2014/07/03 - 2014/07/03
546位(同エリア2556件中)
玄白さん
28時間の移動を終え、今日からが北海道旅行の本番。
せっかく旭川に来たので美瑛に行く前に、行動展示というユニークな動物の見せ方でたくさんの来園者を集め、いまや全国屈指の動物園となった旭山動物園に行ってみることにしました。
子供が(もちろん孫も)いない我が夫婦には、遊園地や動物園といった子供が喜ぶ施設には縁がありませんでした。動物園に足を運ぶのは小学校の修学旅行で上野動物園に行って以来、半世紀ぶりです。
いろいろな動物達のかわいい、あるいはユニークなしぐさに癒され、童心に帰った半日でした。
動物を見る方が面白く、写真撮影にはあまり気合が入らなかったので、ブレブレ、ボケボケ写真ばかりですが、ご容赦を!
概略日程
7月1日〜2日 フェリーさんふらわーさっぽろにて大洗港→苫小牧港
道央自動車道経由で旭川へ ビジネスホテル1泊
7月3日〜5日 半日、旭山動物園でかわいい動物達に癒され
美瑛をうろついて美しい丘の風景撮影、大雪山旭岳登山
レンタルハウス「絵織の丘」で自炊生活3泊
7月6日〜7日 富良野の花々、星野リゾートトマムでゴルフと
のんびりリゾートライフ2泊
7月8日 屈斜路湖、摩周湖周辺観光、川湯温泉1泊
7月9日〜11日 ウトロに滞在して知床の大自然満喫、 民宿3泊
7月12日 午前中、知床五湖散策、午後、鶴居村へ移動
ホテルTAITO1泊
7月13日〜14日 釧路湿原散策 湿原の中心部キラコタン岬へのガイドツアー
餌付けされていない夏のタンチョウの姿を観察
釧路市内ビジネスホテル2泊
7月15日 苫小牧へ移動、途中池田ワイン城立寄り、船中泊
7月16日 午後、大洗港着、帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
動物園の入口は正門、東門、西門と3つあるが、坂を下りながら各動物舎を回れる東口から入る。9時半の開園と同時に入園。
-
ゲートを入るとすぐに記念撮影コーナーがあって、園の係りの人が写真を撮ってくれるサービスをやっている。持参したカメラと園の高級カメラと2回撮影し、園のカメラで撮った写真が気にいったら買ってくださいということらしい。
最近は、夫婦の記念写真はあまり撮ることが無くなったが、久しぶりに2ショットの記念撮影! -
旭山動物園は旭川中心部から東の郊外の丘陵地にあり、園からは旭川市中心部が遠望できる。
園の係りの人とちょっと話をさせてもらった。
旭山動物園は市の職員50人とアルバイト50人で運営しているのだそうだ。動物園の運営には経費がかかり、日本の大部分の動物園は赤字経営で補助金無しではやっていけないのが実状だが、旭山動物園は入園者が多く黒字経営ができているという。入園料は今年4月から¥820となっているが、決して高くはない。立派なものだ。 -
主だった動物舎をざっと見て回る。
まず、サル舎のワオキツネザル。マダガスカル島にしかいない貴重な動物で、シンボルの大きな白黒の輪の模様のシッポを上げて、ぴょんぴょん飛び跳ねる姿をテレビで見たことがあるが、今はじっとしていて動かない。 -
次に隣りのオランウータン館へ。
親子3頭のオランウータンが飼育されている。ここは、オランウータンが地上17mに張ってあるロープを伝って移動する空中散歩が見所なのだが、今は支柱の根元に寝そべっているだけで空中散歩する気分ではないらしい。この寝そべっているのはお父さんのジャックかな。
余談だが、オランウータンとはマレー語で森の人という意味。ちなみに日本人はオランジュプン -
こちらは、子供のモリト君。
檻の外の柱に開けられた穴に置かれた餌のピーナッツを細い棒を使って取り出したり、誤って地上に落としたピーナッツを道具を取り替えてへらのような棒で手元に手繰り寄せたりするしぐさが面白い。
目の前に餌をおいて安易に食べさせるというのではなく、野生と同様に努力して餌に有り付けるような飼育の仕方をしている。餌を摂るという行為を通して、その動物の生態や能力を見てもらうという、これが”行動展示”というやつだ。 -
次はチンパンジーの森へ。
こちらも”行動展示” -
檻の外の金網の蓋の中に置かれた餌を、小枝を使って手繰り寄せて食べている。工夫して仕事をしないと食べることはできないのだ。「働かざる者、食うべからず」という人間界のルールが旭山動物園の住人にも当てはまる
-
チンパンジー館の壁の一部はアクリル製のドーム状の窓になっていて、時々チンパン君たちがそこに座ってくれる。アクリル板一枚を隔てただけのふれあいができる。
-
北海道産動物舎へ。
ここにいる動物達は、こういう檻の中ではなく、これから続く北海道の旅で、大自然の中で見てみたいものだ。
とはいえ、知床の原生林や釧路湿原で出会える保証はないので、一応カメラに納めておこう。
これはエゾフクロウだったかな? -
コノハズク?
