早春の涸沢をめざす

2014/06/06 - 2014/06/08

いよいよ登山の季節になりました。
が、あんまり高い所はまだまだ冬山。
素人でも安全に行けて、のぼって楽しい範囲となると。
というわけで、あこがれの地の一つである涸沢ヒュッテめざして早春の上高地にいってまいりました。

エリア 上高地(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝５時２０分。
上高地バスターミナル着。
３列シートのさわやか信州号グリーン車はなかなか快適です。
このバスがあるから上高地へは行きやすい。
４列の狭いシートの夜行は辛いですからね。

梅雨になったばかりの上高地はニリンソウが咲き乱れておりました。

森の中を覆うようにひっそりと咲く白い花、朝露の妖精みたいです。

これもたくさん咲いていたラショウモンカズラ

美しい梓川の流れ

今回は川の右側を歩いています。

５０分ほどで明神館到着。

小梨の花が満開でした。

梅雨に入ったばかりでしたが、歩いている間は雨が上がっていて、楽でした。

梅雨の時期は花も緑も生き生きしてきれいです。

徳澤園に向かう道

足元に散らばる花に気が付き見上げると、しゃくなげの一群がありました。

大きな葉っぱのエンレイソウ

サンカヨウ

この時期は白い花が多い気がします。

勿忘草のようだけど、エゾムラサキというそうな。

徳澤園

ここのキャンプ場は緑の芝と木立、小川があってのんびりできそう。

ロッジでお茶したい気もしましたが、トイレ休憩だけで先を急ぎます。

すがすがしい眺めです。

遊歩道の岩肌に咲くイワカガミ

横尾山荘

ここから涸沢と槍が岳に分岐します。

槍も行ってみたいわ〜

本格的な山道に入る前にコーヒーとランチパックで休憩。

ここのコーヒーはお世辞でなく美味しかった。

４００円。

横尾山荘 宿・ホテル

横尾大橋からの眺め

ムラサキヤシオツツジ

新緑の中ではっとするピンクです。

ヤマカタバミ

街中で見るカタバミとは雰囲気がちがいます。

清楚な花です。

ズダヤクシュ

タチツボスミレ、たぶん。

ドウダンツツジ系？

露に濡れた苔も種類がたくさんってきれいです。

ツバメオモト

雪渓がまじかになってきました。

ミネザクラ

まさか今の時期にまたお花見ができるとは

このような雪渓をいくつかわたります。
アイゼンがなくてもまあまあいけました。

涸沢ヒュッテ前の大雪渓。

ここはきつかった。

アイゼン付けた方が楽だったと思います。

真ん中にポツンと黒く見える石はさっき上から落ちて来たやつです。

落石注意箇所でもあります。

ぜーぜーいいながらようやく涸沢ヒュッテ着

生ビールと味の染みたおでんを眺めのよいテラスへ持って行ってかんぱい。

歩いた後の生ビールと雄大な景色。

最高です。

ここから奥穂高岳へ行けますが、冬山です。

私には無理。

涸沢ヒュッテ

きれいな山小屋です

今回はそれほどお客さんが多くなかったので、私は一人で一部屋使えました。

ここに一人でごろっと。

ちょっとお昼ねしました。

山小屋の食事はボリュームありますね。

がんばって完食しました。

夜中じゅう降っていましたが、明け方雨はあがったようです。

今朝も桜がきれいに咲いていました。

雪渓の脇に咲いていた黄色いすみれ。

日がさしてくるとようやくお花も上を向いてくれます。

ぽこぽこと川底から水がわき出ています。

１３時半に下山。

アルペンホテルで汗をながし、バスの時間までターミナルの食堂で、信州サーモン丼と生ビール。

あ〜たまんない。

生きてるって実感する一時です。