2014/05/18 - 2014/05/18
100位(同エリア1017件中)
めておら☆さん
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イタリア大好き!一人旅大好き!
5度目になる今年のイタリア旅行は、レンタカーでのシチリアドライブ旅行。海外で運転するのは初めてなのでドキドキでしたが、事故もなく無事全行程を終えることができました。
太陽と自然と多様な歴史文化に彩られた島で、めいっぱい楽しんで来ました。もちろん美味しい物も満喫♪
1日目 5/16 東京(成田)→ローマ→カターニア
2日目 5/17 カターニア→シラクーサ
3日目 5/18 シラクーサ→ノート→モディカ→ラグーサ
4日目 5/19 ラグーサ→カルタジローネ→ピアッツァ・アルメリーナ→エンナ
5日目 5/20 エンナ→ソルント→バゲリーア→トラーパニ
6日目 5/21 トラーパニ→エリチェ→セジェスタ→パレルモ
7日目 5/22 パレルモ
8日目 5/23 パレルモ
9日目 5/24 パレルモ→ローマ→東京(成田)
写真はシチリアでホントによく見かける陶器でできた太陽の顔。私はよくこの顔に似ていると言われるのでとても他人とは思えず、見かけるたびシャッターを押すのでした・・・
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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3日目 5/18(日)
6:00起床。昨日たくさん歩いたので、ぐっすり眠れました。
身支度をして7:00にはB&Bを出、スーツケースを引きずってアルキメデス広場へ。B&Bの朝食はこの広場にあるBarでいただきます。チェックインした際チケットを渡されるので、それをカウンターに出しオーダー。cappuccino(カプチーノ)とcornetto alla nutella(ヌテッラ入りクロワッサン)が朝食の定番。 -
タレーテ駐車場へ向かう途中、アポロ神殿にお別れを。日中は通るのもやっとなくらいの人ごみなのに、朝はガラ〜ンとしてます。
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掃除のおぢちゃんの三輪車。カワイイ〜!
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CITIGOくんはタレーテ駐車場でおりこうさんに待っててくれました。
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7:30 さて、出発です。シラクーサは予想以上に美しい街でした。ありがとう、大満足です!
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Garminの目的地に設定したのはヴァル・ディ・ノート8つのバロックの街のひとつ、ノートです。あれれ、雨が降ってきちゃった。ここでお約束の"ワイパーでなくウィンカーを上げる"というベタな失敗をやらかす(^^;
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8:00すぎ、迷うことなく順調にノートに到着。写真は中心街の入口"Porta Reale(レアーレ門)"です。事前調査でこの近くの駐車場をチェックしていたのですが、ここまで車で入って行くことが出来ず、別の場所を探すことに。
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幸い、すぐにずらりと路駐してある道を発見!駐車場の区画を示す線が何も引いていなかったので停めていいものか迷いましたが、雨も降ってるし、もぉ〜ここに停めちゃえ!と停車・・・が、ふと前をみるとお巡りさんが!マズ〜イ、路駐現行犯だ(汗)でも、開き直って窓を開け、ダメもとで「ここに車置いてってもいいですか?2時間くらい観光して戻ってくるんだけど・・・」って言ったら、意外にも「あ〜OK、OK、問題ないよ」って。「そんなこと言って〜、後で罰金とる?」って聞いたら「ないない、大丈夫!」って言うので信用し、車を置いて出ました。ラッキー♪
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ここ数年イタリア旅行はずっと天気に恵まれていたのに、今日は雨。しかも寒い!現地の人はダウン着てたりするのに、薄着なのは観光客だけ。そりゃそうだ、シチリアっていったらもう暑いと思うもんね〜。でも、意外に寒い5月のシチリア、2010年に訪れたときもそうでした。日中は半袖でも暑いくらいなのに、朝晩はグッと冷えこむ。雨が降ればもう上着無しではいられないほど。風を通さないような上着を1着持っていくのが得策です。
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さて、晴れてレアーレ門から街の目貫通りヴィットリオ・エマヌエーレ通りに入ります。まず最初に見えてきたのが"Chiesa di San Francesco all'Immacolata(サン・フランチェスコ・アッリンマコラータ教会)"。長い前階段が印象的なこの教会は、18世紀に建てられたバロック様式のもの。教会に向かって左側のとんがり屋根の建物はサン・サルヴァトーレ修道院。これも18世紀建造で、現在はノートの市立博物館になっているそうです。
