2014年母と娘のカナダ東海岸ー7日目・プリンスエドワード島観光

2014/06/19 - 2014/06/28

PEI4日目、数日すばらしいお天気に恵まれましたが、本日は朝からずーっと雨…。

残念ですが、一番晴れてほしいキャベンディッシュでは快晴だったので、
まあよしとしましょう。
旅行前傘が持てない母にかわいいカッパを買っていたので、役立つチャンス！
午前中はずっと楽しみにしていたファーマーズマーケットへ。
どうやって行くか宿で相談したら、なんとキャロルさんが用事があってでかけるからついでに、と車で送り迎えしてくれました。大助かり！

そんなわけで本日は朝は少しゆっくりして、
ファーマーズマーケット→宿に帰って昼食
→PEIセレクトツアーズの東海岸灯台ツアー4時間半
　http://www.peiselecttours.ca/
→夕食はウォータープリンスコーナーショップ（予約済み）
　http://www.waterprincelobster.ca/
というコースとなります。

PEIセレクトツアーズさんは、申し込みの際ツアー以外の質問にも答えていただいたり、また宿との連絡が上手く行かなかった時にわざわざ伝言を仲介してくれたりと、出発前から大変お世話になりました。

エリア プリンスエドワード島(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。シャーロットタウンの朝です。
朝からしとしと雨模様。雨は嫌いじゃないけれど、
午後からはあまり歩かなくてもきれいな景色をたくさん見れるように灯台ツアーにしたんだけどな…

こちらは宿泊しているエルムウッド ヘリティッジ イン (Elmwood Heritage Inn) の朝食ルーム。
http://www.elmwoodinn.pe.ca/

暖炉や古い写真があって、とってもステキ。

そしてこのテーブルセッティングがおしゃれ！お皿もレースも優雅です。

窓際の二人席を選びました。
まずはキャンドルに火をつけて、今日のメニューの説明から。

本日はリコッタレモンパンケーキとな。う〜ん、なんだか素敵な響き。
フルーツにオレンジベース？のなんとかソースをかけるかい？とかなんとかきかれたので、とりあえず何でもかけてもらってみます。
私の英語はただでさえ怪しいけど、どうも旅の終盤になると集中力が途切れるらしくさらに怪しくなる傾向があって、たいした話じゃないのに聞き取りに苦労したり…（汗）

まずは果物盛り合わせでスタート。
桃とイチゴがかわいく盛り付けられています。
パンケーキにもひと工夫、このレモンの切り方はまねできそう。
手作りジャムやメープルシロップも添えられています。

パンケーキはおかわりもできますよ〜！

本日は私たちの他にも日本人の女性グループ３名と転勤でカナダ在住というご夫婦＆アメリカ人のご夫婦が一組、みなさんとっても落ち着いた大人の雰囲気でゆったり過ごしていらっしゃいました。
なんとなく優雅になりきれずひょこひょこしてしまう私たち。

朝ご飯が終わってお部屋でゆっくりしたらファーマーズマーケットへお出かけ。

・PEIシャーロットタウンファーマーズマーケット
　http://charlottetownfarmersmarket.weebly.com/
　土曜日は通年営業、水曜日は例年7月第1週目から夏期のみ営業。
　2014年は5月上旬に6月18日(水)から営業開始の発表あり！

水曜日の営業はまだあまり本気じゃないのか、雨だからなのか人も少なく、ちょっとさびしい感じ。
市場の活気みたいなものはなくて、店員さんも黙々と仕事をしてます。
う〜ん、期待していたイメージと違う…

春巻きを売っていた中国人のご夫婦？だけはフレンドリーだったけど。
ニットのお店で姪っ子に手袋を購入、ここでも女性が黙々と何か編んでいました。
ケープとかストールも素敵だったけどかなりいいお値段。
手づくりだもんね。ちょっと手が出ません…

