アントワープからブリュッセル　　そして帰国

2014/07/07 - 2014/07/08

９日、１０日目はブリュッセルへ移動しました。ブリュッセルは1993年から20年以上に渡って訪れているヨーロッパの都市です。

アントワープ駅でブリュッセル行きの切符を買おうと窓口近くの自動券売機に向かうと、アシスタントの女性がいました。彼女に英語で話しかけると機械を操作してブリュッセル行きの切符を発行してくれました。65才以上のシニアチケット2枚というと、あっさり身分証明書も提示することなく切符がでてきました。支払いはカードで。2人で12ユーロでした。
　乗車後、電車が発車するとすぐ車掌さんが検札に来ます。シニアチケットを出しましたが、年齢のチェックはありませんでした。

電車は30分でブリュッセル中央駅です。中央駅はエスカレートやエレベーターが特定の所にあるため、ホームを降りてから、その場所を確認しながら出ました。今回は、スカンディックグランプラスに宿泊します。このホテル中央駅からも近く、グランプラスにも近いので選びました。さらに宿泊料金が安いのです。パリの三つ星ホテルの半額の料金で同じレベルの部屋に泊まれました。
スカンディックグランプラスは中央駅から大きな下り坂の通りを5分くらいで到着です。10時半くらいに着いて、部屋にチェックインできました。

荷物をおいて、さっそく街歩きに出ます。古いアーケードのギャラリサンテュベールを通ってグランプラスへ。ここにもスターバックスが進出していました。でもスターバックスにはそれほどお客はいません。日差しが強いので日陰となっているカフェで一休みです。当然ながらベルギービールを頂きます。

カフェの後は、市庁舎へ行きましたが中の見学がこの日はできないとのこと。仕方なく、小便小僧に挨拶に行きました。途中建物の壁にタンタンの絵が描いてありましたが、下に落書きが描いてあり残念でした。
昼食の時間になりましたので、戻ってサンチュベールの入口、スペイン広場のロータリにある、ワッフル屋でワッフルを頂きました。この広場に来るとワッフルの甘い香りが強烈に鼻を刺激します。外のテラスでブリュッセル風とリエージュ風の2種類を頂きました。

その後は、旅の土産を買い求めるべくチョコレートやとスーパーに立ち寄りました。ここ数年の旅行ではブリュッセルでチョコレートを大量に買うことが多くなっています。今回も、グランプラスの脇にあるレオニダスで250グラム入りのプラネリを買いました。値段は年ごとに上昇傾向で今回は６ユーロでした。
レオニダスの後は、証券取引所の先にあるスーパー「デレーズ」です。ここもお土産用のお菓子やチョコが沢山あります。この2店で今回の旅行土産は揃いました。

重いチョコとお菓子を抱えてホテルに戻り、一休みです。夕方まで部屋で寝たり、テレビを見たりで過ごしました。

7時頃になり夕食に出かけます。定番の食事処「シェ・レオン」となります。パリにも支店が5，6店舗あるようですが、やはり本店の敷居を股がないと落ち着きません。メニューは写真入りです。もっともホームページにも同じものがでていますが。
いつも食べるムール貝の白ワイン蒸しは、ムール貝が小さく残念でした。時季を外していますのでやむを得ません。トマトのクルベットはエビが美味しかったです。また小エビのコロッケも。レオンビールを飲んで満足の夕食でした。
値段も2人で7，000円ほどでした。
レオンを出て、ホテルに帰りその日は休みました。

最後の日、10日目はブリュッセル1日観光になりました。この日は小雨が降る
ヨーロッパらしい天気です。火曜日でこの日開いているストッケルの朝市に出かけました。ストッケルは地下鉄1号線の終点にあります。ストッケルの駅に近い広場に朝市が開かれています。火曜、木曜、土曜日の3日間です。
以前BSの番組で、ブリュッセルでパティシイエをしている佐々木さんという方がストッケルの朝市を紹介していたのを見て、ぜひ行こうと思っていました。ワッフル屋さんのワッフルがブリュッセル一美味しいと言うのでした。

中央駅からはストッケルは20分くらいで着きます。終点です、降りるとホームの反対の壁にタンタンの冒険のマンガが描いてあります。公共施設の壁などにはタンタンの絵や、ベルギーの有名な画家の絵が描いてあるところが多く、ブリュッセルは楽しい街です。

ストッケルの朝市は雨降りで、お客も少なくちょっぴり寂しかったです。しかし、ワッフル屋さんはあり、熱いワッフルを頂きました。大きいこと、リエージュ風ですが手を覆うほどです。暖かく、ふわっとしていて甘く、日本ではとても味わえません。もちろん野菜や、果物、イチゴが沢山ありました。

