2014/05/03 - 2014/05/11
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arcstudioさん
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ゴールデンウィークを利用して、北欧3カ国(スゥーデン、フィンランド、デンマーク)へ9日間の旅。
建築やデザインに興味があったので、北欧はまさに憧れの地。
芽吹きの緑が美しく、日の長さも手伝って、十分楽しめました。
予想外のトラブルもありましたが、無事に帰国したので、旅の記録を報告します。
では、2番目の訪問地、ヘルシンキをどうぞ。
-
朝になり、幾つもの島が見えてきた。
もう、ヘルシンキの近くに来たのだろう。 -
ヘルシンキの街だ。
カモメが出迎えてくれる。
大きな緑色の屋根は大聖堂だろう。 -
ホテルは駅前のソコス・ヴァクーナ。
下がデパートで、上がホテルという珍しい建物。
左の建物は郵便局。
早速チェックインし、荷物を置いて街歩きに出発。 -
ホテルを出て、「フィンランディア・ホール」へ向かう。
途中、現代美術館の「キアズマ」に立ち寄る。
設計は米国の建築家、スティーブン・ホール。 -
内部もダイナミック。
白い世界が広がる。 -
カフェコーナー。
展示は見ずに、先を急ぐ。 -
10分ほど歩いて、「フィンランディア・ホール」に。
設計はフィンランドが生んだ巨匠、アルバ・アアルト。 -
エントランスまわり。
シンプルなようでいて、意外にそうでもない。 -
直線的な外壁に、波打つ外壁が交わる。
イタリア産の白大理石は、凍結トラブルが発生。
補修に相当のお金がかかったらしい。 -
道路の反対側からと見ると、まるで船のよう。
トーロ湾に面しているからだろうか。 -
内部も白色を基調にしている。
天井はルーバー、丸柱にはリブ状タイル。 -
一部の壁には、濃紺のタイル。
対比が面白い。 -
こんどはトラムに乗って、アアルトの自邸に向かう。
ガイドツアーまで少し時間があるので、終点まで行ってみる。
海岸に面して、お洒落なカフェを発見。
桜のようなピンクの花が見事。 -
海岸では、ロケをやっていた。
きっと、いい場所なんだろう。 -
カフェでランチ。
人気スポットらしく、平日というのに混んでいた。 -
予習の成果か、迷うことなく、「アアルト自邸」に到着。
14時からのガイドツアーに参加。 -
派手さはないが、いかにもモダン住宅という感じ。
1936年完成だが、時の流れを感じさせない。 -
庭からの眺め。
あまり大きく見えないが、内部には幾つもの部屋がある。 -
入口から近いところに仕事場。
ハイサイドライトで明るい。
一番奥がアアルトの机。 -
仕事部屋の隣にある書斎。
使いやすそうな梯子。 -
大きな引き戸を開けると、居間につながる。
南面の大きな窓の下に、観葉植物用の棚。 -
居間を反対側から見る。
奥が仕事部屋。 -
明るい窓辺。
ラジエーターの上に鉢植え置き場。
その手前は、雑誌などを置く棚。 -
移動可能なテーブル。
大きなキャスターが面白い。
復刻版が市販されているが、えらく高い。 -
居間の奥が食堂。
ここも居間と引戸で仕切ることができる。
壁の縦リブは日本的。
他の建物でも見られる。 -
手前が食堂、奥がキッチン。
キッチンとの境の引き出しは、食堂側からも、キッチン側からも使える両面スライド式。 -
洗面器具はパイミオ・サナトリウムの新築時に試作したもの。
気に入っていて、自宅でも使ったという。 -
2階の寝室。
東向きの窓際には、デスクも備え付けている。 -
扉のディテール。
木のドアでこういう細工は珍しい。 -
2階のバルコニー。
その出入り口は2重扉。
寒さ対策はしっかりしている。 -
ゲストルームの収納。
西洋では珍しく、引き戸になっている。 -
階段。
踏面の先端は丸くしてある。 -
階段の手すり。
けっこう細い。
受けのディテールが美しい。 -
模型。
左手部分が仕事部屋で吹き抜け。
その他が住居部分。 -
受付と、案内をしてくれたお姉さん。
7カ国語がしゃべれるとか(日本語もOK)。 -
さて、アアルトの自邸を後にして、表通りへ。
並木道にトラムが走る長閑な風景。 -
次の目的地、「テンペリアウキオ教会」に着いたのだが、何処が入口やら。
-
3/4周回って、入口を発見。
地味なので、見過ごしそうだが、予習の成果が出た。 -
うぉ〜、これか、、。
またしても、宇宙的な空間。
あの細いフレームで天井全体を支えるとは。 -
設計はコンペで決まった、ティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟。
竣工は1969年。
自然の岩山を掘り抜いて造るという発想は流石! -
2階から見下ろす。
建物と椅子の色のコントラストがいい。 -
良く見ると、トップライトとの取り合い部分は
石を積み上げている。 -
今度は少し街歩きへ。
ヘルシンキ大聖堂は外せない。
19世紀に出来たものだが巨大だ。 -
もう一つの有名な教会、ウスペンスキー寺院。
ロシア正教だといい、内装が豪華らしい。
生憎、終了してしまい、内部は見られず。 -
街の中心に戻り、ショップ巡り。
散策後、デザイン博物館まで歩く。
外観は随分クラシック。 -
内部はモダンな家具など。
イベントも開催中。
もっと凄いかと思ったのだが…。 -
日は高いがそろそろ夕食どき。
今日のレストランは「スオミ」。
映画・かもめ食堂のモデルとなったところ。
下町食堂的な雰囲気だ。 -
空いていると思ったら半分が予約席。
席が無くて困っていると、一足先に入った韓国人が同席どうぞと。
日本にも来たことがあり、嵐のファンだとか。
映画人気の店かと思っていたら、安いし、量があるし、なにより美味しい。
会話も弾んで、久しぶりに楽しい夕食だった。 -
夕食後は、また街中に戻って、もう一軒。
目的地は「アカデミア書店」、設計はアアルト。
大きな吹き抜けの下、沢山の書籍が並ぶ。
トップライトが本を開いた形だとか。 -
今どきの本屋には、カフェコーナーも当たり前だろうが、
当時からカフェも併設してあったのだから、相当に進んでいたのだろう。 -
ソコス・ヴァクーナホテルに戻る。
サウナにでも入って休もうか。
部屋に入るとベッドに1枚の紙、何これ?
