2014/05/29 - 2014/06/01
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oneonekukikoさん
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5/29
今日から街を離れチロル地方をレンタカーで移動しながら「なんちゃってハイキング」を楽しみます。
インスブルック中央駅のバスターミナルからF番のバスでまずはインスブルック空港へ向かい、レンタカーの手続きをします。10:00にホテルをチェックアウトして、バス乗り場へ。
うっかりしておりました。タイムテーブルを前日にチェックしておけばよかった。この時間帯はバス便が少なく、行ったばかりでしたので30分待つことになりました。気にしない気にしない。
7人乗りの車を予約していたはずが、9人乗りの大きな車が現れました。荷物が収まりきれるか心配だったので大きいことはうれしいのだけれど、山道大丈夫なのかしら???
それでもドライバーのS子さんは躊躇なく運転開始。あっぱれ!!!頼もしい限りです。
こうして、まずはエッツタールへ向けてドライブの始まりです。検索によると、空港から目指すホテルまで35分と出ました。
ホテル近辺の散策風景を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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空港を出て高速に入り、B186号線を走ります。
ホテルはエッツの隣の集落Habichenハビヒェンにあります。
少し迷いましたが何とかホテルに到着。
着いてみれば186号線に面したとても便の良いホテルなのでした。
「Gasthof & Hotel Perberschlager」ハーフボードでなんと一人1泊48ユーロです。 -
早くついてしまいましたが、チェックインできました。
家族経営の働き者のお母さんが切り盛りする温かい宿です。
夕食はメインをパスタか肉または魚を選べます。
初日は全員がシュニッツェルを頼んで失敗しました。
大きな大きなシュニッツェルと格闘することになりました。それでもデザートのアイスクリームは完食です。 -
お部屋はバルコニーに出ると3部屋がつながっているので、山を眺めながらみんなでお茶の時間となります。
朝など、食堂にいるとおばあちゃんも出てきて、聞き取れないドイツ語で何とか意思疎通ができて、和菓子とお抹茶でちょっとした文化交流してきました。
本当は苦かったと思うけど、おいしいと言って飲み干してくれた85歳の心優しいおばあちゃんです。
働き者のお母さんはハイキングコースの相談にのってくれたり、洗濯物を引き受けてくれたり、親身になってお世話してくれました。あまりの安さに大丈夫だろうかと心配した私は、恥ずかしくなりまりました。 -
早速近くのPiburger湖への散策開始です。ホテルのマダムに楽な道のルートを聞いて出発。ぐるっと回って1時間だそうですが。
橋を渡ります。
轟轟と流れています。
昨年の川の氾濫を思い出し、不安になります。ここ数日の雨のせいでしょうか? -
ここも屋根つきの橋です。
木材が豊富なのでしょう、橋だけではなく、電信柱も木で作られていました。
子供のころを思い出します。 -
のどかな田園風景に心が解放されます。
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子供のころ、毎年夏休みになると遊びに行った田舎のおばあちゃんの家を思い出す、澄んだ湧水の水路が縦横に走っているのどかなのどかなチロルの風景。
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上り坂の続く山道を進みます
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現れました。
Piburger湖です。
曇り空で、湖の色がさえませんが、晴れた湖を想像してます。
夏にはこの湖で泳ぐ子供たちの歓声が聞こえるのでしょうね。
まだ、シーズン前のこの時期は、飛び込み台が賑わいを待っています。
アイスクリームで一息ついて、ホテルに戻ります。 -
ゼイゼイ登ってきた山道をスイスイ下ってホテルに戻ります。
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来た道を戻ると、すくって飲みたくなる澄んだ湧水が流れています。
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二本の大きな大きなポプラに守られるように建つ小さな祠が気持ちを静めます。
後10分も歩くとホテルに到着です。 -
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ホテル近くの水飲み場の聖人。
のんびりと1時間ちょっとの散策の後は、たっぷり大盛りの夕食の登場です。
サラダ、スープ、メイン、デザート。これまで4皿とスープくらいでしたので、大きなシュニッツェルとまるで格闘するようにいただきました。
残すと言うことができないoneonekukikoの世代なのです。
まだシーズン前のせいでしょうか?
宿泊客は私たちだけのようです。
嬉しいような、申し訳ないような。
週末からリフトも再開して一気にシーズンに突入だそうです。 -
5/30
6:30.恒例の早朝散歩に出かけます。山を覆う雲が幻想的です。
天気予報通り快晴は望めそうにありません。 -
それでも深呼吸したくなる山の朝です。
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由緒ありそうな壁絵を施した家です。
ひっそりとして、人の気配はありません。 -
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この家には十字があります。
どんな家なんでしょうね。
昨日の夕方は子供達の声で、賑わっていましたが、ハローと挨拶だけして横目に見て通り過ぎるだけしたが、気になる佇まいです。 -
その隣にある小さな祠です
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この前を通るとつい頭を下げたくなります。
ろうそくが灯されていました。 -
ここで、左に折れて小さな小さな池のようなHabicher湖に向かいます。
あぜ道のような細い細い道を進みます。
馬が私たちを見つけると遠くからやってきました。
道は、昨夜来の雨でぬかるんでいるし、人の気配はないし、ドキドキしながら進みました。 -
小さな小さな池のようなHabicher湖です。
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小さな滝が流れ落ちています
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ようやく目覚めた集落
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牧草地の真ん中を用水路のように湧き水が流れて行きます。
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ヤギの群れがもの珍しそうにこちらを見つめます。
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屋根つきの橋を渡ってホテルに戻ります
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ここにも道祖神のようなイエス像
30分ほどの心地よい散歩でした。
朝食後、持参の和菓子と抹茶でティータイムです。
そこへ、お母さんと、おばあちゃんが登場。
まず、和菓子を勧めたら美味しいと言って食べてくれました。
抹茶は?
