日帰り(未遂) 沖縄 琉球王国の旅(1)首里城

2014/04/26 - 2014/04/26

琉球初探訪。ゆいレール、バス、タクシーを利用。首里城と玉陵、斎場御嶽に行きました。

＜旅程・主な旅費＞
関西国際空港KIX-LCCT 7:00→那覇LCCT 9:05 観光 OKA 20:55(25分遅れ21:20)→KIX 22:50(25分遅れ23:15) 往復ともピーチ アビエーション
宿泊　ベストウエスタン関西エアポート 8300円

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 私鉄 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きピーチ

朝食を食べて窓を見ると、

島々、々、、々、

南西諸島、空散歩

琉球王国の範囲は、現在の鹿児島県 奄美大島以南、与那国島までということで、もう、ここは領空内ですね。(といいながら何島かわかりません;)
島の領海をあわせると本州の半分とほぼ同じ大きさになるそう。海は隔てるものではなく、当時の船で充分航行可能な距離なので、都市と都市とが幹線道路で結ばれているのと同じ機能だということです。

万島津梁

そうこうするうち、ものすごく綺麗なエメラルドグリーンに輝く島が見えてきました。それまでの島とは明らかにちがって煌めいている。

ああ、これが、琉球本島なのか！

沖縄がいかに特別な島かわかります。

到着したら、LCCターミナル(T2)からバスで国内線ターミナル(T1)へ行って、モノレールに乗ります。
モノレールはゆいレールという愛称で、1日乗車券を買いました。700円
駅でウエルカム ハイビスカスティーをいただきました。

首里駅へ出発ー

ゆいレール 乗り物

ややっ、前方にオスプレイ!　とあわてて撮りましたが、土日はオスプレイは飛ばないということで、ふつうのヘリらしいです。^ ^;

LCC空港で飛行機を降りて歩いているとき、グレーの飛行機が一機離陸。どこの航空会社かと見ているうち、ぐんぐんスピードをあげて、あっと言う間に見えなくなりました。軍用機だったのかも。スタートダッシュがぜんぜん、ふつうの飛行機と違っていました。

私は軍関係のものをはじめて見たので、今まで想像していた事と根本が違っていたと実感しました。これこそ一見しないとわからない。

首里駅からタクシーで玉陵へ　10分 740円 たまうどぅんと読むそうですが、おぼえられなかったので漢字で書いたカンペを見せました。
入場300円のところゆいレール1日券割引で240円

琉球王朝の王様の御陵です。

石垣の前で、おいのりをしているご家族がいらっしゃいます。

玉陵 名所・史跡

きけば、清明(せいめい)という沖縄の暦で、年に一度、先祖のお墓に家族親族そろっておまいりをする時季で、今はみんなが集まれる日にということで週末におまいりする人が多いのだとか。
ごちそうを作って持ち寄り、ご先祖さまと一緒にいただくそう。

ここに、おまいりに来ているということは、琉球王家の末裔なんですね！すごいなあ。
沖縄のめぐみがいっぱいのすてきなお供え。

私も手を合わせて拝礼させていただきました。

観光客は、石垣のうちへ入っていいということなので、冥府の琉球王のところへ。

こうもり? ガルーダ?

中国だと動物はみんな口を閉じていて、シリアスな感じを演出しますが、こちらはユーモラス。

歩いて首里城方向へ

琉球美女の後ろ姿、花魁ふう

首里城 名所・史跡

守礼門

首里城 名所・史跡

忍法、ツアーのガイドさんの説明を盗み聞きするの術

この門(もん)が世界遺産の所以である門です。園(その) 比屋武(ひゃん琉球版万葉仮名) 御嶽(うたき) 石門

石門→せきもん　ではなくて、いしもん　てよむ。
この訓読みが割り込んでくる琉球読みの法則、むじかちー

公式文書でさえも、漢文でなく仮名文字で書かれていたそうで、万国津梁するにあたって、それは不便では? ハングルとちがい読めるけど、ひらがなだと意味が頭に入ってこない、また、ぬ と書かれると所有の の でなく打ち消しの ぬ で否定文かと思ってしまったり、ほんっとに、むぢかちー

シーサーじゃなくて高麗犬っぽい

門(むん)守る琉球の兵さー

韓ぬ国ぬ守門将に比べるとゆるいさー
ここ、国防軍事の最先端基地のはずですが、こんなのでよかったぬ?

