2013/09/14 - 2013/09/16
1514位(同エリア8656件中)
黒猫ごんたさん
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念願だったアンコール・ワットを見てきました。34カ国目となるカンボジア初訪問です。
雑誌やテレビで目にするたび,いずれ・いずれ…と考え,強い憧れの地となったカンボジア・シェムリアップにあるアンコール・ワットなどの遺跡群にいよいよ訪れることが出来ました。その気になれば3連休で行けたんですね(^^;)
解決すべき課題は「現地までの航空券」「ビザの取得」「現地ホテル」「現地の観光」でした。
「現地までの航空券」は,ANAのサイトでシェムリアップまでの航空券を検索して解決です。ベトナム経由・シンガポール経由もあり得ますが,我々はバンコク経由バンコクエアウェイズ乗り継ぎを選択しました。
「ビザの取得」は,旅行記で調べた限り,混雑する時間帯でなければ現地取得で大丈夫そうだったので,写真等を用意し到着時に空港で取得することにしました。
「現地ホテル」は,シェムリアップのホテル代が全般的に安いうえ,かねて利用するIHG系ホテルがなかったので,様々なホテルサイトで比較し,評判が良かったものをANAのサイトから手配しました。
「現地の観光」は,交通機関が未発達のため自力移動は難しいと考え,Alan1のツアーを事前に予約しました。加えて,到着日にホテルのコンシェルジュに手配してもらい,トゥクトゥクで市内観光をしました。
★旅程
9月14日(土) NH173便でバンコク経由 PG903便でシェムリアップへ
宿泊「プリンスドゥアンコールホテル&スパ」
9月15日(日) 観光
宿泊「同前」
9月16日(月)PG914便でバンコク経由 NH174便で羽田へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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金曜日の仕事を終えてから羽田国際線ターミナルに到着です。さっさと出国し,ANAラウンジで夕食を食べつつ旅立ちの気分を盛り上げます。ビールとそばとお寿司と…変わり映えしません(^^;)
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食事の後は恒例になりつつあるシャワータイムです。夜行便の客にとっては有り難い設備で人気が出ているようです。この日も『お一人様20分程度でお願いします』と言われましたので大変混雑していたようです。
脱衣場所+トイレ+シャワーブースという造りで,タオル,バスタオルだけじゃなくてシャンプー,リンスや化粧水なども提供されています。もちろん無料ですよ。 -
搭乗開始時間に遅れてラウンジを出たものの,出発が少々遅れるようで,まだ搭乗は始まっていませんでした。まあ,定刻前にはバンコクに到着するでしょう。
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深夜便の宿命ですが,あまり眠れませんでした。日本時間の午前4時半頃朝食みたいな食事が出ます。到着まで約2時間半ぐらい前です。
僕は和食で「鮭の彩りご飯」でした。Y飯として合格です。 -
寅さんは洋食にしました。パンケーキとソーセージとポテト…ビールのつまみですね。
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定刻より40分ほど早く,現地時間午前4時40分過ぎにバンコクに到着しました。5時前には飛行機を降りて,バンコクに入国する人波と距離を置きつつ,Transferの表示を見ながら移動します。目指すはバンコクエアウェイズのカウンターです。
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バンコク・スワンナプーム空港での乗り継ぎは初めてなので,Webでの情報収集をした結果「U-Zeekwyet Travel & Journey」さんのブログ記事が詳細で,乗り継ぎだけでなく,ラウンジやビザのことなど,とても参考になりました。U-Zeekwyetさん,ありがとうございます。
5時15分頃にはカウンターに到着しましたが,事前情報のとおり,バンコクエアウエイズのカウンターはまだ開いていません。チケットがないとラウンジにも入れないし,ここで待つしかありません。この時は,日本人らしき人も含めて数名が待機していました。 -
5時40分過ぎには乗り継ぎ手続きを終えました。手続きは簡単。Eチケットとパスポートを提示しただけです。この段階では入国ビザは持っていませんが,何も聞かれませんでした。チケットを受け取り,ラウンジの案内を受けました。バンコクエアウエイズは,全ての乗客が専用のラウンジを利用出来ます。出発まで約2時間ありますので有り難い!
