2014/03/09 - 2014/03/09
140位(同エリア322件中)
男一人旅さん
2011年3月11日から3年。震災の記憶の”風化”が言われる中、被災地の現状を見ておきたかった。
気仙沼を選んだのは、毎年、震災寄付をしている自治体の中で、領収書だけを送ってくる自治体が多い中、「海と生きる」と印刷された年賀状を丁寧にも送ってきてくれていた気仙沼市からのスタートとしました。
レンタカーを借りてもいいのですが、グーグルマップで見る限り、ほぼ更地と工事現場の状態で、何が何だかわからないだうと思い、ネットでいい手段がないか探している中、【語り部タクシー】というのを見つけ出し、気仙沼→陸前高田→志津川→女川→石巻→仙台を周ることにしました。
気仙沼では、気仙沼観光タクシー(ハートビート・ベクシー http://heart-beat-bexi.jp/)さんの【被災地ナビゲート】ツアーを利用させていただきました。
パート1 気仙沼 http://4travel.jp/travelogue/10868035
パート2 陸前高田 http://4travel.jp/travelogue/10868057
パート3 南三陸 http://4travel.jp/travelogue/10868124
パート4 女川 http://4travel.jp/travelogue/10868157
パート5 石巻 http://4travel.jp/travelogue/10868289
パート6 田代島 http://4travel.jp/travelogue/10868720
パート7 仙台市 蒲生・荒浜 http://4travel.jp/travelogue/10868742
パート8 名取市 閖上 http://4travel.jp/travelogue/10868765
- 交通手段
- タクシー
PR
-
【気仙沼港】です。
非常におだやかです。これが、震災当時、湾が奥まっているため、6m級の波が押し寄せました。海が近いように写ってますが、地震で70cm以上も地盤地下したため、ほんとに海面が近いです。大潮のときは、オーバーフローするエリアもあるそうです。 -
漁船は、すでに操業していました。
奥のがマグロ漁船だそうですが、普通に陸に打ち上げられたそうです。み〜んな傷を負い、修理されて、港に戻ってきたそうです。
有名な鹿折地区に打ち上げられた第18共徳丸は、この2倍〜3倍の大きさだとか。すでに、第18共徳丸は撤去されていましたが、撤去されてから観光客がかなり減ったそうです。 -
【気仙沼魚市場】です。
働く場所あっての生活ということで、こういった施設が一番早く復興されたそうです。
また、民間企業の冷凍工場も、かなり復旧されています。
ちなみに、気仙沼は冷凍工場発祥の地だそうです。 -
【気仙沼港・フェリーターミナル】付近です。
基本的には、更地になってます。 -
イチオシ
周囲は更地になってますが、鉄筋コンクリートなどの頑丈な建物は残ってます。事情があるのでしょうが、手付かずのまま。。。
-
気仙沼の銘酒【男山本店】です。震災当時は、1階部分がきれいに波にさらわれたようです。建物が文化財指定を受けていますので、文化庁が修復するようです。
工場は別場所にありますので、現在は営業されております。
http://www.kesennuma.co.jp/ -
港付近を走ってますと、まだまだ撤去もされていないものがあります。
-
これも、1階だけ波にさらわれたようです。
-
気仙沼市の施設らしいのですが、修復のメドはたってません。
-
【気仙沼復興横丁】です。
気仙沼港付近には、被災された商店の方々が集まって、プレハブで営業を再開されているところがいくつかあります。
お昼はここでいただきました。いろいろなお店がありますが、「海鮮丼」一択だと思います。
http://www.fukko-yatai.com/ -
【気仙沼リアスシャークミュージアム】です。
観光客用の海鮮魚市場ですが、被災して、建物だけは残りました。ボロボロになったところを改修して、この4月から営業を再開されるそうです。 -
イチオシ
【鹿折・浜町】地区です。
果てまで工事現場です。かつては、山の麓まで続く住宅街でした。津波対策として、土砂を積んで、かさ上げしています。
ショベルカーが、視野に入る限りで10台以上も操業している光景は異様です。
また、付近に流れる川は、桜並木だったそうですが、波(塩水)がかぶって、すべて立ち枯れていました。 -
更地の中に、ポツン、ポツンと、流されなかった家が残っています。1階は封鎖されていますが、当時のままでしょう。
-
比較的あたらしいおうちが残ったようです。古いおうちは、基礎ごともっていかれたそうです。こういった残っているおうちは、改装して住まわれる予定か、生存者不明のため、どうしようもなく残ってしまっているものだそうです。
実際に、改装中のおうちもありました。 -
【ドラゴンレール大船渡線】です。
線路が途中でなくなっています。線路ごと、波にさらわれたそうです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
15