2014/05/21 - 2014/05/22
429位(同エリア5538件中)
ottoさん
三宮の神戸市立博物館で4月26日〜6月22日に開催中の ボストン美術館・浮世絵名品展 ”北斎”を観に行くことになりました。
博物館は三宮駅から海岸の方向に歩いて10分くらいの立地なので、観終わったら六甲駅まで数駅移動し、そこからバスで六甲山ロープウェイ駅まで30分、新緑の六甲山を眺めながらケーブルは30分で山上に着きます。
予約を入れておいた老舗の六甲山ホテルに黄昏時の神戸港を見渡せるレストランで創業85周年記念のサービスデイナーを満喫しました。翌朝はホテルの歴史を感じさせる周辺をゆるりと散策しました。
今までは展覧会の後は梅田か三宮辺りをぶらつき帰宅するのが慣しでしたが次の機会にも山上一泊を組み込む楽しみが増えました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- るるぶトラベル
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初めてではないけれどチケット裏面の地図を片手に博物館への道を確認します。
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京町筋です。阪急神戸線三宮駅西口を南へ、港の方へ進みます。
阪急神戸 百貨店・デパート
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おしゃれな神戸のビジネス街が始動しています。
阪急神戸 百貨店・デパート
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歩いて数分で博物館に到着です。
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(078)391-0035 www.city.kobe.lg.jp/museum
朝ゆっくりと出かけてきたのがかえって混んでなくてよかったようです。 -
ダイナミックな「神奈川沖の波裏」と「富嶽三十六景 凱風快晴」が入り口の壁面を覆っています。
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右手には「諸国瀧廻り 下野黒髪霧降の滝」
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ホールに入ります。
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ボストン美術館は保存状態の良い浮世絵5万点を所蔵することで知られます。
モネをはじめ西欧の画家達が影響を受けたといわれ北斎名画の里帰り展です。 -
浮世絵に留まらず、肉筆画にも稀有な才を発揮し90歳まで借家住まいを通し
「生涯一画工」として常に明るく改革精神を持ちつづけた「世界で最も有名な日本人画家」。 -
江戸庶民の文化が低俗だと見なす伝統的美意識から、はじめは傍流だった浮世絵に
批判的であったボストン美術館・日本美術部キュレーター・フェノロサが後に
北斎に対する見方を改め大いに擁護したことが評価を高めたと言われます。 -
撮影できないので数点の絵葉書を買い求めました。
天保2年(1831)頃の作「富嶽三十六景神奈川沖波裏」
遠くに富士を望みデフォルメされた大波に翻弄される小船。 -
同時期の「冨岳三十六景 凱風快晴」。
他所に所蔵されている版では薄い色使いのものがあり、はじめからこの赤色ではなかったようです。 -
「富嶽三十六景 武州玉川」
異なる角度、距離、季節、時刻で様々な表情を見せる富士シリーズ21図。
72歳の時期と言われています。 -
「富嶽三十六景 甲州三坂水面」(1831前後)大判錦絵
河口湖越しに望む霊峰。湖面に映った雪を被った逆さ富士? -
「百人一首うばが絵説」から「参議たかむら」 (1835頃)
隠岐へ流罪となる旅立ちの孤独感を表しています。 -
「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝」 (1833頃)大判錦絵
形を変えて流れ落ちる水の姿の多様さをダイナミックに描いています。
音まで聞こえてくるようです。 -
横大判の花鳥画シリーズも勢ぞろい。
1833〜34年頃の作 「芙蓉に雀」。 モダンなデザインのようです。 -
花の大首絵とも評される「芥子」 (1833〜1834頃)
生命力溢れる描写にも従来に無い花鳥画の新しさが見られます。
しかし当時は後輩の広重の花鳥画が好まれ北斎の花鳥画は人気が無かったようです。 -
「杜若にきりぎりす」(1833〜1834)パリ・ギメ美術館蔵
花弁や葉が生々しく風の動きを捉えています。 -
「菖蒲に鯉」 (1808〜13)
現存する只一点の団扇絵は柵越しに池の鯉を見ている臨場感に溢れています。 -
「雷神図」(1847年)ワシントン・フリーア美術館蔵
かのフェノロサが「北斎最晩年の最大逸品」と激賞した肉筆画の傑作。
百歳までもと精進を期していた執念が落款に窺い知ることが出来ます。 -
「西瓜図」 (1839) 宮内庁三の丸尚蔵館蔵
半紙にすける西瓜の色、紐につるした皮のアクセントが絶妙です。
この頃、画狂老人と称していたようです。 -
軽妙な筆致の「北斎漫画」は55歳から没後の1878年まで15編が刊行されたと言
う絵の大百科、浮世絵絵本史上の傑作です。 -
「百物語 お岩さん」 (1831〜32)
など珍しい作品もあり、恐怖とユーモアを感じさせます。 -
六歌仙「喜撰奉法師」 (1810頃)
文字で絵の輪郭を描き謎解きを誘う楽しい作品で他にも業平、遍昭などの肖像
画もあります。 -
「浮き絵」シリーズは切抜きを前後に立てて立体的に庶民の暮らしを表現するサービス精神が横溢しています。
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画狂老人・北斎を支えた娘の絵です。やはり[蛙の子は...]です。
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「浅草寺雷門風景」
大阪天満宮で始まったとされる切り抜き絵の立体的組み合わせを取り入れる進取の気合があったようです。 -
観賞の余熱を冷ますべく館内の喫茶店に入りました。 -
レースのカーテン越に新緑がまぶしい窓辺です。
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至福の一服です。
北斎は生涯質素な暮らしに甘んじ高価なお茶などにも縁が無かったらしいです。 -
そろそろ博物館を出て駅まで元来た道を辿ります。
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嘗て明治開国の神戸の町に外国人の居留地があった事を示しています。
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68番地の柱の足元には....