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バンコクエアウエイズのラウンジは3階のコンコースAにあります。場所は分かり易いです。写真前方の青い看板ですね。
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バンコクエアウエイズのラウンジは,そこそこの広さがあり,明るくゆったりと作られています。食べ物もいろいろあって,3時間ほど前に機内食を食べたものの小腹が空いてきました。甘いもの系が多いようです。
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ラウンジ内には,カンボジア入国書類も置いてあります。入口の受付嬢に『アライバルカードを下さい』と言うだけです。入国ビザ申請書と入国カード・税関カードの3種類のようです。ここでゆっくり準備できて良かったです。
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PG903便の出発時刻は,午前8時なので,7時20分頃にはゲート前に来ました。機材はATR72というプロペラ機だし,LCCではないけど小型機が多いバンコクエアウエイズだし,当然?沖止めです。ここはC2Aというバスでの搭乗ゲートで,前方ドアから外に出てバスに乗ります。
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バンコク国際空港内をバスで5分ほど走り,バンコクエアウエイズの機材が固まっている一画で下車しました。目の前の派手なカラーリングの飛行機が903便のようです。海外では後部ドアからの搭乗は珍しくないですが,乗客は後部ドアだけ使用し,前方ドアは貨物室という造りは珍しいのでは?幸い雨も降らず,気分も盛り上がってきました(^o^)
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全ての旅の手配も終わろうとしている頃に『9月のカンボジアは雨季』と言うことに気付きました。旅行中の雨は雨具や着替えなどが増えるのでマイナス材料なのですが,今更延期することも出来ずここまで来ました。
バンコクを出てシェムリアップに向かう飛行機からの景色は『雨季』そのものです。緑は豊かだけど水田と思しき地形は水で反射し,空も雲が多くて湿度が高そうです。雨よ降るな!! -
約1時間のフライトですが,こんな機内食が出ます。紙箱のお弁当みたいなスタイルでCAさんがてきぱき配ります。CAさんは二人だったと思います。
水とオレンジジュースとヨーグルトと果物と菓子パン2個。菓子パンが甘〜〜い(>_<)ひとつで十分だな。 -
ほぼ定刻にシェムリアップ空港に到着です。地面はしっかり濡れています。雨模様です。この空港はボーディングブリッジはひとつもなく,全て徒歩でターミナルまで移動します。
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どんよりした梅雨空?雨季空?に,さっきまでアゲアゲだった旅気分も下降線(-_-) でもATR72の初搭乗は良い経験でした。
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飛行機の停止位置はターミナルの目の前でした。ジオン軍のヘルメットみたいな形の屋根がシェムリアップ国際空港のターミナルです。正面の入口を入るとすぐにパスポートコントロールがあり,そこで入国ビザの申請をし,一人20ドルだったかを支払い入国しました。
この時間帯はPG903便しか到着機がなく,人数も多くないので全ての手続きが終了するのに10〜15分程度でした。ただし写真(4.5センチ×3.5センチ)2枚はお忘れなく。 -
空港に午前9時10分に到着し,ホテルの送迎サービス(片道8ドル)を申し込んでいたので,ターミナル出口に待ち受けていた運転手に乗せてもらいホテルへ。ホテル到着が午前9時45分頃でしたので,35分程度でホテルまで来ることが出来たわけですね。空港とホテル間もさほど遠くなく,道路はそこそこ整備されていて,移動はスムーズでした。
連泊する『プリンスダンコール(プリンス ドゥ アンコール)ホテル&スパ』は,街のほぼ中心と思える6号線交差点から南にすぐの場所です。デラックスルーム2泊2朝食で合計13800円って安いでしょ? -
ホテルには,日本語の堪能な女性のコンシェルジュがいらっしゃいました。まもなく出産のため休暇に入るというお腹の大きな若い女性で,いろいろ親切に相談に乗ってもらい,とりあえず今日のうちにひとめアンコール・ワットをみたいと言う希望を伝え,トゥクトゥクを手配してもらいました。写真は帰着時に撮影したものですが,この運転手にこの車輌です。日本語は駄目でしたが,英語が出来て気さくな良い成年でした。残念ながら料金を忘れてしまいましたが,利用時間無制限(実際は3時間程度)で10ドル程度だったような記憶ですが…
