広東省旅行記(ブログ) 一覧に戻る
開平の望楼群とは全く比べものにならない極々小さな規模の村の望楼たち。<br /><br />ただHKから日帰りできるくらいの距離はオレにとっては魅力だった。<br /><br />【 行き方 】<br /><br />香港国際空港または香港・中港城からフェリーで中山港へ。(所要時間70〜100分)<br /><br />中山港近くのバス停 中山港客運碼頭から1路または25路のバスに乗り富華酒店のバス停で下車。(所要時間60〜70分)<br /><br />富華酒店B2バス停からK11路のバスに乗り白石市場のバス停で下車。(所要時間55分)<br /><br />あとは徒歩7〜8分で白石村望楼群に到着。<br /><br />運賃はフェリー代185元にバス代8元を合わせて193元、日本円で約3300円(片道)

日本人の知らない村、 海を渡った華僑たちの成功の証 二十三棟の望楼が建つ白石村を行く

13いいね!

2014/02/20 - 2014/02/24

143位(同エリア551件中)

0

67

ヒデール

ヒデールさん

開平の望楼群とは全く比べものにならない極々小さな規模の村の望楼たち。

ただHKから日帰りできるくらいの距離はオレにとっては魅力だった。

【 行き方 】

香港国際空港または香港・中港城からフェリーで中山港へ。(所要時間70〜100分)

中山港近くのバス停 中山港客運碼頭から1路または25路のバスに乗り富華酒店のバス停で下車。(所要時間60〜70分)

富華酒店B2バス停からK11路のバスに乗り白石市場のバス停で下車。(所要時間55分)

あとは徒歩7〜8分で白石村望楼群に到着。

運賃はフェリー代185元にバス代8元を合わせて193元、日本円で約3300円(片道)

  • 中山滞在2日目 午前7:00 起床<br /><br />布団に包まり暖房なしでもどうにか一晩やり過ごした。

    中山滞在2日目 午前7:00 起床

    布団に包まり暖房なしでもどうにか一晩やり過ごした。

  • 昨晩閉じ込められたベランダへ出てみる。<br /><br />もちろんサッシは閉めず、マスク着用で。<br /><br />う〜ん ...<br /><br />遠くの建物が霞んで見える。<br /><br />3日間の旅の中で今日が一番動ける日だというのに全く冴えない天気...<br /><br />予報が3日間とも晴れだったので雨天は想定外。<br /><br />まぁ時間が経てば晴れるっしょ。

    昨晩閉じ込められたベランダへ出てみる。

    もちろんサッシは閉めず、マスク着用で。

    う〜ん ...

    遠くの建物が霞んで見える。

    3日間の旅の中で今日が一番動ける日だというのに全く冴えない天気...

    予報が3日間とも晴れだったので雨天は想定外。

    まぁ時間が経てば晴れるっしょ。

  • 1時間経過...<br /><br />さっきより降ってるし...<br /><br />この街とは相性悪いんかな〜

    1時間経過...

    さっきより降ってるし...

    この街とは相性悪いんかな〜

  • ただ部屋にいても寒さが身に沁みるだけ。<br /><br />この部屋にもう1泊することを考えると憂鬱だ。<br /><br />再度フロントへ行き英語を話せる男性スタッフを相手に 「寒いから部屋を替えろ!」 と昨日よりも強い口調で迫るが...<br /><br />「どこの部屋もエアコンの機能は同じだから...」 みたい回答。<br /><br />いっそキャンセルして他のホテルを探そうかと思ったりもしたが、それも面倒くせー話だし...<br /><br />「もう1枚布団をくれ!」<br /><br />5分後 部屋に3枚目の布団が届いた。

    ただ部屋にいても寒さが身に沁みるだけ。

    この部屋にもう1泊することを考えると憂鬱だ。

    再度フロントへ行き英語を話せる男性スタッフを相手に 「寒いから部屋を替えろ!」 と昨日よりも強い口調で迫るが...

    「どこの部屋もエアコンの機能は同じだから...」 みたい回答。

    いっそキャンセルして他のホテルを探そうかと思ったりもしたが、それも面倒くせー話だし...