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開いてる、開いてる!早速入ってみます。ノートの滞在時間は約2時間、駆け足で回らなければなりません。
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階段を上がると、中間の踊場にこんな花のアートが。
そう、この日は"Infiorata(インフィオラータ)"という年に1度の花祭りの日だったのです。毎年5月の第3金曜の夕方から日曜にかけて開催されており、以前から一度見てみたいと思っていました。今年のイタリア旅行を5月にしたのはこの為です。
花祭りはこの教会から西にもう少し行ったニコラーチ通りで行われているのですが、まずは教会を見学してからです。 -
中はいたってシンプル。フレスコも大理石の装飾もありませんが、壁や天井に控えめに施されたスタッコ(漆喰)の装飾が敬虔な印象を与えます。
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主祭壇
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サン・フランチェスコの像
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次に訪れたのは"Chiesa di Santa Chiara(サンタ・キアーラ教会)
事前に10:00から開くという情報を得ていたのですが、もしかして開いてたりして、と淡い期待をよせて入口へ・・・やっぱり開いてない(--; 10:00前にはノートを出発しなければならないので、今回はお預けです。
この教会の中に納められている、アントネッロ・ガジーニ(パレルモ出身のルネッサンスの彫刻家。シチリアに多くの美しい作品残している)の「聖母子像」が見たかったんですけどね。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りをさらに西に進みます。するとここでもなにやら展示してますよ〜。どうやらGuardia di Finanza(財務警備隊=国境や海上で脱税・密輸などを取り締まる財務省所属の軍隊)が花のアートを展示してるようです。
題材は"San Matteo(聖マッテオ、キリストの12使徒の一人)" -
どれどれ〜、近寄ってみましょう。
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すーごぉーい!絵のように繊細なタッチ。陰影もちゃんと表現してます。
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さらに先に行くと、今度はCarabinieri(国防省警察官)が出展してました。うわ、コレも細かいなぁ〜。Carabinieriといえば、その滑稽なキャラがネタ本になっていたりしますが、実際はこんな素晴らしいもの作っちゃうんですね(笑)
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そして辿り着いたのは・・・
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Cattedrale di Noto(ノート大聖堂)
ノートのドゥオーモです。まずはとにかく広い前階段に驚くのですが、目線を上にあげると今度は建物のスケールの大きさに驚きます。18世紀建造のバロック様式の大聖堂。1996年秋の長雨でクーポラと中央身廊から右翼廊の天井が崩れ落ちたため、長年修復が行われていましたが、2007年に再び公開されました。 -
真新しい印象の残る内部
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天井のフレスコ画
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長い歴史の中で品よく色褪せたフレスコ画を見慣れているので、第一印象は「濃いっ!」でした。まぁでも、歴史ある教会もできた当初はこんなだったって事ですよね。
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・・・にしても「濃いっ!」
しかもピンボケっ! -
ドゥオーモ内部をざっと見て外に出ると、向かい側にこれまた威厳のある建物が。
"Palazzo Ducezio(ドゥチェツィオ宮殿)" 現在は市庁舎になっています。中は2ユーロで見学できるのですが、時間が無いので外観だけ。 -
そしてついに花祭りの会場にやって来ました。
Via Corrado Nicolaci(ニコラーチ通り)は坂道になっていて、見上げると正面には"Chiesa di Montevergine(モンテ・ヴェルジネ教会)"、左手奥にはバロック様式の"Palazzo Nicolaci(ニコラーチ館)"があります。
それにしてもこの光景、すごいです。長さ122m、幅7mの通りが一面に花で描かれた絵で飾られてる。圧巻です! -
この冠をかぶった鷲がノートのシンボル。
さて、どんどん上に行きましょう。 -
目に鮮やかな色。デザインの異なる絵がいくつも続きます。
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しかし細かいなぁ〜。これ作るのにどのくらい時間を要するんでしょう?花もかなりの量が必要でしょうね。
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これは聖人のようですね。誰だろ?
