2014/05/10 - 2014/05/10
24位(同エリア63件中)
玄白さん
栃木県内の何か面白いイベントはないかと、インターネット上をウロウロしていたら、さくら市(旧氏家町)で、田んぼで野州田植え唄という民俗芸能の披露と、それに合わせて早乙女姿の女子学生が田植えをするイベントがあるというので、見に出かけてきました。
このイベントは市青少年センターと「野州田植え唄保存会」が協力して開催されています。ボランティア活動をする小中高生のグループ「さくらリーダースクラブ」のメンバーや近隣の小学生ら約40人が参加しています。
イベントでは保存会メンバーが田植唄を披露。子どもたちは戦後間もないころまで田植えの際に着ていた「早乙女」姿で田植えを経験するというものです。
玄白の旅行記には珍しく人物写真がほとんどです。カメラの前に立ってくれた早乙女たちや主催者には、写真をインターネットで公開するということを了解してもらっています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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朝9時、関係者がイベント会場の水田に集まってきた。鬼怒川流域の水田地帯で、ごくありふれた農村風景が広がっているところだ。
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意外にも、栃木テレビ、CRT栃木放送、朝日新聞、下野新聞など栃木県下の報道機関から大勢取材に来ていた。
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主役の早乙女姿の女子中学生たち。事前のアナウンスでは女子高生も参加するとなっていたが、修学旅行と重なったため、今回は中学生のみの参加。
早乙女(さおとめ)とは、かすりの着物、もんぺに赤いたすき、姉さんかぶりした手ぬぐいを身にまとった、田植えをするいでたちの若い女性のこと。戦前までは、各地の農村で普通に見られたが、農作業の機械化がすすんだ現代では、農村の伝統的な祭りや行事でしか、見られなくなってしまった。
一人だけ、男子中学生が混じっている。ちなみに若い男性の田植え姿は「太郎次」というのだそうだ。 -
こちらは昔の早乙女。
話を聞いて見ると、この昔の早乙女たちは田植えはせず、田植え唄を唄うだけなのだそうだ。 -
男性5人、女性9人の野州田植え唄保存会の方々
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尺八の伴奏に合わせて、最初は野州苗とり唄、続いて野州田植え唄というものの披露。
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なかなかの美声だ。
800年前、すなわち鎌倉時代から続いている農民唄で、さくら市の無形文化財指定の第一号だそうだ。
田植え唄とは
田植の作業に歌われる労作歌。実際の田植のほか,田遊(たあそび)や御田植神事,囃子田(はやしだ),田植踊などで歌われる。かつて田植作業は単なる労働だけでなく,大事な神事儀礼的な民俗行事でもあったから,かならず歌を伴っていた。 (世界大百科事典第2版より) -
男声と女声にパートが分かれている。女性達の方が迫力があるな〜
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苗が運ばれてきた。
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田植えは早乙女、太郎次のほか、30数名の小学校低学年の子供達も農業体験ということで参加する。
田植えは初体験、最初はおっかなびっくりで田んぼに入ることになる。 -
イチオシ
早乙女は、農作業で泥だらけになるのだが、そのいでたちは清楚で、瀟洒な感じさえする。日本の良き伝統文化の一つであろう。
”さおとめ”という響きのよさから、苗字や地名となったり、作家や芸能人のペンネームにも使われる。
栃木県でも早乙女という苗字の人や地名があるが、”そうとめ”と発音することが多い。 -
さくら市青少年育成センターと連携して活動しているボランティア団体「さくらリーダーズクラブ」のおねえさん。早乙女、太郎次のリーダー格で、田植え作業をリードしている。
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田植え唄を聴きながら、田植え作業スタート!
