2014/06/05 - 2014/06/17
1730位(同エリア2971件中)
erioさん
今回は仕事の関係と青の洞窟入場を最優先としたためこの時期となりましたが次回再訪する事が有ればこの時期は外します。
何故なら学生の夏休みが始まり高速は渋滞するし観光地も海外からの若者が団体で訪れとんでもない事に。
更に今年は異常気象なのか事前に調べた気温とはかけ離れ連日の30度超え遂にはフィレンツェではホテルのエアコンがダウン!
本日の予定は3時間半のミラノ市内観光後、昼食を摂りバスにて第二の訪問地ヴェネツィア(メストレ)へ276kmの移動(3時間半予定)です。
①スフォルツェスコ城へ裏側からアプローチ。現地ガイド石坂さんの説明でのんびり建物外部を観賞しながら正面へ
②徒歩でスカラ座へ向かいバルコニー席から内部を見学後、併設された博物館でヴェルディのデスマスク等を見学
③ビットリオ・エマヌエレ2世ガレリアを通り抜けてミラノのシンボルたるドゥオーモへ。
時間が有れば地下の聖堂も見学したいところですがこのツアーの売りである「最後の晩餐」の予約時間の関係で早々に切り上げ屋上を目指します。
④バスにてサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ向かい「最後の晩餐」観賞
⑤Dinkyにてミラノ風カツレツの昼食を摂りヴェネツィアへバス移動
⑥メストレのラグーナ パレス に19時前にチェックイン
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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朝7時のミラノ、万博に向けて至る所で工事中です。
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スフォルツェスコ城裏手からセンピオーネ公園北側の平和の門。
ナポレオンに捧げる凱旋門として着工されたがオーストリア皇帝、独立記念と変遷し碑文も書き換えられています。 -
9時前ジョギングされる方がちらほら
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現在のスフォルツェスコ城は四分の一になってしまっているとの事
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ヴィスコンティ家の紋章、サラセン人を呑みこむ大蛇ビショーネ説と子供を呑みこんだ蛇を倒したヴィスコンティ家の勇壮を表した説が有ります。
アルファロメオのマークの元となっています。
スフォルツァ家の居城なのに何故ヴィスコンティ家の紋章なのか、スフォルツァ家はヴィスコンティ家の娘を嫁としていた傭兵隊長上がりの者で、ヴィスコンティ家の嫡子が途絶えた為、跡を受け継いだのです。 -
名古屋城と同じく水のない堀
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現地ガイドの石坂さん、音楽を志してイタリアへ来られたそうです
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現在は市立美術館として使用され地下にはエジプトの遺物を展示した考古学博物館もあるそうで時間が有れば覗いてみたかった
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城内至る所にこの鳥がいるのですが何であるか聴き忘れました
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中庭では仲良くチュッ
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信号の3色揃っています
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水の無い堀には良く映画で見る石の砲弾が置いてあります、何処へ飛ぶか分からず時には味方に飛ぶこともあったそうです
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レオナルドが水道塔にと考えたと言われる塔を中心に我らが頼れる添乗員・美土路さん(白シャツ)と名高いミサンガ売りのお兄さん、獲物を探していますが昼間は子供連れを狙うようで我々のグループには近付いてきませんでした
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スフォルツァ公の像
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20世紀に修復された時計台、上段にミラノの守護聖人『聖アンブロージョ』下段に『ウンベルト一世』が彫刻されています
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カステッロ広場の噴水から時計台を望む
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これも映画によく出てくる跳ね橋、閉じたときに支柱が収まる切り込みが確認出来ます。トマス・ハリスの小説に出てくる『羊たちの沈黙』で有名なハンニバル・レクターは初めの城主ヴィスコンティ家の末裔の設定だそうです
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ジュゼッペ・ガリバルディの像が聖人にお尻を向けて建っています。
彼はカブール、マッツィーニと並ぶ『イタリア統一の三傑』だそうですが三人とも初めて聞いた名前です! -
オペラの殿堂『スカラ座』サンタ・マリア・デッラ・スカラ教会の跡地に建てられた為この名が付いたが大きさ的にはご覧のように小さい
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公演のお知らせ?で見つけた
ピンク・フロイドの音楽でバレエ? -
待合室は撮影可で豪華なシャンデリアとヴェルディ、トスカニーニら音楽家の胸像が並べられています。
バルコニー席から舞台を見降ろしましたが貴族連中にとってスカラ座は社交場でありトランプ等のゲームに興じオペラは二の次であり料金の安い天井桟敷の観客の目が一番肥えていたのだとか・・・。これは現代の野球場のゴンドラ席に通じているかも?
併設の博物館所蔵品で当時の様子が見えてきます。
そして我々にも馴染みのあるマリア・カラスの話も面白かった。
彼女はレナータ・テバルディをライバル視していたのだそうですがレナータの方は全くカラスを相手にせずカラスの一人相撲、レナータは亡くなって10年も経っていないようですが初めて聞く名前、一般人への知名度は関係なくその世界でのランクが問題のようです。 -
館外に掲示された2013〜2014の公演予定表?