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さて,12時前に出発です。ホテル前の大通りは先ほどまでの激しいスコールで水たまりが出来ていますが,雨も小降りになってきました。妊婦コンシェルジュに大まかな行程をつたえてもらい,まずは寅さん希望のお店でランチです。
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トゥクトゥクから見るシェルリアップの中心部は,雨のせいもあると思いますが人や車の往来も少なく,ショップのシャッターも閉まっていて,少し寂しい感じです。
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ホテルから10分ほどでランチを予定していた”カフェ モイモイ”に到着です。運転手さんも一緒にと誘ったのですが『トゥクトゥクで待っている』と断られました(>_<)。「待たせている」と思うと,ゆっくり出来ない性分なので,ちょっと残念です。
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「カフェ モイモイ」は日本語メニューがあり,写真のようなセットメニューで少量ずつカンボジア料理に触れることが出来ますよ。このメインデッシュ以外に,スープとデザートが付きます。このセットで一人10ドルは観光客価格でしょうが,きっと満足できます。
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まずはビールです。アンコールビールとキングダムビールの2種類注文してみました。1本2ドルです。キングダムも悪くないけど,アンコールビールは軽くて飲みやすいですね。気に入りましたよ。
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スペシャルランチセットとスープです。スペシャルランチの中身は,メニューの写真で見てくださいね。
生胡椒とイカの炒め物はおいしかったですよ。とくに生胡椒は初体験でしたが,辛いものが苦手な僕も大丈夫な辛さで,食感が良いです。第2位は青マンゴーのサラダかな。他はボチボチ(^^;) -
もちろん,デザートはカンボジア名物”カボチャプリン”です。カボチャが水っぽい感じでしたが,ヘルシーなデザートです。
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ちょっと飲み足りなかった寅さんはアンコールビールをアンコール。
本日のランチは締めて26ドルでした。ご馳走様m(_ _)m -
トゥクトゥクの運転手さんを約1時間待たせましたが,彼も車内で竹筒に詰め込んだ白ご飯を食べて軽く昼食を済ませていたようです(よかった(*^_^*))。
これからいよいよアンコールワットに向かいますよ。まずは遺跡群のほぼ全体で利用出来るチケットの販売所に行かなければなりません。チケット売場は,アンコールワットの入口にあるわけではなく,遺跡群のある”森の入口”にあるといった感じです。 -
これが「アンコール世界遺産チケット」で,1日券は20ドルらしいですが我々は1週間のうちの任意の3日間利用出来る一人40ドルのチケットを購入しました。サイズは縦7.5センチ×横10センチです。首から提げるカードケースのようなものを持って行くと便利です。
チケット売場で写真を取られ,顔写真付きのチケットとなります。また,裏面には1から31までの数字が印刷してあり,利用した日の最初のチェックポイントで日付のところに穴が開けられて利用回数がチェックされます。 -
さて,チケット購入ゲートで無事にチケットを購入した後,再びトゥクトゥクに乗り込み移動します。森の中の道で数回の右左折を繰り返すと視界が開けて大きな堀が現れました。いよいよです。堀沿いに右折して,視界前方に沢山の車輌が見えたと思ったら,右手にテレビで見たことのある”アンコールワット”が見えてきました。興奮!!ドキドキします。
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雨上がりのためトゥクトゥクの駐車場も道路も寺院入口の橋もびしょびしょですが,気持ちはウキウキです。
ここは西参道の入口で,この橋を渡ってしか入れません。2人いる水色のシャツの人がゲート係員で,通行人のチケットを確認します。 -
西参道の橋を渡り終えると西塔門です。この門をくぐり抜けると,いよいよ境内というのかアンコールワットの中心部に入っていきます。
雨季という季節的な要素もあるだろうし,午後1時半頃という時間や,雨上がりというタイミングもあるのでしょうが,とにかく”混雑していない”のが嬉しいです。 -
おおっ,からだが震える!!
