春の嵐で大雨の高知　４トラポイントで格安宿泊の旅

2014/03/12 - 2014/03/13

松山からは高速バスで高知入り、一晩泊まって翌朝から帰るまでの数時間でサクッと観光し早めに１８切符を使ってのんびり帰るはずだったんです。

どういうわけか１８切符使用日とお天気の相性は良くないようで去年の名古屋旅に続き今回も夜半から春の嵐で大雨になってしまいました。


観光は地元に戻っていたメル友の協力で車でさっとまわれましたが帰りの在来線は大雨の為ほとんどストップ、保証のない１８切符の使用はあきらめ後日使うことにして唯一動いていた高速バスで大阪まで帰ることになりました。

年末にたまっていた４トラポイントを楽天ポイントに変えていたのでそれを楽天トラベルで使用し、旅行予算は当初の予定なら１万円程度でした。
春の嵐で予算は多少オーバーしましたがアクシデントもいい思い出、リーズナブルな一人旅を十分楽しめました。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高知はりまや橋ＢＴには少し遅れて７時前に到着

松山はすでに大雨でしたがこちらはまだ傘なしで歩けます。
すぐそこのホテルを探してうろうろウロウロ

止む無く本屋さんに入って聞いたらなんとその２軒先でした。

今夜のお泊りは「アベスト高知」

ビジネスホテルの外観って単なるビルなので分かりにくいんですよね。
ここも遠くから見えるネオンや看板は無し、
このマークだけじゃまず見落とします。

４トラの口コミなどでもらえるポイントを楽天ポイントに変えてあったのでそれを使って本日は７００円の出費で泊まれます。

禁煙ルームを指定できたのでスッキリ綺麗なお部屋です。

ベットと壁までのスペースも意外に広く一人なら快適でした。

バスルームはかなりコンパクト

バスタブはシャワーしか使わないので問題ないんですが便器と前の壁との隙間がぎりぎりでトイレットペーパーのホルダーはドアノブの下についてました。

ロビーで高知在住の知人夫婦と待ち合わせて近くの居酒屋さんへ

３人いればいろいろ頼んで少しづつ食べれます

酒盗に青のりの天ぷら
お刺身はサバとシマアジです。

食べてみたかったカツオのたたき塩

醤油味のたれのしか知らなかったのですが塩の方が魚の味がしてさっぱりでおいしかったです。

つくねも塩味ですごくさっぱりしてました。

このほかに山芋ソーメンを頼んだのですが糸コンみたいに細くて長い、刻んでたらこうはならないので突いてあるんだと思いました。

松山で買ったお菓子類と知人からもらった文旦
この時期文旦が旬だそうです
重かったけどで結構しっかりしたさわやかな甘みでおいしかったです。

皮ももちろんマーマレードにしました。
オレンジとは違ったさわやかさでクリームチーズを混ぜるとおいしいです。

最近はお土産用のお菓子も１個からバラで買えるので一人旅にはうれしいです。
ばら撒き土産がいる場合も結局箱は捨てちゃうのでばら売りをまとめ買いする方が箱代がかからずお得です。

良心的なお店なら、ばら売りを１０個づつとかまとめて買うと化粧箱じゃない搬送用の箱を探して壊れないように詰めて下さいます。
今回は送らなかったけどそのまま宅配してもらうことも可能です。

