中みたいな気候なら大丈夫かな…と思い外に出るとものすごい日差し。やっぱり昨日のはスコールがもたらしたものだったんだろうなと思い、最初に行く予定だったガーデンズ〜を夕方に回してマリーナベイサンズのショッピングモールへ避難。

これでもかというくらいの高級ブランドショップがずらーっと立ち並ぶ。しかもどこもかしこもピッカピカ。高級ブランドには残念ながら縁がないけれど、この圧倒的な眺めは一見の価値ありだと思います。でもチェーン展開しているカフェやドラッグストアなどが並ぶ庶民ゾーンもしっかりあって、10時台で閑散としてるブランドゾーンとは違って人も多め。

庶民ゾーンにあるフードコート、Rasapura Mastersに行ってみると微妙な時間帯のせいか人も少なめ。でもなんとなく一人で食事しづらい雰囲気を感じ、紅茶で有名なTWGのサロンへ行ってみることに。入り口前で立っている女性は快く迎えてくれた。

朝食メニューがまだオーダー可能な時間帯だったので注文することに。$35.30のNew York Breakfastをオーダー。ハムを2種類から選べてTurkey Hamを選択。あと紅茶も選べるようだったけど訳が分からないのでとりあえずダージリンで。

しばらくするとドリンクが運ばれてきた。オレンジジュースがやってきたけど、そういえば注文時は忘れてたけどオレンジかアップルか選ぶようにメニューに書いてあった気が…。バイトっぽい兄ちゃんに「オーレンジューッ」って半分ケンカ売るような口調（これが彼らの普通の話し方なんだろうけど）で出されたのでちょっと待てとも言えずまあいいやってことで。でもこのオレンジジュース、搾りたての果肉感残るフレッシュジュースでとてもおいしかった。

隣の席には韓国人らしき女性グループがやってきた。私の朝食が運ばれてきたとき「わーおいしそう」みたいなことを言っていた…気がする、多分。

おそらく初めて食べるエッグベネディクト。おいしい！ナイフでカットすると半熟の黄身がとろーりと溶け出す。サラダにはけっこう酸味の強いドレッシングがかかっていた。ダージリンティーも色は薄いけどこれもおいしい。大きなポットつきで来たので食後に2杯目をおかわり。

座席の周りには綺麗なお花が飾られていて、しかもちょうど向こう側は高級ブランド店でなんだかとっても優雅な気分。通路を歩いている人もこの花を撮影したりしていた。

上から大量の水がただドバーッと流れるだけの滝？だけど、勢いがすごいのでちょっと見入ってしまう。確かこの画像に写ってる人だったと思うけど、一人で乗ってて途中ピースサインしながら自撮りしていた。たくましい！

お腹を満たした後はカジノへ。最初に見つけた入り口はどうやらシンガポール人か永住者専用みたいだったので、駅に近い別の入り口から入った。パスポートを提示して入場。

生まれて初めてのカジノ。ディーラーのいるゲームなどとてもできそうにないのでスロットを見て回る。色々あるけど、なんだか現金投入口がない？？しばらく探し回って｢Bill｣と書いてあるスロットを見つけ遊んでみる。一回最低5セントからできるので数ドル入れればかなり遊べる。時折ボーナスステージみたいになって派手な音が鳴り響くけど、大当たりなどするはずもなく。所々にミネラルウォーターのミニペットボトルが大量に置いてあって、一本いただく。

別のスロットもやってみようと歩き回っていて、｢Note｣という言葉が紙幣なのかな？と気付いてきた。紙幣を入れてみると普通に吸い込まれる。そうだったのかー。

その後も一瞬勝つ場面がありつつ、大勝ちしない限り使い切るつもりだったので途中眠くなりつつダラダラ続けて終了。約$15で1時間以上過ごしたかな。

その後、ショッピングモールのすぐ前にある特徴的な形のArt Science Museumで開催中だったAnnie Leibovitz展へ。デミムーアの有名な妊婦ヌードなどハリウッドセレブの写真やアメリカの政治家たちの写真などなどが展示してあった。館内は人も少なく静かで美術館らしい雰囲気。

その後Somerset駅に行き、ガイドブックにも人気店とあったショッピングセンター313＠Somersetへ。でも私は完全にターゲットから外れてるというか、最先端の若者向けな雰囲気にちょっと気後れ。ざっと一周して退散。