まさに”息を呑む”光景。
凄いよ! -
今日は初見ということで,最初から内陣には踏み入らない予定でしたので,西塔門のテラスまでにします。テラスには野良ザルがウロウロしていました。食べ物をもらっているので攻撃的ではないと想像しましたが,危うきに近寄らず,遠目から望遠で撮影します。
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参道の左手にある池(聖池)の畔には土産物屋が軒を連ね,観光客に声をかけてきます。日本語も聞こえて来ます。彼(彼女)らは,商売ですが,複数言語の挨拶を覚え,「安い」とか「見るだけ」等という言葉も覚え,ホント勉強していますね。そんな客引きを振り切りつつ,池の畔で記念撮影です。
後からわかったのですが,ここは”逆さアンコールワット”が撮影できるビューポイントだったようです。青空ならもっと良かったのに(>_<) -
トゥクトゥクのドライバーさんが昼ご飯抜きなので早めに戻ることにして,境内の滞在は約30分程度でした。
名残惜しくもあり,”見返りアンコールワット”で締めくくります。 -
14時10分過ぎにホテルに戻ってきました。トゥクトゥク観光のホテル出発時には雨が降っていたので記念撮影出来なかったホテル前で一枚撮っておきます。
これからシェムリアップの街歩きに出かけます。 -
宿泊ホテルから南へ徒歩約10分ほどでシェムリアップの中心部,オールドマーケット界隈に来ました。この通りはパブストリートといって,要するに”夜の街”です。シェムリアップの治安は良いようで,夜の街歩きも可能だと思いましたが,心配もあるので明るいうちに。一番の敵は”スコール”ですね。
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パブストリート入口の角にある『レッド・ピアノ』は,某ハリウッド女優も映画撮影で滞在中に通ったという有名店です。場所も良いし,店の雰囲気も良いので,ミーハーでなくても選ばれる店だと思いますよ。はい,ミーハー寅さんのリクエストで2階席ですね。アンコールビールのドラフトで一息つきます。
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さてさて,街歩きの後ホテル近くのスーパーマーケットに立ち寄り,ホテル滞在中の寅さんの非常食やお土産の数々です。水とかスプライトとかマンゴスチンに混ざって,ビールが5銘柄9本とは。寅さんは『全部』飲むつもりだと思います。
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初日の晩ご飯は,ホテルからトゥクトゥクに乗って”バンテアイ・スレイ”というカンボジア料理のレストランに来ました。手持ち2冊のガイドフックにも出ている老舗らしいですが,戦争カメラマン沢田教一らが通ったことで有名になったようです。1階には沢田教一らの写真が展示されている団体向きの個室があり,2階にも席があるようで,結構大きなお店のようです。寅さんは早速アンコールビールですね。
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貰って帰ったレシートはカンボジア語で書かれていて解読不可能です。たぶん,イカと生胡椒の炒め物”マック・チャーマレイッ”で5ドルです。
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これは,カンボジア風お好み焼きとか具入りのオムレツと書かれている”バイチァィウ”というものでしょう。3ドルです。
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これは正式名が不明です。多分揚げ魚とマンゴーのビクルス添えっぽいもので,酸味のある味付けでした。これも5ドルです。
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これは揚げ魚ですね。トンレサップ湖で取れた魚だろうと思いますが,産地は不明です。これも5ドルです。
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ここには,一ノ瀬泰造が好きだったという”タイゾウ・メニュー”と名付けられた日本語メニューがあり,注文もしやすいし,香りや味付けも日本人に好まれる程度だと思います。難点は,注文した料理が一度に出てくることでしょうか。
