day3 竹富さんぽ＆大型台風8号に備える [14' 子連れ（3歳幼児）で行く八重山]

2014/07/05 - 2014/07/11

竹富島2日目の朝。

どうやら何度チェックしてみても、台風は免れない様子。
とはいえ、今日までは何とか天気ももちそうなので、まだまだ遊びます！！
午前中はまたビーチへ、午後は竹富集落散策です。

♪スケジュール♪

7/5　午後の便で出発〜沖縄経由で南ぬ島石垣空港到着 [石垣島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10906455
7/6　竹富島へ〜コンドイビーチで泳ぐ　[竹富島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10906532
7/7　竹富島集落散策＆台風に備える[竹富島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10906961
7/8　竹富島で台風8号に遭う[竹富島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10907429
7/9　西表島・サンガラの滝へ[西表島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10907603
7/10　星砂の浜でシュノーケリング[西表島泊]
http://4travel.jp/travelogue/10907943
7/11　石垣空港午後発の直行便で帰宅
http://4travel.jp/travelogue/10908110

エリア 竹富島(沖縄)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

竹富島で迎えた朝。普段早起きの息子もちょっと寝坊気味、そして昨日日焼けにビールでダウンした夫はまだ布団の中。こじんまりとした畳の間に布団、とっても落ち着きます。

台風がさらに近づく本日の外は…というと、ご覧のとおりの穏やかないいお天気。
よし、今日も一日竹富島を満喫しましょう！！

この宿は朝食付き。パンは食べ放題。おかずはこんな感じのものが毎朝出ました。息子の朝食は、メニューは同じでお皿が小さめ。この日、お孫さん用に買ったゼリーが余ったからと、子どもたちにはゼリーまで配られ、大喜びで食べておりました♪

本当に台風来るの？と思いながら朝食を食べていると、宿のおばちゃんから衝撃的な言葉が！「明日は台風だから、今日のうちに食べ物を用意しておいた方がいいです。」「台風の日は島のお店、全部閉まるから」「竹富島には買えるお店がないから、石垣島まで行かないと」！！！！そして停電した時のために、部屋にある懐中電灯の他にもう一本、渡されました。そんなに大変なことなの？！と、隣のテーブルのファミリーとちょっとびっくり。

