スイス人の日常茶飯事10．日本とは少し違う空～Fauna Helvetica　　

2014/08/24 - 2014/08/24

日本では見かけないけどスイスでは一般的なものっていろいろありますが、その一つが「鳥」です。

とくに異国情緒を感じるのが、
春のカササギ（旅行記はhttp://4travel.jp/travelogue/10698988）
そして夏のコウノトリです。

ところで、コウノトリと書いてますが正確にはシュバシコウ（赤いくちばしのコウノトリの意）というそうです。
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属シュバシコウさんだそうで、コウノトリとは交雑できるほど近いようです。

さて今回訪れた村、アルトロイはコウノトリの繁殖で有名な場所で、この村の住宅の屋根や木の上には大きな巣がいくつも見られます。

村にいると、コウノトリがくちばしをカタカタと鳴らす音があちこちから聞こえてくるのですが、成鳥のコウノトリって鳴くことができないそうなんです。へぇ?

エリア ソロトゥルン(スイス)

天高く、地に草団子パックがころがる頃

やってきましたアルトロイ

ここはありふれた農村地帯＆住宅地って感じの村なんですが・・・

屋根や木の上のいたるところにコウノトリの姿を見ることができます

いたいた

あっちの屋根にも～

いるよ～

木の上にもモチロン

いるいる～

悠然と飛んでいる姿がまた美しいのなんのって

あの自転車はなんじゃろか？

住宅地のはずれに特別な小屋があります

Storchenansiedlung、コウノトリのコロニーとでも訳せばいいのかな？

屋根の上にはやはりコウノトリが

ここはシュトルヒェン・アンシードルング
Storchenansiedlung、コウノトリのコロニーとでも訳せばいいのかな？

こちらコウノトリのパパ、マックス・ブレシュさん

彼がこの村でコウノトリの保護に取り組んだため、今では村中でコウノトリの姿を見ることができます

コウノトリの幼稚園(´∀｀)

かつてコウノトリの数が激減したさいに、すべての雛をいったん保護し、その後無事成長したコウノトリたちを徐々に自然に戻したそうです

小屋の中ではこの地域の動物相の展示などがされています

屋根の上に営巣しているコウノトリの様子は24時間このように見ることができます

ある種、トゥルーマンショー状態ですね

小屋の横になぜか船が・・・

船の中には入ることができて、コウノトリをさらに近くに見ることができます

シュトルヒェン・アンシードルンクにはなぜかワニのオブジェが・・・

インフォ・センターではちょっとしたグッズも販売していますよ

さて、村にいくつかあるレストランのうちでも、アーレ川の岸辺に立っているのがここ、Zum Grüene Affen/緑のサル

裏手には広い屋外席があって、天気のいい日などはかなりにぎわっているようです

そのレストランの裏手ですが、すぐそこに桟橋があって時々船がやってきては人が行きかいます

ボートの類も係留されていますね

この小さなボートにちょっと乗ってみることに

対岸にワンダーウェグがあるので、渡し守のようなこともしているようです

うーん、眩しいｗ

コウノトリ以外の水鳥もいろいろといるようです

鈴なりだ～

そこらをぐるっとしてまた戻ってきました

という間に今度はもっと大きな船が近づいてきました

お客さんもいっぱいだ～

ゾロトゥルンとビール間の途中にアルトロイがあるんですね

ゾロトゥルンから船でくるのも面白そうですね

ちなみに船でゾロトゥルンからビール湖、ヌーシャテル湖、ムルテン湖の三つをまたいで移動することもできますよ～　川と湖の旅、いいですねぇ

アルトロイへ来るには何パターンかありますが、例を挙げるとゾロトゥルンから電車でSelzachまで移動し、その後は20分ほど歩くかバスに乗っても来ることができます