2014/07/05 - 2014/07/05
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ドクターキムルさん
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「キバナシロタンポポ」という名は小泉秀雄が昭和9年(1934年)5月25日に「日本産たんぽぽ属ノ研究(其五)」(「植物研究雑誌」 10(5):305-318)で最初に使用した。「硫黄色」の花を「キバナ」と表現したことは確実である。事実、艶消しの黄色をしたキバナシロタンポポの花は「硫黄色」で表現できる黄色系の花である。
しかし、Webで検索すると、「白っぽい黄色」とか「クリーム色」とか白系の表現が見られ、「キバナ」と表現されていることが嘘であるかのようなものが多く見られる。事実、Webに掲載されている「キバナシロタンポポ」の花と称する写真の中には白っぽい花で「キバナシロタンポポ」とは思われないものが多く見られる。
「タンポポ調査・西日本2015」の「タンポポの種類と見分け方」にも「キバナシロタンポポ」があり、「シロバナタンポポの集団の中に、総苞外片の開き方、角状突起の形などシロバナタンポポそっくりだが、花の色が黄色のタンポポが見つかる。小泉(1936)はシロバナタンポポの硫黄色花として、キバナシロタンポポと命名した。つやを消したような滑らかな黄色を「硫黄色」としたのは当を得た表現である。
今回の調査では、鳥取県・島根県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県で頭花が得られている。白花と黄花が同じ個体に生じたり、同じ株が毎年黄花を咲かせることもあると聞く。シロバナタンポポと区別すべきか今後の検討課題である。」(http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/tanpopo/taxon/shirobana.html)とある。しかし、そこに掲載されている写真が「キバナ」には見えないので、「Web(http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/tanpopo/taxon/shirobana.html)に掲載されている「キバナシロタンポポ」の写真はとても「硫黄色」には見えません。「キバナシロタンポポ」ではなく、「シロバナタンポポ」ではありませんか?」とメールすると、レスはなかったが、新たに写真が追加されて「キバナ」に見えるようになった。
それにしても「キバナシロタンポポ」については80年前から何も進捗していないのであるから恐れ入る。タンポポ調査実行委員会を運営している大阪自然環境保全協会の関係者には世界遺産関連で学位を取得している筑波大の教授くらいしか学位を持つ人もいないようで、いわゆるタンポポの専門家と呼べる人などいないようだ。さもありなん。
(表紙写真はキバナシロタンポポ)
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