南イタリア10日間ツアー　NO．１

2011/11/01 - 2011/11/10

海外旅行は10年ぶり。あこがれのヨーロッパに初めていきます。
急いでイタリア全土を回るより、同行の友人Ａ子も行ったことない
南イタリアをゆっくりツアーで回ることにしました。
なお、私達が行ったこのツアー、2012年４月まではありましたが、
それ以降はなくなりました。
シチリア島を回って、ローマ泊が減ったツアーが新しく
出来たところをみると、行く人が少なかったのかな？

ちなみに、この時の為替レートは下記の通りです。
１ユーロ＝109.92円（CASH）（2011年10月26日現在）
この旅行記を書いている今日のレートが下記の通りです。
１ユーロ＝145.57園（CASH）（2014年4月10日現在）
約1.32倍にレートが円安になっています。
これに買物には消費税がかかるので、
円高の時期にヨーロッパに行くのが正解ですね。

写真はポンペイ遺跡とヴェスヴィオ火山です。

阪急交通社トラピックス
｢〜イタリア　美の奇跡と世界遺産〜　アマルフィ10日間｣
１日目：関空→イスタンブール乗り継ぎ→（機中泊）
２日目：ナポリ到着→ポンペイ（ナポリ泊）
３日目：ナポリ→カプリ島（青の洞窟）→
　　　　アルベロベッロ（アルベロベッロ泊）
４日目：アルベロベッロ→マテーラ→ソレント（ソレント泊）
５日目：アマルフィ海岸（ソレント泊）
６日目：ソレント→ガゼルタ王宮→ローマ（ローマ泊）
７日目：ヴァチカン→ローマ観光→自由行動（ローマ泊）
８日目：ローマ自由行動（ローマ泊）
９日目：午前中自由行動→帰国（機中泊）
10日目：イスタンブール乗り継ぎ→関空

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

友人Ａ子と行く南イタリアツアー。参加者は私達含めて19名と添乗員さん。
どんな旅行になりますことやら。
トルコ航空TK0047便
23:30関空→5:55イスタンブール（飛行時間13時間25分）
乗り継ぎ時間：４時間40分
トルコ航空TK1879便
10:35イスタンブール→10:35ナポリ（飛行時間２時間30分）

遅れることなくナポリに到着しましたが、いきなりトラブル発生。
同じツアーの熟年夫婦の奥さんのキャリー（黒のリモワ）が、
ロストバゲージしました。
添乗員さんがかなり空港で交渉していました。
約30分かかってキャリーが出てきたら連絡をくれるように交渉が済んで、
迎えのバスに乗ってポンペイに移動しました。
この時に１回目の食事をしているのですが、全く覚えていません。

ポンペイ遺跡に到着
ここで、現地のガイドさんが加わります。日本語が話せるイタリア人の女性。
見学時間は約１時間30分です。

11月2日この日はすごくいいお天気です。
コートも要らないくらい過ごしやすいです。
持ってきたウルトラダウンは、バスの中に置いてきました。

歩道と車道が分かれています。通路の真ん中に石が３つあります。
これは、敵が攻め込んできた時に一気に馬が走れないように
侵入を防いでいるからです。

後ろに見えるのはヴェスヴィオ火山です。
西暦79年8月24日、このヴェスヴィオ火山の爆発によって一瞬のうちに、
ポンペイの街は灰に埋もれてしまいました。

今回、なぜこのツアーにしたかというと、
同行のＡ子はフランス、スペイン、
イタリア（ローマ、ミラノ、フィレンツェ）などは行ったことあります。
それで、イギリスかイタリアかとなりました。
私としてはイタリアがいいのでイタリアに決定。
10日間でイタリア全土を回るツアーが多い中、
ゆっくり回りたいので南イタリアツアーを選択しました。

ポンペイはその悲劇的な歴史とその後の発見に至った歴史を本で読んでいて
興味がありました。南イタリアに行くならば必ず行きたかった所。

右に見えるのがフォロ（公共広場）

ポンペイにはなぜか犬が何匹かいました。
のんびりと寝ていて人間が近づいても起きません。

これは生きたまま火砕流に飲みこまれた人間です。
なお、彼は奴隷です。胴に枷が残っています。
生きたまま灰の下になり、腐って空洞になりました。
そこに石灰を流しこんだら人間の型になって、
人間が残っているのが分かったそうです。
しかし、歯はそのまま残っていたそうです。

建物内の装飾も少し残っています。
フレスコ画でも青はしっかり残っています。

お風呂屋さん（テルマエ）
帰国後、テルマエ・ロマエ（阿部寛主演）を見ました。
面白かったです！

窓はかなり高い位置にあります。

世界中から観光客が来ます。

2000年近く前なのに装飾がきれいですね。

天井から光がそそぎます。
雨が少ない地域なのでこんなことが出来るんでしょうね。
地中海式気候と習ったような。

これだけの家に住んでいたのだから金持ちだったんでしょうね。

装飾がきれいです。

この部屋は特に素敵だなぁ。

パン屋

この時代でもパン屋があり、パンが焼かれていました。
遺跡内にはこのようなパン屋が何件かあるそうです。

現代とあまり構造が変わっていないように感じます。

小麦を挽く石臼

娼婦の館

表示板

石のベッド（痛そう…）

日本でいう｢春画｣のようなものです。

うーん。世界最古の職業といいますが…。

ベランダから呼び込みもあったのでしょうか？

井戸もありました。
昔も今も井戸端会議していたんでしょうね。

悠久の歴史を感じます。

足元の出っ張ったマークは娼館のある方向を示しています。
大きな街ならどこでもありますが、
言葉が通じない人でもこのマークなら分かったことでしょう。

これだけ栄えていたポンペイが廃墟となりました。
旅行をした2011年は東日本大震災がありました。
津波の被害とはまた違いますが、
日本人なら自然災害の大変さは同じ地震大国として理解出来ます。

他にもお風呂屋さんを出たら居酒屋があったり、
私達と変わらない生活を感じて面白かったです。

ツアーというとお土産屋さんに連れていかれます。
今日はカメオショップに行きました。
ここで１時間の買物タイム

もともと、カメオには興味がありませんでしたが、
旅行前にテレビでやっていた芸能人がイタリア旅行で
カメオを買う番組を見ました。
昔のデザインと違って可愛いのがあるのを見ました。
実際、行ってみたら土台の色も彫ってあるデザインも色々。

私はピアスを買いました。大柄な私は大きいのを買いましたが、
もっと小さい物もあります。
このピアスで250ユーロでしたが、現金なら10パーセント引いてくれるので、
現金で支払いました。
ぶら下がるタイプなので、仕事中はつけません。
退社後や休日につけています。

友人は青い土台のペンダントを買いました。

この後、本日の宿泊先のナポリのホテルに行きました。
夕ご飯は全く覚えていません。
たぶん美味しくなかったと思います。