桜の皇居再訪

2014/04/05 - 2014/04/05

今年初め頃皇居内の桜並木を一般公開するというニュースを
聞いていた。平成天皇の意向もあって傘寿記念として。
その日程が４月４日からの５日間。天気の様子から２日目に
出かけた。前日TVニュースで報道もされ大変な人出。
皇居前の通りは人の列で埋まる。

現場の警官の話では坂下門から入場できるのは２時間はかかる
という。諦めたがこのまま帰るのもと予定を変えて大手門へ廻る。
こちらはスムーズに入場できて皇居東御苑を歩くことにした。
結果的には昨年の花見と同じになってしまったが。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

出発の朝。自宅の脇の桜も結構咲いている。

先日まで続いていた大震災のインフラ整備、
ガス、水道管の交換工事も終了した。

少し歩いてJR新浦安駅前。
この駅前一帯の震災工事は３月末に
やっと終了した。

こちらの桜も咲いている。

東京駅前から皇居へ向かう。
もう大変な列。

肝心な入場の坂下門からはるかに迂回した西の
二重橋方面への人の流れ。現場の警官は２時間
はかかるという。

私は諦めて皇居外苑を大手門方向に歩く。

外苑前にも咲いている桜は多い。

桜の先は大手町のパレス・ホテルである。

桔梗濠の先には桔梗門

大手門。こちらは混んでおらず人の流れも
スムーズに。

桜とは関係ないがこの風景が良い。

左手はパレス・ホテル。

坂下門を諦めここ大手門を入場。
こちらを承知している人は皇居通と言えるかも。

大手門を入ると大手高麗門である。

皇居マップ。右下にこの大手門がある。
桜並木はマップ左下の坂下門から宮内庁の
裏手を北へ抜けて乾門に抜ける。
私は東御苑一帯を東の二の丸庭園―＞
雑木林―＞桃華樂堂―＞本丸と回った。

桜咲く。

二の丸庭園に向かう。

もちろんこちらにも桜が咲いている。
人もそんなに多くはない。

折角の桜咲く庭園。写真を撮っている小父さん
に声をかけてシャッター。海外では何の躊躇もなく
声をかけて写真を撮ってもらうが日本では人に頼む
のにいつも躊躇する。

二の丸庭園の池の周りには何本かの桜が満開。

これは桜の木ではなく中国原産の海棠(カイドー）
と思われる。昔米国コロンバスに出張した折に
見かけた桜が実は海棠と教えられた。

二の丸雑木林。皇居東御苑の中で私が
一番好きなエリア。

かつて日本の郊外の何処にもあった
雑木林の風景。それがかつて陛下の
意向でここ皇居の整備の一環として
再現されたと聞く。

かつての江戸城々郭跡。
江戸時代焼却後石垣のみが今日まで
残っていると言う。

桃華楽堂前の色違いの桜。

本丸。広い芝生の公園。

芝生の上では車座になって弁当を食べる
家族連れ。今日は寒くはない。

桜はまさに満開です。

東御苑には今回の乾通りに出られる西詰橋があり
念のためそちらも出向いてみた。
案の定警官が４,５名もいて今日は一方通行ですと。

例年より開花の早かった都内では東御苑でも既に
かなり散ってしまった桜も多い。
乾通りの花見も４,５日早める対応が出来ない
のは宮内庁の判断だろうか。

これはもちろん桜ではない。つつじの一種である。

２万歩近く歩き通し大手門へ下る。

大手門を出る。
まだ1時過ぎ、次々と観光客が入場する。
外国人も多い。

今日通れなかった乾通りの風景。
丁度５年まえの新年の初参賀の折の撮影。
この通りの両サイドの桜が咲く。

同じく桜の古木。
右手は蓮池濠がある。

石垣の上は富士見多聞櫓。

突き当たりは乾門である。

皇居大手門の前に建つパレス・ホテル。

東京駅前に歩いて。

有楽町まで出るといつものCafeに立ち寄って
軽いランチを。