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花だけでもないようですが・・・砂かな?ちゃんと顔も立体的な影まで表現されてる。すごい!
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ポップなものから・・・
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スタイリッシュなもの、
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幻想的なものや
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ちょっとお色気なオネェちゃんまで
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とにかく様々なデザインがあります。
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マトリョーシュカ?
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これは私が一番食い付いた作品。
何てことないようですが・・・・ -
顔コワイって〜(汗)。なんで緑?
目もイっちゃってるし・・・ -
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またマトリョーシュカ??
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これも神聖なものではありますが・・・
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やっぱり目ぇイっちゃってる(汗)
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ひとしきり楽しんで、突き当りのモンテ・ヴェルジネ教会までやって来ました。ここも閉まってたので、中は見られませんでしたが・・・
ちなみに、このモンテ・ヴェルジネ教会のファザードは凹の形になっているのですが、それは通りの突き当りに位置することを考慮し、奥行きを感じさせるような造りにしてあるのでそうです。へぇ〜。 -
ここから下を眺めるとまた美しい光景が広がってました。
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これがニコラーチ館。ニコラーチ通りのもう一つのお楽しみは、この館のバルコニーを支える持ち送りたちです。
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シラクーサでもたくさん目にしましたが、けっこう笑えるものが多いんですよね。すっかり"持ち送りマニア"になってしまいました。
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同じようで、みんなちょっとずつ違う顔。芸が細かい!
でも一貫して言えるのは"みんなおたふく気味"ってことです。 -
ひひ〜ん
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オヤジたちの集団。これもみんな目ぇイっちゃってないですか?!
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もう何の生き物かもわかりませんけど。
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これも顔が2段で計10個ありますが、全部微妙に表情違います。作り手の意図を聞いてみたいものです。
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左から2番目のあなたに、ドヤ顔大賞あげましょう。
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持ち送りを楽しみながら、下まで降りてきました。ニコラーチ通りからさらに西にすすむと"Chiesa di San Domenico(サン・ドメニコ教会)"があります。これも18世紀建造のバロック様式、左隣はドメニコ派の修道院になっています。
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シチリアバロックの教会はどれもファザードに秩序立って並ぶ柱が特徴的ですが、この教会の柱は1階はドーリス式、2階はイオニア式と2種類の異なる柱が設えてあります。
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裏にまわるとこんな鐘楼も。
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教会前の広場は木々もあってちょっとしたオアシスのような雰囲気。教会に向かって右手にはFontana d'Ercole(ヘラクレスの噴水)"があります。
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道を挟んで向かい側には名前はわからないのですが、これまた貴族の宮殿風の建物と馬車・・・
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宮殿とすごくマッチしてますね〜。
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これ、子供の頃シンデレラを読んで憧れたカボチャの馬車!
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わぁ〜乗りた〜い!
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そろそろ時間も少なくなってきました。ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを東へ戻ります。まだ見ていない教会もあるので。
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Chiesa di San Carlo(サン・カルロ教会)
円形にくぼんだファザードが特徴的な教会。これまで、どちらかというと前方に突起したファザードを見てきたので面白い。
この教会は3階層になっていて、やはり調和のとれた柱が美しいが、1階はドーリア式、2階はイオニア式、そして3階はコリント式と3種の柱が混在しているようだ。 -
中は天井のベージュと壁・柱の白が清楚な印象。
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天井のフレスコ画はだまし絵のように立体的になっていて面白い。
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説教台の色も品があってステキです。
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主祭壇
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パイプオルガンもやはり白が基調で美しかった。
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ノート観光の締めに、楽しみにしていた"Caffe' Sicilia"を訪れます。シチリア名物のカンノーロやカッサータが美味しいと評判の、歴史あるカフェです。
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中に入るとすぐに目に飛び込んでくるショーケース。
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美味しそうなお菓子がいっぱい♪あれもこれも食べたい・・・
でも、最初から食べたいものは決めてあるので、それをオーダーします。 -
お店でいただいたのが、Cannolo(カンノーロ) 2.50ユーロ、Latte di Mandorla(アーモンドペースト入りのミルク風味の飲物) 2.00ユーロ。カンノーロはオーダーしてからリコッタチーズを詰めるので、回りサクサク、リコッタはフレッシュな香りで激しく美味しかった!
