2013/07/09 - 2013/07/21
9位(同エリア38件中)
Puさん
7月19日(金)クルーズ10日目。
今日はドイツのキールに寄港。
このクルーズの出発前にガイドブックを探しましたが、キールに関する情報はほとんどなく。
小さな港町なんだなということは分かりました。
ネットでキールを訪れた方たちの記事を読ませて頂き、潜水艦U-boatや戦争資料館がある事は分かりましたがあまり期待していませんでした。
実際にキールの街を散策すると、それは期待以上ではありました。
昨日は人が多く賑やかな大都会ベルリンを訪れていたので、キールは静かでのんびりとしていて、それでいてド田舎ではなくそこそこの街という印象。私としてはベルリンよりゆっくりできてよかったです。
ドイツの普通の街の普通の方たちの生活を見れた感じがしました。
それでいて、やはりクルーズの寄港地ともあって、街の中心には観光客であろういろいろな国からの方たちが美味しそうにドイツビールを飲んでいる姿をたくさん見かけます。
まさに、盛夏を謳歌しているといった感じで。
気持ちのいい夏の一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- JAL
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-
朝7時。
キールの港に到着です。
空は曇っていますが、天気予報は晴れでしたので心配ありません。
今までの大きな寄港地と違って、港もこじんまりとしていて静かです。 -
港の向こうを見るとすぐそばにヨットハーバーが。
-
朝食を食べているうちにだんだん晴れてきました。
どんな街なのかワクワク。
でも、このキールはちっちゃな港町で見るところもそれほどなく、のんびりお茶をしたりランチしたり、時間を過ごして船に戻るんだろうなと。
期待もしていませんが、最終寄港地なのでのんびりするのもいいかなと思っていました。 -
キールのターミナルです。
船からターミナルまで長いブリッジを渡って向かいます。 -
ブリッジからのユーロダム。
本当に大きいです。
もう明日でさよならなのかと思うと、とっても寂しい。 -
ターミナル内です。
ここはWi-Fiがフリーなので、ここぞとばかりスマホをいじっている方が多いです。
私たちもメールチェック、LINEで写真を送って近況報告などを一通り済ませて街に出発です。
入国審査なるものは何もなくスルーです。 -
さてさて、最初はどこに。
まずはネットで調べた潜水艦ユーボートを見に行くのに、隣街までの船が出る桟橋を探します。
この桟橋、誰も他に待っている人がいないので、果たしてちゃんと船は来てくれるのか?
この桟橋だと表示はあるけど、本当に合っているのか心配でした。
待合室もなければ、券売機もない。心配です。
時間少し前にこちらに近づいてくる船が。
良かった、間違ってなかった。
船に乗って入口すぐにある乗務員の部屋でチケットを買います。
ここから30分ほどで目的地Laboe(ラブー)の港に着きます。
写真はLaboeに着いて船から降りたところです。
大きな船ではないし、水面と座席に座った時の目線が近くて波にやられて酔いました。 -
お天気も良くなってきたし、元気に歩くぞ!
ここもヨットがたくさん係留しています。
一応、観光案内所でトイレをお借りして、パンフレット、地図をゲットしてから歩き始めます。
ここから潜水艦まで15分ほどかかります。 -
途中のカフェ。
まだ早いのか誰も居ません。
奥に見えるのはここLaboeの海水浴場の砂浜なのですが、日本と様子が違います。
こちらはあのビーチベッドが無いのです。
写真に見えるように箱型のベンチのような物を貸し出してくれます。
写真ではベンチの背面からしか写っていないので分かりませんが、この箱型ベンチは上に日よけが付いていて、足元は引き出しがあり、引きだすとフットレストのようなものが出てきます。
日本の様に180度寝ることはできないのかもしれませんが、何しろかわいらしくてお洒落でした。 -
砂浜がずっと続きます。
気持ちいいです。
私たちが砂浜の脇の道をお店を見ながらぶらぶらと目的地目指して歩きます。
日差しは強いですが、道沿いがずっと並木道になっていますので日陰を選びながら気持ちよく歩きました。 -
いよいよ潜水艦が見えてきました。
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ユーボート。U995 Technisches Museumです。
ドイツの潜水艦。
この中を見学できます。
ちっちゃくてびっくりしました。 -
ユーボートだけ見学するなら4ユーロでした。
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入口の小屋の様なところでチケットを買います。
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計器がたくさん並んでいますが、私にはあまり良く分かりません。
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魚雷です。
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簡易ベッド。
こんな小さなベッドに大きなドイツ人の兵隊さんが寝たなんて。 -
私には良く分かりませんでした。
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ここで敵艦の音なんかをソナーで聞いていたんですね。
映画では良く見ます。 -
ハッチの下から。
