2014/06/26 - 2014/06/28
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つるまるこさん
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【2017年5月追記】
旅行当時運行中だった青森~函館間の特急列車について、北海道新幹線開通に伴い現在は廃止となっています。
現在、青森~函館間の鉄道運賃は、新青森~新函館北斗間を新幹線利用した場合、片道7,690円。新青森から新幹線を利用し、木古内で下車して第三セクターの鉄道で函館まで行った場合でも片道6,590円となっており、陸路で東京~函館間を1万円台で往復することは残念ながら不可能になりました。
その他の手段としては、青森港~函館港をフェリーで行き来する方法があります。これなら、高速バスと組み合わせて、閑散期なら1万円台で東京~函館間を行き来することが可能です。
ただ、0泊3日で旅行する場合、函館滞在時間は4時間弱という超弾丸の行程になることをあらかじめご承知おきください…
あわせて、私がこの旅の往路で利用した高速バス「えんぶり号」は、現在、定期運行はなされていないため、利用される場合はあらかじめ弘南バスホームページの運行カレンダーをご確認ください。
----------【以下、当時の旅行記録です】----------
平日に1日お休みをもらうことができたので、遠出してきました。
行き先は…
北海道!
夜行高速バスと特急列車を利用して、人生初の函館旅へ行ってきました。
今回の旅の目的は「できる限り効率的に、かつ低予算で、どこまで遠くへ行けるか」にチャレンジすること。
宿なし、温泉なし、贅沢グルメなしの貧乏旅。しかし、丸1日で函館の名所を歩き倒してきました。
国内屈指の美しい街並みが楽しめる函館へ、皆様もぜひ!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
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毎年6月は仕事で一番の繁忙期。帰宅時間が0時を回る毎日が続きました。そんな中、土曜出勤の振替分で、27日(金)に1日休日がもらえることに。せっかくの休日、1日を1週間分ぐらいのボリューム感で楽しみたい。そんな思い付きから、今回の旅は始まりました。
出発は26日(木)の夜21時50分。新宿から青森行きの夜行高速バスに乗ります。
旅のプランを練っていた際、弘南バスの「えんぶり号」が6月の木曜と日曜限定で片道3900円になるというキャンペーンを目にし、これを使わぬ手はない!と即予約。一旦青森まで出て、特急列車で青函トンネルをくぐり、函館まで出る−という計画です。
ところが、直前になってアクシデントが続発。出発の数日前にJR北海道の貨物列車が脱線事故を起こし、青森〜函館間の特急列車が運休に…。なんとか旅当日までには復旧したものの、今度は私があわやバスに乗り遅れか、という事態に。仕事がなかなか終わらず、最後の仕上げにかかろうとした直前でシステムがダウンするというトラブルが発生!結局、作業途中でやむなく職場を後にして駅まで猛ダッシュ。出発ギリギリセーフでバスに乗り込み、なんとか旅を始めることができました(ちなみに、バス乗車時の私の所持金は200円でした。恐ろしい…)。
※中断した仕事は、日曜日に職場に顔を出してなんとか最後まで仕上げました
バスは2時間ほど走ったところで、栃木県の佐野サービスエリアに途中休憩のため停車。サービスエリア内のATMでお金をおろし、夜ごはんと道中の軽食も無事確保しました。ホッ。
今回乗車した「えんぶり号」は、東京から青森県内に入った後、八戸・野辺地を経由する大回りのコースとなるため、乗車時間も約12時間という長丁場なのです。
バスは平日のせいもあってか、渋滞もなく順調に進み、八戸駅でほとんどのお客さんが降りてゆきました。東京〜青森間は、同じ弘南バスさんから「パンダ号」という別の路線が出ており、こちらの方が短時間で青森に到着できるため、私のような大回りを選択する奇特な客はほとんどいないでしょう。ただ、「パンダ号」は早朝のうちに青森に到着するため、特急列車の出発時刻までの時間つぶしに困るなと思い、今回の選択となったのでした。
青森県内に入って目にした、りんごマーク入りのガードレール。ご当地感満載で、かわいい!
