2014/03/28 - 2014/03/28
229位(同エリア2860件中)
molmさん
数年の付き合いがあるK君(20代後半)が東京へ出るため、その餞に
「おもてなし」することになりました。
もちろんプランはmolmに一任するとのこと。
飲食店に勤めていたK君は元々独立志向があり、勤め先の閉店に伴い
一旦東京の店に勤めてから、京都で店を持つ計画があります。
旅立つ前に彼の知らない京都のマニアックな店を紹介しようと、普段
足を運ばないエリアに絞ってみました。
エリア的には東山丸太町(熊野神社前)界隈が中心で、最初の4店は
徒歩圏内です。
では、ご覧になってやってください。
※価格は消費税増税前のため、現在とは異なります。
ご注意ください。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- バイク
-
今回の差し入れは本にしました。
K君は読書家で飲食店サービスマンですから、両方に関連する内容が良いと
判断し、『英国一家 日本を食べる』(マイケル・ブース著)にしました。
英国出身・パリ在住のフードジャーナリストが3ヶ月間、家族で日本に滞在し
色々食べたレポートが綴られています。
一般人が決して接しない数々の著名人に会い、高級料理からB級グルメまで
幅広く、日本人以外からの目線だからこその参考になります。
特に、日本人でありながら、普段から口にしている食材の成分や作り方など
知ってるようで知らなかった部分は勉強になりました。 -
K君と待ち合わせし、昼食は刺身定食にしました。
熊野神社前(東山丸太町)交差点から、神社の西側の路地を入ればあります。
寿司・割烹 十両
京都市左京区聖護院山王町42 075-771-1170
11:30~20:00 正月以外はほぼ無休
① 提供されるのは魚料理であり、店名の寿司や割烹と異なります。
② 向かいにある「レストラン十両」とは無関係です。 -
メニューは刺身・煮魚・焼魚の定食が日替わりとなります。
molmは淡路産天然ヒラメ造り定食(1,680)円を注文。
この店の魅力は、刺身や煮魚の量ですが、それでいて決して大味になって
おらず美味しいところです。
(少量の定食は特になく、小食の方には向かないでしょう)
刺身の量は通常の定食の2倍以上で、魚は大将が自ら卸売市場で目利きし、
野菜は上賀茂の契約農家が届けてくれるそうな。
それでいて野菜は井戸水で洗う徹底振りで、且つちりめん山椒はお手製と、
繊細な面もお持ちです。
大正時代創業のため、客層は常連っぽい人が沢山おられました。 -
刺身の皿をアップ。
皿の幅は18cm以上あります。
美味しい魚を沢山食べてもらいたい方針のようで、同じものだと
飽きてしまう方には複数で伺って別々のものをシェアがお勧め。
営業時間も11:30〜20:00と通しなので、遅めランチも可能なのが
ありがたいところ。
(食材が切れれば中休みあり)
コストパフォーマンスに充分見合う店ですが、それも家族のみで
営まれていることが要因だと思われます。 -
K君は高知産ぶりの造り(1,260円)。
これでも2切を食べた後です。
あまり大食いでないK君もガッツリ満足してもらえました。
創業80年以上、現在は3代目、常連の客層は20〜70歳代と幅広く、
中には京大病院に通院後で通うご年配の方も。
魚をタップリ食べたい時には、たまに伺いたい店です。 -
東山丸太町交差点に戻り、南東角(三菱東京UFJ銀行前)から丸太町通を東に
歩けば、上記の看板があります。
ここから路地に入ると2軒目としてジャズ喫茶が。 -
京都のジャズ喫茶の代表格であるヤマトヤに到着。
ヤマトヤ (YAMATOYA)
京都市左京区熊野神社交差点東入ル2筋目下ル 075-761-7685
12:00〜24:00 水曜・第2木曜定休
http://www.jazz-yamatoya.com/
19時以降はアルコールチャージ(500円)あり -
京都でもかつてはジャズ喫茶orバーは沢山ありましたが、40年前から