結構な登りで万里のプチ長城かよと思っちゃう。

といいますのも、中国韓国の観光客が大勢で、やまとんちゅ、アウェイ感たっぷり味わわされる。琉球王朝の本質見たりー

幾つもの門をくぐって、海も見渡して、

聖なるところも見て、
(ここ、元首里と訳すとわかりやすい)

チケットは、ゆいレール1日乗車券で割り引いてくれて、正規800円のところ640円。さー、ゆいゆい

首里城正殿　ですが、
写真を撮ろうとして縞縞平行線にあわせようとしてわかったのですが、ここ、正中線が真っすぐ通ってないんですね。横に振れています。
こんなことをする時はなにかを封じる時ですが。。なぜゆえ、と考えているうち気分がわるくなってしまいました。
私が封じられるらしいです。^ ^;

首里城 名所・史跡

直立竜(脇侍)

コードを収納するときみたいに下の方くるくるっと巻いているのがおもしろい

薩摩が侵攻した年1609年って、茶屋さんのベトナム旅行記と同じ年だ。。
《参照：http://4travel.jp/travelogue/10783111 1泊4日 ベトナム サイゴンと古都ホイアンの日曜日(2)昼のホイアン》

右手から靴をぬいで上がり、博物館になっているお城の内を見学します。

めずらしい琉球式庭園

借景で造園しようとは思わないようす。むしろ視界をさえぎって海見えなくしちゃう。航海で見てきたからもういいだろ的おもてなし?

ちゅらら〜

限りなく中国風の玉座

らくだの琉球王印　の説明

チベットと同じランクって、そのランキング表、どんなだったのか知りたいです。(って書いてあったのかな) 冊封国のしるし。我が国は冊封は受けていなかったので、
御璽でございます。

興ざめするほどに新しくとってつけたところとか、

リアル世界遺産石垣などを見て

冊封使の礼　
やっぱり正中ずれてるんですね。

北京はそんなことないよね。

琉楽ってどんな楽?

ゲート前の広場で、琉球舞踊をやっていました。

きれいです。演目は浜千鳥。男舞のようでした。ゆっくりゆったり、手の動きがバリ舞踊をゆーっくりにしたようでもある。

踊りを観賞したあと、同じ舞台で三線体験の看板を見つけ申し込みました。毎週土曜日の11:30から、14:30から、先着5名で約30分間

先生が一度も三線に触れたことのない観光客にもわかるよう30分で(!)うまく教えてくださいます。おかげで、沖縄民謡の｢てぃんさぐぬ花｣が弾けるようになりました。嬉しいです。合わせて歌も歌うのですが、これが、歌詞が難解で、弦の位置や押さえる所を憶えるのでいっぱいいっぱいで歌詞が手強かった。

wikiより｢てぃんさぐぬ花や　爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ　親(うや)ぬゆしぐとぅや　肝(ちむ)に染みり｣ 日本語訳:鳳仙花の花は爪にネイルして遊ぶものだけど、それと同じように親の言うことも心にしっかり染めてきかないといけないよ

最後は全員でかちゃーしー。こ、これも、むじゅかちー　でも愉しいです。

先生、ありがとうございます。
帰ってからも、三線の音色をふとしたときにおもいだします。
これが、日本に伝わらなかったら、義太夫も歌舞伎の伴奏も、三味線音楽が生まれなかったのか。すごいな琉楽。

首里城で琉球文化体験 http://oki-park.jp/shurijo/events/detail/452

イタリアーナな Una うなー　おにわ が うなー

三線のメロディで、中、低、中、高のところ、歌う時には、中音を長くのばして、中、 ー、中、高、と歌うと教わったところがありました。中、ーの長伸ばしのところは、歌ってはいないけれど、三線の音は低音を鳴らすので、背後に低音が響く中音となって、おもしろいなと思ったのですが、沖縄語で、うちなー(おきなわ) や うなー(おにわ) など長音になるところは、必ずワ行が隠されている? でも背後で ワ が響いていないと日本語に変換できないので、省略しているけど、ないわけじゃないんだよ、という感覚がなんとなく掴めました。

ワ行 を言うとなにかが起こるから忌み言葉にしているのかな。

この日は、風が強く、のぼりが重しごと横倒しになる台風みたいな強風。私はいつも沖縄はこんななのかと思っていたのですが、注意報が出ていたらしく観光船はとまっていたそう。

城内のおみやげものコーナーに再入場して、買い物をして出てきました。

警備のおじさんが写真を撮ってくださいました。
写真がお好きな方で、アングルも光線も完璧。(こんな写真じゃないんだよ)ありがとうございます。

グスク

シーサー、迫力あるね。

ビジターセンタを通り抜けて出口へ。タクシー乗り場を尋ねたら｢交差点に停まっているかも〜｣と乗り場はないんだって。少し不安になりましたが、1台いて、向こうから声をかけてくれました。よかった。乗ったら、タクシー会社の連絡先名刺をくれて便利でしたが、流しは全く走っていないです。

