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通常は混雑するGWに出歩くことはしないのですが、今回は現役時代の最初の所属部門が同じだった友人で、今も家族ぐるみの付き合いがあるO氏夫妻の山中湖の別荘を訪問することになりました。<br /><br />連れ合いの学生時代のミニ同級会が終わって、御殿場経由で国道138号を北上し、山中湖畔の友人O夫妻の別荘へ。<br />一晩ご厄介になり、翌日は富士五湖周辺の富士山撮影スポット巡りをする予定だったが、あいにくの曇り空で富士山は姿を現しません。やむなく、今年はまだ見頃にはなっていない花の都公園をO夫妻と散策後、ちょっと遠出して鳴沢の氷穴など、富士山の溶岩地形を見て回る旅となりました。<br />

山中湖別荘訪問記 (2)友人の別荘を基点に富士五湖周辺の観光スポットを巡る

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2014/05/04 - 2014/05/05

775位(同エリア3241件中)

2

50

玄白

玄白さん

通常は混雑するGWに出歩くことはしないのですが、今回は現役時代の最初の所属部門が同じだった友人で、今も家族ぐるみの付き合いがあるO氏夫妻の山中湖の別荘を訪問することになりました。

連れ合いの学生時代のミニ同級会が終わって、御殿場経由で国道138号を北上し、山中湖畔の友人O夫妻の別荘へ。
一晩ご厄介になり、翌日は富士五湖周辺の富士山撮影スポット巡りをする予定だったが、あいにくの曇り空で富士山は姿を現しません。やむなく、今年はまだ見頃にはなっていない花の都公園をO夫妻と散策後、ちょっと遠出して鳴沢の氷穴など、富士山の溶岩地形を見て回る旅となりました。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  • 御殿場市内に鳥居の中に富士山が見える場所があるというので、ちょっと寄り道。あいにく、午後になって、空にかかった霞が濃くなり、富士山は、うっすらとしか写らない。しかも、鳥居と富士山の間に邪魔な電線が入り込み、どのようにカメラポジションを変えても取り除けない。<br />(邪道ですが、画像処理で電線を消してあります)<br />撮影場所は西ぐみ沢という集落のローソンの駐車場にて。

    御殿場市内に鳥居の中に富士山が見える場所があるというので、ちょっと寄り道。あいにく、午後になって、空にかかった霞が濃くなり、富士山は、うっすらとしか写らない。しかも、鳥居と富士山の間に邪魔な電線が入り込み、どのようにカメラポジションを変えても取り除けない。
    (邪道ですが、画像処理で電線を消してあります)
    撮影場所は西ぐみ沢という集落のローソンの駐車場にて。

  • 道の駅「須走」にてトイレ休憩。<br />ここまで来ると、富士山が圧倒的迫力で目の前に迫ってくる。

    道の駅「須走」にてトイレ休憩。
    ここまで来ると、富士山が圧倒的迫力で目の前に迫ってくる。

  • いつもの通り、道の駅での連れ合いのソフトクリームタイム。<br />ピンクの部分は桃のソフトクリームだが、ソフトクリームに一家言を持つ連れ合いの評価は「イマイチ」でした。

    いつもの通り、道の駅での連れ合いのソフトクリームタイム。
    ピンクの部分は桃のソフトクリームだが、ソフトクリームに一家言を持つ連れ合いの評価は「イマイチ」でした。

  • 山中湖畔に到着。友人O氏の別荘までは分かりにくい道順なので、ここで待ち合わせ。<br />山中湖は冷涼な気候なので、今が八重桜の見頃を迎えている。桜の間を走っているのは、水陸両用観光バス「かば号」

    山中湖畔に到着。友人O氏の別荘までは分かりにくい道順なので、ここで待ち合わせ。
    山中湖は冷涼な気候なので、今が八重桜の見頃を迎えている。桜の間を走っているのは、水陸両用観光バス「かば号」

  • 空気が澄んでいれば、富士山はもっとくっきりと見えるはずですが、残念。

    空気が澄んでいれば、富士山はもっとくっきりと見えるはずですが、残念。

  • GW真っ最中なので、駐車スペースは満車。湖岸沿いの道路も大渋滞!

    GW真っ最中なので、駐車スペースは満車。湖岸沿いの道路も大渋滞!

