2014/06/22 - 2014/06/22
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ミズ旅撮る人さん
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長崎県内を巡る旅行記です。コースは小浜・雲仙・長崎市南部・ハウステンボス・九十九島・
柳川(佐賀)です。長崎の旅行記ですが、長崎市内は、大浦天主堂とオランダ坂しか訪れていません。
その代わり、ハウステンボスは園内に宿泊し、人気の3Dプロジェクションマッピングを
堪能してきました。今回の旅行記は一番長く滞在したハウステンボス主体のものとなります。
6月はあじさいまつりが行われ、園内はたくさんのあじさいが飾られていました。
6月の花といえば、日本ではまだ珍しいジャカランダの花も小浜で見ることが出来ました。
梅雨の晴れ間に上手く当たり、傘を差したのは最終日の日傘のみでした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
雲仙地獄めぐりの入り口です。温泉神社と「富貴屋」の間の道を入ります。地獄の場所は、白い噴煙が常に上がっているので、わからなくなることはありません。
地獄への入り口は、ここの他に「九州ホテル」の脇や「宮崎」の先などにあり、宿に近い場所からアクセスすることが出来ます。 -
温泉神社の脇から入ると、いきなり開けた場所に一面の湯気と石ばかりの地獄に突入します。
雲仙の地獄は、いろいろな名前が付いていますが、どこもこうした
風景なので、広い敷地内を隈なく歩かなくても、見損なったということはありません。
ここは「八万地獄」と名づけられています。 -
岩ばかりの中に、ところどころ温泉の湧き出る箇所があって、こうして温泉だまりを作っています。
底の方から絶えず気泡が浮き上がって来て、ボコボコ、ブツブツ音がします。 -
「八万地獄」全景。真ん中を遊歩道が貫いていて、左右の様子を見ながら歩くことが出来ます。遊歩道は、ゆるやかな坂道なので、足の弱い人でも楽に歩くことが出来ます。
画面左の建物が「富貴屋」で、右手奥が「湯元ホテル」です。 -
「お糸地獄」です。案内板には「その昔、島原城下で、たいへん裕福な生活をしていたのに密通をした挙句、夫を殺してしまったお糸という女がいました。お糸が処刑された頃に、この地獄が噴出したので、家庭を乱すと地獄に落ちるぞという戒めを込めてこの名前がつけられたといわれます。」とありました。
こういう名前って教訓めいたものが多いですね。 -
「お糸地獄」から山側に少し上った所にある「真知子岩」。NHKの「君の名は」の主人公真知子が触れた岩だそうで、平成に入ってからリバイバルされたものを見ましたが、そんなシーンがあったか覚えていません。
この岩をバックに記念写真を撮ることができるようになっていて、小さな小屋のご主人がカメラマンと、温泉卵売りを兼任しています。 -
真知子岩の先はちょっと急な坂道となり、行く手に見える東屋がほぼこの地獄の最高地点です。
東屋の奥は林間コースとなり、「大叫喚地獄」などがありますが、基本的に見える景色は同じようなものなので、山道が苦手なら、真知子岩で引き返すといいでしょう。 -
「お糸地獄」の分かれ道に、こんなプラカードが立っています。
「温泉の温泉タマゴはメチャうまい」冒頭の「温泉」は、「うんぜん」と読むのだと思います。温泉神社がそもそもは「うんぜんじんじゃ」と読んだのだといいますから。それが、「雲仙」の地名の由来です。
さて、この標語を実際に温泉卵を食べてから読むと、うん、真にそのとおりと頷きたくなります。4個300円と、温泉卵にしては安い上に、なぜかとても美味しいのです。真夏ではないので、3日はもつと言われ、3日で4個を食べてしまいました。熱々なので美味しいのかと思いましたが、覚めても美味しいのです。
なぜでしょうか。本当に「メチャメチャうまい」です。 -
「お糸地獄」の分かれ道から、真知子岩と別方向に向かいます。
前方の白い建物が旅館「宮崎」で、右端が「九州ホテル」です。この道は一旦、「宮崎」に向かい、その手前で右に曲がって50周年広場および情報館の横に出ます。そこが国道57号線で、バス停もそこにあります。 -