アーモンドのミルクは甘すぎず、アーモンドの香りも主張が強すぎず、マイルドな味でした。珍しい飲物です。 -
お土産用にはBlue Noto(コーヒー豆入りトッローネ)とTorrone di Pistacchio(pピスタチオ入りトッローネ)各12.00ユーロを買いました。コーヒー豆入りって珍しいし、シチリアのピスタチオは質が良いので有名だからね。いいお土産です。
さらに、Cassatina(小さいカッサータ) 3.50ユーロを1つ、後のおやつ用にテイクアウトにしたのですが、まんまとお店に忘れてきてしまった・・・食べたかったのにぃぃぃ!食いしん坊の私が、なんたる失敗(--; -
イチオシ
Caffe' Siciliaを出るとなにやらオデブさんが2名、レストランのビラ配ってました。面白くてガン見してたらこっち見て「チャ〜オ〜」と言うので、写真撮らせてもらいました。
時にこんなバカげた事を真面目にやってくれるイタリア人、大好きです(^^ -
ふと見ると私の旅を祈ってくれてるかのような像が目に入りました。この後も事故の無い安全な旅になりますように・・・と祈って、ノートに別れを告げCITIGOくんの元へ戻ります。私とは反対方向に、ぞくぞくとレアーレ門から入ってくる観光客。早い時間に来てよかったです。駐車場が確保できなくなってたかも。
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居た居た〜CITIGOくん。雨の中で健気に待っててくれたのね。
10:00、次の目的地モディカへ向けて出発です! -
ノートからモディカまでは約43分。こんなのどかな道を走ります。雨は降ったり止んだりで不安定。晴れてたらこんな道のドライブも爽快なのになぁ〜。
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あぁ〜、やっぱりまた降ってきた(泣)
Garminくんはずっと「道なりです」とガイドしてくれてるけど、だんだん淋しさを増す周囲の景色。なんだかイヤな予感・・・ -
「右です」と言われて入っていった道は、こんな砂利道。おいおいGarminくん、これホントに当たってる?ホントにこの道でいいのぉ?!
道はますます細くなり不安が募りましたが、Garminの言う通りに進んだらちゃーんと広い道路に出たのでひと安心。彼は時々気まぐれ起こして、わざわざ砂利道走らせるんですよねぇ・・・生意気(--; -
丘陵のなだらかな坂道を上ったり下ったりしていくと、遠くに見える教会。あれがモディカかな??期待が募ります♪
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11:00 ぼ予定通りの時間でモディカに到着。ここもヴァル・ディ・ノート8つのバロックの街のひとつ。峡谷にまたがって広がる街は大きく2つに分かれ、それぞれ"モディカアルタ"と"モディカバッサ"と呼ばれています。アルタは高い、バッサは低いという意味があるので、高台の街とその下に広がる低い街、となります。
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到着したのはモディカバッサ。メインストリートのCorso Umberto(ウンベルト通り)には青線で区画された有料駐車場や、白線で区画された無料駐車場が多くあるのですが、すでに観光客がたくさん訪れていてスペースがなかなか見つかりません。しばしグルグルしてやっと空きを見つけ駐車しました。白線だったので無料です。
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Teatro Galibaldi(ガリバルディ劇場)
とてもカワイイ劇場。このすぐ近くに駐車しました。劇場前の道を渡るとモディカアルタに続く階段がありますが、先にバッサを回ります。 -
やはりここもバロックの街。歩きだすとすぐに目につく持ち送りたち。これなんかすごく古いですよね〜。もう表情もわからないくらい。
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こっちはカワイイ妖精たちが演奏しているようで微笑ましい・・・が、足元のウナギらしき生物を見て固まる。しかもよく見ると、中央の妖精が持ってるマラカスもウナギ風! さすが、必ずオチを付けてくるニクイ持ち送りたち。
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Duomo di San Pietro(サン・ピエトロ教会)
ウンベルト通り沿いにあります。モディカにはアルタとバッサそれぞれにドゥオーモがあり、バッサのドゥオーモがこのサン・ピエトロ教会。14世紀に建てられ、1693年の地震後にバロック様式に再建されたそうです。同じバロック様式でも、この教会は少し趣が違いますね。ファザードに円柱は施されていない代わりに、階段や建物前、ファザード上部にバランス良く配置された聖人像がいいアクセントになっています。 -
オレンジがかった色も、他とは一線を画しています。
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重厚な扉、ステキだなぁ・・・と思いきや、なにやら視線を感じます。
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たっ、高木ブー?!
