今年は東に行ってみよう　２−１　湯野上温泉駅

2014/03/02 - 2014/03/04

昨年に続き雪景色の温泉を楽しんでもらおうと
母を連れて温泉旅行に出かけました。
長野大好きな母で　昨年の白骨温泉もとても喜んでくれましたが
今年は進路を東寄りに取ってみました。

福島県の大内宿と湯野上温泉
風情ある茅葺き屋根の集落と　湯量豊富な湯野上温泉の極上の湯を楽しんできました。

旦那の仕事の都合で「雪まつり」の時には行けませんでしたが
今に残る江戸時代の下野街道の宿場

国の重要伝統的建造物群保存地区として
旧宿場としては長野県の妻籠宿および奈良井宿に続いて全国で3番目に選定されているそうです。

そんな茅葺き屋根の宿場を母も訪れる事に楽しみにしていてくれ
３月になってしまいましたが
趣きある雪景色を楽しむ事ができました。


塔のへつり
http://4travel.jp/travelogue/10866031

大内宿　
http://4travel.jp/travelogue/10866415

と、楽しんで　お宿を温泉を満喫して
いつものごとく　空が白々した頃目を覚まし
朝風呂で極上の湯を楽しみ
早朝散歩に出かけてみました。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日の大内宿に大満足の母は
夕食後　「よかったよかった」と連発。