スカラ座の見学は30分程度のものです -
ミラノ一短いスカラ座前の信号を渡った所に在るレオナルドの像、この右手奥に在るヴィットリオ・エマニェーレ二世のガレリアを抜けるとミラノのシンボル『ドゥオーモ』があります。
見学して歩くにはとてもコンパクトで良いです。 -
ガラス天井の美しいアーケード、中央十字路の頭上四面にミラノから見た東西南北を象徴したフレスコ画が描かれている。
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南(アフリカ)を表すクレオパトラ、店舗はプラダ
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北(北ヨーロッパ)を表す、店舗はこれまたプラダ
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西(アメリカ)を表すインディアン、店は休業日なのか空きなのか?
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東(中国)を表す、楊貴妃?店舗はヴィトン
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注目すべきは舗道にも在りますよ、モザイク画!
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ガレリアを抜けるとそこは『ドゥオーモ』だった!
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ドゥオーモ広場でレイバンをバックにしたヴィットリオ・エマヌエーレ二世
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威風堂々とはこの事か!
堂々と正面を飾るブロンズ製の扉は左から
『ミラノ勅令』(キリスト教の信仰の自由)
『聖アンブロージョの生涯』
『聖母マリアの生涯』(特に豪華)
『ミラノの中世の歴史』
『ドゥオーモの歴史』 -
中央『聖母マリアの生涯』
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この教会はとにかくスケールがでかく(イタリア最大のゴシック教会)
荘厳な雰囲気を醸し出しています。
主祭壇、サンタ・マリア・マッジョーレ教会時代のもの -
そして見ごたえのあるステンドグラス
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どこかマンガチック
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そしてこちらには2体ものご遺体が安置されていました
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手を見なければ何も感じないのですが・・・。
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お二人の帽子がどちらも法王が被っているのを良く見るものなのでそれなりの位のお方なのでしょう。
日本語を話される神父さんがわざわざ我々のグループに声を掛けて下さいました。 -
巨大なパイプオルガン
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主祭壇右手にある『聖バルトロマイ像』
皮膚を剥がされて殉教した聖人像で『最後の晩餐』では向かって左端に描かれた人物です。
キリスト教にはなんら興味はありませんが何故か12使徒の人物像に興味を持つようになりました。 -
一旦外に出てエレベーターで途中まで登り残りは階段でドゥオーモの屋上を目指します。
エレベーターガールではなくエレベーターボーイが操作してくれます。 -
135本もの尖塔が立ちそれぞれに聖人像が載っている、これは一番高い塔に立つ黄金のマリア。
この像にミラノ再訪を祈ると叶うと云う言い伝えがあるそうですが何も願ってこなかった・・・。 -
左手2本目の像がドゥオーモの建設に着手したミラノ公ジャン・ガレアッツオ・ヴィスコンティをモデルにした1404年制作の最古の作品。
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ドゥオーモ広場側からガレリアを望む。
ガレリアには名だたるブランドショップが出店していますが、その前でCF撮りをしていました。 -
アーケード中央に在る雄牛のモザイク画、雄牛のシンボルに左足踵をのせ反時計回りで3回転すると願いが叶うそうですが・・・、奥さんそれ右足ですよ!
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12時15分予約の『最後の晩餐』観賞の為、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にバスにて移動。
時間まで教会本体を見学、白髪の神父さんが前かがみで祈りを捧げている蝋人形が展示されていると思って見ていたら突然動いたので皆ビックリ!神父さん我々の視線を感じて眠りから覚めたようでした。ほんと微動だにしなかったので皆人形だと思っていました。 -
前の組が観賞に入るまで待合室で待ち、入ると我々が次に進みます。サファリのゾーン間移動と同じ方式です。
レオナルドはフレスコ画ではなくテンペラ画で壁画を描いたため数年でカビが生えたり後年の粗悪な描き直し、更には厩舎として使用されるなど保存には適さない状況に置かれていた。第二次世界大戦では爆撃を受けながらも修道士達により積まれた土嚢によりかろうじて消失を免れたが屋根は無くなってしまい一時はシミにしか見えない状態にまでなってしまったそうで1977年から20年かけて行われた大修復によって当時に近い姿によみがえったのだとか。
全くもってこの絵の歴史を知りませんでした。
ユダのモデルはレオナルドの仕事の遅さに業を煮やした副院長に注意されたのを根に持ち副院長をユダにした説が有るそうです。 -
売店で買った絵ハガキ(上)と眼鏡ふき(下)
食堂内の対面に描かれた絵同志ですがジョヴァンニ・ドナト・モントルファーノ作の『キリストの磔刑』など左右の頭上に天使と悪魔が描かれている等細かい部分は双眼鏡を使用しないと判別できないし他の天井画を観賞する際も役立ちますので是非持参される事をお勧めします! -
ミラノ中央駅
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Dinkyにて13時過ぎから昼食
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ミラノ風カツレツ
14時半前にバスにてヴェネツィア(メストレ)に向かいますが金曜日は土日走行禁止の車が仕事の為大量に高速を走行するのに加え夏休みに入る家族連れが多く3時間半の予定が4時間半以上掛かってしまいました。 -
今晩の宿 ラグーナ パレス
ヨットクラブとして造られたそうで変わった感じのホテルです。 -
レストランは向かいに在る別棟のレストラン棟へ行かなければなりません。
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洒落てますね
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部屋はオーソドックス
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バスルームも普通
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前菜はパスタ
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本日のメインディッシュ
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デザート
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