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ふざけてる場合ではありません。
中はシンプル過ぎず、ゴテゴテし過ぎず、程よい装飾が施されています。全体的に青・ピンク・金を基調とした模様が美しいと感じます。 -
天井の模様とその配色も美しく、かといって等間隔に配置された絵を殺していません。絶妙。
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主祭壇。金の装飾を施されたコリント式円柱が特徴的。
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主祭壇
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側廊の天井もキレイでした。
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なかなかステキな教会でした。さて、外に出てモディカを訪れた目的を達成するとします。
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Antica Dolceria Buonajuto(アンティカ・ドルチェリーア・ボナユート)
モディカと言ったらチョコでしょう!このお店はサン・ピエトロ教会のすぐ向かいにあり、モディカに数あるチョコレート屋さんの中でも一二を争う人気だそう。ウンベルト通りを脇道にちょっと入ったところにあるので、見逃してしまわないよう要注意! -
1880年創業の老舗で、その製法はアステカ時代のものを今に受け継ぐといいます。普段私たちが口にするチョコレートはカカオバターや植物油、ミルクなどが入っているので溶けるのですが、モディカのチョコは手で持っていても溶けてベタベタ手につく、なんてことがありません。カカオマスと砂糖に香辛料を加えただけで、低温製法によって作られる為砂糖の結晶が残り、噛むとジャリジャリした食感。
初めは「あれ??」と思うのですが、次第にその食感がクセになります。 -
店内は観光客で溢れていました。私もお土産をいくつか購入。
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上段左から noce moscata(ナツメグ)、maggiorana(マージョラム、シソ科の多年草)、limone(レモン) 各2.20ユーロ
下段左 COBAITA(アーモンドとゴマの入ったトッローネ)3.60ユーロ、下段右 vaniglia(バニラ)2.40ユーロ
いろんな種類の試食が置いてあるので、食べ比べて選べます。手頃な価格だし、お土産に喜ばれそう。当然自分用もありますけどね〜(^^ -
時計を見ると11:45、遅くとも12:15にはモディカを出発しなければなりません。今日は次の目的地ラグーサに宿泊するのですが、予約したB&Bのオーナーと13:00にチェックインする約束をしていたからです。モディカでどうしても見たい教会があと2つ。さて、先を急ぎます!
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駐車場に戻ってきました。ここからはまた車で移動します。
ほーら、ウンベルト通りは人もいっぱいだけど、車もいっぱい。バロックの館もズラ〜リです。
ウンベルト通りを北上し、途中左手に広い駐車場があるので、そこを右折するとCorso San Giorgio(サン・ジョルジョ通り)に入ります。高台に上がる坂道です。 -
着いたのは"Duomo di San Giorgio(サン・ジョルジョ教会)"、モディカアルタのドゥオーモです。モディカバッサのガリバルディ劇場向かいの階段を上ると、実はここに通じています。実に250段の階段だそうです。時間があったら上ってみたかったけどなぁ・・・
ちなみにCITIGOくんはここに着く途中のサン・ジョルジョ通りに路駐してきました。駐車区画はないけど、たくさん停まってたので・・・神様、レッカー移動されませんように(←そんなことで祈るな) -
モディカのバロック建築でも最高傑作と言われる教会。ここも1693年の地震で損害を受け、1783年に再建されました。塔のような独特なファザードを持つ外観は威厳に満ちていて、ドラマチックです。
この時は横から見るとクーポラの部分が修復中のようでした。 -
修復の影響か、内部にもネットのようなものが張られていましたが、その美しさを感じ取るには十分でした。外観同様、中も荘厳な雰囲気。
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淡い水色がキレイ。
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主祭壇。これはすごかった!