「雲仙国立公園」のモニュメント。この後ろが地獄です。ここは情報館のすぐそばで、バス停もありますから、バスで訪れた人の出発地点になります。
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情報館別館に向かって右方向にちょっと急な坂道が左に曲がって行きます。
そこを進むと「足湯広場」があります。綺麗に整地された広い敷地に屋根付きの足湯が設置されています。
雲仙温泉にはこうした足湯が大小何ヶ所かあり、中には「雲仙いわき旅館」の前に「指湯」という小さな温泉もあり、日本一小さな公衆浴場と銘打っています。
この「足湯広場」は、旅館「宮崎」のすぐ手前にあります。 -
「新湯共同浴場」。古い温泉場にはよく見受けられる共同浴場です。雲仙温泉には、この他にも街中に「湯の里温泉」(¥200)という共同浴場があります。
こちらの「新湯」は¥100です。入り口を入ったところの券売機で入浴券を買い、番台の人に渡して入ります。脱衣所はかごとロッカーがあり、浴場は結構広いです。共同浴場はかなり狭いところもありますが、ここはこぢんまりした銭湯程度の広さがあり、ゆったりできます。
目の前が地獄ですから、源泉掛け流し。いいお湯です。 -
「葬頭川の婆石」。岩場を温泉が流れ落ちています。名称の意味はよくわかりません。
18時過ぎのためもあって、この道は誰も歩いていませんでした。山の中になるので、坂が急であり、これといった見所もないので、あまりお勧めコースではありません。
夏至を過ぎたばかりの長崎は日が暮れるのがかなり遅いので、18時をまわってもまだまだ明るいですが、(歩いている私が言うのもなんですが)やはり女性の一人歩きには向きません。 -
「邪見地獄」。コンパクトにまとまった地獄です。特別なものはないですが、人が少ないことだけは確かです。
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「大叫喚地獄」。案内板より「現在、最も活発な噴気活動をしているのがこの一帯で、大叫喚地獄といいます。雲仙地獄の一番高い位置にあって、白い噴気は30〜40mにも上がります。ゴウゴウという噴気音が、地獄に落ちて行く亡者の絶叫のようにも聞こえ、この名前が付きました。噴気は120℃もの高温の水蒸気で、硫化水素ガスを含み、強い硫黄の臭いを漂わせています」
雲仙温泉一帯は、濃い硫黄の臭いが充満しています。大気にこの硫化水素ガスが含まれているので、旅館の蛇口なども変色し、電化製品の誤作動を引き起こしています。夜中に突然テレビがつく事もあるそうです。 -
「展望休憩所」からの眺めです。真知子岩の上にあり、「お糸地獄」が右手になります。左の建物が「九州ホテル」です。
18:15。もう誰もいません。 -
温泉卵売りの小屋も店じまい直前でした。
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温泉神社。「八万地獄」から直接、神社の社に入ることが出来ます。
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温泉神社の鳥居。珍しくも、3本並んでいます。地獄側からの鳥居には「温泉神社」と書かれているのに、国道側からの鳥居には「國魂神社」とありました。いろいろ訳ありの神社のようです。
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温泉神社のすぐそばの土産物屋で、「湯せんぺい」を焼いて売っています。これがたいへん軽くて、普通の炭酸煎餅とは比べ物にならないほどです。歯が無くても食べられそうなほど歯ごたえがないので、持ち歩くときに気をつけないとボロボロになってしまいます。この「湯せんぺい」は実際に自分で焼く体験をすることができます。但し、夏場は熱くて慣れない観光客にはムリなので、それ以外の時期だそうです。
ちなみに、「せんぺい」であって、「せんべい」ではありません。
「湯せんぺい」は、1袋5枚入り270円です。
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