2014/05/03 - 2014/05/07
3345位(同エリア10313件中)
kanta21さん
- kanta21さんTOP
- 旅行記85冊
- クチコミ163件
- Q&A回答4件
- 170,390アクセス
- フォロワー8人
ゴールデンウィークのこの時期に、高~い航空券買って旅行なんて行けないなぁ、と思い続けていましたが何気なく眺めた全日空の料金が意外と安かったので即決。ちょうどこの時期はプレミアリーグが大詰めなので、ちょっと奮発してチケットも買ってしまいました。ついでに、以前かなりマイナーな旅行本で紹介されていたStreet art tourに参加することに。街中に勝手に描かれたアートを見て廻るというシンプルなツアーですが、次々に消されてしまうアートには作家の個性があふれ、日常とは違う空気に触れることができました。
美術館や博物館の見学はせず、ひたすら歩き、バスに乗り移動を続ける毎日でした。万歩計によれば歩行距離は40km、よく歩いたものです。
移動は公共交通機関と徒歩のみ。毎朝Travel Cardを買うことから始まりました(土、日は終日オフピーク料金)。Travel Cardは地下鉄だけではなくDLR、Overground、バスに乗り放題(ゾーン制あり)、テムズ川の船もかなりの割引で乗船できます。購入も自動販売機で日本語ガイドがありますので安心ですよ。
バスを含めた移動には「Citymapper」というサイトとAPPが本当に役立ちました。スタートとゴールを設定すると公共交通機関と徒歩でルート候補を所要時間とともに表示してくれます。おまけに、バスに乗っていると降車停留所の手前で案内が出ます。ちなみにロンドンでは公共のレンタサイクルが普及していますが、この貸出、返却場所も教えてくれます。恐ろしいほどに重宝しました。Wifiは確保する必要ありますが・・。絶対おすすめです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
-
ビッグベンと並びロンドンの顔ともいうべきタワーブリッジ。
最近は開閉時間の確認が日本語でできるようになってます。
<タワーブリッジ開閉予定確認サイト>
http://www.towerbridge.org.uk/TBE/JP/BridgeLiftTimes/ -
開閉時間は公開されているので、時間が近づくと大勢の観光客が集まってきます。写真に良い場所にはプロ風のカメラマンも。我々のとなりもマニア風で開閉の様子を連写していました。
-
船が通ると速やかに閉まります。大体1日に多い時で3回、少ない時は1回も開閉しない日もあります。せっかくですから開いたところを見たいですよね。
-
昼食はLondon Bridgeの近くにあるCOTE BRASSERIE。カジュアルフレンチのチェーン店。英国のビールはおいていません。フランス産のMeteorというビールを頼みました。
-
パンは食べますか、と聞かれて食べる、と答えたらガーリックのたっぷり塗られたパンがでてきました。美味しかったです。
-
Rib-eyeステーキ約280gと自分には大きすぎかと思いましたが、思いのほか軽く食べられました。全般的にうまいものが少ないロンドンですが、これは本当においしかったです。
-
鶏肉のフルーツソースだったと思いますが、皮の部分がカリカリに焼かれており香ばしくて、こちらも美味でした。メインの2品とも予想外で感動しました!
-
5日の朝ごはんはホテル近くの「Onion Cafe」に。陽気なおじさんは通る人の多くが知り合いのようでした。
-
朝食はイングリッシュブレックファーストですがトマトソティはついていません。パンはホワイトとブラウンのどちらかを選びます。正統派ですね。
-
Holborn駅からホテルまではこの公園を通り抜けます。ロンドンの街中には大きいものから小さいものまで本当に公園が多く驚かされます。
-
ロンドンは街中での喫煙はおとがめなしなのに、公共性の高い路上での飲酒にはかなり厳しく、この表示の通り最大£500のペナルティが課せられます。よほどアルコールによる問題が多いのでしょうか。
-
さて、今日の午後は英国BBCのドラマシリーズSHARLOCKのロケ地を巡ります。
まずはピカデリーラインRussel Squea駅からCentral Line(写真)に乗り換えてQeensway駅へ。 -
まずはSHARLOCK 3で登場する「Empty House」を訪問。建物と建物の間に空き地があるのに、外観からはひとつの建物であるかのように見せています。造形は立体ですが、ドアや窓は実際には描かれたもの。ドラマでの役回りは放映前なので割愛しますが・・。
-
裏に回るとこんな感じで壁だけが存在することがよくわかります。結構見に来るファンも多いようでした。建物の間には鉄骨の梁が渡されており、そこそこの工事が行われたようです。なぜこのような状態にしているのかはわかりません。
-
もう一度通りから眺めます。
まったく違和感はありませんでした。ちなみに空地の両隣はホテルです。 -
いったんOxford Circusに移動してJohn LewisとM&Sでお土産を物色。
そこからは2階建てバスでホテルまでいったん戻ります。最前列は見晴らしがよく、なかなか楽しいものです。 -
バスの2階最前列は観光客の専用席。一般の方はあまり座っていません。
それでは、バスで次のロケ地N Gower StreetにあるSharlockの住居に向かいます。 -
Sharlockのお住まいは、Speedy'sの上にあります。ドラマでは左の扉を入って行きます。撮影もこの場所で行われるようで、このCafeも大人気ですが、残念ながら当日はお休みでした。むしろお休みに当たることの方が珍しいかも、とあきらめて記念撮影だけしました。店内にはドラマにまつわる写真などが飾られているようです。