とりあえず午前中はビーチ、午後は集落散策＆石垣島へ買い出しに行くことにして、まずは観光客のまだ来ないうちになごみの塔へ。

このとおりの急斜面。
でも普段透明ベランダのマンションに住んでいるからか、全然へっちゃらな息子。

今日はタイヤの具合もちゃんと確認し、いざ海へ…と思ったら、ポツリポツリと雨が…。
気のせいだと思いたかったけど、どうやらそうではなさそう。

ちょっと迷ったけど、やむことを期待して出発！
宿の裏の通りは水牛の通り道なので、こんな光景に何度も遭遇しました。

途中かなりのザーザー雨になり、とりあえず雨宿りを目的にビーチの東屋へ避難。
コンドイビーチは意外と朝から賑わっていて、東屋はけっこう混雑。

雨はおさまってきたけれど、どよーんとした空は変わらず。それでも海の家的なワゴン車が今日も到着し、店開きをしていました。

雨が止んだということで、海へ戻る人も多かったけど、まあ私は眺めるだけでもいいかなーとヤドカリの散歩を眺めたりしているうちに、天気はどんどん回復！

風は昨日よりはある気はするものの、きれいな青空に♪

というわけで、今日も一家で遠浅の海にぽっかり浮かぶ天国のような島を目指します。

引き潮のため、昨日より大きな島になっていました。やっぱり美しすぎます！！

でも浅すぎるので、島のまわりもこんな感じ。

海好きの息子も、この島のまわりではとても泳げません。浮き輪にライフジャケットも必要なし。

でも泳げなくても、こんな風に島から眺める海がとってもいいのです。のんびーり過ごせます。

1時間ほど海の中の秘密の島でくつろぎ、また雲が出てきたので浜へ引きあげます。安全第一！

昨日これまでの人生で多分一番焼けたであろう夫は、今日は上着着用で入水。私もラッシュガードのフードを通して焼けた頭皮がピリピリ。恐るべし、真夏の八重山の日差し…！

砂で遊んで軽くシャワーだけ浴びて、いったん宿へ戻ります。
帰り道、また雨がパラパラ…。海で楽しんだ後の雨、何てグッドタイミング！

部屋のシャワーでさっぱりした後は、自転車を置き、てくてくお散歩です♪

雲に覆われた竹富の集落。まあきっと、今日はこんなお天気なのでしょう。
明日は大型台風襲来だというのに、こんな風に普通に観光出来ていることに感謝です♪

集落のだいたいどの家にも、それぞれ味のあるシーサーが乗っています。
いろいろなシーサーをみつけるもの、竹富散歩の楽しみです♪

水牛に近寄るのは嫌がるものの、「のりたい」という息子。
新田観光へ行き、12時の便には間に合わなかったので13時の便のチケットをゲット！

まずは「ぱーらーぱいぬ島」でかき氷を、という話をしながら向かっていると、いきなりのザーザー雨！私は晴雨兼用の傘持参、息子にはレインコートを着せ、夫は雨の中を走りました。まさにスコールみない感じ！！

ここだ、と入ったお店は「パーラーぱいぬ島」ではなく「たるりや」でした。
でも食べている人の縄文そばなど、とーーってもおいしそうで、私たち親はすっかりそば食べたいモード。が、食いしん坊の息子は「かきごおりっていったでしょ」と譲らず。「また後で来ます！」とそそくさと去り、一本？二本？先の通りにあった「パーラーぱいぬ島へ」。

「たるりや」のおばあちゃんが「竹富島の雨はこんな感じに降ったり止んだり」と言っていましたが、まさにそのとおりですぐに止み、また青空が。「パーラーぱぬい島」にはたっくさんの種類のかき氷があって迷っちゃう。

お店の中、というのかな？屋根があるだけの店内。とっても心地よい空間でした♪
私たちは座敷席へ。テーブルも木そのままなので、席によって大きさも全然違います。素敵！！

数あるかき氷の中から、マンゴーミルクと、黒糖ぜんざい（だったかな？）に決めました。
これがとーってもおいしくてビックリ！氷もきめ細やかで口の中ですーっと溶ける感じ。かき氷というよりもふわふわアイスみたい！！

店内には三味線があって、自由に触れることが出来ます。もちろん私たちもシャンシャンしてみました♪

すっかりいいお天気で暑ーい。「氷」の旗が夏らしくてとってもいい！

どこもかしこも絵になる風景です。

竹富島ステイにして大正解でした。

竹富島でのわが家発見！黄色の浮き輪が縁側にかけてあるのが私たちのお部屋。

私たちの裏のヤシの木、こんなに大きいけれど、この後見たら、台風対策でばっさりと切られていました。

ついつい写真を撮ってしまいます。壊れたカメラの代わりに頑張ってくれているスマホに感謝！

どこかのおうちの窓。シーサーがオリオンビール持ってます。水牛までの間、こんな風にうろうろしていたら、民謡っぽい音楽が。民謡の後に流れたのは、「台風8号が近づいています」「石垣島までの船は16:45で終わりになります」といった防災無線でした。この防災無線、この後もたびたび耳にすることになります。

そろそろ時間なので新田観光の水牛乗り場へ。
牛くん水浴び中でした。息子は腰がひけて近づけず。

本物の水牛の代わりに、牛の顔の形に刈られた木の前でパチリ。

さあ、私たちをこれから乗せてくれるのはこの子！名前は「さぶろうくん」。

日帰りで来る人の港からのバスより先に着いていたため、一番で乗り込めました♪
どうせなら先頭に乗りたかったのでラッキー☆

案内してくれるのは竹富島出身のおじさん。
自転車や歩きとはまた違い、さらにゆったりとした竹富島を見ることができました。

さぶろうくん、ホースのあるところでは自らピタリと止まります。そして水浴び中。

竹富島の歴史や集落についてだけでなく、バナナやドラゴンフルーツ、グァバやパパイヤなどなど、島にある木々についてもいろいろと教えて下さいます。そしてまたその声の感じがとっても心地よいのです。

安里屋ユンタを今の言葉と昔の言葉、両方で歌って下さいます。

ぐるりと一周30分ほどでまわり、再び新田観光まで戻ります。水牛に乗って、おじさんの話を聞きながらの集落散策は、自分たちで歩くのとは全然違って、もっと深い竹富島を見ることが出来たような気がしました。乗ってよかった！！

