２０１４春のドイツ２泊３日★３　ハーメルン

2014/04/20 - 2014/04/21

２日目の夕方、ハーメルンに到着しました。

夕方にはあまり人が歩いていません。ツェレよりは規模の大きな町ですが、同じように静かな雰囲気。晴れているこの日にちょっと見て回っておこうとすぐに出かけたのが正解でした。翌日はずっと雨だったので、本当によかった。

次の日行ったインフォメーションでもらった日本語パンフレットによると、ハーメルンは人口60,000人、ヴェーザー山地における観光の中心地です。

交通に便利な商業都市として発展してきており、裕福な商人達は冨や名声を示すために華やかな装飾を施した家々を建築させました。

そのためハーメルンはヴェーザー・ルネッサンス様式の美しい町並みを持つようになったそうです。

説明の通り街にはきれいな彫刻や彩色された建物がたくさんありました。


4/19　ブレーメン
4/20　ツェレ→ハーメルン
4/21　ハーメルン→ツォルフェライン炭鉱業遺産群

エリア ハーメルン(ドイツ)

16:50 ツェレからハーメルンへ向かう途中の道中で菜の花畑を見つけました。

あんまりキレイなのでちょっと車から降りて一休み。

後で地図を調べてみると、A2からL439に移動するところにあるAuetalという町でした。

Historik Hotel Garni Christinenhof

ハーメルンの旧市街にあって散策に便利。

ヒストリック ホテル ガルニ クリスティネンホフ ホテル

ハーメルンのホテルには17時半に到着。窓からの眺め。

向かいの建物には文字と絵が細工されてました。

まだまだ明るいので町中を散歩。まずは中心地の方へ行ってみます。

キュリア・エルサレム Kurie Jerusalem

この家は元々は10世紀前半に建てられた聖ボニファティウス創始の参事会の住宅で、現在の建物は住宅ではなく貯蔵用の倉庫だったそうです。

聖ボニファティウス大聖堂 Munster St.Bonifatius

この教会の中で最古の部分は1120年頃の地下聖堂。時間外で入れませんでした。

聖ボニファティウス教会 寺院・教会

Munsterbrucke

Rattenkrug

この家は、1568年に建てられたヴェーザー・ルネサンス様式のファサードを持つゴシック様式の石の家です。ファサードの後ろ側は元々のゴシック様式が残っています。

このネズミをたどる「ネズミ取り男の道」Rattenspurという散策コースは、町の重要な観光名所を巡ることができます。

結婚式の家 Hochzeitshaus

1610から1617年にかけて市の自治会が市民のために建築した大宴会ホールを持つルネッサンス建築の建物。

結婚式の家 建造物

シュティフツヘレンハウス (シュティフツ・マナーハウス) Stiftsherrenhaus

1556から1558年にかけて市参議会員ポッペンディエックのために建築された家です。

シュティフツヘレンハウスの木彫。

Osterstr.

床屋さんの看板かな？

やっと笛吹き男を発見！

ネズミ捕り男の家 Rattenfangerhaus

1602から1603年にかけて、市参議会員アーレンズのために建築された家。この家の名前は「ネズミ取り男」の伝説が壁に刻まれていることに由来しています。

横の路地はブンゲローゼン通りといって130人の子供たちが消えた場所で、今でも音楽や踊りが禁止なのだそうです。

ねずみ捕り男の家 建造物

19:30 宿の受付をしてくれたお兄さんおすすめのRattenkrug。

お店の中に入ってみると食事をしている人達がいたのでこっそりお皿を覗いてみると…。

このお店ではビールを飲んで出ることにしました。

ちょっと肌寒いですがテラスに座ってアペリティフ。

テラスのお向かいの建物も豪華な装飾でした。

夕食は裏通りを通って、レストランでもあるネズミ捕り男の家に行くことにしました。

木彫りの笛吹き男を発見

かわいい家も発見

20:30 落ち着いた雰囲気の店内。

ドイツ語メニューが全然わからず英語が通じるお姉さんがいてよかったです。

お肉に飽きてきたのでサーモンソテー。まったく期待してなかったせいかすごくおいしかった。

ねずみ捕り男の家 建造物

夫は保守的な気分だからシュニッツェルだそう。

夕方見た時より雰囲気が出てる。

看板には笛吹き男

21:40 ほとんど人がいないけど全然怖くない雰囲気の町を歩きました。

３日目
10:30 ホテルは裏口から駐車場に直結。

朝ごはんはおいしいし部屋も清潔で気に入りました。

ヒストリック ホテル ガルニ クリスティネンホフ ホテル

聖ボニファティウス大聖堂

塔に登れるか行ってみることにしました。

聖ボニファティウス教会 寺院・教会

扉が開いていたので入ってみるとミサの最中でした。ちょっとおもしろかったのは讃美歌でなくギターと金管楽器の楽しげな音楽でした。

ヴェンデン通り Wendenstrasse

前日通ってない裏道。

市民の家 Bürgerhus

1560年頃に建てられたもので、長い間ビール醸造所として使われてきました。

軒先にはイースター・エッグの飾り

おもしろいワインの栓。

日曜日とイースター・マンデーはお店が全滅でした。

集めている指貫きが買えないかと思ったらインフォメーションで売っていてうれしい。

インフォに貼ってあったハーメルン近郊の地図。

観光案内所 (ハーメルン) 散歩・街歩き

ライストハウス Leisthaus

1585から1589年にかけて豪商ライストのために建築された家。現在はハーメルン博物館になっています。

イースター・マンデーでもオープンしていました。

ハーメルン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

前日ビールを飲んだRattenkrugの看板がかわいい

11:30 ホテルに置かせてもらった車をピックしに戻りました。

ほとんど閉まっていたので、さくっと散策のみで終わってしまいました。

ホテルのおじさんがプレゼントしてくれたカード。ハーメルンの町とホテルがかわいく描かれていました。


２０１４春のドイツ２泊３日★１　ブレーメン
http://4travel.jp/travelogue/10881254
２０１４春のドイツ２泊３日★２　ツェレ
http://4travel.jp/travelogue/10881255
２０１４春のドイツ２泊３日★４　ツォルフェライン炭鉱業遺産群
http://4travel.jp/travelogue/10881257