みちのく湯けむり紀行☆秘湯でホッコリ極楽気分(銀山温泉編）

2014/05/18 - 2014/05/20

2日目は乳頭温泉からバスや電車を乗り継いで山形県の銀山温泉へ。
大正から昭和初期の面影が残るレトロな温泉街は、建物を見るだけでも価値あり。

3日目は銀山温泉から銀鉱洞へプチハイキング。
銀山温泉を満喫した後、またまたバスと電車を乗り継いで仙台へ。
仙台駅でお土産買って、すし通りでお腹を満たしてピーチで関空へと戻りました。

5/18　関空→仙台→田沢湖→乳頭温泉
5/19　乳頭温泉→→→→→→銀山温泉
5/20　銀山温泉→→仙台→→関空

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR奥羽本線の各駅停車で大曲から2時間、新庄駅へやってきました。
次の新幹線まで30分の時間つぶし。

15時17分発の東北新幹線つばさへ乗り込みます。
1駅だけ15分の乗車でしたが。
大石田駅からは旅館のお迎えバスで銀山温泉へ。

本日お泊りの銀山温泉、古山閣。
すごい建物！
古山閣のHP→　http://www.kozankaku.com/

1泊2食付で一人16350円でした。

1階のフロント

３階のお部屋へ案内されます。
内装もオシャレ！

３階には貸切露天風呂が２つあります。

３階の廊下。奥が貸切風呂。
札の状態で貸切中か空いているかを判断します。

今晩のお宿。雰囲気あります。
いつも貧乏旅行のため、宿泊施設の写真など殆ど撮らない自分。
たまには贅沢も必要かと。

障子を開けると座布団が並んでいて、
部屋からも温泉街を眺める事が出来ます。
宿の部屋は山側と温泉街側があり、予約時に指定できました。

お部屋からの眺めです。
写真右中央に見えるのが足湯です。

早速お風呂へ。
３階の貸切風呂の右側のお風呂。
お湯がめちゃくちゃ熱かったんですが、慣れると平気なもんです。

貸切風呂の左側のお風呂。
こちらの方が広くていい感じ。
乳頭温泉の後に来た為、比べてしまうと今いちでしたが。

お風呂の後は温泉街散策へ。
相棒はゆかたを着るのを楽しみにしてた様子。
写真を撮れ撮れとうるさい。

古山閣の外観。
３階の真ん中のお部屋が今晩のお部屋。

温泉街の真ん中には銀山川が流れています。
川の中には大きなニジマスが泳いでいました。

銀山温泉のHP→　http://www.ginzanonsen.jp/index.html

歴史を感じる建物。普通に旅館で営業されています。

こちらの旅館もすごい！

正面から

ノスタルジーな街並。

夕食の時間になりました。
夕食はお部屋でいただきます。

左上から豆腐天、前菜の深山育ち、こごみの胡麻和え、
岩魚姿造り。

左上から郷土料理の孟宗汁、鰆の西京焼き、尾花沢牛温泉蒸し。

ふかひれの中華風蒸し、そばまんじゅう、
桜鱒の道明寺薄葛仕立て。
相棒はご飯お代わりして完食。私は完食できず。
本日は肉があった為、ご満足の様子。

夕食後はガス灯のともった夜の温泉街を散歩。
夜も雰囲気あります。
今の時期もいいけど、冬の雪景色も素敵なんでしょうね。

信楽焼きのたぬき発見！

ガス灯

温泉に浸かって布団へ。２日目終了。

３日目の朝、起きていきなり朝食です。
朝食は２階の大広間でいただきす。

何から食べようか迷っている様子。

宿を１０時にチェックアウトして荷物を預けて、
銀鉱洞へプチハイキング。
手書きの地図を宿でGET。

滝が見えてきました。
一つ目の滝、白銀の滝。

雪解け水がすごい勢いで流れ落ちています。

何かありそうなので入ってみます。

疎水坑。
排水、運搬、通路を主目的にした坑道。

案内図もあり、歩きやすい。

散策コースは整備されています。

せことい橋。

らいおんの滝

銀鉱洞を目指します。

桜がまだ咲いています。

雪も所々に残っています。

天気がいいので暑いぐらいでした。

夏しらずと言う坑道。
この前に来るとこのネーミングが分りました。
寒いくらいの冷たい空気が穴から流れてきます。
自然のエアコン。

スノーボールを投げてはしゃいでいます。

気持ちいい。

道しるべ。あと100メートル。

しばし休憩。

銀鉱洞入口付近にあった池。トイレもあります。

銀鉱洞の入口。

中はひんやりしています。

銀山温泉のルーツとなる銀洞鉱跡は日本三大銀山の一つ。
国の指定史跡。

山の上には儀賀市郎左衛門の像。誰やろ？

春を待っていたように見える。

温泉街へ戻ってきました。約1時間の散歩でした。

コーヒーブレイク。
泊まった古山閣前の蕎麦屋＆カフェで亀まんじゅうセット。
店内は禁煙。ただ喫煙者の私達の為に、
橋の上にスペシャルシートを設けてもらった。
カフェのスタッフに感謝！

