「長崎あるくさんぽ」 軍艦島編 (長崎県長崎市)

2013/10/24 - 2013/10/24

「長崎あるくさんぽ」軍艦島編です。

最近、諸用と組み合わせて、西日本へのちょい旅を続けております。

合間のなか日を利用しての旅なので、計画性もなくひたすらぷらぷらと歩き続けます。

東日本の住民にとっては、日本の文化や繁栄は西から始まったんだなぁとあらためて感心させられます。

今回は諸用のなか日に、念願の軍艦島ツアーに参加しました。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 船 スカイマーク 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【長崎空港(長崎県大村市)】

今回の「長崎あるくさんぽ」は、スカイマークの神戸空港経由便を基幹移動手段としました。

【常盤ターミナルビル(長崎県長崎市長崎港)】

軍艦島ツアー会社のターミナル港です。

市内の観光名所が集中するエリア"長崎水辺の森公園"のとなりです。

(長崎電気軌道路面電車:大浦海岸通り停で下車)
(長崎駅前から約1.7km)

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

今回は"軍艦島コンシェルジュ"という会社のツアーを利用。

ネットでクレジットカード予約が可能です。

(平日往復運賃:\3,600)

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

乗船した途端、大音量迫力画面の軍艦島プロモ映像が上映されます。

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

さあ長崎港を出港しました♪

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

三菱重工関連の各施設が対岸に並びます。

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

船舶用の大型クレーンも圧巻です。

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

ながさき女神大橋の下をくぐります。

デカイ橋〜。

【軍艦島チャーター船内(長崎港⇒軍艦島)】

見えた、これが軍艦島…。

お〜着いた着いた。

【軍艦島(長崎市端島)】

ひゃ〜。とうとう来ましたよ! 軍艦島。

長崎港から約40分で上陸。

【軍艦島(長崎市端島)】

長島市内は曇りだったものの、軍艦島は強雨と晴れの繰り返し(残念)

【軍艦島(長崎市端島)】

はるばる長崎まで来たのに"長崎は今日も雨だった…"

【軍艦島(長崎市端島)】

雨天用のレインコートをラウンジや船内で販売してます。

あまりにも不安定な天気なので、スタッフに勧められ買っちゃいました。

(レインコート:\200)

【軍艦島(長崎市端島)】

万一、悪天候による欠航の場合は、軍艦島が見える野母崎半島で"軍艦島資料館"を見学出来るそうです。

【軍艦島(長崎市端島)】

この島付近は潮の流れが荒く、僅かな風でも波の様相は一変する事もあり、危険な海域とのこと。

【軍艦島(長崎市端島)】

なんとか出港して良かったよ、ホントに。

【軍艦島(長崎市端島)】

公開にあたり、住民達が作ったコンクリートの"ドルフィン桟橋"を階段状に削り、潮の高低さがあっても船が着岸できるよう安全に改造したそうです。

【軍艦島(長崎市端島)】

今回は、"さるくの龍馬"のコースの企画講師もしている長崎出身の小杉さんがガイドのリーダーを務めてくださいました。

【軍艦島(長崎市端島)】

長崎では正式名称"端島"と云うように、全国に"軍艦島"と呼ばれている島は4箇所もあるそうです(へぇ〜)

(wikipediaより)

【軍艦島(長崎市端島)】

安全確保のため、建物内には入れません。

【軍艦島(長崎市端島)】

島内に見学者用広場が3ヵ所あり、見学はその3ヵ所に限定されます。

【軍艦島(長崎市端島)】

このへんは炭鉱事務所だったと思います。

【軍艦島(長崎市端島)】

なにせ看板も何もない廃墟だけなので、説明に困ります(笑)

【軍艦島(長崎市端島)】

大正時代に開発、日本初の高層鉄筋コンクリート造アパートを始めとする建物が林立していました。

【軍艦島(長崎市端島)】

当時、最大5,300人が生活しており人口密度は東京の約9倍(驚)

【軍艦島(長崎市端島)】

潮の流れが速い荒波で、島全体が波に襲われる状況も度々あったとのこと。

【軍艦島(長崎市端島)】

これらの大正時代のコンクリート造は、いつ崩壊してもおかしくない状況です。

【軍艦島(長崎市端島)】

第3見学広場からは、北側の住宅地区が垣間見えます。

【軍艦島(長崎市端島)】

日本で最初の屋上緑化といえる屋上農園もあったそう。

【軍艦島(長崎市端島)】

この写真はアップで撮りましたが、軍艦島に上陸しなければ絶対撮影出来ない高層棟の衝撃的な景色です。

【軍艦島(長崎市端島)】

とにかく空に向かって"上へ上へ"と開発していったんだろうなと思います。

【軍艦島(長崎市端島)】

南側は、結構緑も残されています。

【軍艦島(長崎市端島)】

もともと緑地も多少はあったのでしょうか。

【軍艦島(長崎市端島)】

抗口と住宅棟が重なる景色。

【軍艦島(長崎市端島)】

炭鉱付近の平地は比較的近い位置から見学出来ますが、内部に入ればもっと危険な状態になっているんだろうなと推測します。

【軍艦島チャーター船内(軍艦島⇒長崎港)】

私をはじめ、熱心に立ち止まって撮影する乗客が多く、時間が押し、巻きが入っていたのですが、何とか帰路の船に乗船。

乗客の1/4くらいが欧米人の方でした。

【軍艦島チャーター船内(軍艦島⇒長崎港)】

最後は、島を一周してから長崎港に戻ります。

【軍艦島チャーター船内(軍艦島⇒長崎港)】

平成21年世界遺産暫定候補リストに記載され、地元は登録に向けて活動を進めているようですが、建物の保存維持には莫大な費用が発生しそうですね。

【常盤ターミナルビル(長崎県長崎市長崎港)】

無事に長崎港に帰還。

晴れ男なんですが、今回は運に恵まれませんでした…。

【軍艦島コンシェルジュ(軍艦島ツアー会社)】

ちなみに乗船前に、誓約書にサインします。

長崎市の管理地でかつ危険性も高いため、どのツアー会社でも同様のようです。

【JR長崎駅前(長崎県長崎市)】

近代化遺産を満喫し、充実したツアーも完了。

無事、路面電車で長崎駅前の宿泊先に戻りました。

長崎を訪れる際は、ぜひ軍艦島もお忘れなく。

(軍艦島編はおしまい)