居酒屋さんを出たころから雨が降り出し夜半には本降りになり警報まで出るお天気

２日目の観光は近くの室内型の施設に絞り、ゆっくり目のチェックアウトで雨の中に飛び出しました。

道筋にあった神社
雨がかなりきつくズームとかアングルとか片手じゃ余裕ありません

説明

５分ほど歩いて高知文化プラザ「かるぽーと」内にある
横山隆一記念漫画館へ　　入場料４００円

新聞の４コマ漫画でおなじみの「フクちゃん」の作者、横山隆一は高知生まれだそうです。

漫画や関連書籍のライブラリーがありここまでなら自由に出入りできます。

大雨で貸切状態かと思ったら既に先客１名
必死に何か読んでられました。

展示コーナーに上がる階段には何やらオブジェが

「魚魚タワー」だそうです。
定時には音楽と照明で５分間の演出があるそうです。

フクちゃんの案内で展示コーナーへ

まずはパネル展示

ミニチュア展示は見てて飽きません。

どのコーナーもセンサーがついてて近づくとと照明が付いたり説明が始まったりします。

フクちゃんの時代に合わせた展示も楽しい

大正から昭和初期といった感じでしょうか・・

シニア世代には懐かしい光景

ぎりぎりうっすら覚えてるので自分の年齢を感じます。

さすがにうちにはなかったけど夏休みに田舎に行くとありました。

都会の子はコツを知らなくて何度バーを押しても水が出なかったのを覚えてます。

省エネの為かすべてセンサータイプ

降れると何かが動き出します。

少なくはなったけど今でも見かける赤いポストと昭和の晩御飯時の情景

見覚えのあるのやまだ実家にありそうなものたち

これも懐かしいです。

土佐ノ海関の化粧まわし

絹製で京博多織だそうです。

お相撲さんの化粧まわしってアトムのとか可愛いのが結構ありますよね。

さらに進むとアトリエや

酒仙であった横山が好んだホームバー「ぐら」

まさしく大人の隠れ家ですね。

ボトルの底に残ったお酒をこのビンに集めてブレンドしてたそうです。

うちでもやってみよっと・・

・・・って・・うちじゃ残ってたことないけど…

鉄道模型も趣味だったそうでジオラマもあります。

前に立つと発車まで１分の表示がついて待ってると動き出します。

ロビーに戻り雨なので本でも読んで過ごそうかと読み始めたら知人から連絡があり高知駅まで送ってくれるとの事。

まだ少し早いのでもう一か所周ってから落ち合うことにして記念館を出ました。

土砂降りの中速足で歩いてたらお決まりのがっかりスポット


「はりまや橋」

整備されててちょっとは観光スポットらしくなってるけど小さいので見落としがちです。

雨がひどくなってきたのでたまらずタクシーを止めて乗車

「竜馬の生まれたまち記念館」へ

雨じゃなきゃ徒歩でここまで来る間に「旧山内家屋敷長屋展示館」や「土佐山内家資料館」などに立ち寄るつもりだったんですがあきらめました。

大河ドラマを意識して作られたような展示

ジオラマもあります。

実物大の座敷や

上がって写真を撮れる座敷もあります。

中庭にも記念撮影用の像が置いてありますが雨で洗われてます。

迎えに来てくれた車に乗って高知城へ

お城って結構坂道を歩くんですよね。
昨日の松山城で結構歩いた記憶がよみがえり、今回はこの位置から眺めるだけにしました。

その代りおいしい物好きな知人がおすすめのパン屋さんへ

天然酵母で作り、発酵バターなどを使ったおいしいパンが売り物の小さなお店

店主１名のみ
仕込みも販売もすべておひとりのようです。

接客もひとりづつ順番
注文するとそのたびにカットしたり薄紙に包んだりしてレジ打ち、お会計まで済んだら次の人に接客します。

時間はかかるけどパンへの愛着を感じます。

美味しそうなのがいっぱいで知人はまとめ買いしてたけどこの後ウチまで帰るのでたくさんは無理、車中で食べる分だけ少し買いました。

パンを持って高知駅まで送ってもらったものの何やら騒然とした雰囲気

駅員さんによると雨の影響で特急などはすべてストップ在来線も間引きとか徐行運転だそうで海を渡れそうもありません。

１８切符は安くていいけど何も保証はありません、一度ハンコを押しちゃったらたとえ一駅分しか進めなくてもダメになっちゃいます。

１８切符の使用はあきらめ唯一動いてる高速バスでとにかく大阪まで帰ることにし切符売り場に飛び込みました。

運よく出発までわずか３分で大阪行きに滑り込みで乗車
無事に予定より早く帰りつきました。

気を利かして駅まで送ってくれた知人に感謝です。

高知駅でお土産を買う時間がなかったので高知土産は戴いた文旦と記念館で買った竜馬コーヒーのみとなりました。

今回は格安ピーチと４トラポイントで１８切符使用ならわずか１万円の一泊旅行のはずだったんですが帰りの高速バスで４０００円ほどオーバーしちゃいました。

残った１８切符…期間内に使わなきゃいけません

どこ行きましょうかねぇ…