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最初は、慣れない作業で戸惑いながら田植えをしている様子。
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。田んぼの広さは一反。田んぼの両側から苗を植えていくスタイルでやっている。2時間で田植えを完了予定。
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今日は天気は晴れているのだが、強風が吹き荒れていて、姉さんかぶりの手ぬぐいは飛ばされてしまうので、途中から取ってしまった。
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1時間も立つと、人によって作業の慣れの度合いに差が出てくる。自分の持ち分は植え終わって、余裕で回りを見回す早乙女さん。
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出来映えは・・・
奥が早乙女さんたちが植えた苗、手前は小学生の子供達が植えた苗
小学生たちが植えたところは、後でこの田んぼの地主さんが補修する必要がありそう。 -
玄白の実家も農家だったので、子供のころ田植えを手伝わされた。田植えの作業は、腰が痛くなるんですな。田植えや夏の田の草取りは腰を痛める重労働だった。
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イチオシ
早乙女さんたちは、ときどきおしゃべりをしながら楽しそうにやっているが・・・
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太郎次クンは、まじめにもくもくと苗を植えている
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「苗がなくなった。 頂戴!」
和気アイアイとやっています。 -
イチオシ
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イチオシ
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強風のため、小学生の女の子の帽子が飛ばされ、田んぼの泥の中へ。早乙女のおねえさん、すかさず拾いに行ってあげます。
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もう少しで、小学生の子供たちと合流だ
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子供たちに「がんばったね〜」と声を掛ける早乙女のおねえさんたち
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田植え終了。田んぼからあがります。
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リーダーのおねえさん。「がんばったぜ!」と泥んこの手でVサイン。
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早乙女さんたち、さっそく栃木TVのインタビュー。
夜6時と9時のローカルニュースで放映予定なので、きっと家族でTVを見て盛り上がることだろう。 -
苗を持ったポーズで記念写真。市の広報に載るのかもしれない。
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太郎次クンもインタビューを受けている
玄白も子供の頃の田植え経験を思い出しながら、田植えの様子を撮影させてもらった。
早乙女さん、太郎次クンお疲れ様。小学生の子供達もがんばった。また、昔の早乙女、太郎次の皆さん、すばらしい唄声をありがとう。 -
以下、オマケ写真。
野州田植え唄イベントは昼頃に終わり、一旦帰宅。この日は夕方まで晴天が続いたので、夕日の田んぼの風景を撮ろうと、夕方また田園地帯に出かけた。
ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド男体山、しかも水田に映ったダブルダイヤモンド男体山を撮るべく、この日の日の入りの時刻、方位、男体山と田園地帯の高度差、黄道の傾斜角から、男体山の頂上に夕日がかかる地点をGoogleMapから割り出し、その付近で、できるだけ邪魔物がない田んぼのそばで待機。 -
ところが、どうも計算間違いをしたようで、太陽は男体山の頂上ではなく、山裾に沈んでしまった。失敗! 太陽の動きは意外に早く、移動するには遅すぎるので、やむなく、ここで撮影。
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夕闇せまる田んぼから見た男体山、女峰山のシルエットを撮影して撤収。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 銭形幸一さん 2014/05/15 23:31:11
- 田園風景っていいですね
- こんばんは。
石畑の棚田のブログ見て以来、田園風景もいいなぁと思うようになりました。
私が見たとこある棚田って輪島の千枚田だけ。
ネットで調べてみたら菊川市で「棚田であぜ道アート」というライトアップのイベントがあり、面白そうだと思った次第です。
どうせならせっかく静岡にいるもんで茶摘みのイベントなんかも調べてみます。
埼玉の川口に住んでいた時なんかこういうイベント見るに見れませんからね。
そうそう玄白さんはホタルの撮影にはチャレンジなさらないんですか?
撮るの難しそうですが綺麗に撮れたら感動ものでしょうね!
- 玄白さん からの返信 2014/05/16 10:49:27
- RE: 田園風景っていいですね
- 銭形幸一さん、こんにちは
磐田在住でしたら、今の季節は牧の原台地の茶畑と富士山なんて組み合わせは絵になりますよ〜
ホタルですか・・面白そうですね。撮影は難しそうだし、ホタル鑑賞のイベントでは撮影禁止というところもあるようですが・・(たぶん、ストロボ発光させてしまう人がいるからなんだと思います)
良いアドバイスをいただきました。調べてみて、この夏は挑戦してみようかと思います。
(銭形さんの書き込みを見た家内が、また余計なことを・・とブツクサ言ってました。自分が付いて行くのはおっくうだし、かといってダンナが夜一人でソソクサと出かけることを恐れているようです (^ ^); )
玄白
- 銭形幸一さん からの返信 2014/05/16 22:14:25
- 悪いことしてしまいましたね(笑)
- アドバイスありがとうございます。
実は昨年、椿山荘でホタルの夕べ?といったディナーショーがあったのに気づき、面白そうだと思って迷っていたら転勤になってしまいまして…。
遠州なら見る機会がありそうですね。
昨年7月の転勤当初はいろいろバタバタしてましたが今年はいろいろ撮影できそうなイベント探してみます。
茶畑、茶摘み、富士山…。この構図も静岡ならでは。
よそ者ですから一層のこと、静岡らしい風景に憧れてしまうんですよね。
まずは棚田のキャンドルライトのイベント、恥ずかしくないような写真を撮りたいものです。
返信ありがとうございました。
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