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そもそもはBSの「世界夢列車に乗って」という番組で「アラスカ鉄道旅行」を見たのがきっかけだ。鉄道ファンである私はアラスカ鉄道の黄色と青の重連機関車に牽引される季節限定のパノラマ展望車、その車内から見るアラスカ原野を見ながらの鉄道の旅を見た途端、いつか絶対に乗ろうと決心した。<br />アラスカ旅行について調べると、日本からアラスカへの直行便はなくシアトルなどアメリカ本土都市経由となり、13~16時間を要するという事だった。<br />ツアーを調べると、通常はシアトル経由が多く、そのために現地滞在日数が1日以上少なくなり効率が悪い。そこで見つけたのがチャーター直行便を利用したツアーだ。<br />アラスカ鉄道乗車を入れたツアーは2~3社、希望に合ったツアーは1社でその内から、<br />「アリエスカ宿泊」:アリエスカ・リゾートは先に述べたBS番組で知ったのだが、アラスカでは有名なスキーリゾートで、ケーブルカーで上る山頂のレストランは(実際には行けなかったのだが・・・)眺めも味も最高とのこと。部屋も設備も素晴らしいとの事で、ぜひ1度泊まりたい。<br />「氷河クルーズ」:最初はあまり興味はなかったが、氷河が海中に流れ込んでおり、その崩れ落ちる瞬間が見れれば大迫力とのこと。<br />「アラスカ鉄道・展望車乗車」:これは私の第1目的で譲れない。ツアーによっては普通車乗車もあったが、ここは是非とも展望車でしょう。始点のアンカレッジから終点フェアバンクスまで乗車すると12時間かかるが、申し込んだコースでは途中のタルキートナからデナリ国立公園までの約4時間、1番見所も多いようなので、ベストだ。中で昼食も食べれるようだ。<br />「デナリ国立公園・ワイルドライフツアー」:これもBS番組で紹介されていたが、四国よりも広い国立公園の中でムースやグリズリーベアなど野生動物が自然状態で暮らしている。それを専用バスで見に行くツアーだ。これは日本では見られない。<br />「チナ・ホットスプリングス滞在」:ここはフェアバンクスから少し北の温泉リゾート。BS番組の紹介によると水着着用の露天風呂だ。夏場は乗馬などのアクティビティも出来るらしい。アラスカで夏場でもオーロラ観測が出来る数少ない場所らしい。オーロラ観測はあまり興味がなかったのだが、見れればチャンスで、悪くない。<br />ということで、私の希望通りのコースに早速申し込んだ。<br />その前に、大事なことだが「カミさん」同行の説得があった。奥さんは以前から職場仲間とカナダ旅行に行こうと誘われており、今年の実行計画だった。「カナダは遠くて時間がかかるよ」「職場仲間じゃわがまま言えないよ」と説得し、わが計画に同行となった。JALで飛行時間が短いのが決定要因のようだった。<br />3月に申し込み、旅行パンフレットが出たばかりの4月に入ってから申込み状況を訊くと、200名募集がほぼ満席とのこと。アラスカがそれ程の人気観光地とも思えず、申込んだ皆さんの目的と動機が知りたくなった。8月の暑い夏を過ごしながら、期待感いっぱいの出発となった。<br />