ここから、悲劇がはじまるとは、、。
読むと、水のトラブルで、洗面もトイレも、風呂も使えないと!
フロントに行き、状況を聞いて分からないの一点張り。
系列のソコス・グランドホテルでサウナを使えるとのことで、10分程歩いてシャワーを浴びに。
ヴァクーナホテルへ戻ると、宿泊は無理で、ホテルの変更だって!
結局、何のことはない、グランドホテルが変更先。
スーツケースを転がし、また10分歩いてチェックイン。
部屋は狭くなるし、眺めも落ちる。
あ〜ぁ、疲れた、寝る!! -
さて、ヘルシンキの2日目。
まずは、バスに乗って郊外のオタニエミ工科大学へ。
ここの建築群も、設計はアルバ・アアルト。
今はアアルト大学と呼ばれている。 -
これぞ、アアルトの代表作。
シンボリックな階段教室棟。
時代を経ても、美しさは変わらない。 -
階段を上り、2階のロビー。
丸いトップライトや目地のある壁は、自邸で見たのと同じだ。 -
階段教室へのドアを発見。
ラッキー、鍵がかかってない!
静かに内部を見学。 -
収納式の木製テーブル。
特殊な金具も使わず、上手く出来ている。
テーブルを押し込むと、下へスライド。 -
壁の模様のような部分は、細い格子状のスリット。
裏に吸音材が入っていた。 -
天井を見上げる。
段々となっているハイサイドライト。
照明器具とも上手く融合している。 -
受付カウンター。
足元が透けていて軽く見える。 -
シンプルだが均整がとれて美しい窓。
ベンチ、スチームも含め、隙がない。 -
階段まわり。
縦格子と手摺りの納まりが面白い。 -
バスに乗りカンピのまで戻る。
巨大なターミナルが地下にある。
トラムの待合も洒落ている。 -
カンピの広場の一画に妙な建物。
これは教会らしい。 -
さて、ここからトラムに乗って、「アラビアの陶器工場」へ。
古い建物に、新しいガラスの建物が加わり、全体にリノベーションされている。 -
これが内部。
ガラスの屋根で明るい。
お目当ては、やはりアウトレット。
アアルトベースというガラスの花器やお皿を購入。 -
まわりの建物もこんな感じ。
このエリア一体が、お洒落な街となっている。 -
街の中心部に戻る途中、「ハカニエミ・マーケット」に立寄る。
肉、チーズ、魚など、様々な食材があり、ヘルシンキの台所のような所。 -
賑わっていたスープレストランで昼食。
魚介類のチャウダーはコクがあって、美味しかった。 -
次なる目的地は、「スオメンリンナ島」。
トラムでフェリー乗場へ。
港は小さな市場のよう。 -
フェリーは可愛いもの。
小旅行へ出発。 -
天気がいいので、眺めのいいデッキへ。
ビルの上に、ヘルシンキ大聖堂の青い屋根。 -
15分ほどで、幾つかの島からなるスオメンリンナ島へ。
スウェーデンやロシアとの戦いのための要塞の島。
世界遺産にもなっている。 -
要塞の厚い壁をくぐる。
さあ、これから散策だ。 -
可愛らしい、スオメンリンナ教会。
19世紀にロシア正教として建造された。
今はルーテル派だという。 -
クジャクのような鳥。
仲良くお散歩中だろうか。 -
のどかな入り江。
島の中とは思えない。 -
要塞の残骸。
石積みが美しい。 -
要塞の内部。
洞窟のような空間が広がっている。 -
丘の上に一軒家のレストラン。
絵になる。 -
砲台。
島内に幾つもある。 -
砲台のアップ。
迫力がある。 -
要塞のトンネル。
いろんなシーンがあるのが面白い。 -
ぐるっと島内を回って、島の中心部。
この辺の要塞もいい感じ。 -
潜水艦もある。
第二次大戦まで使っていたもの。
島内散策も終わり。
ここからフェリーで市内に戻る。 -
市内に戻って、ブラブラと街の散策。
港から西へ繋がるエスプタナーディ公園。
都心なのに未舗装なのが新鮮。 -
公園の木々。
新緑が美しい。 -
ヘルシンキ市内には、ガレリアが多い。
ガラス屋根からの光は、長い冬を乗り切る知恵。 -
このショッピングセンターも、屋根から光が注ぐ。
宇宙的な空間だ。 -
ヘルシンキもインテリアショップが幾つかある。
この「artek」もその一つ。
アアルトがデザインした家具や照明器具の販売をしている。 -
地下鉄のプラットホーム。
ストックホルムと同じく、ここもデザイン性に富んでいる。 -
市内中心地で一番高い建物だという、ソコス・ホテル・トルニ。
せっかくだから、登ってみることに。 -
上からの眺め。
高い建物が無く、小さな街だということが判る。 -
駅前に戻り、郵便局へ。
ムーミンの絵はがきや、お洒落なグッズが揃っている。
どれもデザインレベルが高い。
絵はがきと小包用箱を購入。 -
夕刻になったので、ソコス・ヴァクーナ・ホテルに行ってみる。
水トラブルはまだ解決せず、今日も泊まれないと!