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混んでいなかったこともあり,1時間程度で夕食終了です。このレストランは,空港と市街を東西に結ぶ大通りに面し,ホテルからここまでの距離もだいたいわかりましたし,街灯は多くありませんが大通り沿いなのでブラブラと徒歩で戻ることにしました。…ホテルに戻って,買い出ししたビールで2次会だそうです(>_<)
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おはようございます。9月15日日曜日朝6時半過ぎです。
今日は,あらかじめネットで予約していたAlan1の遺跡巡りツアーが朝8時スタートなので,ホテル2階のレストランで朝食です。麺は,カウンターで注文してトッピングを選べるタイプで,ベトナムのフォーと同じ米粉麺ですが丸麺です。そこそこおいしい朝食でした。 -
朝8時にホテルロビーにお迎えがあり「専用車で観光!3大有名遺跡めぐり/アプサラディナーショー付きプラン」のスタートです。セダンタイプの乗用車で英語を解さないドライバーと若い女性ガイド(もちろん日本語が達者(^o^))の二人が1日付き添って,夕食も付いて一人52ドルは安いと感じました。
我々は遺跡入場チケットを持っていたので,早速アンコール・トムにやって来ました。南大門の入口は高さ3メートル,幅2メートルの制限があるんですね。 -
南大門をくぐり,アンコール・トムの中央にある,宇宙の中心”バイヨン”に向かいます。バイヨンは,古代インドの宇宙観によると神々の住む聖域である須弥山を象徴化していて,神が降臨する場でもあったそうです。
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バイヨンの正面で自動車から降り徒歩で宇宙の中心に向かいます。ここも遺跡の痛みが激しく,階段は木製の補助階段が使用されています。
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参道は長くありませんが,足もとがでこぼこで歩きにくいです。遺跡の入口付近には木陰もあり,気持ちの良い朝です。
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いくつか階段を上って上部テラスに辿り着きました。清々しい青空の下で,バイヨン遺跡のハイライトともいうべき中央部にある観世音菩薩の四面塔を見上げます。素晴らしいです。クメール文化の美しさと信仰の深さをひしひし感じます。
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ガイドさんに促されて,お決まりの”観世音菩薩とキス”写真を撮ります。ここは有名記念撮影ポイントのようで,多くの観光客が列を作り,次々とポーズを決めていました。キスしたからといって御利益は無いものと思われます(^^;)
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まだ午前9時過ぎですが,天気が良くて9月と言えども日陰が恋しくなるようです。中央祠道の北西面だったと思いますが,民族衣装を纏った女性との記念撮影スポットのようです。
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バイヨン遺跡には約1時間滞在しました。なんだかあっと言う間の1時間でした。もう少しここにいたい気持ちを抱きつつ,北面側に出てきます。ここから小さな森を抜けてツアー専用車が待つ広場に向かいます。
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駐車場までのあいだに象のテラスからライ王のテラスへと壁が続いています。テラスの上にも見所があるようですが,時間が無いとのことで素通りします。
あっ,寅さんだけちゃっかりテラスの上に駆け上り”写真を撮ってくれ!”アピールです。仕方ない奴(-_-) -
ツアー専用車に乗ってすぐ,有料トイレがあるとのことで立ち寄りました。遺跡巡りチケットを持つ者は無料でした。トイレの前には水を売る女性が二人いて,多分彼女たちが管理人兼集金係なのでしょう。
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バイヨン寺院から10分ほど走り,次に訪れたのは「タ・プローム」です。記憶が確かなら,ここは”西塔門”から入ったところで,ここがタ・プロームの中では一番保存状態が良いゲートだったと思います。西塔門から入り,中央祠堂を経て東塔門へと通り抜けます。
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タ・プロームの修復にも各国の調査団が協力しており,日本チームも参加しているらしいです。この看板はインドチームのものかな?