「明日はお部屋でのんびりしてよう」
など言いながらお布団に。

朝　５時半
パチっと目が覚めた私は
お決まりの朝温泉。

会津鉄道の一番電車が通ります。
６時　街にチャイムが響きます。
そうだ！
早朝散歩に出かけましょう。

ぐっすり眠ってる二人を残し
完全防備でお散歩に。
小雪がチラチラしてる中出発だい！

車のフロントガラスがうっすら白くなるぐらい
ほんの僅かに雪が積もってます。
今日はお天気はどうなのかな？

ほのぼの通りの外灯がかわいい

線路向こうの建物は
モダンな壁画

線路向こうからの　お宿

あ、いけないっ！
お風呂場の電気消し忘れちゃった

電気のついてるところが　私たちの部屋の
温泉風呂です。

そうです
お風呂に堂々と突っ立ってると
電車が通った時、見られちゃうかもです。笑

線路沿いに歩けるかなって思ったのですが
ちょっと無理そうでした。

目的は「湯野上温泉駅」

大内宿からお宿に行く時
あの有名な茅葺き屋根の駅舎が見えました。
車で数分だったので
歩ける範囲です。

ほのぼの通りを駅方面に進んでみます。

単線の陸橋

しかも　柵なし

あーー　電車に乗ってここ走ってみたいな
短いけどなんか地元じゃ見れない景色っぽい

そこに　「幻想の滝」の看板

手書きの文字がいい味出してますね。

真上からじゃ　滝ってよくわかんないんですよねぇ

電車から見えるんだよね。きっと

しばらく行くとつり橋発見

車も通れるしっかりしたもの

川の上流側
このずっと上に
「塔のへつり」がある、、、んだと思う。

下流側　まぁ　微妙な景観

渡りきった先は民家もないので
すぐに戻ってきました。

道は川沿いから離れるように
上り坂。
メインの通りに出ます。

しばらくこの道を歩きます。

途中　コンビニが一軒

帰りにいれたてコーヒーを買って帰ってあげよっと。

ふたたび川のそばの道に戻ります。

湯野上温泉の温泉宿街かな？

阿賀川沿いに露天風呂があります。
（旅館えびす屋さんで立ち寄り湯できます。）

新緑の季節は特に綺麗なようです。

そそりたつ
２枚の岩盤は　ほんと　夫婦の様に
つかづ離れず
いい関係ね

温泉街の道であり
商店街の道であり
きっと　生活してる人々のメイン通りなんだろうなぁって
道を歩き
あ。。ここだなって路地を左折すると
つきあたりに　駅舎が！

茅葺き屋根の駅舎で有名な
「湯野上温泉駅」です。

ほんのり雪をのせた姿が優しげでいいですねぇ

火の見やぐらならぬ
時計やぐら

その向こうの白木の建物は
足湯です。

大内宿へはこの駅からタクシーで向かいます。

大内宿の雰囲気になぞらえて
この茅葺き屋根の駅舎を作ったそうです。

屋根にうっすら残る雪の駅舎がみれて
うれしかったわ。

２月ならもっと綿布団を思わせる
ぶあつい雪をのせた姿なのですがね。

棟のうえにある
換気の小屋根

水の字は　防火の意味を込めたおまじないだそうです。
大内宿の家々にも同じようにありましたね。

以前は「湯野上駅」だったそうです。
温泉街にあるので
駅に温泉を引き
名前も「湯野上温泉駅」としたそうですよ。

観光地としての意識の高さとでもいいましょうか。

訪れた人々を
降り立った駅で　江戸情緒＆温泉　の世界に引き込んでくれてますね。

駅舎がの中は
囲炉裏があり駅員さんがいる時は
火が入れてあります。

お土産ものも販売しているようですが
有人駅になるのは８：３０からだそうです。

早すぎて誰もいません。

ホントはホームに入るのは
有料だそうですが
誰もいないのをいいことに
スーーっと　ホームまで一直線。

ホーム側から駅をパチリ

誰もいない　来ないのをいいことに
ホームをうろつき　雪景色の線路をパチリ

あんまり気持ち良いので
線路に降りてパチリ

反対ホームは
真正面にはなく
こちら側のホームの終わりあたりから
向こう側に続いています。

向こう側には改札はありませんから
電車の前を　もしくは電車が過ぎたら
線路を横断してこちらの駅舎の改札から出ていくようです。

九州の「ＳＬ人吉」や「いさぶろう」で訪れた
駅もそんな感じで　線路渡って駅舎に行ったなぁ

ここまで来たら
入場料の事など頭からすっ飛んで

反対ホームに行き　駅舎をパチリ

いいですねぇ
風情出しまくりですよ！

とんがりが好き

おおお
そいえば
宿を出た時降っていた
小雪もいつの間にか止み
空一面の雲に
切れ間ができ

うっすら青空が見えてきました。

今日のお天気　期待できるかなぁ

時刻表を見たら
６時４７分に会津若松方面行きの電車が来るようです。
これは下りなのかしら？

もう１０分ほどホームで待たせていただきます
（入場料払ってないけど）

すると　駅のすぐむこうの遮断機がカンカンとなりだしました。

来た来た！

白いボディーの先頭車両に
赤いボディーの客車を引いた列車がやってきたよ！

２人を降ろし
こちらからは　３名の学生が乗りこみました。

茅葺き駅舎と
会津鉄道

出発の合図はあったかな？

電車はゆっくり走りだし
前を通り抜けて行きました。

赤い車両は
「AIZUマウントエクスプレス号」のプレート付けてますね。

明日も早起きしたら
これより一本早い　上り？に
「塔のへつり」まで一駅乗ってみようかなぁ

なんて思っていたのですが・・・・

翌朝が激サムで
お布団から出られず
時間を逃してしまったのでした。

電車を見送って満足　まんぞく。

隣にある足湯「親子地蔵の湯」にまわってみました

そこで大失敗発見！

宿から出る時
コートを羽織り　首からカメラをぶら下げ
コンビニの買い物に５００円玉をポケットに入れ
手袋　帽子と　身軽に出てきてしまい
タオルがなーい
ハンカチすらなーい

足湯に入れなーい！！

手でお湯を触ってみると
何ともいい湯加減

真ん中は　蛇口でお湯止めちゃったりしないんだよ

お宿とおんなじ

出っぱなし
止められませーンって感じ

あーーー　自然乾燥でいいから入っちゃおうかなって思ったのですが

湯加減を見た　濡れた手が
冷たい空気にさらされてだんだん　冷えてきちゃいましたよ。

なので　足湯はやめました。

向こうの山が　
朝日で明るくなってきました。

もはや　私の方向感覚は無いに等しい

あっちが照らされてるって
太陽はどっちだ？笑

７時になりました。
ぶらぶら歩いて２５分ぐらいかかったので
そろそろお宿に戻りましょう。

コンビニに旦那と母に
入れたてコーヒー　私はカフェオレ
アツアツを持って宿に向かいました。

朝食は８時

こうしてお膳で運んでくれます。

ふっくら焼けた鱒の塩焼きが絶品
右の　具だくさんお味噌汁は
出汁のきいた品の良い味噌加減
左の　かぶの煮物は　あんかけで喉越しがよくこれまた上品
左上の赤い物は　フルーツトマト？っていうくらい
甘くておいしいトマトでした。

生タマゴはお宿の方のお家でで飼ってる　ニワトリさんの取れたて卵
納豆もありましたが　そんなに何杯もいただけません。

ごはんがたくさん食べたくなるおかずで
朝から満腹！

しっかり食べて　おでかけいってきまーす