ガードレールも地域ごとに個性がありますよね。山口県のガードレールは、みかん色だったのが印象的でした。 -
予定より1時間早く、青森駅到着。
特急列車の切符を購入した後、駅ビル「ラビナ」の中のスターバックスで一息つきました。
青森〜函館間の特急列車の料金は、片道4970円。
もっと安く行く方法は他にもあります。
例えば、「函館フリー乗車券」。これは、東北地方の主な駅から函館方面を4日間格安料金で乗り降りできるという切符です。青森からの料金は3390円。これに特急料金(青森〜函館の片道特急料金は1730円)をプラスすれば特急列車にも乗車できるようになっているので、この乗車券さえあれば往復7000円弱で青森と函館を行き来できるのです!
が、しかし。この切符、購入場所が東北地方の主な駅に限られていることに加え、なんと、利用日の1日前までに入手しなくてはいけないというルールが。。。
そんな訳で、早朝から現地入りの今回の旅では泣く泣くパス。正攻法(?)で、定価の片道料金を支払って函館入りすることにします。 -
「ラビナ」の中には、青森県産の木材を使用した木のおもちゃで遊べる子ども向けのスペースも開設されていました。いいですね、こういう取り組み。
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10時30分青森発のスーパー白鳥1号に乗車して、いざ函館へ!
特急列車で津軽海峡を越えるのは人生初です。
ひさびさの青函トンネル。
前回このルートを通ったのは…もう10年近く前の夏まで遡ります。
お盆休みの最中に「北海道&東日本パス」を利用して、東京から稚内を0泊4日で往復するという無茶を働いたことがありました。文字通り、若気の至りです(笑)。
北海道&東日本パスは、ホリデーシーズンに発売される普通列車乗り放題の企画きっぷです。価格も使い方も青春18きっぷと大差はないのですが、北海道&東日本パスの有効期間には「連続する7日間」という縛りがあります。その一方で、一部区間の特急・急行列車の自由席に乗車することができるというメリットがあります。なんといっても、貧乏旅行をする人間にとっては、青森〜札幌間を走る夜行急行「はまなす」に乗れるという点がとっても大きい!
かつての自分も例に漏れず、はまなす自由席狙いで北海道上陸を試みた人間です。しかし、その時にはとんでもないハプニングに見舞われました。
仙台〜一ノ関へと移動中、里帰り客で満杯の東北本線に自転車を担いだ学生グループが乗り込もうと悪戦苦闘。乗務員さんとひと揉めした挙句、電車の運行を遅らせてしまったのです。そこからの乗り継ぎはもうグチャグチャ(涙)。泣く泣く八戸駅から特急列車に乗り、なんとか急行はまなすの発車時刻前には間に合ったものの、自由席のホームにはとんでもない長蛇の列が!実はこの日の翌日には北海道で大規模な野外音楽フェスの開催があり、フェス組が急行はまなすに大挙していたのでした…
あわや満員電車の中で一晩立ちっぱなしで過ごす羽目になりそうでしたが、ギリギリ座席を確保することができました。あと2〜3人分遅れていたら一晩立ち寝確定でした。
…と、思いっきり今回の旅から話題が脱線してしまいましたが(汗)、自分の知る限り、北海道&東日本パスを利用しての移動は、関東方面から北海道入りする最も格安の手段ではないかと思います。ただし、時間はかかります。あっ、0泊で稚内往復はできるのかな。かつての自分は、旭川で友人夫婦に会った後、夜行特急「はなたび利尻」号を利用して早朝に稚内入りをしたのですが、2007年をもって「はなたび利尻」は廃止になってしまったそうなので。。。
脱線脱線ですみません^^;
写真は、「スーパー白鳥」の座席に掲示されている青函トンネルの通過ダイヤです。各号ごとに、どの駅や地点を何時何分に通過する予定ですよ、という説明が記載されています。 -
今回の旅は貧乏旅行に徹しますから、駅弁も自粛。格安のおこわ弁当を青森駅の売店で入手しました。ありがたや。
それにしても、旅行当日までに津軽海峡線が復旧してくれて良かった…一時はどうなることかと思いました。 -
電車は海側をひたすら走ります。
随所随所で北海道新幹線の工事中でした。北海道に新幹線で渡るなんて、なんだかおとぎ話の世界のように感じていましたが、本当に着工しているんですね…
次に来るときは新幹線に乗っているのかなぁ。
このあと、およそ30分ほど青函トンネルを通過します。 -
青函トンネル通過中、車内の電光掲示板。特急列車の表示が尺取虫みたいでかわいい。
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トンネル通過後に停車する北海道内最初の駅、木古内。
左側の表示が新しくなっているのは、先だって海底の駅が廃止されたことに関係しているのでしょうか。 -
車窓の外に広がるのは北海道の雄大な景色!…と言いたいところなのですが、ごらんの通りあいにくの空模様で、ぼんやり^^;
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脱線事故の余波か、途中途中に徐行運転を挟みつつ、予定より10分ちょっと遅れて函館駅に到着。
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人生初の函館です!