なおかつ、昨晩泊まり、荷物を預けてあるソコス・グランド・ホテルは満室だと!
代わりに勧めてきたのは、空港の隣にある系列ホテル。
さすがに納得できず、食い下がると、中央駅の反対側にある、ラディソン・BLUプラザ・ホテルを紹介。
やっと今日のホテルが決まり、荷物を移動させ、チェックイン。
このホテルは、まずまずのレベル。
部屋もいい感じ。 -
一夜明けての朝食風景。
なかなか素敵な空間。
食事も美味しかった。 -
ヘルシンキに居られるは11時まで。
寸暇を惜しんで、郊外の教会へ電車で。
何度見ても中央駅は堂々としている。
さすが、エリエル・サーリネンの力作。 -
外もいいが、中はもっといい。
中央駅としての風格と気品がある。 -
切符売場のカウンター。
旅の高揚感が伝わるようだ。 -
お目当ては駅前にある、「ミュールマキ教会」。
モダンな教会という印象。 -
訪問の目的は、教会のインテリア。
小さな照明器具を幾つも天井からつり下げ、独特な空間を作り上げている。 -
設計は、ユハ・レイヴィスカ。
フィンランドを代表する、現代の建築家。 -
白い壁、小さい照明、天井からの光。
アアルト的なものが感じられる。 -
こういう空間は、ありそうで、あまりない。
特に日本では、地震があるので無理。
そういう意味でも北欧的な空間だ。 -
電車で中央駅に戻り、駅前の「アテネウム美術館」へ。
ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン展を見る。
ペンによるモノクロの原画は、シュールで素晴らしかった。
ヘルシンキ観光もここまで。
ホテルで荷物を取って、路線バスで空港へ。
途中でバスの調子が悪くなり、別のバスに乗り換えというアクシデント。
それでも、なんとか空港へ到着し、無事にコペンハーゲン行きへ搭乗。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2014/09/17 18:23:27
- ヘルシンキに行きたくなりました。
- 初めまして。
mistralと申します。
先日はご投票をいただき、有難うございました。
一度訪問させていただいていましたが、改めまして
お礼とメッセージを残させていただきます。
ヘルシンキの旅行記、とっても良かったです。
特にアアルトの自邸のお写真の数々!
階段の造作やら手すりの美しさなどなど、
あげたらきりがありませんでした。
またミールマキ教会の無数のペンダントライト、
宇宙空間のようでした。
旅行記を拝見しまして、いつの日か
行ってみたいと思いました。
mistral
- arcstudioさん からの返信 2014/09/17 20:14:07
- RE: ヘルシンキに行きたくなりました。
- mistralさん
初めまして、arcstudio です。
メールを頂き、ありがとうございます。
投票も頂き、お礼申し上げます。
ヘルシンキの旅行記、気にいってもらい、
大変嬉しいです。
建築に関係した仕事をしているので、
どうしても建物の写真が多くなっていまい、
興味のない人にはどうかなと思ってました。
特に、アアルトには思い入れがあるので、
隅々まで写真を撮りました。
今、思い返しても、胸が高まります。
ミュールマキ教会の不思議な空間は、
無数のペンダントライトの成せる技でした。
照明器具も主役になれるんですね。
ぜひ、機会があれば、北欧に旅して下さい。
一番近いヨーロッパですので。
私もmistralさんのモロッコの写真を、
何度か見させてもらい、行きたくなりました。
エキゾチックな街並みや、
カラフルな色使いのディテールが、
素敵な写真から十分に伝わって来ました。
また、いい旅をして、いい写真を載せて下さい!
arcstudio
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