    「もう1枚布団をくれ!」

    5分後 部屋に3枚目の布団が届いた。

  • 午前8:27. フロントで傘を借り朝めしを食べに外出。<br /><br />今日もエントランス前では工事をやってる。

    午前8:27. フロントで傘を借り朝めしを食べに外出。

    今日もエントランス前では工事をやってる。

  • 歩道橋を渡り向かい側のブロックへと移動。

    歩道橋を渡り向かい側のブロックへと移動。

  • この歩道橋は昨日も渡ってるけど 歩幅と踏面の面積が合わなくて なんか歩きづらい。

    この歩道橋は昨日も渡ってるけど 歩幅と踏面の面積が合わなくて なんか歩きづらい。

  • ホテルから徒歩7分で目的の店に着いた。<br /><br />店の名は 「江畔明厨 / ゴンプンメンチュイ」 。

    ホテルから徒歩7分で目的の店に着いた。

    店の名は 「江畔明厨 / ゴンプンメンチュイ」 。

  • 階段を上り2Fの店へと入る。<br /><br />広い店内は見事にお年寄りだらけ。<br /><br />ひとりで食ってる爺さんも何人かいる。<br /><br />全体の入りは4〜5割てところか。<br />

    階段を上り2Fの店へと入る。

    広い店内は見事にお年寄りだらけ。

    ひとりで食ってる爺さんも何人かいる。

    全体の入りは4〜5割てところか。

  • さて オーダーだ。<br /><br />この店 朝と昼は飲茶だけのようだ。<br /><br />服務員のおばさんが たぶんそう言った...<br /><br />とりあえずNETで見た 「皮蛋痩肉粥 / ピータンサウヨッジョ」 は外せない。<br /><br />あとは...  料理名にこっちの地名が入ってる 「小欖粉果仔 / シウランファングオチャイ」 が地物っぽくていいかもな...<br /><br />よし 食ってみよう!

    さて オーダーだ。

    この店 朝と昼は飲茶だけのようだ。

    服務員のおばさんが たぶんそう言った...

    とりあえずNETで見た 「皮蛋痩肉粥 / ピータンサウヨッジョ」 は外せない。

    あとは... 料理名にこっちの地名が入ってる 「小欖粉果仔 / シウランファングオチャイ」 が地物っぽくていいかもな...

    よし 食ってみよう!

  • 服務員のおばさんが お茶とボウルのような物をテーブルに置いていくが 飲茶慣れしてないオレは流儀がわからない。<br /><br />すかさず 「ゴーハイヤップンロイハッ、ディムヨンチョウア? ムーチードウ / オレ日本人旅行者です、どうやってやるの? 知らない」<br /><br />と テーブルを指して言うと おばさんは笑顔を見せてパッキングされた箸と器を破いて取り出し 大きめの器の上で箸を縦にして その上からお茶を流し始めた。<br /><br />ほぉ〜<br /><br />そして箸とレンゲを濯いだ後 そのお茶をボウルのようなところに捨てる。<br /><br />いただくお茶は小さい湯呑の方に注いでくれた。<br /><br />唔該!

    服務員のおばさんが お茶とボウルのような物をテーブルに置いていくが 飲茶慣れしてないオレは流儀がわからない。

    すかさず 「ゴーハイヤップンロイハッ、ディムヨンチョウア? ムーチードウ / オレ日本人旅行者です、どうやってやるの? 知らない」

    と テーブルを指して言うと おばさんは笑顔を見せてパッキングされた箸と器を破いて取り出し 大きめの器の上で箸を縦にして その上からお茶を流し始めた。

    ほぉ〜

    そして箸とレンゲを濯いだ後 そのお茶をボウルのようなところに捨てる。

    いただくお茶は小さい湯呑の方に注いでくれた。

    唔該!

  • 15分ほど待ったところで料理が運ばれてきた。<br /><br />お粥は熱々なのでゆっくりいただくとする。<br /><br />うーん 美味い!<br /><br />薄過ぎず濃過ぎず絶妙な味加減。<br /><br />ピータンの下から鶏肉が出て来た時は一瞬箸が止まったが、<br /><br />「まぁ これだけ加熱してれば いいよな」 てことで あっさり掟を破り鶏肉を食す。

    15分ほど待ったところで料理が運ばれてきた。

    お粥は熱々なのでゆっくりいただくとする。

    うーん 美味い!