お昼ご飯にまいりますよー

この旅行記へのコメント （4）

• kodeyanさん 2014/05/08 10:48:13

  沖縄に日帰り！

  カスピ海さん　あんにょんはせよ
  
  韓国から旅行記拝見しました。
  関空だとLCC利用で旅行にも幅がでますね〜
  すごい時代になったものです。
  まだまだ新ルートを開拓できそうですね！
  
  >私は軍関係のものをはじめて見たので、今まで想像していた事と根本が違っていたと実感しました。これこそ一見しないとわからない。
  
  わたしもウクライナで戦車パレードと軍用機ショーを見て
  びっくらぽんでしたよ。
  軍用機ってUターンしちゃうんです。
  変なところに反応してすみません。
  
  では〜！
  

  カスピ海さん からの返信 2014/05/08 20:20:43

  RE: 沖縄に日帰り！

  kodeyanさん　あんにょんはせよ
  
  ええー!?、韓国からですか。ありがとうございます。うれしいです。
  またおいしいものを召し上がっていらっしゃるのでしょうか？
  
  > まだまだ新ルートを開拓できそうですね！
  当初、台湾の原住民の博物館に行きたくて、台北、高雄と組み合わせるルートを考えていたのですが、日程調整できず振替変更しました。沖縄滞在時間は逆に長くなりました。(これでも笑) トランジット時に首里城観光はいいと思います。
  
  > わたしもウクライナで戦車パレードと軍用機ショーを見て
  > びっくらぽんでしたよ。
  > 軍用機ってUターンしちゃうんです。
  ウクライナって、またとんでもないところで見学されたのですね。^ ^それは本格的な感じがします。戦車も映画や映像では見ていますが、大きさの感覚など実際に走っているところを見るとちがうんだろうな。
  Uターンできちゃうんですか! すごいな、自在なんですね。軍のパイロットの人は、民間機なんでできないの？って思っているかなあ。またピーチ、とろとろ走ってきたよ、とか。
  
  また韓国レポート楽しみにお待ちいたしております。
  カスピ海
  

• ムロろ～んさん 2014/05/03 13:59:41

  首里城！

  カスピ海さん
  
  こんにちは、ムロろ〜んです。
  那覇旅行記を拝見しました。
  ピーチが積極的に色んな所へ就航しているので、本当に手軽な料金でお財布に優しく旅ができるようになりました。
  機内食も面白いですね。私も一度、機内食を注文して食べたことがありますが、魅力あるメニューがラインナップしているので、本当に興味があるのですよ。
  
  首里城ですが、首里城正殿の前のところ、そんなんだったのかと初めて知りました。でっかい広いところがあるんだなという認識しかなくって。
  王さまの玉座があるのは覚えているのですが、それ以外はさらりと見て終わっちゃうのですよ(^_^;)。ちょっと団体さんが多いので観光しづらいのも難点かな。
  
  そうそう、首里城から那覇市内を眺められますよね。やはり高台にあるから防衛によい場所だったのでしょうね。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)
  
  

  カスピ海さん からの返信 2014/05/03 14:56:13

  RE: 首里城！

  ムロろ〜んさん、
  
  こんにちは。いつもありがとうございます。
  冬にムロろ〜んさんの沖縄旅行記を拝見して、いいな〜と思っていてやっと実現しました。おすすめのお店にも行ってみました。ほんとによかったです！
  
  > 機内食も面白いですね。私も一度、機内食を注文して食べたことがありますが、魅力あるメニューがラインナップしているので、本当に興味があるのですよ。
  
  どれにしようかなと、メニューを見て選ぶのが楽しいです。やっぱり季節ごとにラインナップが変わっているのですね。さくら餅があって、気になりました。でも2個で多いかなと思ったのでやめたのですが、いけたかも。^ ^
  
  > ちょっと団体さんが多いので観光しづらいのも難点かな。
  そう、ほんとに。門のところ渋滞していました。なのに日本語ツアーが1組で^ ^ひとりで観光している人がいなくて、世界遺産というよりテーマパークの位置づけなのかな。
  
  > そうそう、首里城から那覇市内を眺められますよね。やはり高台にあるから防衛によい場所だったのでしょうね。
  そうか、砦なんですね。登りにくい(攻めにくい)なあと思いました。沖縄の王様も城下を眺めていたのですね。私もお城の博物館、ざーっと見てしまいました。あると思った船の展示がなかったので、城内のお土産物コーナーが一番の印象です。^ ^
  
  カスピ海