なごみの塔がすっかり気に入った息子。また登りたいと。台風来たら明日は登れないだろうし、晴れた竹富島を見下ろす最後のチャンスかなと思い、カンカン照りの中、列に並ぶことに。

けっこう待ってようやく私たちの番に！夫は塔の上に登った私たちを、望遠レンズでしか撮れない一眼レフで撮りたいとのことで下で待機。この景色、やっぱりいいなー。

写真真ん中あたりのオレンジが夫。写真撮ってます。ずっとここで竹富島をぼーっと眺めていたいけど、待っている人がいるので仕方なく降りなきゃ。

さて、その後は先ほど息子の「かきごおり」攻撃であきらめた「たるりや」へ。

この縄文そばが食べたかったの！そばと言ってもお米で出来ているそう。おばあちゃん→夫→私、という伝言ゲームみたいに伝わったのでちょっと詳しくはわからなかったけど、「黒紫米」と何かで出来ているそう。

こんな屋根だけの空間でいただきます。そうめんに近いのかな？暑い昼間にとっても合う！！
おいしかったー！！！

さあ、いよいよ台風に備え、石垣島へ食料調達に行ってきます！！

竹富島に慣れると、石垣島の離島ターミナル周辺がものすごーく都会に見える！
人も多いしお土産物屋さん、飲食店もいっぱい。何だか現実世界に引き戻されてしまったので、近くのコンビニでささっと食料を買い込み、竹富島へ戻ります。

帰りの高速船では、同じ宿のファミリーとばったり。私たちも買い過ぎなくらい袋を持っていたけど、そのファミリーもたっぷり買い込んでいました♪水牛のおじさんにも、集落までのバスのドライバーさんにも、明日だけでなくあさっても船は出ないんじゃないかと言われたし、用心するに越したことはないね。でも本当にそうなったら西表島へ行けないし困るなぁ…。

夕飯は昨日定休日だったので有名な「竹の子」に…と思ったら、何かの「会合」？があるとかでお休み。昨日行った「ガーデンあさひ」も台風対策のため夜の営業はお休み。きっと他も同じようなものでしょう…。結局宿からすぐの「しだめー館」で食べることに。

「とりあえず」で入ったこのお店が、とーっても居心地が良くて、外の席と4卓だけの座敷席があって、他に2組いたけど外の席だったので、座敷席は私たちで貸切。

お料理はどれもおいしくてボリューム満点…というか、ボリュームありすぎなゴーヤチャンプルー定食。ご飯はマンガのような山盛りでした(笑)

そして、アイスとコーヒーゼリーのデザートを頼んだら、品切れだかでなくて。そうしたら何と何と、その代わりにと、サービスでジュースを3つもくれました！マンゴー・グァバ・パイナップル。何だか申し訳ない…。おいしく大切に飲ませていただきました。

「しだめー館」では星の砂のつかみ取りも楽しませてもらい、お店の前で家族3人で写真も撮って下さり、お店のブログにも載せてもらってしまいました♪
さて、夕暮れの町を遠回りして宿に戻ります。

井戸発見！お水は出たけど飲んではいけないそう。

晴れてはいるけど、だんだん風が強まってきました。本島泊のマンションのお友達から夕食の時にメールが来て、本島は昼でプールも海も禁止、子どもが歩けないくらいの風になってきているそう。

向こうに見えるはなごみの塔。さすがに風も強いのでもう登りません。
「たいふう」を恐れる息子は「かえろう」を連発。大丈夫！なごみの塔の手前が宿だから♪

台風に備えてどの部屋の雨戸も閉まっていたので、私たちも固ーい雨戸を無理矢理閉め、靴も靴箱に入れました。

台風情報のテロップが流れるニュースを真剣に見る父子。私たちの沖縄行きを知っている友達からは「大丈夫？」のメールが多々。私も今回八重山に来るまでよくわかっていなかったのだけど、本島からは400km以上離れているみたい。雨戸を閉めると風の音も聞こえないくらいでした。

お風呂上りも台風情報。そして息子がひとこと。「○くん、たいふうくんのこと、みんながいやだいやだっていうから、なんだかたいふうくんがかわいそうになってきちゃった。」そしてそれ以降、台風ニュースは「かなしいきもちになるから」と見たがらなくなってしまいました。停電に備えての懐中電灯2個、断水に備えてお風呂にお水も溜めたし…あとは大きな被害が出ないことを祈るのみ！！
続きはこちら→http://4travel.jp/travelogue/10907429