2007/06/02 - 2007/06/18
123位(同エリア127件中)
れむさん
スペインからモロッコ・タンジェにわたって2日目、この日はタンジェの街を終日散策。
旧市街メディナを中心に、タンジェの街をあてもなくぶらぶら。食事はモロッコ料理の代表格、タジンとクスクスをいただく。
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この日は一日タンジェ観光。気ままに街歩き。
とはいってもどこへ向かうかあてもないので、ホテルを出てまず足が向かうのは、やはり旧市街メディナへの入り口にあたるグラン・ソッコ。
イスラムの衣装をまとう人もいれば、ビジネスマン風だったり欧米風のファッションの人々まで様々な雰囲気の人々が集っている。イスラムにヨーロッパの地中海沿岸の雰囲気がまじりあったような、明るいけどちょっと一種独特な感じ。 -
朝食はホテルで取ったが、散策の前にグラン・ソッコにあったこちらのスタンドで搾り立てのオレンジジュースを一杯。
イスラム風のパンも多くそろっていて美味しそう。人々が朝食を取りに買いにやってくる。 -
グラン・ソッコのそばにあって足を踏み入れたのがこちらの市場。生鮮市場、肉売り場、魚売り場と分かれている。
地元の食材がずらりと並ぶ雰囲気はスペインやポルトガルの市場にも似ているが、やっぱり売り手も客もイスラム風の人が多いのでちょっと印象が違う。たくさんの人々が新鮮な食材を買い求めにやってきていて、場内はなかなかの活気。 -
市場を見た後はメディナへ足を踏み入れる。プチ迷宮だが、昨日も来たのでだいたいの感覚はつかめている。メディナの中の中心広場、プチ・ソッコへ通じるメインストリートは幅も広くて欧米風の雰囲気も漂う。
それにしても東洋人は目立つのか、その中でも日本人は多いのか、そこらじゅうから、コンニチハと声をかけられる。若干うざいといえば、うざい。 -
だんだん奥の方に入るにしたがって、アラブ風の雰囲気が色濃くなり、人々の衣装もまさにイスラム風の人々ばかりに。路傍で野菜や果物などを売っている人が多く、場外の市場みたいな雰囲気。
この辺りまでくると道も迷路のようになって、どこを歩いているのかわからなくなってくる。とはいってもそれほど大きなメディナではなくて適当に歩けばどこかに出るので、気の向くままに散策。 -
メディナの広場で行われていた、コブラを使った大道芸。タンバリン(?)の叩く音に合わせてコブラがにょきにょきと動く。まさにイスラム風の見世物。
欧米の観光客に加えてイスラム人なども集まってきて、なかなかの盛況。 -
地中海に面し目と鼻の先のスペインから多くのヨーロッパ文化も流れ込むタンジェの街は、街並みもイスラムとヨーロッパの融合された雰囲気を持つ。
メディナの中も、こうした白壁の、地中海の街並みを思わせるような雰囲気のところも。ごちゃごちゃしたメディナ内部も、少し奥の方に入ると静かな居住区が広がる。 -
丸いドームから察するに、こちらはモスク。これまた白壁に水色や緑色で装飾がされた、なんともこじんまりとしてかわいらしい感じのモスクである。
扉が閉ざされていて中は見ることができなかったが、地元の人々がお祈りに使うのでしょうか。 -
メディナを出て海沿いの方へ歩き、ランチタイム。新市街の海沿いの方にはホテルやお洒落な感じのレストランも並ぶ。
せっかくアフリカ大陸に渡ったからにはモロッコ料理をということで、昼はタジンを食べるべく、モロッコ料理のレストランへ。こちらはビールが置いてあったので、迷わず注文。昨夜も飲んだモロッコの銘酒フラッグ。それに一皿目に野菜サラダを。 -
そしてメインのタジン。最近はよく見かけるこうしたタジン鍋も当時は全く知らず、どんな料理なのかすらよくわかっていなかったのだが、出てきた料理はなかなかに美味しそうな煮込み風の料理。食べてみると、これがまた味がしっかりと浸みこんでいてなかなかに美味しかった。
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タンジェの街は小さくて、見どころと言ったらメディナくらい。郊外に出れば岬や洞窟などの見どころも多少あるが、交通手段も限られるので、短い滞在日数ということもあり、終日市内でのんびり。
ホテルに戻り、スペイン旅行時は恒例のシエスタを取って休息した後、夕方のメディナへと再び散策へ。 -
メディナの中は夕方になっても相変わらずの独特な活気。街並みに加えて、アラブ風のおじさんたちの風貌や衣装が、たった数十キロしか離れていないスペインとは全く違った雰囲気を作り出している。
グラン・ソッコからプチ・ソッコへと続くメインストリートでは、パンやらお菓子屋らをそこらじゅうで露店商が並び、いい香りが漂ってくる。 -
メディナを出て、夕暮れが迫る地中海の浜辺へ。スペインと2時間の時差があるモロッコなので、夜8時ごろには暗くなる。
浜辺から背後に見るタンジェの街並み。 -
タンジェの街の前に広がる広大な砂浜では、多くの地元の人々が海を眺めながら歓談したり物思いにふけっていたり。みんな、夕暮れ時のちょっとしんみりとしたひとときを味わっているのでしょう。
充分海水浴ができる浜辺なのだが、みんな服を着ていて、海に入っている人はいません。それもイスラムの文化なのか。 -
日も暮れたので夕食の時間。モロッコ最後の晩餐へ。まだクスクスを食べていなかったので、海沿いの街並みを歩きながらクスクスが食べれるレストランを探して入った。
残念ながらこちらのお店はお酒はおいておらず、ということでたまにはお酒を飲まずにヘルシーな夕食を。 -
メインのクスクス。上にのっている肉や野菜は、ランチで食べたタジンと実に似た感じでした。タジンをクスクスにのせて食べたような。上にのっていた肉や野菜が美味しくて、それで下のクスクスも生きるのでしょう。
モロッコはなかなか奥が深そうで、もっともっと行ってみたいと思わせるところだった。今回は表玄関のタンジェを見ただけだったが、ぜひいつか、聖地と呼ばれるマラケシュや、フェズの広大なメディナを訪れてみたいと思う。
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