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塔門をくぐり抜けて中央祠堂へと入って行きます。
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遺跡の中には,ひとつふたつじゃ無くて,榕樹に絡め取られた建物を随所に見ることができます。長くジャングルの中にあって人の手が入っていなかったことを感じさせます。ここでアンジェリーナ・ジョリーのトゥームレイダーが撮影されたことがことある毎に話され,現地ガイドにとっても自慢のひとつのようです。(*^_^*)
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不思議なエネルギーを感じさせます。
生きています… -
とにかく”写真に残しておきたい”或いは”皆さんに見てもらいたい”場所が多すぎて,きりがありません。紹介はこれまでにしておきます。
ところで,アユタヤ遺跡で木の根っこに絡め取られた仏頭を見ました。何かしらの共通点を感じたのですが,よくよく考えてみると,アユタヤの仏頭は偶然のもの,そしてここは必然の風景です。
ところで,この後タ・プロームの東塔門を出たところで小さい子供達の”買って,買って”攻撃に遭いました。一重二重に囲まれて,生活がかかっているのかも知れないと思いつつ,いささか辟易としました。 -
タ・プロームの次はランチの予定で,時刻も11時半を回ろうとしていますが,ガイドさんが『午後から雨になるだろうからアンコールワットまで回って,その後にランチにした方が良いかも。』と言うので,アドバイスに従って空腹をこらえつつアンコールワットに来ました。
聖池から見るアンコールワットは,やはり素晴らしい。青空が少しだけ見えているものの,雲が多くて”逆さアンコールワット”の出来は…20点。 -
昨日は外観だけ眺めて帰りましたので,内部は初めです。まずは,ガイドさんの説明を聞きながら,第一回廊の壁画を見て歩きます。ヒンドゥー教の神話がモチーフと言うことですが,仏教徒としては,キリスト教の世界よりこちらに親しみを感じます。説明を聞いて「ふ〜ん」じゃなくて頷けるもの(^_^)v
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第二回廊も見終わっていよいよ第三回廊へ。テレビ番組で紹介されていた第三回廊は,上るまで30分以上待たされるほどの長蛇の列ができていましたが,本日待ち人「ゼロ」です。ラッキー?
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元々の階段は老朽化して危険なのか,このような階段がつけられています。それにしても急です。ガイドさんは『ここで待っていますからお二人でどうぞ』だってさ。
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アンコールワットの最上部,第三回廊の中央部にある基壇部の尖塔です。シェムリアップには,この尖塔より高い建物は建てられないそうですから,天界に通じる場所なんですね。
おっ,青空だ! -
アンコールワットでは約90分の遺跡巡りを堪能しました。歩き疲れて,お腹も空いて,おいしいランチを頂けそうです。ツアーに組み込まれたランチは,我々の宿泊するホテルのすぐ近くで,シヴォタ通り沿いにある”ダムナック・クメール”というローカルフードレストランでした。午後1時前に到着し,まずはビール(*^_^*)…とくつろいでいると,外はいきなりの土砂降りです。ガイドさんのアドバイスに従って良かったです(^_^)v
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食事は,ワントレーで出てきましたが,白ご飯やアモック,揚げ春巻き,サテーなど,どれも美味しそうだと思いませんか?実際おいしかったです。このレストランは,ランチで一回だけしか行きませんでしたが,場所もメインストリート沿いだし,入口も開放的で利用しやすそうな雰囲気でした。味も良かったしね。
ランチの際にビール2本とボトルウォーターを注文したので,飲物代7ドルを追加でお支払いしました。雨も降り続いているので,夕陽鑑賞は断念して,ホテルで休憩の後,アプサラディナーショーへの案内のため,18時に再び迎えに来てもらうことにしていったん解散です。 -
さて我々”ホテルで休憩…”と言っても,じっとしているわけがありません。小雨になったのを良いことに,昨日と同じスーパーマーケットに行って買い出ししました。「免税範囲で持ち帰れるローカルビール」が最近のお土産の定番なので,写真は第一弾のビール買い出しした成果です。多分半分ぐらいは滞在中に飲んでしまうので,第2弾の買い出しは必須です(>_<)
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ツアーガイドさんと再び合流し,18時30分頃ホテルを出発して,アプサラディナーショーの会場へ。場所は”クーレン?”というレストランでしたが,
送迎車の乗車時間は1分…つまり,ホテルのすぐお隣といっても良い場所でした。雨が降り続いていたからでしょうが,徒歩で十分です。