あまりにも居心地が良かったので、
温泉街を眺めながら2時間もここでマッタリしてしまう。

ふと足湯の方を見ると、
おばちゃんがぜんまいを天日干ししている。

昼食は同じ蕎麦屋で私はナスおろし蕎麦。

相棒は天ざる。手打ちのそばが美味しかった。

そろそろバスの時間の為、バス停へ向かいます。
バスの時刻表→　http://www.hanagasa-bus-taisei.co.jp/base.html

かわいいバス停。13時25分発のバスが待機してました。

銀山温泉最寄の駅、大石田駅に到着！
今日の移動も大変。
ローカルバス→在来線→在来線→空港線→飛行機
大石田から仙台までの運賃は一人1660円でした。
14時38分発JR奥羽本線山形行きのワンマン電車に乗り込みます。

さすが山形、さくらんぼ畑が広がっています。
今スーパーではアメリカンチェリーが出回っていますが、
山形のサクランボは来月が収穫とか。

大石田から各駅停車で約１時間、羽前千歳の駅で電車を乗り換え。

乗換駅なのでもっと大きい駅かと思っていたら、無人駅でした。
ここで40分も時間つぶし。
駅前に1軒だけあった喫茶店は閉まっていました。

駅前で咲いていたお花

駅前にサクランボの木、発見。
昨夜山形放送のテレビで
サクランボの盗難防止の対策会議の様子が映し出されていて、
農家の方々も大変かと思われます。

サクランボはまだ青かった。
山形のサクランボは高級品の為中々手が出ませんが、
今年はこの旅を思い出すために買ってプチ贅沢してみよっと。

この後羽前千歳16時7分発のJR仙山線の快速電車に乗り込み、仙台へ。

仙台へ17時13分到着！
仙台駅3階にあるすし通りでどのお店に入るか物色中。
相棒は日本語が読めない為、写真で判断している。

牛タン通りにほど近いすし屋｢気仙沼　あさひ鮨｣へ入ってみる。
お好みで握ってもらい、二人で5690円。安い！

この後仙台駅のお土産屋さんをブラブラして、
19時発の空港行きの電車で仙台空港へ。

空港行きの電車が遅れたため、ダッシュで駅からチェックイン。
この晩の仙台は霧が濃かった。
関空の第2ターミナルとは違い、ピーチでもじゃばらのゲートが。
20時5分発のピーチは定刻通り関空へと飛び立ちました。

終わり

この旅行記へのコメント （5）

• わんぱく大将さん 2014/06/05 09:02:32

  雪の銀山温泉

  kayoさん
  
  ここはさるトラベラーさんの雪の銀山温泉のお写真をみて、先に建築に目が行ってしまった所です。　そうか、今、日本もピーチとかいう航空会社もあるし。　それを使えば母も連れて行けるか?と。　私一人なら、ＪＲＰ買えばいいことだしと思ってましたが。　
  東北の新幹線、かっこいいな〜っていうのが印象（かっこで乗ってどうする？）
  
  当時であの建築。いかに栄えたか、と言うことがわかりますが、今はひなびてるから行く人が多いのかも。　乳頭と比較すると、どちらもええな、って思いますが、銀山のお湯は柔らかかったですか？　熱いと書かれてらしたので。固い？かもと
  
  　大将

  kayoさん からの返信 2014/06/05 11:29:44

  RE: 雪の銀山温泉

  大将様
  
  雪の銀山温泉も写真で拝見しましたが、風情があって素敵ですよね。
  温泉よりも温泉街、建物一つ一つに見る価値ありです。
  
  ピーチはJRより安いので関西人には助かります。
  国内線なら少々狭くても我慢できる範囲ですし。
  東北新幹線は在来線の線路を利用しているのもビックリしました。
  各駅停車のローカル電車の後に新幹線が入ってくるんですよ。
  ローカル電車はボタンを押さないとドアが開かなかったりと、
  日本にいながら外国へでも来たような感覚でした。
  
  冬にはまた温泉行きたいね！って次のリクエストが。
  関西では中々雪景色など見られないので、信州辺りを考えています。
  
  kayo
  
  
  > kayoさん
  >
  > ここはさるトラベラーさんの雪の銀山温泉のお写真をみて、先に建築に目が行ってしまった所です。　そうか、今、日本もピーチとかいう航空会社もあるし。　それを使えば母も連れて行けるか?と。　私一人なら、ＪＲＰ買えばいいことだしと思ってましたが。　
  > 東北の新幹線、かっこいいな〜っていうのが印象（かっこで乗ってどうする？）
  >
  > 当時であの建築。いかに栄えたか、と言うことがわかりますが、今はひなびてるから行く人が多いのかも。　乳頭と比較すると、どちらもええな、って思いますが、銀山のお湯は柔らかかったですか？　熱いと書かれてらしたので。固い？かもと
  >
  > 　大将