-
エゾアカゲラ キツツキの仲間
-
オオワシ
精悍な顔つきをしている -
エゾユキウサギ
-
いよいよ本命のホッキョクグマ館へ。
動物園の人気者というと、ふつうは象、虎、ライオンといったところ(上野動物園のパンダは別格として)だが、旭山動物園の主役は、ホッキョクグマ、ペンギン、アザラシといったところだろう。この3つは見学者がダントツに多い。
旭山動物園には象はいない -
ただ、こんな具合に寝そべっているだけの姿を塀の外からみるだけなら、通常の動物園と変わらないが・・・
-
アクリルのドームから顔を出して、間近にホッキョクグマをみることができる仕掛けがユニーク。野生のホッキョクグマの餌はアザラシなので、運よくホッキョクグマが寄ってくれば、アザラシになった気分になれるかもしれない。
11時からホッキョクグマのモグモグタイム(餌やり)があるので、一旦隣りのアザラシ館に行って、11時前に戻って来よう。 -
一口にアザラシといっても、こんなに種類がある。
-
旭山動物園で飼育されているのは、ゴマフアザラシという種類で8頭いるそうだ。
-
大型水槽の外には北海道の漁港をイメージして小さな船やテトラポットが置かれた造りになっている。
-
テレビでもよく紹介されているマリンウェイという円柱水槽が大水槽と繋がっていて、ときどきアザラシが円柱の上から下へ、下から上へと泳ぐ姿が間近で見られる。
-
イチオシ
ちょうど幼稚園児の集団が見学に来ていて、アザラシが円柱水槽を通るたびに園児達は興奮して大歓声をあげ、水槽にとりついている。こんな園児達の楽しげな様子を見ているのも、ほほえましく楽しいものである。
-
子供達だけでなく、大人達も楽しげである。
-
キスをしている?!
-
ホッキョクグマのモグモグタイムの始まり。大勢の人が詰めかけ、一度に入りきらないので、今日午前は3回に分けて実施するというアナウンスがあった。
見学場所の水槽の前は、見学客でいっぱいで身動きがとれないほどだ。 -
イチオシ
館の屋上から飼育員が餌の魚をプールに投げ入れると、水中をクマが右へ左へ泳ぐ様子を観察するという具合だ。
野生のホッキョクグマの餌はアザラシだが、ここでは魚を与えている -
地球温暖化で北極海の氷が減少しアザラシの狩りが難しくなったため、ホッキョクグマは絶滅が心配されているというドキュメンタリー番組を見たことがあるが、モグモグタイムの解説でも同じことを言っている。単に動物の生態を見せるだけでなく、社会的な問題も子供達に意識してもらおうという教育的配慮もされているようだ。
-
-
-
次はペンギン館へ。
フンボルトペンギンが揃ってお出迎え! -
野生のフンボルトペンギンはペルーからチリ北部の太平洋岸に生息する。そのため暑さには強いが、旭川の冬は厳しすぎるため、冬になると暖房が利いた室内で飼育するそうだ。
ペンギンというと南極のような寒冷地にいて、寒さには強いというイメージがあるが、ペンギンにもいろいろなヤツがいるものだ。 -
こちらは南極にいる皇帝ペンギンとよく似た王様ペンギン。
-
ペンギン館の水槽には水中トンネルが設けられていて、水中を泳ぐペンギンがあたかも空を飛んでいるかのように見ることができる。
この仕掛けも旭山動物園オリジナルである。 -
トンネルの上を泳いでいくフンボルトペンギン
-
-
キリン舎にも行ってみたが、見ている人は少なく閑散としている。ホッキョクグマやアザラシだけじゃなく、僕も見に来ておくれと言っているような表情!
-
猛獣館にも行ってみる。
ライオンも・・・ -
アムールトラも眠りこけている。
う〜む、チト迫力に欠けるな〜。旭山動物園では、ホッキョクグマやアザラシに完全に主役の座を奪われている。 -
以前はアムールトラは2頭いたが、オスの「いっちゃん」が5年前に亡くなり、今は雌の「のん」1頭だけになっている。
それにしても、腹を上に向けた無防備な姿で寝ている。コラッ! もっとシャキッとせい! -
最後にレッサーパンダ舎に行ってみる。
こちらも吊橋の上で寝ている。 -
-
オヤ、起きているヤツもいる。
-
12時になったので、動物達とお別れして美瑛に向かう。ちょうどシャトルバスが来ていたので、東門入口まで送ってもらった。
旭山動物園は見たところ職員が若く、至る所にある看板も手書きで、親しみが持てる工夫がされている。接客もとても礼儀正しく、来園者にとことん気持ちよく楽しんでもらおうという志の高さが感じられ、園全体が生き生きとした雰囲気で、とても印象のよい動物園であった。行動展示という動物の見せ方の面白さだけでなく、このような点もリピーターが多く来園者が増えている一因なのであろう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43