この”クーレン?”というレストランは,600名収容のでっかいホールでビュッフェ形式の食事を楽しみつつ,古典舞踊が楽しめるため,いろんなガイドブックにも出ている有名店のようです。 -
お料理の種類はとても豊富です。カンボジア料理だけではなく,タイや中華や西洋料理などもあり,味付けも概ね日本人の舌に合うと思います。
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お料理の種類も量も豊富ですが,そんなに食べられるわけないですよ(^^;)とりあえず第一弾はこの程度から。
19時半頃からアプサラダンスが始まるらしいので,それまでは食事に専念しますよ。 -
会場の雰囲気はこんな感じです。舞台の上には誰もいませんが,アプサラダンスショーはすでに始まっており,いくつかのダンスが終わったところです。
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アプサラダンスの詳しいことはわかりませんが,テレビで良く見るインドネシア(バリ島)あたりの踊りと似ているように思います。地理的にも同じ流れなのかも知れません。伝統舞踊には関心が薄い方ですが,楽しめましたよ。
ところで,このアプサラディナーショーは,遺跡巡りツアーのオプションだったのですが,たった10ドル追加するだけでこの食事と古典舞踊が見られるというのはお得すぎる気がします。もし参加考えている方があれば,是非! -
9月16日(月)シェムリアップ最終日の朝です。天気が良ければ朝日鑑賞のツアー参加も考えていたのですが,昨夜の天候からして期待できないと思い,申込みしませんでした。アンコールワットに昇る朝日も宿題にします。
と言うことで,今日もホテルの朝食からスタートします。昨夜の食事もそうでしたが,ここも種類豊富だしおいしいので食べ過ぎ注意です。
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帰国移動日なので,12時頃にはホテルをチェックアウトして空港に向かう予定です。遺跡巡りの時間はありませんので,チェックアウトまでの時間は,徒歩圏内にあるオールドマーケットやハブストリートをブラブラすることにしました。
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オールドマーケットでブラウンライスを購入し,お土産の香辛料セットなどを購入したあとは,ビール休憩です。(休んでばかり,飲んでばかり…と言うご批判は受け付けませんm(_ _)m)
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寅さんは2杯目です。”寅さん,飲み過ぎ”とのご批判はごもっともです(^_^)v本人は聞く耳持ちませんが(>_<)
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少し長めのビール休憩のあとは,午前11時になったので早めのランチにします。スープドラゴンという鍋料理屋さんで,ここも有名処のようです。
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ランチタイムには少々早いためか,店内はがらんとしており,2階の窓際の席を頂きました。客引きの店員や観光客をからかうトゥクトゥクドライバーを眺めていると楽しいです。
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先ほどビール休憩をしていたTEMPLEというレストランもすぐ近くです。この界隈では,生ビールがジョッキ1杯0.5ドルだったと思います。ビール休憩が長くのなるのも理解頂けますか。
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スープドラゴンは,伝統的な土鍋料理が有名らしく,他にもいろんな一品料理があるようですが,寅さんは一目散にこのページを開きます。
まずは「大」か「小」いずれかの基本セットを選びます。野菜とか,いくつかの具材がセットされています。 -
次にトッピングを選びます。卵とかミートボールとか麺を追加します。
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勿論ビールは忘れません。選ぶのは,ライトな味わいが気候にぴったりのアンコールビールです。
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足もとを何かが動いている感触に驚いて見てみると,正体は”猫”でした。店員さん達も,飲食店の中を猫(野良??)がうろついていても気にしていない様子で,しばらくの間,足もとでくつろぐ猫に優しく蹴りを入れてあげました。あくまでも優しく!ですよ。
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寅さんも,鍋が煮立つまでの時間つぶしに良い遊び相手が登場したので,必死にムービーで追っかけています。人なつっこい猫でした。飼い猫なのかも…
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麺や肉に卵の黄身がかかったものなどが並び,鍋への投入などもすべて店員さんがしてくれました。至れり尽くせり(*^_^*)