187 Gower St, London NW1 2NJ -
この場所は世界的に有名で普段は大賑わい。実際の撮影を行うときには野次馬で通りが埋まってしまう程らしいです。
-
Speedy'sからバスで移動すること30分。中心部から若干西側にSt.Bartholomews Hospitalがあります。Sharlockがラボを使わせてもらっているこちらの病院はSeason2最終回での重要なシーンの現場となりました。
-
ちょうどDr.Watsonが、屋上から飛び降りようとするSharlockからの電話を受ける場所から撮影。正面の小屋がドラマではKeyになってます。
-
この位置に移動しようとするDr.Watsonを制止するSharlock。ここから見ていたら偽装がわかっちゃうからね。
-
ドラマでも映っていた電話ボックスにはファンからのメッセージが。
-
夕方からはLondon Eyeへ。途中Waterloo駅のコンコースで軽く夕食。
-
WEBで当日予約をしたものの24時間前までの割引は効かず。20時の予約でしたが、現場についたらガラガラで少し早く乗り込むことに。本当は夜景を見たかったのですが、何せ21:00までの営業中に暗くならず、やむなく夕焼け気味のこの時間帯を選択。
-
ひとつ前のカプセルにごみが散乱していたのでスルー。ほとんど待ち時間なしに搭乗。
-
London Eyeのカプセルは観覧車としては巨大で2周連続でチャーターし、パーティをするグループもあるそうです。観光地のど真ん中でもあり、主要なポイントはすべて見えると思いきや、意外とテムズ川は蛇行しているので川岸の観光地やタワーブリッジなどは直接見ることはできませんでした。
そんな中、何といってもハイライトは国会議事堂ですね。 -
こんな感じで、まさに丸裸といったところです。
-
高いだけだと、今ではShardという高層ビルの展望台の方が高いかもしれません。
-
そして最終日。
今日は10時からStreet art London tourに参加。ロンドンの東側Shorditch地区のストリートアートを解説してくれるツアーです。今回はStreet art photographerのClaude Crommelinさんの案内で所要約2時間(£12)でした。
詳しくはこちらから。
http://4travel.jp/travelogue/10884187 -
Alice Pasquiniの作品。
-
ときどきこうしたジョークものが・・。
-
これは木版画の紙をレンガの壁に貼り付けたもの。ストリートアートは現場で描かれたものだけではありません。
-
アーティストのために、駐車場の周囲にあるビルの壁が解放されています。
-
もともと設置されている何かのボックスですが、キャンバスにされています。
-
Pezというアーティストの作品。ひとつめのキャラクターは中々愛らしい。
-
Ben Wilsonというチューインガムアーティスト。チューインガムを定着させてから現場で絵を描いています。
-
Cristian Nagelというキノコをモチーフにする造形アーティスト。Shorditchにはたくさん彼のキノコが生えています。
-
Shorditch High Street駅前にもありました。見上げて歩くと見つかります。
-
Noahはベルリンの壁にこのキャラクターを描いて有名になりました。今では巨匠として世界で活躍しています。
-
Cranioはブラジル人アーティスト。キャラクターはいつもブラジルのユニフォームや国旗等を身に着けています。
-
Banksyはステンシルアーティスト。今回のツアーで見た中では最もビッグネームで、この作品は上書きや消去されないようにカバーがつけられています。彼の作品はオークションで数千万円の値がつくそうです。
-
かなりのお気に入りですが作者が分かりません。
-
こちらもBanksyの代表作。RCA Victorのキャラクター犬がロケットランチャーを蓄音機に向けています。
-
Ben Eineの作品は、以前よりファンであったキャメロン首相夫人がオバマ大統領にプレゼントしたことで一気に知名度が上がりました。
-
Cityzen Kaneはこの地でも珍しい造形物を張り付けるアーティスト。
-
Benjamin Murphyによるビニールテープを使ったアート。これは結構はがれやすいようで、特に細い線ははがれかけていました。
-
Jimmy Cはスプレーアーティストですが、彼の描画はドットで描かれている非常に珍しい手法です。
-
同じくJimmy Cの代表作。右の男性はロンドンイーストエンドを表し、女性はウェストエンドを表している、とか。
-
ROAは大型の動物アートを線画で表現するのが特徴。濃淡のつくり方や線だけで描くリアリティに驚きます。
ツアーはこの作品でおしまい。ここで解散となりました。 -
最後に時間があったので、007スカイフォールの撮影が行われたVauxhall(ボクソール)に行きました。覚えている人もいると思いますが、このビルはMI6本部がある、という設定で映画では敵に爆破されたところです。
実際に、ここにはMI6があります。 -
Vauxhallからバスでホテルに戻る車窓から。
ウェストミンスター寺院とビッグベン、London Eyeが同時に見えたのでここで1枚。 -
トラファルガー広場は用が無くても、何回か通過しました。やっぱり交通の中心なんですね。
-
大英博物館の隣のホテルに滞在した割に大英博物館を正面から眺めたのはこの時だけでした。
-
無事旅行を終えて帰路につきました。
お付き合い有難うございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
55