お母さんは本当に美味しそうに飲み干しました。
おばあちゃんは、美味しいと言ったけど、ちょっと大変そうでした。甘い和菓子をもう一口。
でも、一気に親しくなれた気がしたのは、私だけ?
いろいろお話をしました。
おばあちゃんはドイツ語しか話しませんが、なんだか気持ちが繋がったような気がします。小さな街に宿泊する楽しみの一つです。
心配りありがとう。 -
5/31
今朝の早朝散歩はロープウェイ乗り場までの下調べを兼ねてエッツの集落まで。
いかにもチロルという風景に心が躍ります。 -
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5/31
夕方の散策 -
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今度は右へ曲がってうっそうとした林を進みます
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林を抜けるとまた山が姿を現しました
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風が強くなりました
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ホテルのそばにひときわ目を引く皮をはがされた大きな大きな木があります
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おばあちゃんに聞いたら、3月のお祭りのときには、この木の周りでダンスをしたり、ご飯を食べたり、子供たちはこの滑りそうなきに登って競争するのだそうです。
でも、このお話、おばあちゃんのドイツ語と身振りとほんの少しわかる単語をつなぎ合わせての解釈です -
6/1
今朝も早朝散歩。
お日様が顔を出しました。
晴れた日のHabicher湖への道中です。 -
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馬が人恋しげにすり寄ってきます。
かわいかったです -
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連日同じような風景の中1時間ほどの散策でしたが、毎日新しい喜びがありました。
似たような風景にお付き合いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- rimoさん 2014/07/24 11:30:19
- オーストリアでした!
- こんにちは
今日は昼間に訪問です。
チロルイコールスイスと思ってしまいましたがオーストリアなんですね。
写真が以前のように拡大しなくても大きくて、すごく綺麗です。
ヨーロッパはどこまでいってもヨーロッパの風景なんだなぁとため息がでます。
日本もどこまでいっても日本だなぁと感じますよね。
昨夜は映画「ジゴロ イン ニューヨーク」を見に行ってきました。
では また明日
rimo
- oneonekukikoさん からの返信 2014/07/24 21:36:01
- RE: オーストリアでした!
- 今日も購読ありがとうございます。
まだ続くのですが、ちょっと小休止です。
写真の整理が一仕事です。
山と湖ばかりで「はて、どこだったかな?」の連続です。
> 昨夜は映画「ジゴロ イン ニューヨーク」を見に行ってきました。
ウッディアレンいいですね。
ユーモアと風刺が大好きです。
時間を作って見に行こうかしら。
今日は、突然レンタカー会社から
ツェル アム ゼーでの交通違反の罰金の請求が来て慌てました。
「ウィーーーーン」とサイレンを鳴らされて捕まったのなら合点がいくのですが
どうもカメラに残っていたようです。
罰金の送金に奔走した1日でした。
oneonekukiko
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- Bonheurさん 2014/06/22 11:53:17
- 癒される風景ですね
- はじめまして。
私も、この夏チロルを中心にめぐる計画を立てており、チロルで検索してこちらにたどりつきました。
なんて癒される風景でしょう。あおあおと茂った緑、そびえたつ山、小川の澄んだ水、お写真拝見していてワクワクします。
お宿の方々も親切でよかったですね。
私は5年前にスイスに行って、山を見ながら歩くことにとりつかれ、3度夏のスイスに行きましたが、今年はスイスフランの高さに断念、オーストリアに行くことにしました。オーストリアは10年以上前にウィーン・ザルツブルクやハルシュタットに行きましたが、チロルは初体験なので楽しみです。
記事の続きも楽しみにしています。
- oneonekukikoさん からの返信 2014/06/22 14:03:31
- RE: 癒される風景ですね
- 初めまして
書き込みありがとうございます。
チロルに興味を持っていただいてうれしく思います。
私も何気ない田園風景に惹かれて
チロルにたどり着きました。
これから訪れるフルプメスは
「旅するうさぎ」さんのところで初めて目にして
すっかり魅せられてしまいました。
スイスはとっても魅力的ですが
物価高が響きますのでドロミテやチロルにシフトしているこの頃です。
夏の旅行を楽しみに、いろいろ検索してくださいね。
4トラは旅のアイデア満載です。
oneonekukiko
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