  • 待つこと10分ほどで、O氏が迎えに来てくれた。林の中に別荘が散在するエリアを走ること5分ほどで、

    待つこと10分ほどで、O氏が迎えに来てくれた。林の中に別荘が散在するエリアを走ること5分ほどで、

  • O氏の別荘に到着。<br />1LDK+ロフト付きのこじんまりしたログハウス風ですが、少人数家族用としては、十分な広さだ。<br />(別荘の写真をネットに掲載することは、O氏夫妻了解済み)

    O氏の別荘に到着。
    1LDK+ロフト付きのこじんまりしたログハウス風ですが、少人数家族用としては、十分な広さだ。
    (別荘の写真をネットに掲載することは、O氏夫妻了解済み)

  • ウッドデッキでは、夏になるとバーベキューや焼肉パーティで楽しめる。<br />数年に一度、ペンキ補修塗りが必要だが、それもO氏自身の仕事でもあり、楽しみでもあるという。

    ウッドデッキでは、夏になるとバーベキューや焼肉パーティで楽しめる。
    数年に一度、ペンキ補修塗りが必要だが、それもO氏自身の仕事でもあり、楽しみでもあるという。

  • 室内の様子。冷たい屋外から暖房をいれてある暖かい室内に入ったため、レンズが曇ってしまった。<br /><br />ロッジはすべてフィンランドから輸入した木材で作られている。本格的だな〜。

    室内の様子。冷たい屋外から暖房をいれてある暖かい室内に入ったため、レンズが曇ってしまった。

    ロッジはすべてフィンランドから輸入した木材で作られている。本格的だな〜。

  • テーブルや椅子は、すべてO氏の手作り。<br />木の家具は、ぬくもりがあって良いものだ。左右の椅子の寸法が微妙に違うのも手作り感があって、ほほえましい。

    テーブルや椅子は、すべてO氏の手作り。
    木の家具は、ぬくもりがあって良いものだ。左右の椅子の寸法が微妙に違うのも手作り感があって、ほほえましい。

  • ロフトも付いている。今夜はここで寝かせてもらう。

    ロフトも付いている。今夜はここで寝かせてもらう。

  • ロフトに上がる階段。<br />温かみがある照明が、なんとも心地よく落ち着く雰囲気だ。

    ロフトに上がる階段。
    温かみがある照明が、なんとも心地よく落ち着く雰囲気だ。

  • ロフト内の様子(スマホでの撮影)<br />狭い空間をうまく利用して使いやすい造りになっている。

    ロフト内の様子(スマホでの撮影)
    狭い空間をうまく利用して使いやすい造りになっている。

  • O氏夫妻の愛犬、ゴールデン・レトリバーの「しゅん君」<br />14歳、人間でいえば100歳の老犬なので、動き回ることは少なく、ウトウト眠っていることが多いようだ。

    O氏夫妻の愛犬、ゴールデン・レトリバーの「しゅん君」
    14歳、人間でいえば100歳の老犬なので、動き回ることは少なく、ウトウト眠っていることが多いようだ。

  • 夕食前の散歩タイム。<br />フジザクラ(マメザクラ)が咲く小道を20分ほどの散歩に同行。<br />しゅん君、老齢で股関節痛でもあるのか、ちょっと歩くのがつらそうだが、がんばって歩いている。

    夕食前の散歩タイム。
    フジザクラ(マメザクラ)が咲く小道を20分ほどの散歩に同行。
    しゅん君、老齢で股関節痛でもあるのか、ちょっと歩くのがつらそうだが、がんばって歩いている。

  • お待ちかねのディナータイム。<br />料理上手のO氏夫人のごちそうが並ぶ。左端の皿は、手土産として持参した玄白手作りのテリーヌ。<br />楽しい会話で盛り上がり、写真どころではなくなったので、この後の料理写真は無し。<br /><br />ここで、O氏夫妻から思いがけず、うれしい申し出有り。何と!O氏夫妻が使っていないときは、このロッジを自由に使っていいよと言ってくれたのである。本当にいいの?と念押ししても、笑顔でどうぞどうぞと言って下さるではアリマセンカ! 合鍵まで作ってくれるという。<br />イヤ〜! 感謝感激! 持つべきものは太っ腹な友人だ。これで高い宿泊代を使わず、天候に合わせて富士山や富士五湖周辺の写真撮影や山歩きを楽しむことができる。