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0キロ地点の看板。函館本線の起点駅とのことです。
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こちらが0キロポスト。こういう形でお目にかかれるのは珍しいなぁ。
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JRの管轄が変わると、普段見ることのないデザインの電車がいろいろとホーム上で見られるのが楽しい。
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函館駅の外観。わー、立派だ。
平日にも関わらず駅構内や駅前ではたくさんの観光客を見かけました。外国人の観光客グループもたくさん。 -
かの有名な朝市の建物が駅のすぐそばに。いか…うに…いくら…(ブツブツ)
おいしい海鮮をおなかいっぱいいただきたいところですが…テーマから外れるので今回はぐっと我慢です。 -
駅前の街並みがとても近代的なので、いまいち北海道に上陸した実感が湧かないなー。ということで、市電の駅近くのコンビニへ。
…うん。北海道だ。一気に実感が湧きました。 -
まぎれもなく北海道の風景です。。。
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さてさて。今回の函館市内移動では、路面電車にお世話になります。
写真の通り、昔ながらのレトロな車輌もあれば、カラフルなラッピング電車など、現代的な車輌もありました。
最初に目指すのは、函館を代表する史跡のひとつ、五稜郭です。
函館駅前の停留所から、五稜郭の最寄り駅である「五稜郭公園前」までの所要時間はおよそ16分。
下車した後、駅から10分ほど歩くと五稜郭公園へ到着です。 -
五稜郭へ向かう途中で見つけた、函館の有名なハンバーガー屋さん「ラッキーピエロ」。
なかなか個性的な店構え。 -
五稜郭の入口までやってきました!
朝はどんよりしていた空も、すっかり晴れ渡って、さわやかです。 -
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近くの「五稜郭タワー」(写真)に昇れば例の“星形”を上空から拝むことができますが、入場料800円!函館山のロープウェイの片道料金より高いのね…
考えた結果今回はパスすることに。デートの方はぜひどうぞ。
お昼を迎えて、ちょっと小腹が空いてきました。
今回の旅は贅沢グルメ自粛のつつましい(?)旅ですが、どうしても行きたいお店があったので、腹ごしらえを兼ねて立ち寄ってから五稜郭をお散歩します。 -
途中で見かけた看板。
五稜郭のみならず、「四稜郭」なんてスポットもあるのですね…まだまだ歴史の知識が足りないな、と反省。 -
おめあてのお店に到着。
高い生垣に囲まれた現代的なこの建物の正体は。。。 -
(ちょっとわかりづらいのですが、奥の看板が見えますでしょうか)
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「マルセイバターサンド」などの銘菓で知られる北海道のお菓子屋さん、六花亭さんです!
本店は帯広にあるのですが、道内各地にお店があり、一部の店舗内には喫茶室も併設されているのです。
私は六花亭さんのお菓子も、あのお花が印象的なパッケージも大好きで、北海道を訪問した際にはもちろん、北海道の物産展が都内で開催されているたびにいろいろお菓子を買い込んでしまうのですが、今日はそれに加えて、憧れの喫茶室にもおじゃましてきました。 -
喫茶室は上品な奥様方のサロンといった雰囲気。年齢層も高めで、とても落ち着いた空間の中、ゆったりとくつろぐことができました。
店員さんの接客もしびれるほどにエレガント。
しかも、なんとなんと、ケーキ類を頼むとコーヒーは無料で飲み放題とのこと!
私は写真のホットケーキを注文しました。お値段はリーズナブルな520円。これでコーヒーもつくというのだから、東京では考えられません。 -
ホットケーキは、店員さんが食べ方を説明してくださいます。
裏と表、間にもたっぷりバターを塗って、6等分。最後にメープルシロップをかけてお召し上がりください、と。
ぜいたくにいただきました。
お菓子のおいしさもさることながら、行き届いた接客、価格設定、お店の居心地の良さ…ホスピタリティかくあるべし、としみじみ考えさせられたひとときでした。
東京の物産展ではあまりお目に掛かれないお菓子をこまごまと買って、六花亭さんを後にしたのでした。 -
再び五稜郭公園内へ。お天気が回復して良かった、と思える爽やかな陽気です。しかも、さすが北海道。からっとして、蒸し暑くありません。
公園内はたくさんの観光客、とりわけアジア圏からの団体客が目立ちました。 -
こちらの貸ボート屋さんには何やら怪しげな黄色いキャラクターが。
「五っしー」…?
