2014/04/26 - 2014/05/04
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fumio0102さん
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村の朝は賑やかだ。この小さな村のどこにこれだけの巡礼者が泊まっていたのだろう。情報交換を終えると、三々五々つづら織りの坂を登って行く。天気は曇り、穏やかな一日になりそうだ。木立ちの登り坂を過ぎるとなだらかな農道が続く。そろそろひと休みと思う辺りに、小さな休憩所が待っていた。熱いお茶が1ユーロ、冷えた体にしみわたる。
今年もドンキーが追い抜いて行った。綱なしで道草も喰わず、去年のやつよりだいぶかしこい。初日に迂回路をおしえてくれたグループと再会した。この先のぼくらの道中を気遣ってくれる。彼女らの今夜の宿泊地はぼくらより6キロも先だ。足の速い彼女らとはもう会うことはない。巡礼路では、出会いと別れが繰り返される。
昨日より1時間ほど早く宿場町サン・コームドルトに着いた。この町は周辺の巡礼路と併せ、世界遺産に指定されている。古い町並みをそのまま残しており、教会の尖塔は風変わりな非対称形。石畳みの小径に入り込めば、中世にタイムスリップした感がする。今日の歩行距離は16キロ。
予約してた町はずれの宿の豪華さにビックリ。大きな教会と庭園がある。おそるおそる近づくとオスピタレロ(あとで知ったが巡礼宿のお世話人)の方が出迎えてくれた。客室も広くてきれい。窓から世界遺産の町が一望できる。どうやら、巡礼者の世話を目的とする宗教系の施設のようだ。夕食は順番に給仕を受け、テーブルを囲む。ワインは飲み放題、味もやや薄味だが申し分ない。お終いは皆で歌う。神と巡礼者を讃える歌のようだ。隣席の家族が歌詞を英訳してくれた。食事付きで、昨日おとといの宿よりずっと安い!ちょっとカルチャーショック。こんな夜があって旅は楽しい。
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