    お待ちかねのディナータイム。
    料理上手のO氏夫人のごちそうが並ぶ。左端の皿は、手土産として持参した玄白手作りのテリーヌ。
    楽しい会話で盛り上がり、写真どころではなくなったので、この後の料理写真は無し。

    ここで、O氏夫妻から思いがけず、うれしい申し出有り。何と!O氏夫妻が使っていないときは、このロッジを自由に使っていいよと言ってくれたのである。本当にいいの?と念押ししても、笑顔でどうぞどうぞと言って下さるではアリマセンカ! 合鍵まで作ってくれるという。
    イヤ〜! 感謝感激! 持つべきものは太っ腹な友人だ。これで高い宿泊代を使わず、天候に合わせて富士山や富士五湖周辺の写真撮影や山歩きを楽しむことができる。

  • 翌朝、天気予報があたり、朝から雲が多いどんよりとした天気。ロッジの西側の窓から晴れていれば木立の間から見えるはずの富士山も見えない。天気予報では昼ごろから雨だという。<br /><br />さて、どうしたものかと思案しながら、朝食をいただきます。サラダの皿に載っているハムも玄白手作りの自家製ハム。<br /><br />

    翌朝、天気予報があたり、朝から雲が多いどんよりとした天気。ロッジの西側の窓から晴れていれば木立の間から見えるはずの富士山も見えない。天気予報では昼ごろから雨だという。

    さて、どうしたものかと思案しながら、朝食をいただきます。サラダの皿に載っているハムも玄白手作りの自家製ハム。

  • ゆったりと朝食後のひとときを過ごしたあと、O夫妻と一緒に花の都公園を散策。<br />無料エリアの花畑は、何の花かわからないが、芽が出たばかりだ。6月〜7月に咲くポピーかキカラシだろうか?

    ゆったりと朝食後のひとときを過ごしたあと、O夫妻と一緒に花の都公園を散策。
    無料エリアの花畑は、何の花かわからないが、芽が出たばかりだ。6月〜7月に咲くポピーかキカラシだろうか?

  • チューリップも例年だとすでに見頃を迎えていてもよい時期なのだが、今年はちょっと開花が遅れているようだ。<br />株の間は、比較的大きな隙間を開けて植えられているので見頃になっても密集感はないのかもしれない。

    チューリップも例年だとすでに見頃を迎えていてもよい時期なのだが、今年はちょっと開花が遅れているようだ。
    株の間は、比較的大きな隙間を開けて植えられているので見頃になっても密集感はないのかもしれない。

  • 入場料¥500払って有料エリア内に入ってみる。こちらのチューリップも、まだ蕾が目立つ。見頃は連休明けになりそうだ。

    入場料¥500払って有料エリア内に入ってみる。こちらのチューリップも、まだ蕾が目立つ。見頃は連休明けになりそうだ。

  • 桜はちょうど満開

    桜はちょうど満開

  • 公園の一角に溶岩樹型を観察できる一角があったので、入ってみる。<br /><br />これは、富士山から流れ出た溶岩が樹木を包み込み、木の繊維が化石のように残ったものらしい

    公園の一角に溶岩樹型を観察できる一角があったので、入ってみる。

    これは、富士山から流れ出た溶岩が樹木を包み込み、木の繊維が化石のように残ったものらしい

  • 典型的な溶岩樹型。溶岩に包まれた樹木が消失し、木の形状とおなじ空洞が形成されたもの。富士山麓の至る所にある氷穴、風穴、お胎内と呼ばれる洞窟内で見ることができる。

    典型的な溶岩樹型。溶岩に包まれた樹木が消失し、木の形状とおなじ空洞が形成されたもの。富士山麓の至る所にある氷穴、風穴、お胎内と呼ばれる洞窟内で見ることができる。

  • 清流の里というゾーンにある観光用3連水車。

    清流の里というゾーンにある観光用3連水車。

  • 明神の滝という人工の滝。<br />水車にしろ、滝にしろ、所詮、観光目的の人工物なのであまり感動はない。

    明神の滝という人工の滝。
    水車にしろ、滝にしろ、所詮、観光目的の人工物なのであまり感動はない。

  • 人工滝をバックにミツバツツジを一枚

    人工滝をバックにミツバツツジを一枚

  • 富士山の形に剪定された松。バックに本物の富士山があるのだが、今日は雲の中。<br />これに限らず、この公園内の花の風景は、やはり富士山が見えてこそ、価値がある。富士山が見えないのでは、どんなきれいな花も画竜点睛を欠く。