あれ、どこかでよく似た姿を見たことがあるような…なんだっけあの、ふn… -
気を取り直して、お散歩続行。普段、城郭周辺では四角形のお堀を目にすることがほとんどなので、こうしたぎざぎざのお堀の形は新鮮です。
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うっそうと蔓が天井を覆う大きな藤棚のトンネル。お花が咲くころはさぞかし美しいのでしょう。
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土塁が巡らされた敷地内はまるで迷路のようです。
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箱館奉行所の建物前の広場からは遠くまで見渡すことができます。
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こちらが復原された箱館奉行所の建物。幕末の志士気分に浸れる貸衣装のお店もありました。歴史好きの方や外国人観光客の方々は、衣装を羽織ればさらに楽しめそうですね。
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平面の復原遺構もありました。
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こちらが詳しい案内図。
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土塁に上って見渡してみたの図。
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せっかくなので五稜郭タワーの中だけのぞいてきました。
函館が生んだスーパーバンド、GLAYのポスターがどーんと。どまんなかでGLAYを聴いていた世代としては感慨深いものがあります。
それでもタワーは登らない(今回は徹底して貧乏旅行主義)。桜の時期は夢のようなピンク色の星型が拝めるはずなので、その時期に訪問された方はぜひ・・・ -
さてさて、お次は五稜郭から市電で港方面へと移動します。十字街駅を降りると、市電の軌道沿いを中心に、歴史を感じさせる建築物がたくさん保存されていました。古い建物好きの自分としてはたまらないエリアです。
函館で印象的だったのが、一階は和風建築、二階は洋風建築という写真のような和洋折衷の建物が多く残っていたこと。
駅から赤レンガ倉庫方面へと歩いてゆきます。 -
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こちらは赤レンガ倉庫街のすぐ近くにある、高田屋嘉兵衛資料館。
江戸時代の豪商で、来航後は函館を拠点として北洋漁業の開拓者として活躍したそうです。 -
金森赤レンガ倉庫までやってきました。絵になる風景ですね。
クリスマスイルミネーションが有名だそうです。
港の倉庫街、好きです。幼少期、横浜に住んでいた時はよく、まだ開発される前のみなとみらい地区を家族で散歩したり、船の絵をスケッチしたりしていました。 -
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こちらは赤レンガ倉庫内の郵便局。1年中クリスマスモード、といったところでしょうか^^;
倉庫内はショッピングモールとなっているのですが、観光客向け、それも修学旅行やツアー客向けの、わりとベタな(ごめんなさい)お土産屋さんが中心でした。
こてこてのインポート雑貨もいっぱいあって、そういえば昔、新神戸駅の前にあったオーパ(ファッションビル)の地下にこんなお店がいっぱいあったなー、と懐かしくもなりました。 -
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港の向こうにそびえ立つ函館山。
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函館には、数々の映画やドラマ、CMで登場した絵になる坂がたくさんあります。
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通りで見つけたかわいいマンホール。ユーモラスなイカ3匹衆。函館といえば・・・ですよね。
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ここにもイカがいるじゃなイカ!!・・・と、あれ?
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見慣れないこちらの建物。
「操車塔」と呼ばれる、市電のポイント(進行方向)や信号を切り替えるための施設です。
現在は使用されていないそうですが、国内に残る路面電車の操車塔としては最古の建物だそうです。 -
塔の横にはその歴史と役目を伝える案内板も。
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市電沿いに歩きながら、レトロな建物探索スタート。公共施設や記念館となっていいるものもありますが、会社や店舗の建物として現役で使われているものもたくさんあり、びっくりです。
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こちらはホテルの建物。オシャレ!