初日に下見していたIonのフードオペラへ。滞在中一度は食べてみたかったフライドホッケンミーを注文。今度はメニューに番号がふってなかったので、おじさんの後ろにある写真を指さしで注文。おじさんは小さいサイズのお皿を見せてこのサイズでいいかジェスチャーで聞いてきたのでうなずいて注文完了。

えびのだしが効いていてちょっと磯の香りというかなんというか。味はなんとなくぼやけた感じで今ひとつ。そういえばガイドブックでは皿の端のほうにお好みでつけるチリソースみたいなのがついた写真を見かけたけど、もしかしたらセルフで取るようになってたのかも。それがあったらまた違う感想になったのかな。

お土産をいくつか買ったので一旦ホテルに戻ることに。ちょうど無人になった隙を見計らってMRTの車内を撮影。MRTでは出入り口そばの一番端の席が優先席になっていたのでそれを避けて座るようにしていた。そういえばこの日ゆったりめのワンピースを着ていて少し混みあう車内の優先席近くにうなだれて立っていたら、座っていた若い女性が腰を上げて譲る仕草をしたので慌てて大丈夫ですと言って断った。妊婦に見えたのか、相当具合悪そうな人に見えたのか…。

再びBay Front駅にやってきた。18時前後でまだ日は落ちてないけど日傘は不要だった。ド迫力のマリーナベイサンズ。

一室一室に花が飾られていて手間がかかっているなーと。それにしても宿泊者は常に外からカメラが向けられてちょっと落ち着かないんじゃないかなーなどど考えてしまった。

午前中猛暑で行けなかったガーデンズバイザベイへ。18時過ぎて午前ほどではないにしろまだ暑いのは暑いので屋内のクラウドフォレストとフラワードームを目指して園内を早足で歩きます。真ん中のほうに写っている細長い通路を後で歩きます。

チケット売り場で何気なく指さした値段表がシンガポール在住者用の安い値段で、「ローカルの方ですか…？？」と聞かれ下側に観光客用の値段があるのを見つけソーリーと言って観光客用の$28を支払い。集計をとっているのかな？どこの国から来たのかを聞かれた。

まずはクラウドフォレストから。中に入った瞬間ひんやり！水しぶきがちょっとかかるくらいの滝の勢い！ドームの中にこんなものを造ってしまうなんてすごいなぁ。

本当はこのせり出した部分も歩くはずだったんだけど叶わず。確か最初は滝の内部である3階にエレベーターがあって7階まで行けるようになっていたけど、とりあえず低い階から行って上まで行こうと思った私は4階へ。一通り見た後上に行こうと思ったけど下りのエスカレーターはあっても上りはなし。エレベーターは車椅子用みたいに書いてあって使っちゃまずいのかな…と悩む。でも3階以外の階から使ったとこ見られたら何か言われるのかな…と不安になって結局断念。でも何基もあったし使っても問題なかったのかもしれない…と今さらながらに後悔。

おもしろいオブジェ？があったので撮ってみた。

これは何だろう…説明文とかを見る熱心さが全くない私…。

次はフラワードームへ。カリフォルニアとか南米とか世界各地のガーデンが再現されている。こんなに広いのにここもとっても涼しい。

なんだかきらびやかなコーナー。

日もすっかり落ちて薄暗くなり始めた19時頃、スーパーツリーとツリーをつなぐスカイウェイを歩いてみることに。料金は$5。木の内部にあるエレベーターでスカイウェイまで上がるようになってるけど、ガイドブックに階段で行くのも内部が見られて面白いみたいに書いてあったのを思い出して階段で上がってみることに…すごい疲れた…。下りにすればよかった…。

巨大な人工の木、そして周りはマリーナベイサンズなどの高層ビル群。超近未来的な絶景に圧倒。なんだか圧倒されすぎたのかあんまり写真撮ってないことに気付いた…。ここはほんとに来てよかった。

遠くのほうには建設中のような機械が。これからもどんどん新しい観光スポットやホテルができていくのかな。

帰り、駅に向かって歩いていると、これからガーデンを訪れる人たちとたくさんすれ違った。日差しに体力を奪われることもないし、ライトアップされたスーパーツリーを間近で見ることもできるし、夜に訪れるのは大正解だなと思いました。