    富士山の形に剪定された松。バックに本物の富士山があるのだが、今日は雲の中。
    これに限らず、この公園内の花の風景は、やはり富士山が見えてこそ、価値がある。富士山が見えないのでは、どんなきれいな花も画竜点睛を欠く。

  • イチオシ

  • 中に人が入れる大きさのうろがある立ち木。まだ冬枯れのままで葉をつけていないが、中に人が入っての記念撮影ポイントになっている。「パワースポットしあわせの木」という名前がついている。<br />最近、神社仏閣に限らず、やたらとパワースポットだの愛の○○なんてものが目につくが、どうも軽薄な感じがして、この手のものには興味が湧かない。

    中に人が入れる大きさのうろがある立ち木。まだ冬枯れのままで葉をつけていないが、中に人が入っての記念撮影ポイントになっている。「パワースポットしあわせの木」という名前がついている。
    最近、神社仏閣に限らず、やたらとパワースポットだの愛の○○なんてものが目につくが、どうも軽薄な感じがして、この手のものには興味が湧かない。

  • 温室があったので、そこも覗いてみた。あまり、気合が入らなかったが目に付く花を何枚か撮影した。<br />これは、胡蝶蘭のシベ。最近マクロレンズを使い始めたので、やたら拡大写真ばかり撮っている。ちょっと、マンネリかな<br />

    イチオシ

    温室があったので、そこも覗いてみた。あまり、気合が入らなかったが目に付く花を何枚か撮影した。
    これは、胡蝶蘭のシベ。最近マクロレンズを使い始めたので、やたら拡大写真ばかり撮っている。ちょっと、マンネリかな

  • これは何と言う花だったかな?

    これは何と言う花だったかな?

  • これはソテツの花。 そんなに美しいというわけではないが、珍しいと思ったのでシャッターを切った。それほど珍しいものではないのかもしれないが・・・

    これはソテツの花。 そんなに美しいというわけではないが、珍しいと思ったのでシャッターを切った。それほど珍しいものではないのかもしれないが・・・

  • 時計草またの名をパッション・フラワー<br />南米原産の熱帯性蔓植物だが、今は園芸用に様々な種類が作り出されているようだ。3つに分かれた雌しべが時計の長針、短針、秒針に似ているので、時計草という名前になったという。

    時計草またの名をパッション・フラワー
    南米原産の熱帯性蔓植物だが、今は園芸用に様々な種類が作り出されているようだ。3つに分かれた雌しべが時計の長針、短針、秒針に似ているので、時計草という名前になったという。

  • 1時間ほど、園内をぶらぶら歩いたあと、O氏夫妻は自宅に戻るということで、ここでお別れ。<br />この後、河口湖町の芝桜祭りにでも行こうかと思ったが、今にも雨が降り出しそうな天気になってきたし、大勢の人出でごった返していて駐車するにも難儀しそうだったので、鳴沢氷穴と富岳風穴という富士山溶岩が作り出した洞窟見物に予定変更。

    1時間ほど、園内をぶらぶら歩いたあと、O氏夫妻は自宅に戻るということで、ここでお別れ。
    この後、河口湖町の芝桜祭りにでも行こうかと思ったが、今にも雨が降り出しそうな天気になってきたし、大勢の人出でごった返していて駐車するにも難儀しそうだったので、鳴沢氷穴と富岳風穴という富士山溶岩が作り出した洞窟見物に予定変更。

  • 鳴沢氷穴に到着したころには、本降りの雨になった。<br /><br />入場料は¥290だが、富岳風穴との共通チケットだと¥260相当になる。

    鳴沢氷穴に到着したころには、本降りの雨になった。

    入場料は¥290だが、富岳風穴との共通チケットだと¥260相当になる。

  • 鳴沢氷穴は芝桜まつりなどに比べれば、ずっとマイナーな観光スポットで空いているだろうと予想していたが、さすがはゴールデンウィーク! 氷穴の中に入るのに30分の待ち行列だった。

    鳴沢氷穴は芝桜まつりなどに比べれば、ずっとマイナーな観光スポットで空いているだろうと予想していたが、さすがはゴールデンウィーク! 氷穴の中に入るのに30分の待ち行列だった。