    薄過ぎず濃過ぎず絶妙な味加減。

    ピータンの下から鶏肉が出て来た時は一瞬箸が止まったが、

    「まぁ これだけ加熱してれば いいよな」 てことで あっさり掟を破り鶏肉を食す。

  • 粉果仔の方はヘルシーな蒸し餃子て感じ。<br /><br />具は人参やネギ 椎茸など...<br /><br />広い円卓にひとり優雅にお茶を頂きながら2品を完食。<br /><br />20元を払い店をあとにする。

    粉果仔の方はヘルシーな蒸し餃子て感じ。

    具は人参やネギ 椎茸など...

    広い円卓にひとり優雅にお茶を頂きながら2品を完食。

    20元を払い店をあとにする。

  • 相変わらず外は雨だ。<br /><br />いい事と言えば PM2,5の飛散量が少ないことくらいだろう。

    相変わらず外は雨だ。

    いい事と言えば PM2,5の飛散量が少ないことくらいだろう。

  • じゃ4番の小姐 指名で...<br /><br />て そんな店じゃなくて カット屋さんの前に貼り出してあるカットモデルたち。

    じゃ4番の小姐 指名で...

    て そんな店じゃなくて カット屋さんの前に貼り出してあるカットモデルたち。

  • このアパート古そうやなぁ。<br /><br />いわゆる中間層向けの立派な高層マンションが建ち並ぶ一方で そうじゃない所得層のアパートも当然ある。

    このアパート古そうやなぁ。

    いわゆる中間層向けの立派な高層マンションが建ち並ぶ一方で そうじゃない所得層のアパートも当然ある。

  • 一度ホテルに戻り改めて用意をして出発。<br /><br />これから この旅一番の目的地 白石村へ向かう。<br /><br />バス停へ向かって歩いてると散水車がやって来た。<br /><br />一応中国でも道路を綺麗にしようという意識は少なからずあるようだ。<br /><br />ただ一般大衆にはほとんどないけどね。

    一度ホテルに戻り改めて用意をして出発。

    これから この旅一番の目的地 白石村へ向かう。

    バス停へ向かって歩いてると散水車がやって来た。

    一応中国でも道路を綺麗にしようという意識は少なからずあるようだ。

    ただ一般大衆にはほとんどないけどね。

  • また歩道橋を渡る。<br /><br />土曜の朝で天気もいまいちだから人通りも少ないな。

    また歩道橋を渡る。

    土曜の朝で天気もいまいちだから人通りも少ないな。

  • 中国の都市部に行くと必ず見かける建築中の高層ビル。<br /><br />このあともあちこちで たくさん見かけた。

    中国の都市部に行くと必ず見かける建築中の高層ビル。

    このあともあちこちで たくさん見かけた。

  • へえ〜 B2のバス停てこんなトコにあるんだ。<br /><br />NETで見つけられなかった目的地へ行くバスのバス停 「富華酒店B2」 を地図上で把握。<br /><br />ご覧のとおり富華酒店のバス停は方面別にA1〜A3、B1〜B3と計6箇所もあるので注意が必要。<br /><br />事前に乗るバスとバスルート、乗り継ぎ等の検索は下記のサイトで確認できる。<br /><br />☆ 中山公交(中國語)http://zhongshan.8684.cn/<br /><br />バス停を探す場合は下記のサイトの地図上で拡大すると ほとんどのバス停がわかります。<br /><br />☆ 電子地図−百度(中國語)map.baidu.com<br /><br />

    へえ〜 B2のバス停てこんなトコにあるんだ。

    NETで見つけられなかった目的地へ行くバスのバス停 「富華酒店B2」 を地図上で把握。

    ご覧のとおり富華酒店のバス停は方面別にA1〜A3、B1〜B3と計6箇所もあるので注意が必要。

    事前に乗るバスとバスルート、乗り継ぎ等の検索は下記のサイトで確認できる。

    ☆ 中山公交(中國語)http://zhongshan.8684.cn/

    バス停を探す場合は下記のサイトの地図上で拡大すると ほとんどのバス停がわかります。

    ☆ 電子地図−百度(中國語)map.baidu.com

  • そんなバス停のおかげで? 中山では一番有名と思われるホテル 富華酒店。<br /><br />ひと昔前は高級ホテルとして一時代を築いたんだろうな... て雰囲気。