  わんぱく大将さん からの返信 2014/06/06 09:40:56

  RE: RE: 雪の銀山温泉

  > 大将様
  >
  > 雪の銀山温泉も写真で拝見しましたが、風情があって素敵ですよね。
  > 温泉よりも温泉街、建物一つ一つに見る価値ありです。
  >
  > ピーチはJRより安いので関西人には助かります。
  > 国内線なら少々狭くても我慢できる範囲ですし。
  > 東北新幹線は在来線の線路を利用しているのもビックリしました。
  > 各駅停車のローカル電車の後に新幹線が入ってくるんですよ。
  > ローカル電車はボタンを押さないとドアが開かなかったりと、
  > 日本にいながら外国へでも来たような感覚でした。
  >
  > 冬にはまた温泉行きたいね！って次のリクエストが。
  > 関西では中々雪景色など見られないので、信州辺りを考えています。
  >
  > kayo
  
  kayoさん
  
  日本もいいところがまだまだありますが、日本人を捨てて、違う目で見るとまた、風景もちがってくるでしょう。　　　大将
  >
  >
  > > kayoさん
  > >
  > > ここはさるトラベラーさんの雪の銀山温泉のお写真をみて、先に建築に目が行ってしまった所です。　そうか、今、日本もピーチとかいう航空会社もあるし。　それを使えば母も連れて行けるか?と。　私一人なら、ＪＲＰ買えばいいことだしと思ってましたが。　
  > > 東北の新幹線、かっこいいな〜っていうのが印象（かっこで乗ってどうする？）
  > >
  > > 当時であの建築。いかに栄えたか、と言うことがわかりますが、今はひなびてるから行く人が多いのかも。　乳頭と比較すると、どちらもええな、って思いますが、銀山のお湯は柔らかかったですか？　熱いと書かれてらしたので。固い？かもと
  > >
  > > 　大将

• こあひるさん 2014/05/26 12:52:41

  温泉風情満喫しましたね！

  kayoさん、こんにちは。
  
  乳頭温泉のあとは銀山温泉に行かれたのですね〜。
  
  風情ある温泉ばかり選ばれましたね！
  
  相方さん、浴衣もよくお似合いで、銀山温泉の大正ロマンの町並みにすっかり溶け込んでいますね。
  
  私が訪れたのは真冬だったので、雪景色の美しさを堪能しましたが、奥のほうの滝や坑道のある公園へは、大雪に阻まれて行けませんでした。
  
  雪のない銀山温泉もまたいいですね〜。
  
  ハンガリーの温泉は、日本の温泉とは全く違って、プールのリゾート施設みたいなものですので・・・ぜひ相方さまにもトライしてほしいですよね〜！
  
  こあひる

  kayoさん からの返信 2014/05/26 19:42:48

  RE: 温泉風情満喫しましたね！

  こあひるさん、こんにちは！
  
  銀山温泉旅行記をアップしたら｢内容が近い旅行記｣に
  こあひるさんの銀山温泉旅行記が出てきて、案の定行かれてたんですね。
  冬の雪景色、やっぱり素敵ですね。
  同じ旅館に泊まっていたって事も今日知りました。
  
  旦那も私もホテル形式の旅館が苦手(団体さんが泊まるような宴会場があるタイプ）で、温泉へ行く時は好みの旅館を見つけてから行き先を決めます。
  今回はそれがたまたま乳頭温泉と銀山温泉でした。
  次回は是非冬の東北の温泉を満喫したいと思います。
  旦那はロシア生まれのNY育ちの為大丈夫かと思いますが、
  私が寒さに耐えられるかは？？？
  
  後10日に迫っている東欧旅行。
  ホテルだけ押さえましたが後は何も決まっていません。
  病み上がりの旦那を連れての行き当たりばったりの珍道中になりそうです。
  一人で行くつもりで計画していたのですが
  突如二人旅になり、かなり妥協を迫られそうです。
  
  kayo
  
  
  > kayoさん、こんにちは。
  >
  > 乳頭温泉のあとは銀山温泉に行かれたのですね〜。
  >
  > 風情ある温泉ばかり選ばれましたね！
  >
  > 相方さん、浴衣もよくお似合いで、銀山温泉の大正ロマンの町並みにすっかり溶け込んでいますね。
  >
  > 私が訪れたのは真冬だったので、雪景色の美しさを堪能しましたが、奥のほうの滝や坑道のある公園へは、大雪に阻まれて行けませんでした。
  >
  > 雪のない銀山温泉もまたいいですね〜。
  >
  > ハンガリーの温泉は、日本の温泉とは全く違って、プールのリゾート施設みたいなものですので・・・ぜひ相方さまにもトライしてほしいですよね〜！
  >
  > こあひる