  • 入口の横には大量の雪が残っていた。<br />貞観6年の大噴火によって富士山北西側に大量に流れ出した溶岩が作り出した洞窟群がいたるところにあるが、鳴沢氷穴はアクセスが良いので、溶岩洞窟としては一番の観光スポットになっている。

    入口の横には大量の雪が残っていた。
    貞観6年の大噴火によって富士山北西側に大量に流れ出した溶岩が作り出した洞窟群がいたるところにあるが、鳴沢氷穴はアクセスが良いので、溶岩洞窟としては一番の観光スポットになっている。

  • 洞内は年間平均気温3℃、春が一番気温が低く0℃まで下がる。江戸時代から氷の貯蔵庫として利用されていた。保存された氷は幕府に献上品として江戸に運ばれたり、大正時代には冷蔵庫の氷として利用された。<br /><br />洞窟は縦に長く、総延長156m、地下20m以上深く潜ることになる。歩行路はぬかるんでいて、ところどころ凍結している箇所もあり滑りやすい。特に階段を上り下りするときは細心の注意が必要。また狭いところがあちこちにあって、天井の高さが90cmしかないところもある。大木が溶岩に取り込まれて空洞になった溶岩樹型の中を通っていく。足元ばかり見ていると天井の岩に頭をぶつけることになる。洞窟探検の気分だ。<br />そんな状況で、しかも見物客の行列になっているので、あまり写真を撮る余裕はない。

    洞内は年間平均気温3℃、春が一番気温が低く0℃まで下がる。江戸時代から氷の貯蔵庫として利用されていた。保存された氷は幕府に献上品として江戸に運ばれたり、大正時代には冷蔵庫の氷として利用された。

    洞窟は縦に長く、総延長156m、地下20m以上深く潜ることになる。歩行路はぬかるんでいて、ところどころ凍結している箇所もあり滑りやすい。特に階段を上り下りするときは細心の注意が必要。また狭いところがあちこちにあって、天井の高さが90cmしかないところもある。大木が溶岩に取り込まれて空洞になった溶岩樹型の中を通っていく。足元ばかり見ていると天井の岩に頭をぶつけることになる。洞窟探検の気分だ。
    そんな状況で、しかも見物客の行列になっているので、あまり写真を撮る余裕はない。

  • 一番、奥まったところには、雫が落ちてできた鍾乳石のような天然の氷がある。鉄格子がはめられていて、近づくことはできない。<br /><br />洞窟を出ると土砂降りの雨だったが、鳴沢氷穴の近くにある富岳風穴に向かう。

    一番、奥まったところには、雫が落ちてできた鍾乳石のような天然の氷がある。鉄格子がはめられていて、近づくことはできない。

    洞窟を出ると土砂降りの雨だったが、鳴沢氷穴の近くにある富岳風穴に向かう。

  • 富岳風穴は、鳴沢氷穴から車で2分足らずのところにある。<br /><br />駐車場から風穴入口までは、溶岩のため、地中に根を張れない木々の根っこが地上を這っている青木ヶ原樹海が垣間見える。