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そのことを示す銘板が置かれています。
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三宮センター街に戻ってきました。
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東西に長〜く延びた一大商店街、迷いそうです。
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ランチを摂ってから三宮商店街のケーキ屋さんに入りました。
ホームに入所中の人のお見舞いにプリンを買いました。
”モロゾフ” www.morozoff.co.jp -
三宮駅から各駅に乗り六甲駅から市バスで六甲山ケーブル駅まで向かいます。
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ホームの玄関先にはいつもきれいな花が植えられています。
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山懐に抱かれた施設で天気の良い日には港が見えます。
1時間ほど面会しました。モロゾフのプデイングを美味しいと言って貰いました。
90才ながらお元気そうでほっとしました。 -
ホームを下るとケーブル駅のバス停です。
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そこに立っている「国立公園六甲山」の標識です。
六甲山 自然・景勝地
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左手がケーブル下駅です。
ホームへ行く時はいつも此処を右折して右の坂道を上がっていますがケーブルには初めて昇ります。
(078)861-5288
www.rokkosan.com -
とりあえず片道切符を買いました。
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時刻表です。
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山頂の観光地図も貰いました。
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日が暮れる前に乗れそうです。
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平日の夕方とて乗客は数人でした。
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解説付きセミオープンカーです。
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山躑躅が咲いています。
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かなり急勾配です。
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六甲の町が見えます。 もうすぐ山上駅です。
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山上駅です。緑と赤の2種類のタイプが交互に運行しています。
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六甲山ホテル行きバスが待機しています。
六甲山ホテル 宿・ホテル
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「展覧台」です。
心晴れ晴れ、空気が美味しい。 -
終点のホテルです。
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可愛いサブ玄関口から入ります。
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ロビーを通り
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るるぷの予約控えをフロントに提示します。
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創業時のホテルの絵のようです。
(078)891-0301 www.653.co.jp -
クラシックなホテルの全容模型です。
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裏手の小路の先には何があるのでしょうか?
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寛げそうなムーデイーな寝室です。
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旧館に申し込んでいましたがグループが賑やかなのでと新館にして貰っていて
レトロ感は味わえないけれどむしろラッキーだったかも知れません。
清潔で利便性良くWi-fiが使えます。 -
問題ありません。
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夜着とスリッパも備えられています。
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夕刻の散策をしようと正面玄関から外に出て見ました。
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標高約769m さすがに涼しいです。
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道路から玄関を見たところ。
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右が旧館の方です。
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夕映えがきれいです。
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レストランはホテルと道路を隔てた海側にあります。
「サウスロード カフェレストラン」 -
夕食メニュー
■85周年記念ステーキディナー(¥3,850相当)
・海の幸と野菜のマリネ 昆布のジュレと共に
・桜海老と野菜のスープ
・鯛と帆立のポアレ 桜の香りを添えて
・牛サーロインステーキ 和風ソース
・パンまたはライス
・デザート
・コーヒー -
桜海老と野菜のスープはリッチな味わいです。
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たそがれてきました。
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神戸に町を眼下に右手は神戸空港辺りです。
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レストランの灯が点りました。
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鯛と帆立のポアレ 桜の香りを添えて
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六甲アイランド、ポートアイランドにも刻々と灯りが増えてきました。
ポートアイランド 名所・史跡
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熱々の牛サーロインステーキ 和風ソース
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料理と夜景と目と舌を楽しませつつ時が流れて行きます。
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頼めば食べやすいようにカットして貰えます。
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とっぷりと暮れました。
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阪神淡路大震災時には大変でした。
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海外から帰国する際には伊丹空港に向けて機上から見下ろす夜景です。
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煌く輝きはまさに100万ドル(昭和28年頃の点灯可視範囲の電力試算)
現在なら1000万ドルでしょうか? -
しっとりしたクリームソースかけイチゴのケーキが舌にとろけます。
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贅沢な夜です。
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最後にコーヒーを頂いて今日一日の充足と平安に感謝しました。
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六甲山ホテル
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