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電信室
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船尾にはDecoy囮用の魚雷?を落としていくところもあり、なかなか見応えはありました。
でも、こんなちっちゃな潜水艦に20人も乗って戦っていたなんて。
閉所恐怖症の人でなくても想像するだけで怖くなるのではないでしょうか。
やはり、戦争は嫌です。 -
こちらは海軍記念館。
なんとなく、気が引けてこちらに昇るのはやめてしまいました。
ユーボートとセットの券が売られていました。 -
ぶらぶらとお昼前のカフェやレストランを覗きながら先ほどのハーバーまで戻り、キールの港まで船で帰ります。
キールのターミナルの正面の写真です。 -
では、今度はキールの街を散策です。
教会が多いですね。
緑もあって素敵な街です。 -
緑の木陰を歩きながらお目当てのランチを目指します。
ドイツですからどこのお店でもオープンテラスで、おいしそうにビールを飲んでいる方たちを見かけます。
ですが、私たちはやっぱりドイツでも地ビールをと。
ブリュワリーを目指しました。 -
Kieler Brauerei
キールブリュワリーです。
外のオープンテラスはやはり人気。
でも私たちは涼しい店内をチョイスしました。
なんとなく薄暗いカーヴな感じも雰囲気いいです。 -
薄暗いため、iPhoneだとブレブレの写真ですけど。
-
お目当てのビール。私はスパークリングワイン。
昨日あれだけビールもワインも飲んだのに・・まだまだ飲みますよ。
ドイツはお料理はイマイチでも、ビールは美味しい! -
ソーセージの盛り合わせ。
ザワークラウトとマッシュポテト、多すぎです。 -
チキンとポークとビーフがあったので、ポークを選んだら大きなハムでした。
こちらの付け合わせもザワークラウト山盛りとジャーマンポテト。
ふたりで食べきれませんでした。 -
この階段を下りていくと、地下にタンクがあります。
ここで作ってるんですね。 -
キールの街並み。
両側にはお店やレストランがずらっと並んでいます。 -
キールの街は良い意味で予想を覆してくれました。
小さな待ちですが、レストラン、カフェはいろいろあるし、お店もどこももっと時間があればじっくり見たかったです。
大きな街ばかりが魅力的かと言えばそうではないのですね。
このキールの街並みもきっと忘れられない思い出になると思います。 -
ところどころにオアシス的な水場も。
夏ですねえ。 -
教会を覗き、ドイツでもう一つのお目当てシュタイフのお店を探します。
シュタイフ自身のお店は無くても、デパートなどには必ず置いてあるのでショッピングモールを探します。
デパート発見。
キールの駅の隣です。
シュタイフはドイツのテディベアで有名なぬいぐるみメーカー。
私たちはテディベアには興味がないのですが、それ以外のかわいらしいと言うか何とも言えない表情の動物を選びます。
今回はちっちゃなアヒル。
シュタイフはぬいぐるみと言えど、いいお値段します。
ヨーロッパに旅行するときはだいたい1匹連れて帰ります。 -
さてさて、キールの街も一通り散策したので船に戻ります。
4時半には出港です。
入り江の一番奥まったところにあるキールの港を出て船は進みます。 -
途中、バルト海に出る一番手前の街、Laboeが見えてきました。
先ほども見た海軍記念館と潜水艦が遠くに見えます。 -
シャワーを浴びてドレスアップしたらこのクルーズ最後のディナーです。
いつものクルーたちに挨拶してディナー開始。
みんなこれでお別れなのねとあちこちで挨拶、写真を撮ったりしています。
メインのお魚料理。 -
メインのお肉料理。
-
そしてデザート。
このデザートは今まで給仕してくださった全てのレストランからのクルーが一堂に会して、ダイニング中央の階段から音楽に合わせて登場してくれます。
みなさんにご挨拶に来てくれます。
朝食にいつもおいしいエッグベネディクトを作ってくれたお気に入りの女の子もいます。みんなに手を振ってご挨拶。
もう本当に終わってしまうんだなあとしんみりしてしまいます。
このデザートは彼らが持って来てサーブしてくれました。 -
もうひとつデザート。
アイスクリームはハズレがなくて、どれもおいしい。 -
私たちを担当してくださったトモさん。
インドネシアからの方です。
明るくて親切。
お世話になりました。 -
今日はフェアウェルパーティということで、9時過ぎからみんながメインステージへ。
ゲストの方たちの中から予選を勝ち抜いた方のダンスコンテストです。
アメリカ人ばかりだと思っていたのですが、いろんな国から来て一緒にクルーズしてきたのですね。
コンテストに出た方は新婚さんからおじいちゃま、おばあちゃままで。
おばあちゃまとおじいちゃまはとってもかわいらしくて。
日本人は恥ずかしがりやできっと出ていかないと思いますが、みんなそれぞれ素敵に踊ります。
会場は大盛り上がり。
これでクルーズも終わりです。 -
最後の最後にまたお気に入りの場所へ。
夕闇が迫ってきている海もとってもきれいです。 -
最後のDrink of the Day
Aperol Spritz
このクルーズを振り返っていろんな話をして就寝までの時間をのんびり過ごしました。 -
最後のタオルアートのゲストはカエルくんでした。
明日はいよいよ下船。
寂しいですが仕方ありません。いつかは降りなくてはならないのですから。
それにまだコペンハーゲンでの半日観光が残っています。
楽しまなくちゃ。
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