    そんなバス停のおかげで? 中山では一番有名と思われるホテル 富華酒店。

    ひと昔前は高級ホテルとして一時代を築いたんだろうな... て雰囲気。

  • 西堤路を歩いてB2のバス停に到着。<br /><br />目の前には川があって そこに天橋という今風な橋が架かってる。

    西堤路を歩いてB2のバス停に到着。

    目の前には川があって そこに天橋という今風な橋が架かってる。

  • バス停の裏側にスタバを発見。<br /><br />...ていうか ここシェラトンホテルだ。

    バス停の裏側にスタバを発見。

    ...ていうか ここシェラトンホテルだ。

  • 午前11:04. K11路のバスに乗り込む。<br /><br /> ... ん?<br /><br />このバス停から乗った乗客は車内にいる乗務員とやり取りして直にバス賃を払ってる。<br /><br />そのパターンか まずい...<br /><br />降りるバス停名の広東語読みを知らない。<br /><br />「パ... パ... 」 と 「パ」 しか言えないオレ。<br /><br />すると近くにいた女子が 「パイシーシーヂャン?」 と助け舟を出してくれた。<br /><br />おっ それそれ<br /><br />でも冷静に考えたらバス停読みは普通話でいいんだよな。<br /><br />結局 富華酒店から白石市場まで バス賃は4元。

    午前11:04. K11路のバスに乗り込む。

     ... ん?

    このバス停から乗った乗客は車内にいる乗務員とやり取りして直にバス賃を払ってる。

    そのパターンか まずい...

    降りるバス停名の広東語読みを知らない。

    「パ... パ... 」 と 「パ」 しか言えないオレ。

    すると近くにいた女子が 「パイシーシーヂャン?」 と助け舟を出してくれた。

    おっ それそれ

    でも冷静に考えたらバス停読みは普通話でいいんだよな。

    結局 富華酒店から白石市場まで バス賃は4元。

  • 途中 茶どころの 『 長 王不 』 を通過。<br /><br />その後 板芙市場を過ぎた辺りで運転手に目的地の地図を見せ広東語で 「オレここに行きたい、バス停に着いたら声をかけて下さい」 と頼み了解を得る。<br /><br />そう このバスは残念ながら次に停車するバス停名が車内で表示されない。<br /><br /> ※ 『 長 王不 』の王と不で1文字です。

    途中 茶どころの 『 長 王不 』 を通過。

    その後 板芙市場を過ぎた辺りで運転手に目的地の地図を見せ広東語で 「オレここに行きたい、バス停に着いたら声をかけて下さい」 と頼み了解を得る。

    そう このバスは残念ながら次に停車するバス停名が車内で表示されない。

     ※ 『 長 王不 』の王と不で1文字です。

  • 午前11:57. 白石市場に着いた。<br /><br />富華酒店からは53分かあ。<br /><br />けっこう乗ったなぁ。

    午前11:57. 白石市場に着いた。

    富華酒店からは53分かあ。

    けっこう乗ったなぁ。

  • オレが目指す望楼のあるエリアは大通りの国道105号線の向こう。<br /><br />中央分離帯があるからショートカット出来ず ぐるーっと遠回りし白石大街の入口へ。<br /><br />ネイホー!<br /><br />そこで野菜を売ってる女性に挨拶。

    オレが目指す望楼のあるエリアは大通りの国道105号線の向こう。

    中央分離帯があるからショートカット出来ず ぐるーっと遠回りし白石大街の入口へ。

    ネイホー!

    そこで野菜を売ってる女性に挨拶。

  • 白石大街を進んで行くと村の入口を示す立派な牌坊が建っている。<br /><br />これはこの白石村に限ったことではなく この辺りの村では当り前のようだ。

    白石大街を進んで行くと村の入口を示す立派な牌坊が建っている。

    これはこの白石村に限ったことではなく この辺りの村では当り前のようだ。

  • 牌坊をくぐり村に入る。<br /><br />まだこの辺りは どこにでもあるちょっと街外れの景色。<br /><br />ん? これって みかんかい?