自分で絵を描いて売っているおじ様とか、陶芸に、手作り雑貨に、ジャム
お惣菜、野菜に果物。色々なものがあります。
大きなソーセージがおいしそうだったので、焼きたてを買って、イートインスペースで味見。ちなみに写真右は昼ご飯に買った春巻きと、お弁当屋さんで買ったお惣菜。お肉が入ると2品、野菜のおかずなら3品で8ドルくらいだったかな。
どかどかっとテイクアウト用のボックスに入れてくれます。
これは持ち帰ってお部屋で食べました。どれもなかなかおいしかったです。

PEIで取れたメープルシロップを売るお店では、日本人女性が店番をしていて、昨日泊まったブリーズインのKさんとお知り合いとか。
彼女はアイシングで飾り付けたクッキーを製作販売していて、とてもかわいいので、PEIらしいロブスタークッキーをお土産に購入しました。

その他お土産にメープルシロップも小瓶を数本購入。
沢山欲しいけど持って帰るのが重いので躊躇してしまいます。
でも、おいしかったのでもうちょっと頑張ればよかったな〜。
キャロルさんとの待ち合わせの時間になったのですが、なかなか現れない。
外に行ってみると車はあるので、もう少し待ってみることに…。
実はキャロルさんも中でお買いものしてました。明日の朝食用に卵と春巻きを買ったんだって。
春巻き！私も買いましたよ〜。

市場を堪能して宿に帰ります。そうしたらまたまたお茶を入れてくれました。
今度はこんなティーセット。これもかわいい！
なんと毎回違うセットで出してくれるのです。その気遣いがすごい！

さて、午後からは灯台ツアーに参加するのでお昼ご飯を食べてしまいましょう。
先ほどマーケットで買って来た物を食べてまったりしていると、お迎えが来たよ〜と私たちを呼ぶ声が。

朝からまったく止む気配のない雨ですが、Lighthouse Tour（灯台ツアー）に出発。本日のツアーはPEIセレクトツアーズの運転手さん＆ガイドさん付き混載ツアー
で、新婚旅行のご夫婦と私たちでのツアーとなりました。ツアー内容は↓こちらのサイトがわかりやすいです。
http://www.crtours.co.jp/pei/rules/local/lighthouse.html

まず最初に一気に東海岸の町Montagueへ向かいます。その間にガイドさんがPEI
についてのいろんな話をしてくれるので、退屈しません。
そうこうしているうちに1時間ほどで最初の灯台へ。

パンモア島にあるパンモア灯台（Panmure　Lighthouse) 。
1853年に建造された木造の灯台で地上18.8メートル。夏季のみ内部見学可ということです。この時（6月）は一階部分しか入れませんでした。（あえて入らなかったのかも？）

ここに行った方がブログに載せていた、青空を背景に建つ灯台の写真が美しくて
このコースをセレクトしたのに。
雨と風で景色を撮るのもままならない…

まあ、雨の灯台はまた違う迫力がありますね。

ちなみにこちらがこの日回った４つの灯台！

さて次の灯台へ向かいます。

この辺でじわじわと後悔が…。この旅キャベンディッシュ滞在中、予想外だったけどすてきな灯台沢山見ちゃったな〜。美しい青空の中…。
そんな灯台マニアでもないのに、わざわざ灯台ツアーを選ばなくても他のでよかったかもな〜と…。
いや、まあこの天気ならどこへ行ってもおんなじか。

そして普段の生活で車を使わないのでわからなかったのですが、母にとって雨の中車高の高いバンの乗り降りというのが思いのほか大変。

エルムウッドのキャロルさんがそのことを気にして、出発する時踏み台を持たせてくれたのですが、１つ目の灯台で下りた後はところどころ「ここにいる…」と車でお留守番宣言されました。
この日は他の方も一緒だったから周りに気を使っていたのかも…
車なら楽だろうと思っていたけど、そう簡単ではなかった。

ケープベア灯台（Cape Bear Lighthouse) はPEIの南東の端、切り立った崖のふちに立つかわいい灯台。1881年建造。
灯台の前の崖が波で浸食されるので何度か森側に移築をしているそうですが、そろそろまた移動しないと危ないんじゃなかろうか？