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ガンダムの「ザク」が変身したかのようなこちらの建物も、地元企業の社屋として使われているようです。
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こんな建物に毎日通勤できたら自慢できそうだなぁ。
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途中で地元のスーパーものぞいてきました。さすがのジンギスカン。
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(北島三郎記念館は建物のゴージャスぶりにびっくりしたので、そっと入口のサブちゃんだけ写真に納めてきました)
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お次は大きな坂道を越えて異人館街へ。神戸育ちなので、坂道耐性はあります。
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てくてく。函館は道が広いなぁ。
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こちらはイギリス領事館。観光客が出たり入ったりしていたので、そっと1枚だけ外観を写真に納めたのですが、白い壁に青い窓枠が映える美しい建物でした。
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元町公園まで登ってきました。
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公園から眺める函館の街。
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こちらは旧北海道庁函館支庁庁舎。現在は観光案内所として使用されています。
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そして、旧函館区公会堂。今まで見た異人館の中でいちばん美しい、と思えるデザインでした。ペールブルーに映える、クリームがかった黄色の窓枠。映画や絵本の世界のような建物でした。現在はコンサートホールとして使用されているそうです。
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さらに歩いて、今度は教会の立ち並ぶエリアへ。
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素敵な東欧雑貨のセレクトショップがオープン準備中でした。オープン前とは知らずに覗いてしまったのですが、美しいデザインの雑貨がてんこもりで、お財布の口が閉まらなくなりそうだったので、お買い物は自粛して帰ってきました…
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途中で見つけた「ロシア極東連邦総合大学函館校」なる建物。ドキドキ。
調べてみたところ、ロシアの有名大学の分校で、ロシア語やロシアの文化・歴史などを学ぶことができる学校のようです。
まったく話題がそれてしまうのですが、ふと、昔、地元に「エドモンズ大学日本校」なる学校があったことを思い出しました。神戸の郊外には今でも朽ち果てた宣伝看板がそのまま残っていたりします。 -
海が一望できる坂道。風光明媚な場所ですね。
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そして着いたところは、今回の旅で最も訪れたかった場所、ハリストス正教会。
国の重要文化財にも指定されています。 -
入口や屋根のデザイン、白い漆喰と青銅色の屋根の色がなんともエキゾチックです。
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憧れの美しい建物を前に、私はしばし立ち尽くしてしまいました。
魂を奪われるような神秘的な美しさです。 -
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聖堂の中は信者の方でなくても入らせていただくことができます。
靴を脱いで中に入り、静かで荘厳な祭壇のイコンを前に、しばし祈りを捧げたのでした。 -
ハリストス正教会のそばにある小さな石畳の坂道は、「チャチャ登り」と呼ばれる小道。
「チャチャ」とはアイヌ語で「おじいさん」という意味だそうで、あまりの急さに、歩くと誰もがおじいさんのように腰を曲げてしまうことから、その名前がつけられたそうです。 -
ハリストス正教会のほかにも、この界隈には美しい教会の建物があります。
こちらは函館聖ヨハネ教会。 -
そして、残念ながら逆光になってしまったのですが、こちらはカトリック元町教会。
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西洋の教会だけでなく、なんと、この近くにはお寺さんもあるのです。
それがこの巨大な建物、真宗大谷派函館別院(東本願寺)です。
日本で初めての鉄筋コンクリート造りの寺院だそうです。
ぴかぴかの瓦屋根が印象的です。
ここから程なくすると、函館山ロープウェイの乗り場に到着します。
夜景には少し早い時間帯ですが、函館の夕暮れを拝むこととしましょう。 -
展望台から開けるパノラマの絶景!
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さきほど歩いてきた教会群です。山から眺めても、屋根が美しい。
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穏やかな夕暮れの風景。
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時計は6時を回りました。歩き回って小腹が減りましたので、〆の食事へと向かいます。
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上りのロープウェイとすれ違う瞬間です。ぴゅーっ。
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市電で函館駅まで戻り、歩いてやってきたのは函館ラーメンのお店、「滋養軒」さん。
ぜいたく自粛の今回の旅でしたが、最後は名物をいただいて帰ります。 -
函館といえば、塩ラーメン!
澄んだスープの中に黄色のストレート麺。これでなんと、500円です。
あっさり、うまうま。至福のひとときでした・・・美味しゅうございました。 -
再び函館駅からスーパー白鳥号に乗り、青森へ。夜行バスで東京へと帰りました。
だんなへのお土産は函館の駅弁、豚わっぱ飯と、素敵な六花亭さんのお菓子の数々。
0泊、現地滞在約7時間の超強行弾丸旅行でしたが、とても濃密な旅の思い出ができました。
街並みをめぐる旅としては、国内で過去最高の思い出ができた旅だったと思います。
次回はおいしい海鮮や温泉つきで(笑)、ゆっくり、のんびり楽しみに来ますね!
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