朝市会場の広場にはバス停があり、屋根の下で待っているとバスが来ました。36番のバスです。ストッケルを通って、住宅街を経てシューマン駅まで行きます。EU本部があるところです。36番でブリュッセルの高級住宅街を車窓観光しました。雨が降ってなければ、途中のシャス交差点で降りて、ワーブル通りを散策する予定でした。ワーブル通りも以前BS放送で、ブリュッセルの下町の商店街として紹介されていました。

36番のバスはシューマン駅が終点です。また1号線に乗り換えて、この乗り換えはバスの切符がそのまま使えました。中央駅までいきます。小雨がやまず、グランプラスに戻って、近くのエクスキで軽く昼食です。その後は、新通りでショッピングをしました。INNOやH＆Mなど見て回りました。

妻はいったんホテルに戻り休憩です。歩くと足に負担がかかり、午前中動くと午後は休みです。私は1時間ほど散歩しました。
証券取引所から近いところにサンジェリーホールがあります。以前は何かの市場だったのを今は展示場やギャラリーに変えています。
更に歩いてセント・カトリーヌ広場へ向かいました。ここは元魚市場だったところで魚料理のレストランが集中しています。この日の夕食のレストランを探しました。

夕方、７時半頃セント・カトリーヌ広場に向かい、魚介料理店で夕食です。客が沢山入っている店と、入っていない店が外からはっきり分かり、混雑している店に入りました。２階に案内されて魚料理を一品ずつ頂きました。
それは、バリで食べるより美味しいです。

ホテルに戻って、明日の帰国の準備です。

翌朝は６時前にチェックアウトしました。中央駅まで荷物を持って行きます。
中央駅から一駅で南駅です。南駅ではエールフランスのカウンター目ざして歩きます。南側の端にカウンターはあります。駅の表示が一部わかりにくい感じがしました。カウンターではすでにチェックイン手続きが始まっており、ネットで事前チェックインをしていましたので、ブリュッセル南駅〜シャルルドゴール空港までのTGV乗車券（1等）とパリ〜成田までの航空券の搭乗券をすぐ渡されました。

７時10分発で空港には8時20分位に着きました。この空港は大きくて、2Eの飛行機の搭乗ゲートまで着くには2時間かかりました。成田行きのエールフランス便のチェックインゲートが2Eの一番外れで10分以上歩きます。荷物を預けるドロップインゲートで待つこと40〜50分、更にセキュリティーで20分位と。とにかく時間のかかる空港です。

11時頃に昼食をとり、13時40分出発しました。それからはひたすら眠るようにして時差ぼけ対策をとりました。成田には朝8時過ぎに到着です。12日間の旅は無事終わりました。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス

グランプラスへ来ました。天気が良く日差しが強い。

タンタンの冒険　下の方に落書きされていて残念です。

拡大します。

一番人気のブリュッセル市民です。

グランプラスのカフェで一杯です。トングレンとジュース

ブリュッセル市庁舎内です。

ワッフル屋でまずコーヒーを

左側がイチゴをのせたブリュッセル風ワッフル、右側がリエージュ風ワッフルです。

グランプラス入口近くのワッフル屋です。
この広場、ワッフルの甘い香りがします。

正面が今晩行くシェ・レオンと周辺のお店

食べ物横町　通りにテーブルを出します。客引きも沢山出ています。

シェ・レオンで食べたムール貝の白ワイン蒸し
ムール貝が小さくて、旬の季節ではないので仕方がないかな？

トマトとエビのクルベット

小エビが美味しいです。

小エビのコロッケ　

高級チョコ店　ピエールマルコーニです。ギャラリーサンテュべールの中にあります。

同じギャラリサンチュベール内にあるコルネ

コルネ　ディスプレイがきれいです

観光馬車も見られるようになりました

元は市場だったサン・ジェリー広場

通りにある絵

セント・カトリーヌ広場にある魚料理の店

レストランのメニュー

２日目は朝、ストッケルの朝市に出かけました。
小雨で人出は少なかったです。
火曜日というのもあったのかな。

新鮮な野菜がありました。

木の実も沢山

ストッケルのワッフル
あつあつで、しっとりしていて、ふわふわ
昨日食べたワッフルより、確かに美味しい。

ワッフルの中身

ストッケルから帰る途中、３６番のバスの中です。
ストッケルからＥＵ本部のあるシューマン駅まで行きます。

途中は高級住宅街です。

この晩、セントカトリーヌ広場の魚介料理店で食べた
マグロのソテー

マグロはやはり刺身がいいな。

こちらは魚のムニエル

朝市の帰りに昼食をとったエクスキで

ストッケルの駅構内に描かれていた絵

タンタンの絵はいろんな所にあります。