アラスカ旅行記2013 第1日 成田~アンカレッジ

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2013/09/01 - 2013/09/07

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yoshikiさん

そもそもはBSの「世界夢列車に乗って」という番組で「アラスカ鉄道旅行」を見たのがきっかけだ。鉄道ファンである私はアラスカ鉄道の黄色と青の重連機関車に牽引される季節限定のパノラマ展望車、その車内から見るアラスカ原野を見ながらの鉄道の旅を見た途端、いつか絶対に乗ろうと決心した。
アラスカ旅行について調べると、日本からアラスカへの直行便はなくシアトルなどアメリカ本土都市経由となり、13~16時間を要するという事だった。
ツアーを調べると、通常はシアトル経由が多く、そのために現地滞在日数が1日以上少なくなり効率が悪い。そこで見つけたのがチャーター直行便を利用したツアーだ。
アラスカ鉄道乗車を入れたツアーは2~3社、希望に合ったツアーは1社でその内から、
「アリエスカ宿泊」:アリエスカ・リゾートは先に述べたBS番組で知ったのだが、アラスカでは有名なスキーリゾートで、ケーブルカーで上る山頂のレストランは(実際には行けなかったのだが・・・)眺めも味も最高とのこと。部屋も設備も素晴らしいとの事で、ぜひ1度泊まりたい。
「氷河クルーズ」:最初はあまり興味はなかったが、氷河が海中に流れ込んでおり、その崩れ落ちる瞬間が見れれば大迫力とのこと。
「アラスカ鉄道・展望車乗車」:これは私の第1目的で譲れない。ツアーによっては普通車乗車もあったが、ここは是非とも展望車でしょう。始点のアンカレッジから終点フェアバンクスまで乗車すると12時間かかるが、申し込んだコースでは途中のタルキートナからデナリ国立公園までの約4時間、1番見所も多いようなので、ベストだ。中で昼食も食べれるようだ。
「デナリ国立公園・ワイルドライフツアー」:これもBS番組で紹介されていたが、四国よりも広い国立公園の中でムースやグリズリーベアなど野生動物が自然状態で暮らしている。それを専用バスで見に行くツアーだ。これは日本では見られない。
「チナ・ホットスプリングス滞在」:ここはフェアバンクスから少し北の温泉リゾート。BS番組の紹介によると水着着用の露天風呂だ。夏場は乗馬などのアクティビティも出来るらしい。アラスカで夏場でもオーロラ観測が出来る数少ない場所らしい。オーロラ観測はあまり興味がなかったのだが、見れればチャンスで、悪くない。
ということで、私の希望通りのコースに早速申し込んだ。
その前に、大事なことだが「カミさん」同行の説得があった。奥さんは以前から職場仲間とカナダ旅行に行こうと誘われており、今年の実行計画だった。「カナダは遠くて時間がかかるよ」「職場仲間じゃわがまま言えないよ」と説得し、わが計画に同行となった。JALで飛行時間が短いのが決定要因のようだった。
3月に申し込み、旅行パンフレットが出たばかりの4月に入ってから申込み状況を訊くと、200名募集がほぼ満席とのこと。アラスカがそれ程の人気観光地とも思えず、申込んだ皆さんの目的と動機が知りたくなった。8月の暑い夏を過ごしながら、期待感いっぱいの出発となった。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
3.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
観光バス 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • 成田空港<br />午後8時ゆっくりの出発なので、早めに着いた成田で旅の始まり乾杯。<br />

    成田空港
    午後8時ゆっくりの出発なので、早めに着いた成田で旅の始まり乾杯。

  • チャーター便は214名定員の767-300だった。運の良いことに、ビジネスクラスとの仕切り後ろの席でゆったりだった。

    チャーター便は214名定員の767-300だった。運の良いことに、ビジネスクラスとの仕切り後ろの席でゆったりだった。

  • 夕食は撮り忘れたが、和食でそこそこ良かった。写真は軽めの朝食。食事はJALがいいなあ。<br />映画は「スター・トレック」を見たのだが、なぜか音声オリジナルの日本語字幕がなく、仕方なく日本語吹替えを観た。途中からぐっすり眠れました。<br />

    夕食は撮り忘れたが、和食でそこそこ良かった。写真は軽めの朝食。食事はJALがいいなあ。
    映画は「スター・トレック」を見たのだが、なぜか音声オリジナルの日本語字幕がなく、仕方なく日本語吹替えを観た。途中からぐっすり眠れました。

  • 行きは6時間あまりでアンカレッジ到着。速い!さすがチャーター直行便。

    行きは6時間あまりでアンカレッジ到着。速い!さすがチャーター直行便。

  • フッド湖・スピナード湖<br />空港からバスに乗り、アンカレッジ近くの湖へ。湖周囲意にはずらりと小型水上艇が係留してあり、隣に各々の整備用の小屋がある。みな自家用機とのこと。道路網が充実していないとは言え、アラスカの人はリッチだ。湖は飛行場代わりだった。<br />

    フッド湖・スピナード湖
    空港からバスに乗り、アンカレッジ近くの湖へ。湖周囲意にはずらりと小型水上艇が係留してあり、隣に各々の整備用の小屋がある。みな自家用機とのこと。道路網が充実していないとは言え、アラスカの人はリッチだ。湖は飛行場代わりだった。

  • バスから降りて眺めるうち、3機が次々と飛び立っていった。

    バスから降りて眺めるうち、3機が次々と飛び立っていった。

  • 地震展望台<br />私は知らなかったのだが、アラスカ、特にアンカレッジ付近は1964年の大地震と津波で大きな被害を出したとのこと。その災禍を忘れないためにモニュメントを残したり被害に会った家屋を保存している。ここはそのうちの一つで「地震展望台」と呼ばれており、アンカレッジの市街や晴れていればその向こうにアラスカ山脈が眺望できるとのこと。<br />

    地震展望台
    私は知らなかったのだが、アラスカ、特にアンカレッジ付近は1964年の大地震と津波で大きな被害を出したとのこと。その災禍を忘れないためにモニュメントを残したり被害に会った家屋を保存している。ここはそのうちの一つで「地震展望台」と呼ばれており、アンカレッジの市街や晴れていればその向こうにアラスカ山脈が眺望できるとのこと。

  • これは私たちが乗っていたツアーバスのナンバープレートだが、アラスカの山々と人々が描かれている。よく見るとALASKAの文字の下に「Gold Rush」とある。日本のナンバープレートにもこんなデザインがあってもいいんじゃないか?