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サン・ジョルジョの生涯を描いたものでしょう。近づいてみるとその大きさと精巧さに驚きます。
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19世紀に作られたこのパイプオルガンも、ひときわ存在感を放ってました。
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サン・ジョルジョ教会から下を眺めると、モディカバッサの風景。
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この傾斜を見ると、ホントに峡谷に広がる街なんだと実感します。サン・ジョルジョ教会階段からの眺めはとてもよく、しばらく見ていたい気分でしたが、急いで駐車場に戻り、モディカ最後の目的地モディカアルタの一番高台にある"Chiesa di San Giovanni Evangelista(サン・ジョバンニ・エヴァンジェリスタ教会)"に向かいます。ところが付近に駐車場の空きが全くなく、もう探している余裕も無かったので泣く泣く断念。一路ラグーサに向かいます。
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モディカの最後の締めは、やはり持ち送りくんたちにお願いするとして・・・
「んがぁ〜〜」 -
「んがぁ〜〜」
ラグーサ編に続きます!
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この旅行記へのコメント (3)
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- duc teruさん 2014/06/08 17:22:42
- 素敵な旅を相伴させて頂きました
- めておら☆さん
初めまして、レンタカーですいすい、なんて素晴らしいですね、羨ましいです、
地図を見ながら拝見しました。
Ortigiaも初めてページを開きました、それに続くRagusaまでの各地の美しいこと、見事な写真と簡潔で充実したコメントで旅の様子が良く解りました。
続きを又お邪魔させて頂きます。私もイタリア大好き、フリードリッヒ?大好きです。
duc teru
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- spumamiさん 2014/06/07 21:48:36
- ノーマーク!
- こんばんは〜。
ノートは、どんな町か知らないけど名前だけで行きたい町の候補に上ってました。
フランチェスコ教会はシンプルだけど清楚な感じで落ち着く内部ですね。
大聖堂は濃い〜みたいだけど、色あせる前に見ておきたいです。
花祭り・・・何となく知っていたけど5月の第3金曜日ねっ!覚えておきます。
パスクアとか関係ないんですね〜覚えやすくていいや♪
路駐のお巡りさんとの会話は、さぞお巡りさんも驚いたでしょうね〜。
イタリア語が話せる日本人だぞ〜その上「突っ込む」
その日のBarでの会話は「変な日本人にあったぞ!!」だったことでしょう(^m^)
モディカは全くのノーマークでした。
サン・ピエトロ教会は、まさにportaを入ると・・・って感じの教会ですね。
この瞬間のワクワク感がたまらない〜〜。
BONAJUTOのチョコも魅かれます。モディカも行ってみるかっ!^^
どちらの町も数時間の滞在だったのは残念でしたね。
かなりタイトな旅程を組まれたのかなぁ??
おかげで色んな町を知れそうで、こちらは楽しみですけど〜☆
spumami
- めておら☆さん からの返信 2014/06/07 22:43:24
- RE: ノーマーク!
- どもですぅ〜!
そうなの、私って欲張りだから、いつも10日弱の日程に行きたい街を
ガンガン詰め込むんですよね。だから今回もかなりタイトなスケジュール
だった。ノートもモディカも、とてもキレイな街だったので、数時間の
滞在はホントにもったいないと、私も思いました。もっと長〜く休みが
とれたらいいんだけどなぁ・・・(ToT)
> 路駐のお巡りさんとの会話は、さぞお巡りさんも驚いたでしょうね〜。
てか、お巡りさんも路駐してましたから(笑)
> その日のBarでの会話は「変な日本人にあったぞ!!」だったこと
> でしょう(^m^)
今回に限らず、たぶん私は常に"変な中国人(いつもcinese?って言われ
る)"だと思われてるでしょう(笑)
> モディカは全くのノーマークでした。
そう、私も食いしん坊だからチョコで知ったんです。チョコレート、
ビターでザクザクで、ほんと美味しいですよ!
> サン・ピエトロ教会は、まさにportaを入ると・・・って感じの教会ですね。
> この瞬間のワクワク感がたまらない〜〜。
わかる〜!!私もspumamiさんのように教会詳しくないけど、見るの
大好き。ヘタな美術館より芸術の宝庫ですよね。たまに、わくわくし
ながら中に入って、「あれ??」と思うこともあるけど・・・
今回も旅行記にお付き合いいただいてありがとうございました(^^
めておら☆
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