地中海諸国旅行記８（タンジェ）

2014/04/25 - 2014/05/06

4月29日

午前6時に目が覚め、早朝のタンジェの町を歩きながら観光することにしました。この日は、一度は「行かない！」と決め込んだマラケシュに午前7時過ぎの列車に乗って行こうか…。と一瞬思案したものの、移動時間が長いこと、そしてどう考えても世界遺産と言っても「メディナ」と言うものに魅力を感じず、結局カサブランカの手前にあるモロッコの首都で、こちらも世界遺産に登録されているラバト止まりにすることにしました。

朝のタンジェ…。特にこれと言ってみるものは何もないのですが、地中海から非常に心地良い風も吹き、風景もきれいで、時間があれば数日間のんびりと滞在したいと思わせる町でした。2時間半位で観光を切り上げ、ホテルで荷物を取りに行き、ラバトへ行くためにタンジェ駅へと向かいました。

今回はラバトへ着くまでのお話です。

（続く）

エリア タンジェ(モロッコ)

早朝、目が覚め散策開始です。

左側の建物は私が宿泊していたHOTEL BRISTOLです。

ちょっといびつな形をしたエレベーターなんかもありましたが、

清潔できれいなホテルでした。

タイガーウッズに似ていたフロントのお兄ちゃんの笑顔もまた良かったです。

ホテル前の通り。

ホテルの一階はPUBになってました。

この辺りは結構たくさん飲み屋があったように思います。

イスラム圏の国ですので、

目につかないような感じで営業されていたのが印象的でした。

この辺りが町の中心部でしょうか！？

多分昼ごろになると、

たくさん車が行き来しているんだと思います。

朝が早かったため、

車の交通量も少なく…。

色々な建物を見てきて、

私は白と青の組み合わせが一番きれいだと

勝手に思っています。

ちょっと高台の所へ行くと、

地中海の方に向けて、

大砲が置いてありました。

高台からは地中海が見えました。

交通信号です。

下の小さな信号が何のためにあるのか…。

気になりました。

モロッコのタクシーは2種類、

近郊の都市を結ぶ乗り合いのグランタクシー、

そして、市内を走るタクシーがあるようです。

市内を走るタクシーは場所によって色が異なり、

タンジェはエメナルドグリーン、

フェズは赤色をしてました。

メーターで乗ることが出来るため、

安心して安く利用する事が出来ました。

地元の人から「バスはスリが多いからタクシーを利用した方が良い」

と勧められました。

紅白まんじゅうの様な？？？

何かわかりません。

モスク。

礼拝所があって、ミナレットがあって…。

どこもモスクの作りは似てました。

街できれいに手入れされている花をみるとと、

何故か安心しますね〜〜。

落書きが多い街っていうのは、

治安が悪い気がします。

モロッコには結構ロータリーがあったように思います。

日本ではあまりロータリーっていうのが無いので、

モロッコで運転する様なことがあれば、

ちょっと戸惑いそうです。

そして、疲れたところで…。

カフェで一服。

店主のドヤ顔…。

キマッテマス！

エスプレッソを飲んでる人を良く見かけましたので、

調子に乗って、エスプレッソの状態の珈琲を飲んでみると、

あまりに珈琲が濃くて、舌が痺れました。

ミルクを入れて貰うとちょうどいい。

朝の珈琲は美味しかったです。

そして、もう一杯。

ミントティーです。

普通は中国の茶葉を使用するようですが、

「リプトンでいい！？」って聞かれ、

リプトンの紅茶を使用したミントティーでした。

生のミントをワッサワッサ入れてくれ、

美味しく病み付きになります。

ゆっくりさせてもらったカフェ。

結構大きい感じのカフェでした。

再び街歩き。

Pension MIAMI

ホテルの様です。

港町にはピッタリな名前ですね〜〜。

コカコーラハウス。

コカコーラを前面に押し出したレストランでした。

コカコーラ社公認か非公認かは良くはわかりません。

昨夜、夜ご飯を食べたあたり。

朝に来てみると、

また違った感じでした。

港で栄えた町と言うよりは、

リゾート地っぽいです。

旧タンジェ駅と大砲。

今もここに鉄道が発着していたら、

駅まで行くタクシー代が浮いたのに…。

と感じました。

一番奥がメディナになります。

メディナにはあまり興味が無いので今回もパス。

今回宿泊したホテルの1階にあった酒場。

写真ではよく分かりませんが、

形がいびつなエレベーター。

唯一、壁掛けの薄型テレビが部屋には備わっていたのですが、

何故かリモコンが無かったので、

一度もテレビをつけませんでした。

部屋の壁はなぜかピンク。

そっち系のホテルではなく、普通のホテルです。

街を散策後、

ホテルで荷物を引き取り、

タクシーで駅に向かいました。

タンジェ駅前はヒルトンホテルが建設途中でした。

駅前はまだ開発中と言った感じ。

これからどんどん色々な建物が建つんじゃないかな！？

と感じました。

山の上にある家。

そして、タンジェ駅。

タンジェ駅のの隣には郵便局がありました。

私書箱も備わっていました。

駅の中はすごくきれいでした。

ここにも国王？の写真が飾ってありました。

9時35分発の電車でモロッコの首都・ラバトへ向かいました。

タンジェ〜ラバト　一等　145ＤＨ（1740円）で4時間くらい。

駅舎の中。

モンゴルでも良くお世話になったスニッカーズ。

スニッカーズが安くで買えるのは有難いです。

モロッコでは日本の半額位。

私がモンゴルで仕事をしていた時は日本で売られている3分の1位の値段で

買うことが出来たように思います。

駅のカフェにて。

クロワッサン。。。

美味しかったです。

だけど、個人的には

ドンクのクロワッサン　＞　モロッコのクロワッサン

と言ったところでしょうか。

フランスパンを使用したサンドウィッチも結構おいしそうでした。

メニュー表。

検札を受けてからプラットフォームへ。

モロッコの国鉄は結構きれいでした。

フランス製の先頭車。

モロッコ国鉄のトレードマークの様です。

今回の1等車も毎回同じく1室6人用のコンパートメントでした。

1等車は指定席なので、指定された場所に座りました。

どこかの駅にて。

トイレも結構清潔に保たれていたような気がします。

外を見ると、黄色い花が咲いていました。

そして、地平線。

最後は木材。

製材所で働いているので、

どうしても丸太を見ると反応してしまいます。

そして、4時間後タンジェに到着。