    富岳風穴は、鳴沢氷穴から車で2分足らずのところにある。

    駐車場から風穴入口までは、溶岩のため、地中に根を張れない木々の根っこが地上を這っている青木ヶ原樹海が垣間見える。

  • こちらは鳴沢氷穴ほど観光客で混雑はしていない。洞窟の入口には、やはり雪が残っている。

    こちらは鳴沢氷穴ほど観光客で混雑はしていない。洞窟の入口には、やはり雪が残っている。

  • 鳴沢氷穴よりも大きな天然の氷柱が見られた。こちらも洞内は寒い!<br />富岳風穴は、鳴沢氷穴より天井が高いので歩きやすい。

    鳴沢氷穴よりも大きな天然の氷柱が見られた。こちらも洞内は寒い!
    富岳風穴は、鳴沢氷穴より天井が高いので歩きやすい。

  • 外から持ち込んだ氷の保存に使われている。

    外から持ち込んだ氷の保存に使われている。

  • 以前は蚕や植物の種子を保存する天然の冷蔵庫として利用されていた。

    以前は蚕や植物の種子を保存する天然の冷蔵庫として利用されていた。

  • 最奥部まで行くと、ひかりごけが生えている溶岩樹型があった。洞窟は、ひかりごけの溶岩樹型の奥まで続いているようだが、人間が入れるのは、ここまで。

    最奥部まで行くと、ひかりごけが生えている溶岩樹型があった。洞窟は、ひかりごけの溶岩樹型の奥まで続いているようだが、人間が入れるのは、ここまで。

  • 同じ通路を通って戻る。出入り口を洞窟内から見上げると入口がハート型に見える。屋久島のウィルソン株の中から見たハート型を思い出す。

    同じ通路を通って戻る。出入り口を洞窟内から見上げると入口がハート型に見える。屋久島のウィルソン株の中から見たハート型を思い出す。

  • 2つの洞窟探検(?)を終えて山中湖方面に戻る。道路は大渋滞で、山中湖畔に戻ったのは1時半ごろ。<br />昼食は、山梨県に来たからにはほうとうを食さねばなるまい。と、いうことで、O氏夫妻に教えてもらった「小作」というほうとう屋に行ったが、人気店らしく、大混雑でいつ食事にありつけるかわからない。やむなく、和食処三楽園という店に入った。ほうとうのスープは通常、味噌ベースだが、三楽園には豆乳ほうとうなるメニューがあった。連れ合いがこれにトライしてみたが、とても気に入ったようで、いつもは麺類はスープは残すのだが、この豆乳ほうとうは、スープまで飲み干してしまった。なお、食べるのに夢中で写真は撮り忘れた。<br /><br />目いっぱいあちこち遊びまわるというつもりで、もう一泊する予定を組んでいた。今晩の宿泊先として現役時代の会社の健保組合運営の保養所を予約してある。雨の中を観光することもないので、早めにチェックインすることにした。先に記したとおり、これからO氏の別荘を自由に貸してもらえることになったので、アクセク詰め込んだ観光をする必要もなくなった。<br /><br />今回の旅行では、旅行写真はたいしたものは撮れなかったが、友人の別荘を好きなように、いつでも借りられることになったというのが最大の収穫であった。<br />

    2つの洞窟探検(?)を終えて山中湖方面に戻る。道路は大渋滞で、山中湖畔に戻ったのは1時半ごろ。
    昼食は、山梨県に来たからにはほうとうを食さねばなるまい。と、いうことで、O氏夫妻に教えてもらった「小作」というほうとう屋に行ったが、人気店らしく、大混雑でいつ食事にありつけるかわからない。やむなく、和食処三楽園という店に入った。ほうとうのスープは通常、味噌ベースだが、三楽園には豆乳ほうとうなるメニューがあった。連れ合いがこれにトライしてみたが、とても気に入ったようで、いつもは麺類はスープは残すのだが、この豆乳ほうとうは、スープまで飲み干してしまった。なお、食べるのに夢中で写真は撮り忘れた。

    目いっぱいあちこち遊びまわるというつもりで、もう一泊する予定を組んでいた。今晩の宿泊先として現役時代の会社の健保組合運営の保養所を予約してある。雨の中を観光することもないので、早めにチェックインすることにした。先に記したとおり、これからO氏の別荘を自由に貸してもらえることになったので、アクセク詰め込んだ観光をする必要もなくなった。

    今回の旅行では、旅行写真はたいしたものは撮れなかったが、友人の別荘を好きなように、いつでも借りられることになったというのが最大の収穫であった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • のりアロハさん 2014/05/19 22:19:12
    憧れの別荘
    玄白さん、こんばんは。

    別荘いいですね〜。

    木の温かみが感じられ、ロフトがいい感じです。

    こんな別荘でゆったり過ごしたいなとは思いますが、維持するのも大変そう。(その前に先立つものが無かったです)

    お友達の奥さんの料理、美味しそう。
    ペンションみたいな豪華な料理の数々。

    そしてさらにビックリしたのが、テリーヌやハムが玄白さんのお手製だということ。これも食べてみたいです。
    良い趣味をお持ちですね。

    のりアロハ

    玄白

    玄白さん からの返信 2014/05/20 11:03:55
    RE: 憧れの別荘
    のりアロハさん、おはようございます。

    別荘オーナーの友人は、玄白の旅行記の別荘写真を見て、「これは本物より良く写っている。不動産誇大広告みたいだ」と言っています。(^ ^);
    でも、なかなかステキな別荘でしたよ。

    料理の方はと言うと、燻製は15年以上続けています。一般の料理はリタイアしてから始めたので、まだ3年半しか経っていません。動機は、家庭内での自立とボケ防止です(^ ^)。同年代の地元の人達と男の料理サークルで、素人料理を楽しんでいます。

    玄白


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