    牌坊をくぐり村に入る。

    まだこの辺りは どこにでもあるちょっと街外れの景色。

    ん? これって みかんかい?

  • 門から3分ほど歩いたところで...<br /><br />おぉ! あれだな<br /><br />望楼らしき建物が見えた。

    門から3分ほど歩いたところで...

    おぉ! あれだな

    望楼らしき建物が見えた。

  • 望楼の方へ向け村の中をゆっくり歩く。<br /><br />けっこう ひっそりしてるなぁ。

    望楼の方へ向け村の中をゆっくり歩く。

    けっこう ひっそりしてるなぁ。

  • うおー カッけー<br /><br />遥々ここまで やって来た甲斐があるぞ。<br /><br />写真映えしない天気だけがちょっと残念。

    うおー カッけー

    遥々ここまで やって来た甲斐があるぞ。

    写真映えしない天気だけがちょっと残念。

  • 石畳の道がいい味出してるな。<br /><br />お、やっと住民がいた。<br /><br />「イ尓好! 我係日本旅客 / こんにちは! オレ日本人旅行者です」 と挨拶すると、水色のセーターのおじさんには通じたが ジャンパーを着たおっさんには通じてない。<br /><br />どうやら耳が遠いようだ。<br /><br />もう1回耳元でさっきよりも大きい声で話すと 「日本人なのかあー!?」 と驚いたリアクションを見せる。<br /><br />良かった 理解してもらえたようだ。

    石畳の道がいい味出してるな。

    お、やっと住民がいた。

    「イ尓好! 我係日本旅客 / こんにちは! オレ日本人旅行者です」 と挨拶すると、水色のセーターのおじさんには通じたが ジャンパーを着たおっさんには通じてない。

    どうやら耳が遠いようだ。

    もう1回耳元でさっきよりも大きい声で話すと 「日本人なのかあー!?」 と驚いたリアクションを見せる。

    良かった 理解してもらえたようだ。

  • そりゃこんなマイナーな村にわざわざやって来る日本人なんて そうはおらんわな。

    そりゃこんなマイナーな村にわざわざやって来る日本人なんて そうはおらんわな。

  • オレがこの村を訪れた理由は村内に二十三棟残ってると言われる古い望楼を観るためだ。<br /><br />その中でもこの望楼は典型的な形をしていて 前方には2階建ての祖屋があり後方には4階建ての望楼がある。<br /><br />こうやって目の前に立ってみると 中国とは思えない文化が強く伝わって来る。

    オレがこの村を訪れた理由は村内に二十三棟残ってると言われる古い望楼を観るためだ。

    その中でもこの望楼は典型的な形をしていて 前方には2階建ての祖屋があり後方には4階建ての望楼がある。

    こうやって目の前に立ってみると 中国とは思えない文化が強く伝わって来る。

  • それもそのはずで白石村にある望楼は清朝末期 (1900年頃) この村から多くの華僑たちが海を渡りペルーやチリ、コスタリカ、パナマといった中南米やアメリカ、カナダといった北米へ出て行き商売をして稼いだ財貨でもって故郷に錦を飾る意味合いで建造されたものだ。<br /><br />故にその移住先や出稼ぎ先となった中南米の地の文化が入り混ざった建築物になっている。<br /><br />また望楼は当時恐れられていた馬賊と呼ばれる外敵に対する要塞や防塞の役割も担っていたとされる。

    それもそのはずで白石村にある望楼は清朝末期 (1900年頃) この村から多くの華僑たちが海を渡りペルーやチリ、コスタリカ、パナマといった中南米やアメリカ、カナダといった北米へ出て行き商売をして稼いだ財貨でもって故郷に錦を飾る意味合いで建造されたものだ。

    故にその移住先や出稼ぎ先となった中南米の地の文化が入り混ざった建築物になっている。

    また望楼は当時恐れられていた馬賊と呼ばれる外敵に対する要塞や防塞の役割も担っていたとされる。

  • 祖屋の入口には洗濯物が干してあるから 住人がいるんだろうな。

    祖屋の入口には洗濯物が干してあるから 住人がいるんだろうな。

  • 周辺にある1軒の民家のガラス窓がなんともオシャレ。<br /><br />その窓の上に描かれた山水画もところどころ色褪せてはいるが立派なもんだ。

    周辺にある1軒の民家のガラス窓がなんともオシャレ。

    その窓の上に描かれた山水画もところどころ色褪せてはいるが立派なもんだ。

  • おじさんたちは どこかへ出かけるようだ。<br /><br />再見!