四角形で、灯台守のお家付きです。

お次は島産の豊富なベリー類を使ったフルーツワインで有名（らしい）なロシニョールワイナリー ( Rossgnol Winery 南海岸 ）
http://www.rossignolwinery.com/Rossignol-Winery.html
2013年に全カナダワイン選手権で金賞を受賞した評判のワイナリーだとか。
ワイン好きな母は、ここでは頑張って車から下りることに。

色んなフルーツワインが売っています。もちろん普通のワインも。
簡単なおすすめワインの日本語案内もあった様な…

1ドルくらいで試飲が出来ます。新婚のお二人はハイペースで飲んでましたが、私たちは弱いのでグラス1杯を半分づつ味見。

ここでトイレもお借りしました。

周りにはぶどう畑が広がっています。

晴れていたらさわやかそうですが、空は相変わらず力一杯どんより…

ウッドアイランド灯台 ( Wood Island Lighthouse ) 。だいぶ南に来ました。ここは対岸のノバスコシアからフェリーが往来するフェリーターミナル港があります。
てことは船で来るとここに着くのか〜。

ここの灯台は内部が見学できました。
灯台守とその家族が生活してたそうで、見た目も確かにお家がくっついていますね。
一階部分は台所と居間。それとお土産店や昔の生活用品などの展示品もありました。
いろいろそろっていてなかなか住み心地がよさそう。

上の方に登ってみましょう、階段はこんな感じ。

窓の外からもうひとつ灯台が？

あれは子供の遊び場だそうで。

上にもお部屋がありました。寝室ですね。
赤ちゃん人形の顔がすごく不気味だけど、お部屋はかわいらしくまとまっています。

向こうに見えるのがフェリーターミナル港。

こんな所で生活していた人がいたんだな〜。
想像力が高まりそうな窓辺。

最後はポイントプリム灯台（ Point Prim Lighthouse ) こちらは1846年に建造されたPEIで一番古い灯台。
円筒形というのがちょっとめずらしいし、地上から18.3メートルと大きめ。
最上部まで上がれます！でも誰も登らないというので私だけ行ってきました。

かなり狭い、こんな階段を上って…

途中にあった灯台守のお部屋。こちらは家族じゃなくて一人でここに住んだんだね。

かわいいけど寂しいかも…
そして寒いかも…

窓辺にきれいなガラスの器？が並んでいました。
ランプなんだろうか？

てっぺんに到着！
遠くまで見渡せます。…晴れていれば。

灯台の下にはロブスター漁のための仕掛けが寝かせてありました。
これはオブジェか？それとも現在も使っているのか？

さて、ここからは町に戻ります、途中郵便受けが個性豊かで面白い通りがあって、ガイドさんが色々説明してくれましたが、ワインを飲んでいい感じになったみな様は寝ていました。
私は聞いてましたよ〜。

シャーロットタウンへ戻ってきました。
レストランの予約をしていたので、港近くの観光案内所で下ろしてもらいます。

車で留守番していた母は、カタコト英語で運転手さんとすっかり仲良しになり、別れ際は「帰らないで、ずっとここにいたらいいよ」なんて言われてました。
母曰く「もうちょっと若い人だったらねぇ」と。
ん〜？若い人だったらどうなるのでしょう。

港には大型客船。

少し時間があるので、案内所をぶらぶらついでにトイレ。

ここのトイレ、男女の案内がロブスターになってる！！
なかなかかわいいです。

夕食はあちこちで評判がよかったウォータープリンスコーナーショップで（Water Prince Corner Shop）。
http://4travel.jp/overseas/area/north_america/canada/prince_edward_island/restaurant/10419724/
地元の人も来るような気さくなお店で、早い時間なのに賑わってました。

この看板が目印。なぜ長靴？

ワンパターンな私たちはまたしてもムール貝とクラムチャウダー。
他にもサラダとなんか貝を頼みました。味付けがちょっとしょっぱかったかな。
こんな感じでボールにがさっと出て来て、豪快に食べます。

帰りはタクシーを呼んでもらいホテルへ。
結局ずーっと雨の寒い一日でしたが、お部屋は相変わらず快適でホッとします。
今日もよく眠れそう。

それでは、おやすみなさい。

2014年母と娘のカナダ東海岸ー8日目・プリンスエドワード島観光
http://4travel.jp/travelogue/10888510