    これは私たちが乗っていたツアーバスのナンバープレートだが、アラスカの山々と人々が描かれている。よく見るとALASKAの文字の下に「Gold Rush」とある。日本のナンバープレートにもこんなデザインがあってもいいんじゃないか?

  • お昼に入ったレストラン。<br />

    お昼に入ったレストラン。

  • 店内には地ビール製造の設備がある。<br />

    店内には地ビール製造の設備がある。

  • 料理はサンドイッチだが売りは地ビールらしい。もちろんいただきました。ちょっとコクがあり、私好みの味。店内には地ビール製造の設備があるので、たぶんここで作ったビールなのだろう。<br />昼食はサンドイッチだったが残念なことにパサついたパンで美味しくない。<br />

    料理はサンドイッチだが売りは地ビールらしい。もちろんいただきました。ちょっとコクがあり、私好みの味。店内には地ビール製造の設備があるので、たぶんここで作ったビールなのだろう。
    昼食はサンドイッチだったが残念なことにパサついたパンで美味しくない。

  • アンカレッジ歴史芸術博物館<br />

    アンカレッジ歴史芸術博物館

  • アラスカ先住民(私はエスキモーなのかと思ったが、アラスカの先住民には、エスキモーとアラスカインディアンがいて、混在している)の暮らしぶりが展示してある。<br /><br />

    アラスカ先住民(私はエスキモーなのかと思ったが、アラスカの先住民には、エスキモーとアラスカインディアンがいて、混在している)の暮らしぶりが展示してある。

  • ゴールドラッシュ時代の開拓者の様子。

    ゴールドラッシュ時代の開拓者の様子。

  • 写真のパイプは石油パイプラインの断面。二層になって断熱材が入っている。

    写真のパイプは石油パイプラインの断面。二層になって断熱材が入っている。

  • シップクリーク<br />アラスカ鉄道アンカレッジ駅近くにはシップクリーク川というサーモンが遡上してくる川があり、釣りのポイントらしい。<br />入漁料24$を払えば1年中サーモン釣りが楽しめるらしい。今は時期が過ぎて釣り人はいなかった。<br />

    シップクリーク
    アラスカ鉄道アンカレッジ駅近くにはシップクリーク川というサーモンが遡上してくる川があり、釣りのポイントらしい。
    入漁料24$を払えば1年中サーモン釣りが楽しめるらしい。今は時期が過ぎて釣り人はいなかった。

  • アリエスカ<br />1日目のホテル、アリエスカに到着。<br />

    アリエスカ
    1日目のホテル、アリエスカに到着。

  • ここは冬場は有名なスキーリゾートらしく、西武グループが買収したとかの話もあったが、ゴージャスなリゾートホテル。<br /><br />

    ここは冬場は有名なスキーリゾートらしく、西武グループが買収したとかの話もあったが、ゴージャスなリゾートホテル。

  • フロントやショップも広々としているが、部屋もツインが40m2位もあり、初日からご機嫌だ。<br />

    フロントやショップも広々としているが、部屋もツインが40m2位もあり、初日からご機嫌だ。

  • ただ、天気が悪い。

    ただ、天気が悪い。

  • 部屋からはアリエスカ山へのロープウェイが目の前に見えるのだが、ご覧の通り上は雲に隠れて見えない。<br />山頂には展望レストランがあり、晴れていれば20$のロープウェイを奮発して上ってみようとも思ったが、諦めだ。

    部屋からはアリエスカ山へのロープウェイが目の前に見えるのだが、ご覧の通り上は雲に隠れて見えない。
    山頂には展望レストランがあり、晴れていれば20$のロープウェイを奮発して上ってみようとも思ったが、諦めだ。

  • またまた地ビール、アラスカン・アンバーをいただきながらの夕食だ。<br />このビールはコクがあっていけます。<br />

    またまた地ビール、アラスカン・アンバーをいただきながらの夕食だ。
    このビールはコクがあっていけます。

  • 夕食のメニューはハリバットだ。ハリバットは和名をオヒョウと言うらしい。カレイの仲間で、回転寿司のエンガワはこのオヒョウのエンガワらしい。カレイ→ひらめの連想からさぞ美味しかろうと期待感大だったが、がっかりだった。ムニエルなのだがあぶらがなくてぼそぼそ。<br />

    夕食のメニューはハリバットだ。ハリバットは和名をオヒョウと言うらしい。カレイの仲間で、回転寿司のエンガワはこのオヒョウのエンガワらしい。カレイ→ひらめの連想からさぞ美味しかろうと期待感大だったが、がっかりだった。ムニエルなのだがあぶらがなくてぼそぼそ。

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