    おじさんたちは どこかへ出かけるようだ。

    再見!

  • おじさんが 「こっちへ行ってみろ」 と言ってた方へ歩いてみる。

    おじさんが 「こっちへ行ってみろ」 と言ってた方へ歩いてみる。

  • やがて見通しのきく場所に出ると また格好いい望楼が現れた。<br /><br />そんな望楼の入口には人がいる。<br /><br />ここも実際人が住んでそうだ。<br /><br />ただ望楼自体は長年使ってないのか寂れた感じがする。

    やがて見通しのきく場所に出ると また格好いい望楼が現れた。

    そんな望楼の入口には人がいる。

    ここも実際人が住んでそうだ。

    ただ望楼自体は長年使ってないのか寂れた感じがする。

  • 望楼の入口もそうだが 隣接する祖屋の入口にも “ 春聯 ” と呼ばれる赤紙の真新しいものが貼ってあるので間違いなく人が住んでる。<br /><br />ただ...<br /><br />その前にいるのは鶏じゃねーか!<br /><br />撤収!

    望楼の入口もそうだが 隣接する祖屋の入口にも “ 春聯 ” と呼ばれる赤紙の真新しいものが貼ってあるので間違いなく人が住んでる。

    ただ...

    その前にいるのは鶏じゃねーか!

    撤収!

  • あの望楼の屋上に上りてー

    あの望楼の屋上に上りてー

  • 再び石畳の村内を歩く。<br /><br />すると白い犬が1匹いた。<br /><br />ちょっと逃げ腰だからヤツは番犬ではなさそうだ。

    再び石畳の村内を歩く。

    すると白い犬が1匹いた。

    ちょっと逃げ腰だからヤツは番犬ではなさそうだ。

  • 村の外れには南国を感じるバナナの樹が何本も生えているが 今日の寒さは南国には程遠い。<br /><br />バナナにとっても受難の1日だ。

    村の外れには南国を感じるバナナの樹が何本も生えているが 今日の寒さは南国には程遠い。

    バナナにとっても受難の1日だ。

  • また望楼が1棟あった。<br /><br />このコンクリート壁の色褪せ具合と 玄関や窓の上部のカラフルな装飾とのミスマッチが面白い。

    また望楼が1棟あった。

    このコンクリート壁の色褪せ具合と 玄関や窓の上部のカラフルな装飾とのミスマッチが面白い。

  • 何棟も望楼を目にしてると ずいぶんと落ち着いて観れるようになってきた。

    何棟も望楼を目にしてると ずいぶんと落ち着いて観れるようになってきた。

  • 更に村の奥へと歩く。<br /><br />今回は前回のように犬の死体を見ることはなかったが 道の真ん中でネズミが死んでる。<br /><br />成仏してください...

    更に村の奥へと歩く。

    今回は前回のように犬の死体を見ることはなかったが 道の真ん中でネズミが死んでる。

    成仏してください...

  • しばらく進むと激しく吠える番犬と遭遇。<br /><br />しかも放し飼い...<br /><br />あまりにも吠えるもんだから飼い主のおばちゃんが犬に向かって何か言ってるけど 犬はお構いなしに道を行くオレの背後から吠えまくってる。<br /><br />嫌な感じ...<br /><br />走って逃げると逆効果だろうし、かと言って素手で戦うファイティングスピリットはオレにはない。<br /><br />自然体を装うのが一番だと思い全く相手にせず歩いて行くと ヤツのテリトリーから出たのか追って来なくなった。<br /><br />村はこれがあるから厄介だ。

    しばらく進むと激しく吠える番犬と遭遇。

    しかも放し飼い...

    あまりにも吠えるもんだから飼い主のおばちゃんが犬に向かって何か言ってるけど 犬はお構いなしに道を行くオレの背後から吠えまくってる。

    嫌な感じ...

