2013/06/27 - 2013/06/27
104位(同エリア226件中)
まりも母さん
あじさい園を見て、車で南下です。
日立方面へ向かいます。
海沿いの道を進み、景色の良い北茨城の海岸線を望み、
やってきたのは”東滑川海浜緑地公園”
ここも、フォートラベルの観光スポット未登録地でしたので、帰宅後、自分で登録。
あまり知られていない公園ですが、
景色は良いし、空いてるし、それに何より、超珍しい景色が見られるのです。
公園内に何箇所もある、光った洞窟。
珍しい、光藻(ヒカリモ)が浮かんだ、不思議な光景を年間を通して見る事ができる大変珍しい場所です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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-
今日は海沿い、結構 風が強いです。
海沿いの道路を南へ走りながら、道路脇に公園があったので、よってみます。
”南静公園” -
日をたっぷり受けてここにもあじさいがありました。
-
海へ突き出た崖のような場所の公園なので、柵の先に太平洋の景色が広がります。
”川尻海岸”が見えます。 -
やや霞んでいるのは、強い風にあおられた波しぶき。
なかなか良い景色。 -
柵の下はこんな感じ。落ちたらあぶな〜い。
まりも母、高い所は怖くないけど、あんまし泳げないので、海に落ちた時点で死にます。 -
北茨城の海岸の景色はなかなかきれいですよ。
六角堂のある五浦あたりは景色の良さも知られていますが、日立の海岸線もなかなかのものです。 -
”南静公園”を出て、もう少し進むと、”東滑川海浜緑地公園”に着きます。
看板の脇に車が数台停められる場所があります。
隣に市立の”日立滑川温泉スタンド”がありまして〜
なんと温泉を無料で汲めるのです。
って、言っても入れ物ないけど〜。(温泉はこゆいので、10倍に薄めて風呂に入れろって)
詳しくはこちら
http://www.city.hitachi.lg.jp/kankou/003/p000114.html
看板を見ると、けっこう広い公園です。
目当ての光藻(ヒカリモ)についても解説も貼られています。 -
整備された遊歩道を進みます。海も見えてなかなかいい景色。
-
すぐに左手の斜面にこんな柵がありました。
そこを覗くと〜 -
茂った植物の奥に穴ぼこがあります。
穴の中の水の表面が黄緑色っぽく光ってます!!
これが「光藻」 -
とっても不思議な色。黄金色と言うか、黄緑っぽいと言うか〜。
表面は波立ったりせずに静かな様子です。 -
柵は、光藻を守る為に作られたもので、
保全活動がおこなわれているのですね。 -
解説板に詳しい事が書かれています。
ここの光藻は2005年に見つかった事、
光藻の発生地としては、国内最大級の面積である事、そして、通常は春〜6月に発光が見られるが、ここの光藻は多少の濃淡はあるものの、年間を通じて見られる貴重な場所だという事です。 -
そうか〜これか〜と思いつつ先に進むと、また同じように柵が作られた発生地がありました。
-
草陰の岩場の小さな窪みに水が溜まり、その表面に光藻が見えるのです。
-
遊歩道から見る海の景色。
満ちたり引いたりして、常に荒々しく様子を変えている海岸のほんの近くで、光藻の池は、ひっそりと静かに輝いていたのです。
尖がった岩は、グミ島。ウミウの休息地です。 -
遊歩道を進んで、道なりに右に曲がっていくと、そちらにも光藻の洞窟が見えました。
このあたり、サイズは小さいですが、いくつもあります。
生い茂った草の後ろに、沢山の穴があり、発光しているのです。
こちらの穴には柵はありません。 -
けっこう、いっぱいあるんだね〜と来た道を戻りかかると、分かれ道になったあたりにもっと大きな光藻の池が見えました。
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歩道からは、少し奥まっていますが、こちらにはかなり大きな発生地があったのです。
これが、最大のものですね。
脇道で近くへ行く事もできます。 -
ハマナスかな?白です。
シロバナハマナスってやつかな?
自生しているのは初めて見たような・・・。 -
水の深さは判りませんが、やっぱりここも静かな水面が光っていました。
絶対、棒でかき回したりしないでくださいよね。
>千葉県富津市竹岡の群生地は、日本で初めてヒカリモが発見された場所であり、「黄金井戸」の名前で、国の天然記念物に指定されている。
そうで、ここの光藻もそれに引けは取らないと思いますよ。 -
顕微鏡で見ないと判らない位の単細胞生物で、沢山集まっているそうです。
とても不思議な景色ですよね。
県内にも他に水戸市で光藻の見られる場所があると聞いた事がありますが、そこはかなり行きにくい場所だそうで、
それだったら、この公園の方が、来やすいですし、なんせ、面積が広いです。 -
光藻の不思議な景色は堪能いたしましたので、公園内を歩いてみます。
海岸へ下りられる階段がありました。
下りた先は砂浜。 -
なかなか素敵なビーチです。鵜の島海岸
でも、遊泳禁止かな?まぁ、まだ6月だから水遊びしている人なんて居ないけど。 -
さっき上から見た絶壁はこうなっていた。
今は、干潮かも。
断崖に囲まれた、お部屋かプライベートビーチみたいなスペース。 -
海岸線を歩くと、先に穴ぼこのいっぱい開いた岩が見えて来ました。
-
近づいてみると、人工的に開けた穴ではなくて、自然に開いたもののよう。
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途中に水の流れがあって、今日は、普通の靴できちゃったから、ちょっと渡れないな〜。
手前にも海に流れている水の場所があって、そこはなんとか渡って来たけど・・・。
少しの時間だったけど、景色を眺めていたら、なんか、水の深さが上がってきたと言うか、流れが変ってきたと言うか〜
あわててさっき渡った流れの所に戻ると、幅が広がっていた!
ヤバイ渡れなくなる、と大急ぎで、戻ります。 -
道路の所にこんなウミウ付きの看板がありました。
隣に旅館があるけど、やめちゃったのかな?壊れたようなプールの跡がある・・・と思ったら、ここには以前 ”鵜の島温泉旅館”があった場所でした。
津波で流されて、大変な被害を受けてしまったのだそう。
プライベートビーチのような遠浅の海岸が目の前で、景色良く、料理の美味しい宿だったそうです。
この時は、まだ、更地と跡の残る状態でしたが、
2014年4月”うのしまヴィラ”として再開オープンだそうです。
宿泊に加えて、新たにランチのできる”CAFE&DINING海音(シーネ)”も作られるそう。
今度、このあたりに来る時は、復興支援にもなるし、
この海の景色を見ながらの食事はいいかもしれない! -
公園に戻ります。園内には、健康福祉施設ゾーンってのがあり、健康遊具が色々あるのです。
お子様の遊び場でなく、お年寄りや運動不足の中年(私か〜?)も使える遊具があるのでした。 -
最後に、日立市内を通って、帰る途中、珍百景でも紹介された変った歩道橋を見る。
日立製作所の大型の工作物を運搬する時、上に上がって、荷物運搬に支障が出ないようにできる、昇降式の歩道橋。
全国でも珍しく、日立市には2箇所あるの。
まぁ、動かすのは深夜とかだから見たことないけどね。
今日は、こんな場所あったんだ!と茨城県民ですら知らなかった 秘密ではないのに知られざるスポット2箇所も行っちゃったよ。
まりも母の塗りつぶしもまだまだ行く所ありそう。
魅力度最下位の茨城県、そんな捨てたものじゃないんだよ。
茨城のすばらしさ知らないだけだっぺ。(いやぁ私もすっかり茨城県民)
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