2013/11/01 - 2013/11/05
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soniaさん
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3日目は終日製茶実習
午後は製茶作業を終えて台北に帰ります。
長距離電車内ではうるるん体験も。
夜は延三夜市とカルフールへ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝5:30 鳥の鳴き声で目が覚めました。
台湾に来てからはこの日が1番ゆっくり眠れたかも。
6:00に先生と集合。
民宿を経営している粘茶師のお姉さんも茶師。
こちらも、下は製茶所&販売店になっています。
北回帰線上に位置するこの茶園はちょうど熱帯の入り口。
コーヒーベルトになります。
こちらで栽培しているコーヒーが干してありました。
これがコーヒーの実 -
そしてこんな銅像も「國田正二」さん
1930年代にアラビカコーヒーを栽培し始めた方だそうです。
地理的な条件を見て、気候にマッチした植物を植えていた当時の日本人の能力の高さにはただただ驚かされます。
「國田正二」ググると台湾のWebページがいっぱい挙がってきますよ。
「舞鶴コーヒーの父」だそうです。
台湾で愛される日本人というと八田與一さんが有名ですが、ローカルに愛されている日本人も結構いそうです。 -
隣に並んで立っている馬 有岳さんの銅像。
朝、お迎えに来てくれた高茶師曰く、2人は友達だったそうです。 -
お庭にはこの他にもドラゴンフルーツの木なんかもありました。
なんとなくドラゴンフルーツ感が伝わるかしら?
台湾は本当に土地が豊か。野菜も果物も豊かに実ります。
昔、日本人がこの土地を欲しがったのも理解できます。(統治自体の是非はおいておいて)
今も台湾が日本だったなから、日本の食料自給率は今とは大きく違っていたはずです。 -
民宿の方の製茶所も見学
こちらは発酵室。
上のホースからミストが出て湿度を保ちます。
まだ朝早く暗いからか、なんかホラーな感じでした。廃病院みたい… -
車で嘉茗茶園に移動。
前夜に乾燥にかけたお茶を一握りだけ出してきてもらって、試飲。
左が機械揉捻、右が手揉捻+機械揉捻
色が違いますね。
いざ飲んでみますと。。。あれ?あんまり美味しくない。。。
このまま、お茶の乾燥を続けてもらって、私たちは朝ごはんを食べに牧場へ! -
熱帯エリアですが、牧場は北海道風。
牧場の隣の畑にはカタツムリがのんびり歩いています。
これも日本人が昔に持ち込んだアフリカマイマイ(エスカルゴ!)
食料として育てようと思っていたらしいのですが、需要があまりなく(そりゃそーだ!)、結局害虫として今も台湾に残っています。
これは日本統治の弊害ですね。
持ち込んだ日本人は進みすぎだ〜。昭和初期の日本人がでんでん虫食べるとは思えないもん。
日本人がエスカルゴを抵抗なく食べられるようになったのって、ここ十数年ですよね。 -
テラス席からはこんな雄大な景色が望めます。
なんだか気分は軽井沢にリゾートに来たようです。
新鮮な空気を吸ってリフレッシュできました。 -
朝ごはんはミルク饅頭と揚げミルク饅頭にホットミルク。
饅頭とはいっても日本と違ってあんこが入っていたりはしません。
肉まんの皮のようなパンです
優しい味で大好き♪ -
高茶師からもらった紅茶のティーバッグを浸してミルクティーにしました。
(写真汚くてスミマセン) -
売店でアイスとミルクプリンも買って茶園に戻ってから食べました。
アイスは美味。プリンはまあまあでした。 -
プリン
-
茶園に帰って、自分たちで作ったお茶をもう一度味見。
あれあれ!!1時間前と味が全然違う。
さっきよりずっと美味しくなっています。
たった1時間の乾燥の違いがお茶にこんなにも影響を与えるとは。
新たな発見でした。
そして、前日お米の中に埋めた釈迦頭を食べてみました。
洋ナシのような濃厚な甘みで、美味しかったです。1晩でちゃんと熟した!!
お米のちからってすごいですね。
さてさて、台風も去って快晴の2日目は茶摘みができそうです。
車で茶畑へ移動
台湾らしい、いい景色でしょう?
酒井監督の「台湾人生」のDVD、本の表紙にも似た景色です。
ここで茶摘みをします。
作りたいお茶によって茶師は茶摘みにどこまで葉を摘むかの指示を出します。
紅茶なら、新芽の下で固くて揉めない葉までは四葉でも五葉までも摘んでOK。 -
今回私たちは緑茶をつくるので、一芯一葉または二葉で摘みます。
積んでも積んでもかごは全然いっぱいになりません。
同じ畑、同じ製造所でも蜜香紅茶と蜜香緑茶の値段の違いはここにあるんだと体で納得しました。
プロの茶摘みが葉っぱを積んだ後と前とでは畑の色が違うんですよ。
新芽のある方が淡い緑、茶摘みが終わった後は新芽がなくなるので濃い緑になります -
これは、お茶の実。中に種が入っています。
-
製茶所に戻って葉が重ならないように並べて干します。これを萎凋と言います。
萎凋には時間がかかるのでこの時間を利用してランチへ -
ウインドウの中の食材を選んで調理してもらいます。
カエルちゃんがいたので、調理をお願いしました。 -
中身はりんごソーダだけど、ビール風(笑)
-
これは蒸し鶏だったかな? にんにくしょうゆをつけていただきます。
本当に台湾の鶏肉は美味しいです。
台湾に行かれる方は是非鶏肉を召し上がってください。 -
野菜炒め
あっさりとした味付けでおいしい。
きゅうりを炒めるっていうのは面白いですね。 -
これは何かと思ったら、魯肉飯でした。
-
こんな感じでいただきます。
台湾料理でも定番中の定番です。
つゆだくでいただきました。 -
魚のスープ
今回の旅行で、これだけは口に合わなかったです。。。 -
青菜炒め
毎食食べてますが、どこのお店もはずれなく美味しい。 -
これはスッポン
スッポンを食べるのは初めてでしたが、臭みもなく食べやすかったです。
お味噌を使った濃いめの味付け -
私のリクエストのカエルちゃん
から揚げになって出てきました。
脂肪の少ない鶏肉のような味です。 -
満腹で製茶所に戻り急いで茶揉みをします。
緑茶なので、発酵時間も短め。
急いで乾燥します。
見てください、この高茶師のピュアな笑顔。
職人さんってこういう表情が出るのがいいですよね〜 -
乾燥が終わったのが電車出発の20分前。
急いでお茶をパッキング!
ダッシュで駅に向かいます。 -
なんとか帰りの自強号に間に合いました〜
電車で眠って目を覚ましたら、隣にはお孫さんを連れたおばあちゃまが。。。
このお孫さんブドウちゃん(小葡萄)と呼ばれていました。
(小葡萄で調べてみたらDr.スランプ アラレちゃんの画像が出てきたんだけど、ほんとはアラレちゃんって呼ばれてたのかな〜?)
このブドウちゃん、よく笑ってくれてすっごくカワイかった。
私はなぜか子どもとお年寄りには好かれるんですよ。
なので、車中はブドウちゃんに遊んでもらいました。
おばあちゃまともグダグダな中文で会話しました。
台湾ドラマを見ているせいか、言っていることはなんとなくわかることが多かったです。
通じないときは筆談。
漢字文化圏は筆談で会話できるのがいいですね。
おばあちゃまは「日本には行ったことないけれど、私の両親は日本語を話したのよ。日本と台湾は近い(親しい?)感覚があるわ」とおっしゃってました。
そして、なぜか五行珠のブレスレットをいただいちゃいました。
日本も台湾もおばちゃんはモノをくれたがります(笑)
五行は五行思想の五行ですね。
このブレスレットは「持ち主や家族が平安でありますように」という願いが込められているのだそうです。
「また台湾に来たら連絡してね」と電話番号を教えてもらったのですが、ブドウちゃん抜きでは間がもたなそう。。。
おばあちゃまとブドウちゃんのおかげで長い道中楽しく過ごすことができました。 -
20:00台北についたご一行、意麺王で軽食をとることにしました。
ジモティーでいっぱいの店内
看板メニューの「乾意麺」(25元)をいただきました。
ゆでた麺にピンク色の甘辛ソース、それにニラがのっただけのシンプルなもの。
量も少ないので、さくっと食べられます。
少々ジャンクな味です。 -
ワンタンスープ
あっさりしてておいしいです。意麺のお店で邪道だけど、ワンタン麺もおいしいかも〜 -
近所の延三夜市に繰り出すことに。
台湾友が好きな肉圓も見つけたのでお試し。
友人は大好物らしいんだけど、私はでんぷんの周りの部分がちょっと重く感じました。
空腹じゃないのがいけないのかも。 -
-
こちらは、台湾風バーガー・刈包
割包(肉まんの皮部分)に豚角煮とピーナッツ粉、香菜などを挟んだもの。
これは美味しかった〜!!
おススメです。
けど、おなかいっぱいで食べきれなかった。(ので、打包にしました)
台湾では胃袋取り換え式にしたい。。。
日本に帰ったらしばらく絶食でもいいから。 -
飲み物ならまだ入りそうということで(←悪あがき)、おいしいと評判のジュース屋さんへ。
スイカジュースを購入。
このあと、またもやマッサージ屋さんへ。
腹ごなしのため行天宮まで歩きました。 -
マッサージ後はカルフールへ。
このときすでに24:00過ぎ。
道にはほとんど人がいませんでした。
真夜中でも女性の一人歩きができるのが台湾のいいトコロ。
日本と治安はあまり変わらないと思います。
カルフールは夜2:00までOPENなので、深夜でもお土産が買えて助かります。 -
最近台湾で人気らしいラバーダックちゃん。
カルフールでも堂々のデコレーションです。
かわゆい♪
カルフールでは薬膳鍋の素や、豆鼓、芝麻醤なんかを購入。
華語の先生に「お土産で豆鼓買った」と言ったら驚かれましたけど、日本だと台湾の豆鼓はなかなか売っていないんです。
中国の乾燥した豆鼓のみ。
台湾のはジューシーで美味しい。味(と信頼性)が全然ちがいます!!
3日目はこれにて終了
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