    走って逃げると逆効果だろうし、かと言って素手で戦うファイティングスピリットはオレにはない。

    自然体を装うのが一番だと思い全く相手にせず歩いて行くと ヤツのテリトリーから出たのか追って来なくなった。

    村はこれがあるから厄介だ。

  • おー またしても存在感のある望楼を発見!<br /><br />小雨が降って来たけど気にせず接近。

    おー またしても存在感のある望楼を発見!

    小雨が降って来たけど気にせず接近。

  • 格好いいー <br /><br />望楼上の四つ角がそれぞれ出っ張ってるだけで他の望楼にない威圧感を感じる。<br /><br />聞くところによると この望楼の主はコスタリカに移住したらしく、あの屋根の形態はコスタリカの建築物に多く見られるものらしい。

    格好いいー 

    望楼上の四つ角がそれぞれ出っ張ってるだけで他の望楼にない威圧感を感じる。

    聞くところによると この望楼の主はコスタリカに移住したらしく、あの屋根の形態はコスタリカの建築物に多く見られるものらしい。

  • 白石村は別に観光に力を入れてるわけではないので村の地図というものがない。<br /><br />なので感覚になるが大体この場所は村の中央付近だと思われる。<br /><br />ちょい危険な番犬エリアは村の北東辺りか...

    白石村は別に観光に力を入れてるわけではないので村の地図というものがない。

    なので感覚になるが大体この場所は村の中央付近だと思われる。

    ちょい危険な番犬エリアは村の北東辺りか...

  •  ...  と思ったら この望楼の裏側も番犬が超うるさい。<br /><br />まぁ民家の敷地内 (塀の向こう側) 限定だから危なくはないが ここまで吠えられたら のんびり村歩き気分台無し。

    ... と思ったら この望楼の裏側も番犬が超うるさい。

    まぁ民家の敷地内 (塀の向こう側) 限定だから危なくはないが ここまで吠えられたら のんびり村歩き気分台無し。

  • なんだよ この通り 犬のうん○だらけ。<br /><br />踏んでねーよな?

    なんだよ この通り 犬のうん○だらけ。

    踏んでねーよな?

  • 通りから一本入ったところでシブい家を発見。<br /><br />行ってみよう...<br /><br />おい おい そんなに怖がらなくてもいいじゃん。<br /><br />家の前で遊んでたちびっ子2人はオレと目が合うなりフリーズしちまった。<br /><br />泣き出さないだけいいか。

    通りから一本入ったところでシブい家を発見。

    行ってみよう...

    おい おい そんなに怖がらなくてもいいじゃん。

    家の前で遊んでたちびっ子2人はオレと目が合うなりフリーズしちまった。

    泣き出さないだけいいか。

  • 煉瓦造りの古民家の壁には長年風雨に曝され ところどころ色褪せた山水画が描かれてある。

    煉瓦造りの古民家の壁には長年風雨に曝され ところどころ色褪せた山水画が描かれてある。

  • 軒下や柱に施された彫刻にも歴史が滲む。

    軒下や柱に施された彫刻にも歴史が滲む。

  • それなりに財産のあるお宅かと思いきや かなり質素な暮らしぶり。

    それなりに財産のあるお宅かと思いきや かなり質素な暮らしぶり。

  • また村内を歩いて行くと 望楼ではないが異国文化を感じる立派な民家があった。<br /><br />この建物から感じる重厚感は二階建ての民家ながら “ そびえ立つ ” という表現がぴったし。

    また村内を歩いて行くと 望楼ではないが異国文化を感じる立派な民家があった。

    この建物から感じる重厚感は二階建ての民家ながら “ そびえ立つ ” という表現がぴったし。

  • 庇の裏側まで拘ってるね。

    庇の裏側まで拘ってるね。

  • おっ あそこにも立派な建物がある。<br /><br />どれも芸術性抜群。

    おっ あそこにも立派な建物がある。

    どれも芸術性抜群。

  • 昼12:58. なんか見たことがある景色だと思ったら 最初に歩き始めた場所だ。<br /><br />結局50分ほどかけて村を一周してきたことになる。

    昼12:58. なんか見たことがある景色だと思ったら 最初に歩き始めた場所だ。

    結局50分ほどかけて村を一周してきたことになる。

  • それにしても この川 汚ねーな。<br /><br />ずっと先までゴミだらけ。<br /><br />残念ながらこういうのも中国らしい景色のひとつ。<br /><br />こりゃマスクを外せんね。

