播州の小京都の春祭り～龍野武者行列と室津小五月祭り

2014/04/06 - 2014/04/06

兵庫県たつの市の春の祭り、龍野城下の武者行列と港町室津の五月祭り

エリア たつの・揖保川・御津(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車

御津町室津は、その昔朝鮮通信使の寄港地であり、シーボルトも訪れた歴史ある港町。

カキの水揚げなどが盛んな漁師町ですが、お昼前のこの時間はもう漁が終わったのか、町ものんびりとした雰囲気。

山の上にある「賀茂神社」は平清盛も参拝したという、国の重要指定文化財の歴史ある神社。この時期は桜がきれいです。

入口の門も立派

特に彫刻はリアルで迫力があるので、つい見入ってしまいました。

桧皮葺の立派な神社

唐門前の桜が満開でした。

ここは能などの舞台でしょうか？

神社裏手にある二本の木が途中で一本になっている不思議な木を祭った鳥居。夫婦円満、恋愛成就の願掛けに効果があるというパワースポットらしいです。

町ではちょうど子供神輿も小五月祭りと同時に行われていました。

太鼓の音と子供たちの「ワッショイ！」の声が響き渡り、何だか元気をもらえました。

　賀茂神社へ行くと、ちょうど行列が出発するところでした。地元の子供たちによる春らしい華やかな行列です。

この子が一番重要な役？

巫女の衣装を着た女の子たちが続きます。

まるで平安時代にタイムスリップしたような気分

神輿も立派です。

華やかな着物を着て練り歩く地元の女の子たち。

着物姿が愛らしい子供たち

落ち着いた佇まいの民家。信楽焼のたぬきがユニーク。

見性寺入り口に立ち並ぶ石仏さんたち。いろいろなお顔やポーズの仏様が20体ほど一列に並んでいて、見ているとほっこりと心がなごみます。

今回はこの石仏さんに一番心惹かれました。

怒っているような、泣いているような。でも本気で心配してくれているような。

室津から龍野城下へ向かう道すがら目にとまった、美しいしだれ桜。

龍野小学校前の古木らしきしだれ桜には味がありました。

桜と龍野城入り口、ここから武者行列が出発します。

午前11時、さあ、いよいよ出発です！

武者姿のミスたつのが先頭を歩きます。

凛々しい武者姿の子供たちが後に続きます。

赤い鎧が目にまぶしい

ホラ貝も登場です

この竿みたいなのは何だろう？

神輿も登場です

お馬さんも登場です。横を通った時はさすがに迫力がありました。

龍野城近くにある歴史ある和菓子屋「觜崎屋」さん。ここのよもぎもちと羊羹はおススメです。

祭りの帰り道、揖保川沿いにある「せせらぎ公園」へ寄ってみました。

チューリップなど、春の花が幼稚園の園児たちによってきれいに植えられていました。

双子のイエローチューリップ

水仙三姉妹

たんぽぽ三兄弟

野田橋近くにて、山と川と花の咲く日本の原風景だと思います。

こうして祭りや風景を見ていると、改めて良い町だと実感しました。播州の小京都、たつのは海と山と歴史にはぐぐまれたお勧めの観光都市です。