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さあ,我々は食べる人!おいしそうです。
牛鍋と言うより,寄せ鍋っぽい味付けで,さっぱりしています。クーラーが効いているわけではありませんが,自然の風が通る2階席で,9月の東南アジアですが,おいしく鍋を頂きます。 -
食事のあとは,ハブストリートで観光客をからかっていたトゥクトゥクの運転手の中からに一番愛想の良い若者に”プリンス・ダンコールホテルまで”と言って値段交渉して乗っけてもらいました。正確な値段は忘れてしまいましたが,たしか2〜3ドルだったかな。
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楽しかったシェムリアップの旅も終わりです。ホテルの送迎サービス(片道8ドル)を利用し,13時半頃に空港到着です。搭乗機は15時50分発なので,2時間ちょっとありますが,個人旅行は運航や天候などの情報が少ないので,早めに空港に到着し,空港内で確認しなければならないことが多いのです。
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出発ゲートです。さすがにちょっと早すぎたみたい。カウンターも開いていないし,お客さんも集まっていません。ロビーフロアにはショップもなく,チケットを入手して出国しないとお土産物も見ることができません。
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待つこと約20分。ようやくカウンターが開きました。我々は2番目です。
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パンコク行きバンコクエアウエイズ914便は定刻に出発するようです。到着地の天候も良さそうです。
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出国し制限区域に入ってきました。後ろを振り返るとパスポートコントロールがすぐそこに見えます。出国カウンターの数も4〜5箇所と小さな空港ですし,この時間は利用客もまばらで,ホントに田舎の空港です。
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15時20分頃搭乗開始です。バンコクエアウエイズのバンコク行き,機材は同じですが,往路に比べてデザインは地味な装いです。アンコールワットとクメールの微笑みですね。機体のデザインを見ながら,実物を見たあとの安心感のようなものを感じましたよ。
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機内の様子です。往路より乗客は少ないかも知れません。
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機内食。甘すぎる菓子パンづくしの往路903便より食べられそうです。
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一応機内販売などもやってましたので,自分のお土産にバンコクエアウエイズの機材をデフォルメした磁石をひとつ購入しました。220バーツ(約700円)って高いような気もしますがね。
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定刻より少し早く,バンコク・スワンナプーム空港に到着しました。ここで約5時間の乗り継ぎ待ちですが,ラウンジを利用出来るだけましかな。
あれっ,ターミナルに移動中のバスから見えるあの機体は…,そうか帰国便はパンダジェットかもしれませんね。 -
又ビール。それもタイガービアとは。ここはバンコクなのでシンハビアを飲むべきところ,チキンライスを頼んだ勢いで”タイガービア”と言っちゃったような気がします。
ところで,何故ラウンジではないのか,と言う疑問をお持ちの方があるかも知れません。そう,我々もラウンジに直行する心づもりだったのですが,乗り継ぎのチケットカウンターが空いておらず,Eチケットではラウンジに入れないと思い,レストランに一時避難した次第。実際はEチケットでラウンジに入れました。 -
トムヤムクンです。辛いものは苦手な僕ですが,トムヤムクンスープは好きです。空港内レストランですが,おいしかったですよ。
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タイガービールを注文するきっかけになったかも知れないチキンライスです。う〜ん,やはりシンガポールのウイナムキーが一番おいしいかも。
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バンコク・スワンナプーム空港では,館内のWi-Fiが無料で利用出来ます。利用するには,IDとパスワードを配布しているカウンターを見つけて,名前を記入してこの用紙をもらってください。ただし,あくまでも2013年9月の情報なので,変わっているかも知れません。ご確認ください。
ということで,感動のシェムリアップの旅,これにて完!
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