    それにしても この川 汚ねーな。

    ずっと先までゴミだらけ。

    残念ながらこういうのも中国らしい景色のひとつ。

    こりゃマスクを外せんね。

  • 最後見納めにもう1回 一番最初に見た望楼の方へ行ってみる。

    最後見納めにもう1回 一番最初に見た望楼の方へ行ってみる。

  • この村の望楼は世界遺産で知られる開平の望楼のように田園地帯にポツンと建ってるような場所にはなく 全て民家が密集してるエリアに建っているので建物全体をキレイに見渡すのはかなり困難なことが歩いてみてわかった。

    この村の望楼は世界遺産で知られる開平の望楼のように田園地帯にポツンと建ってるような場所にはなく 全て民家が密集してるエリアに建っているので建物全体をキレイに見渡すのはかなり困難なことが歩いてみてわかった。

  • 白石村の歴史は1000年以上前 唐の時代まで遡るらしい。<br /><br />そんな白石村にあって著名な華僑が村の出身者に多いことは村の誇りだろう。<br /><br />そしてその最たるシンボルが天から村人を見守る望楼の存在だ。<br /><br />ただ時代の移り変わりとともに望楼は傷つき、風化を遂げ 果てには消えていく...<br /><br />現在 望楼には帰国華僑やその家族らが住んでるそうだが空き家の望楼も多いという。<br /><br />そんな無人の望楼の一部には外から来た人たちが借りて住んでるケースもあるという。<br /><br />政府には積極的に保護に取り組んでもらい 空き家の数を減らし この遺産がこれから先も白石村のシンボルとしてあり続けることを願いたい。

    白石村の歴史は1000年以上前 唐の時代まで遡るらしい。

    そんな白石村にあって著名な華僑が村の出身者に多いことは村の誇りだろう。

    そしてその最たるシンボルが天から村人を見守る望楼の存在だ。

    ただ時代の移り変わりとともに望楼は傷つき、風化を遂げ 果てには消えていく...

    現在 望楼には帰国華僑やその家族らが住んでるそうだが空き家の望楼も多いという。

    そんな無人の望楼の一部には外から来た人たちが借りて住んでるケースもあるという。

    政府には積極的に保護に取り組んでもらい 空き家の数を減らし この遺産がこれから先も白石村のシンボルとしてあり続けることを願いたい。

  • 望楼群をあとにし次なる目的地へ向かうため白石市場のバス停へ。<br /><br />これから向かう中国庭園だが中国語読みがわかんないんでバス待ちしてる家族連れのお父さんに広東語で聞いてみる。<br /><br />すると 「ジャンユイン」 だと教えてくれた。<br /><br />唔該!<br /><br />そんなお父さんたちは オレが乗るバスよりも先に来たバスに乗り オレに向かって笑顔で 「サヨナラ」 と日本語で言い去って行った。<br /><br />やがてオレが待ってた 211路のバスが現れて乗車。<br /><br />運転手に 「トウ ジャンユイン」 と言いバス賃を確認し2元を払う。<br /><br />ん? どうやらこのバスも次のバス停名の車内表示がない。<br /><br />その場の景色を見て降りるしかないな...<br /><br /><br /><br /><br />NEXT旅行記 「中山な夜 ファンタジーライトアップ」 へつづく

    望楼群をあとにし次なる目的地へ向かうため白石市場のバス停へ。

    これから向かう中国庭園だが中国語読みがわかんないんでバス待ちしてる家族連れのお父さんに広東語で聞いてみる。

    すると 「ジャンユイン」 だと教えてくれた。

    唔該!

    そんなお父さんたちは オレが乗るバスよりも先に来たバスに乗り オレに向かって笑顔で 「サヨナラ」 と日本語で言い去って行った。

    やがてオレが待ってた 211路のバスが現れて乗車。

    運転手に 「トウ ジャンユイン」 と言いバス賃を確認し2元を払う。

    ん? どうやらこのバスも次のバス停名の車内表示がない。

    その場の景色を見て降りるしかないな...




    NEXT旅行記 「中山な夜 ファンタジーライトアップ」 へつづく

この旅行記のタグ

関連タグ

13いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 273円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP