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加古川にある鶴林寺の特別公開、それにあわせて行く所をどうしようかとインターネットで調べていると、加古川は黒田官兵衛に嫁いだ光(てる)の出身地。<br /><br />さらに「官兵衛と光ゆかりの史跡マップ」というのを発見、加古川にある官兵衛と光ゆかりの場所、十ヶ所がリストアップされています。<br /><br />この史跡マップを片手に、加古川での官兵衛と光ゆかりの場所を訪ねてみることにしました。<br /><br />【写真は、加古川評定のあった加古川城跡の称名寺です。】

兵庫・加古川、軍師官兵衛と光ゆかりの地を巡る

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2014/05/04 - 2014/05/04

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のーとくん

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加古川にある鶴林寺の特別公開、それにあわせて行く所をどうしようかとインターネットで調べていると、加古川は黒田官兵衛に嫁いだ光(てる)の出身地。

さらに「官兵衛と光ゆかりの史跡マップ」というのを発見、加古川にある官兵衛と光ゆかりの場所、十ヶ所がリストアップされています。

この史跡マップを片手に、加古川での官兵衛と光ゆかりの場所を訪ねてみることにしました。

【写真は、加古川評定のあった加古川城跡の称名寺です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 日光山常楽寺の参道です。<br />朝方、いつも混む中国自動車道の西行き。<br />それを避けるため早めに出たのですが、ゴールデンウィーク、やはり宝塚から7Kmの渋滞に巻き込まれました。<br />中国自動車道から山陽自動車道に入り、三木小野ICで下りて、目指した日光山常楽寺です。

    日光山常楽寺の参道です。
    朝方、いつも混む中国自動車道の西行き。
    それを避けるため早めに出たのですが、ゴールデンウィーク、やはり宝塚から7Kmの渋滞に巻き込まれました。
    中国自動車道から山陽自動車道に入り、三木小野ICで下りて、目指した日光山常楽寺です。

  • 本堂のあるところまで上がってきました。

    本堂のあるところまで上がってきました。

  • 本堂を正面から。

    本堂を正面から。

  • 下は庫裡なのでしょうか。<br />そして良い眺めです。<br />秀吉による播磨攻めで、すべて消失した堂塔伽藍ですが、延宝6年(1678)に再建されました。<br />ここからの眺め、戦のときの要所だったのかもしれません。<br />つぎに、鶴林寺の近くの教信寺に行ってみます。

    下は庫裡なのでしょうか。
    そして良い眺めです。
    秀吉による播磨攻めで、すべて消失した堂塔伽藍ですが、延宝6年(1678)に再建されました。
    ここからの眺め、戦のときの要所だったのかもしれません。
    つぎに、鶴林寺の近くの教信寺に行ってみます。

  • JR加古川線と交差します。

    JR加古川線と交差します。

  • 教信寺です。

    教信寺です。

  • 教信寺の本堂です。<br />秀吉の播磨攻めの時に、東側にあった野口城では教信寺の僧兵も加わって秀吉軍と戦ったのですが、落城してしまいました。<br />そのとき教信寺もすべて焼かれてしまいましたが、仏さまは僧の手により無事でした。

    教信寺の本堂です。
    秀吉の播磨攻めの時に、東側にあった野口城では教信寺の僧兵も加わって秀吉軍と戦ったのですが、落城してしまいました。
    そのとき教信寺もすべて焼かれてしまいましたが、仏さまは僧の手により無事でした。

  • きれいな境内、きれいな屋根です。

    きれいな境内、きれいな屋根です。

  • 教信寺の次は、そこから東にちょっといった野口神社です。<br />野口神社付近が城跡推定地だからです。<br />この野口神社は、官兵衛と光の史跡マップには載っていない場所です。<br />

    教信寺の次は、そこから東にちょっといった野口神社です。
    野口神社付近が城跡推定地だからです。
    この野口神社は、官兵衛と光の史跡マップには載っていない場所です。

  • 野口神社の拝殿です。

    野口神社の拝殿です。

  • 戦況を見つめているような、狛犬です。

    戦況を見つめているような、狛犬です。

  • 拝殿には、龍の彫り物が。<br />鶴林寺に行くのは、もう一ヶ所加古川城跡の称名寺に寄ってからにしました。

    拝殿には、龍の彫り物が。
    鶴林寺に行くのは、もう一ヶ所加古川城跡の称名寺に寄ってからにしました。

  • 称名寺です。<br />加古川城跡で、かつて加古川評定が行われたところです。

    称名寺です。
    加古川城跡で、かつて加古川評定が行われたところです。

  • 左側のおもしろい形をした建物は、不動堂です。

    左側のおもしろい形をした建物は、不動堂です。

  • 不動堂の隣は、大師堂です。<br />もうそろそろ、鶴林寺へ行っても良い時間になったので、鶴林寺にいくことにします。<br />(鶴林寺については、「兵庫・加古川の鶴林寺、文化財の特別公開:http://4travel.jp/travelogue/10882816」としてアップしました。)

    不動堂の隣は、大師堂です。
    もうそろそろ、鶴林寺へ行っても良い時間になったので、鶴林寺にいくことにします。
    (鶴林寺については、「兵庫・加古川の鶴林寺、文化財の特別公開:http://4travel.jp/travelogue/10882816」としてアップしました。)

  • 鶴林寺から常楽寺です。<br />加古川で最初に行った、日光山常楽寺とは同じ寺号ですが、違うお寺です。<br />こちらの常楽寺は、神吉城(かんきじょう)跡です。<br />神吉城は、秀吉の播磨攻めで落城しました。<br />真名井城(まないじょう)や、奈幸子城(なこしじょう)とも呼ばれるそうです。

    鶴林寺から常楽寺です。
    加古川で最初に行った、日光山常楽寺とは同じ寺号ですが、違うお寺です。
    こちらの常楽寺は、神吉城(かんきじょう)跡です。
    神吉城は、秀吉の播磨攻めで落城しました。
    真名井城(まないじょう)や、奈幸子城(なこしじょう)とも呼ばれるそうです。

  • 本堂は、修復中です。<br />

    本堂は、修復中です。

  • 太閤岩、カーナビにおおまかな住所を入力して行ったのですが、どこかよくわかりません。<br />たぶんこの山のどこかではないかと思います。<br />秀吉が志方城を攻めた時に、その岩に腰を下ろして、采配したといわれています。

    太閤岩、カーナビにおおまかな住所を入力して行ったのですが、どこかよくわかりません。
    たぶんこの山のどこかではないかと思います。
    秀吉が志方城を攻めた時に、その岩に腰を下ろして、采配したといわれています。

  • 次にやってきたのが、観音寺。<br />志方城跡です。<br />光(てる)は、志方城の城主櫛橋伊定の娘として生まれました。<br />志方城、この観音寺を本丸として、かなりの規模の城だったようです。

    次にやってきたのが、観音寺。
    志方城跡です。
    光(てる)は、志方城の城主櫛橋伊定の娘として生まれました。
    志方城、この観音寺を本丸として、かなりの規模の城だったようです。

  • 門を通り過ぎ、振り返ってパチリ。

    門を通り過ぎ、振り返ってパチリ。

  • 観音寺の薬師堂です。<br />つぎに長楽寺に向かいます。

    観音寺の薬師堂です。
    つぎに長楽寺に向かいます。

  • 長楽寺に着きました。<br />この階段をのぼったら、本堂が・・・。

    長楽寺に着きました。
    この階段をのぼったら、本堂が・・・。

  • ところが、平成23年の台風23号による土砂崩れによって、本堂をはじめとする、ほとんどの堂宇が土砂にながされてしまったそうです。<br />その本堂も、平成21年に修復したばかりだったそうです。

    ところが、平成23年の台風23号による土砂崩れによって、本堂をはじめとする、ほとんどの堂宇が土砂にながされてしまったそうです。
    その本堂も、平成21年に修復したばかりだったそうです。

  • 土砂崩れのおこったところも修復工事が完了しています。<br />長楽寺、秀吉の播磨攻めのとき伽藍は消失してしまいました。<br />ご本尊の地蔵菩薩半跏像は、住職抱いて身を隠したため無事でした。<br />このご本尊、今回の土砂崩れの時も、ご無事だったそうです。<br />パワーのあるお地蔵さんですね。<br />毎年5月8日のご開帳です。

    土砂崩れのおこったところも修復工事が完了しています。
    長楽寺、秀吉の播磨攻めのとき伽藍は消失してしまいました。
    ご本尊の地蔵菩薩半跏像は、住職抱いて身を隠したため無事でした。
    このご本尊、今回の土砂崩れの時も、ご無事だったそうです。
    パワーのあるお地蔵さんですね。
    毎年5月8日のご開帳です。

  • 鐘撞堂は無事でした。

    鐘撞堂は無事でした。

  • 遠く、瀬戸内海の工場群が見えます。

    遠く、瀬戸内海の工場群が見えます。

  • 大藤山の深層水の汲み場。<br />飲んでみると、やわらかく美味しい水です。

    大藤山の深層水の汲み場。
    飲んでみると、やわらかく美味しい水です。

  • 次にやってきたのは安楽寺。<br />真言宗の寺院だったのですが、赤松氏の没落後、志方城主櫛橋氏によって浄土宗の寺院として再建されたものです。<br />白く長くつづく白い壁が特徴とのこと。<br />なるほど、なるほど。

    次にやってきたのは安楽寺。
    真言宗の寺院だったのですが、赤松氏の没落後、志方城主櫛橋氏によって浄土宗の寺院として再建されたものです。
    白く長くつづく白い壁が特徴とのこと。
    なるほど、なるほど。

  • 横の門です。

    横の門です。

  • 境内すっきり、そして山もきれい。

    境内すっきり、そして山もきれい。

  • 境内に、白い紫陽花が咲いています。<br />つぎに行くのは、円照寺。

    境内に、白い紫陽花が咲いています。
    つぎに行くのは、円照寺。

  • 円照寺の駐車場から見た、志方の城山。<br />播磨攻めで落城しました。

    円照寺の駐車場から見た、志方の城山。
    播磨攻めで落城しました。

  • 円照寺の本堂です。<br />花の寺といわれていて、建物の周りは花だらけです。

    円照寺の本堂です。
    花の寺といわれていて、建物の周りは花だらけです。

  • モッコウバラです。

    モッコウバラです。

  • コデマリと紫陽花のあいだの小道を歩いていきます。

    コデマリと紫陽花のあいだの小道を歩いていきます。

  • 梵鐘、秀吉が中国平定の戦いのおり、山口県の上野八幡宮の鐘を陣鐘として使い、それを京都に戻るとき、ここに置いていったといわれています。

    梵鐘、秀吉が中国平定の戦いのおり、山口県の上野八幡宮の鐘を陣鐘として使い、それを京都に戻るとき、ここに置いていったといわれています。

  • 紫陽花、旭の舞姫です。

    紫陽花、旭の舞姫です。

  • ボタンです。<br />次に行くのは、車を走らせている時にみつけた志方八幡宮です。

    ボタンです。
    次に行くのは、車を走らせている時にみつけた志方八幡宮です。

  • 志方八幡宮に行ってみると、国恩祭の最中。<br />みごとなお神輿が置かれています。

    志方八幡宮に行ってみると、国恩祭の最中。
    みごとなお神輿が置かれています。

  • いろいろ屋台も出ています。

    いろいろ屋台も出ています。

  • マンドリンの奉納演奏中。

    マンドリンの奉納演奏中。

  • 拝殿です。

    拝殿です。

  • 稚児が巫女さんに話しかけています。<br />一緒に写真を撮るお願いをしているようです。

    稚児が巫女さんに話しかけています。
    一緒に写真を撮るお願いをしているようです。

  • 志方八幡宮、光(てる)の実家である、志方城主櫛橋氏ゆかりのお宮です。<br />名応元年(1492)に志方城主櫛橋左京亮が、寺の鬼門の位置にあるこの地に、八幡宮を勧請しました。<br /><br />(おしまい)

    志方八幡宮、光(てる)の実家である、志方城主櫛橋氏ゆかりのお宮です。
    名応元年(1492)に志方城主櫛橋左京亮が、寺の鬼門の位置にあるこの地に、八幡宮を勧請しました。

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • レイジーガーデナーさん 2014/05/10 12:31:46
    こんにちは(^^)
    ちょうど大河の再放送をこの後、見る予定です(笑)。
    まさにタイムリーな旅行記ですね!

    官兵衛の毛利攻めは延々と続き、
    岡田クンも毎週、苦悩してて大変そう(>_<)

    よいお天気、キレイな花…。

    のーとくんさんの旅行記で堪能でき、戦国時代ならぬ
    平和な時代に生まれて、よかったです。(^^ゞ

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2014/05/12 06:14:53
    RE: こんにちは(^^)
    レイジーガーデナーさん

    おはようございます。
    書き込みありがとうございます。

    大河ドラマにのって、官兵衛ゆかりの地をめぐってきました。
    青空もきれいで、とてもよかったです。

    戦国時代だったら大変ですね。

    では、また〜っ!!

     のーとくん

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