残っているのはヤマトヤだけかもしれません。
元々は2階建てでしたが、2012年に全面取り壊して現在は4階建ての
1階だけ店舗、2〜4階はアパートになっています。
建材や内装は全て新調しておりますが、建て替え前の店内を再現すべく
当時の雰囲気になるべく近く施工されています。 -
K君もmolmもコーヒー(550円?)を注文。
常連客は殆どが昔を懐かしむご年配の方々で、その中でも(客層の部類では)
若造に相当する我々でも、落ち着いてコーヒーを飲めました。 -
ヤマトヤを出たら、丸太町通から北上し、聖護院の東側の道路を北上します。
次の目的地は米屋です。 -
次の目的地に到着しました。
奥井理想米店
京都市左京区聖護院中町2 075-771-0456
9:00〜18:15 日祝定休
米屋で米でも買うの? いやいや違うんです。 -
米屋としては創業100年を超えていますが、買いたいものは「ごはんぱん」。
現店主の娘さんが考案し、「ごはんぱん工房 つぶつぶ」という名で米屋の
ほかイベント出張もされています。
ごはんぱんを店内で販売しているのはお昼頃からです。
今回は白ごはんぱんを購入。
モチモチで食べやすく、優しい味でしたね。 -
ごはんぱんって何? と思われる方は写真をご参考に。
炊いたご飯と小麦をベースに、豆乳と米油が特徴です。
米粉ではなく、モチモチとした食感と米の甘みを出すために炊いたご飯に
しているんだとか。 -
丸太町通に戻り、「竹村玉翠園本舗」という家族経営で80年続く日本茶
専門店へ到着。
竹村玉翠園本舗
京都市左京区聖護院山王町13
075-771-1339
9:00〜19:00 日祝定休
http://www.gyokusuien.com/ -
大抵は3代目奥様が店番をされており、椅子に座ってお茶を出して頂けます。
個人的によく買う「お濃茶ラスク」が売り切れ(というより入荷前)のため、
抹茶アイスモナカ(250円)を購入。
お濃茶ラスクも同様ですが、茶葉ケチってない味わい。 -
お茶のお香です。
本業は茶葉の販売ながらもアイスやラスクなどのオプション品も取り扱い
されています。
茶葉も品評会入選商品を自ら入札したり、抹茶ソフトクリームも1986年から
導入したりと、創業から80年を数えても家族経営ならではの身軽さも。 -
K君が烏丸御池に用事があるため、その近くに移動。
センティード (Sentido)
京都市中京区笹屋町445 日宝烏丸ビル1F 075-741-7439
平日7:30〜19:00(LO) 土曜日8:00〜18:30(LO) 日曜定休 -
2012年2月にオープンしたカフェですが、スペシャルティコーヒーなのに
ホットコーヒーが300円台後半(増税後は400円)で飲める超良心的価格。
コーヒー豆は、京都で初のスペシャルティコーヒーを導入したカフェタイム
から仕入れており、女性店主さんもこちらで修業されてました。
カフェタイムHP http://www.cafetime-kyoto.com/
額は申し上げられませんが、内装にもかなり費用がかかっており、店として
意気込みが感じられます。 -
K君とストレート(+50円)のホットコーヒーを注文。
グラノーラはシェアで。
余談ですが、店主さんはオーストラリアにワーキングホリデーで有名カフェに
勤めてから帰国し、カフェタイムでコーヒーを勉強されてから独立。
京都では有名なウニールのオーナーもカフェタイムで修業されてから独立。 -
ストレートコーヒーの産地は忘れましたが、苦みと酸味のバランス型です。
(昔ながらのコーヒーを好む方には向かないかも)
ここの店はオフィス街にあることからモーニングから人気があり、すぐ近くの
サラリーマンがモーニングを嗜んだり、コーヒーをテイクアウトしています。
昼間でも飲食関係の中休みやデザイン系の人がコーヒーを買われたり、
ジョギングやサイクリングの方が立ち寄られる光景を目にします。 -
自家製グラノーラ(650円)はシリアルの味わいだけでそのまま食べれるほど。
驚くことにフードも力を入れています。
初めて訪問した際に野菜グラタンを食べましたが、カフェでドリンク・フード
両方に力を入れるのは個人商店レベルでは難しい筈なのですが。
ここでK君と別れました。 少しでも楽しんでもらえると光栄です。 -
K君と別れ、夕食はどうしようと考えてたら、移転してから伺ってない
寿司屋にしました。
京寿司 嵐山 大善
京都市右京区嵯峨伊勢ノ上町10−3 075-882-0018
10:00〜21:00 木曜定休
https://www.facebook.com/arashiyamadaizen -
大将は鯖寿司の有名店「いづ重」出身で、独立して最初は丸太町通御前で
創業されましたが、当初から移転を前提にされており、現在地で切り盛り。
以前の店は旅行記でも紹介しています
http://4travel.jp/travelogue/10742412
現在は大将ご夫婦とお父上(もちろん寿司職人)で営業されています。
大将は昭和の雰囲気を好んでおり、BGMは昭和の歌謡曲、ポスターも
昔のビールの広告を貼り付けてあります。 -
この店の看板は鯖寿司ですが、時期的に終わりに近くお勧めしにくい
とのことで、ちらしと笹寿司(1,500円くらい)にしました。
鯖寿司にも言えることですが、酢は軽めです。
寿司の内容はブログでも紹介されています。
http://ameblo.jp/kyoto-daizen/ -
笹を開けると、小鯛の寿司が。
小鯛笹寿司は通年で頂けます。
最初は中休みを設けていたそうですが、嵐山という観光立地上、夕方に
京都駅から帰るために遅めのランチ客もいるため通し営業に。
握り以外の寿司は持ち帰りも可能ですが、予約が望ましいです。 -
グジ(アマダイ)の塩焼き(1,000円)も追加。
半身近く出してもらい、お得感があります。
寿司を頂く前に一品ものでビールや日本酒なんてのも良いですね。 -
一品もののお品書きです。
以前の場所では寿司一本でしたが、嵐山に移転してから一品ものも導入。
お父上も手伝われてからはメニューや仕込みの幅が広がり、通し営業のため
利用しやすくなります。
しかも嵐山とはいえ、少し外れた場所のため、通りかかりで入店する人は
少ないと思われる穴場です。
こんな感じで半日を過ごしていました。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- らぼさん 2014/05/20 12:21:24
- 本
- こんにちは
知らないお店ばっかりで参考になりました。
本は片っ端から読む乱読派ですが食に関するものは読んでるとすぐ行きたくなっちゃいますね、この本は知りませんでした、さっそく図書館に予約入れたら15人待ち・・読めるのは来年になるかも…
よほど長編じゃない限り一日一冊読み切っちゃうので本代は馬鹿になりません、最近はまず図書館で借て読み、3度以上借りて読み返したくなったら購入することにしてます。
今年はビールも、日本酒も、生駒バルまで仕事が重なり断念、あとは吉田山茶会くらいなんですがどうしようか思案中です。
・・・らぼ・・・
- molmさん からの返信 2014/05/25 21:55:19
- RE: あんまり本を読めてませんが
- らぼさん、返事が遅れ申し訳ないです。
『英国一家 日本を食べる』はそんなに待ってるんですか?
実はこの本、2月の松山旅行中に半分読み、後日で残りを完読しました。
でも、けっこう高いんですよね。 文庫本が出ればいいんですが。
今回は比較的マニアックな店が多いと思われます。
でも、十両・YAMATOYA・奥井理想米店・竹村玉翠園と築いて
きたものがある店ばかりです。
そこにスポットを当てるのも自分の役割なのかもしれません。
今年も地ビール祭・京都日本酒ドロップキックに参加でき、吉田山
大茶会も参加予定です。
食イベントにはなるべく顔を出したいmolm
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