まさかのひとり登山＠泰山5★泰山の神を祀った岱廟へ

2014/03/01 - 2014/03/02

町歩き大好き、登山苦手な私が、
おいしい空気と自然求めてまさかの登山。

無事、泰山を下山し、最後に向かったのは岱廟です。
岱廟は泰山の神（東岳大帝）を祀っており、
歴代の皇帝が泰山封禅の祭儀を行った場所です。
岱廟の天貺殿は、紫禁城の太和殿、曲阜孔子廟の大成殿とともに、
中国の三大宮廷建築と数えられています。

岱廟でお参りした後、バスを乗り継いで駅へ。

今回の旅、数日前に列車の切符を予約し、思いつきで行った旅でした。
確かに最後は階段下りるのがつらくて大変でしたが、
がんばって登ってよかったなぁと思いました。

中国語でよく使われる「泰山」という比喩。
イメージとしては、ゆるぎないとか、重大なとか、確固たるとか
そんなイメージは持っていました。
今回の旅で、泰山に行き、帰りに岱廟にも寄って、その神々しさに触れ、
比喩にたとえられる泰山の意味を実感できたような気がしました。



★★　泰山旅行記　3/1〜3/2　★★
1★泰山ひとりじめ？紅門から中天門へ
http://4travel.jp/travelogue/10864989
2★結局全部徒歩で！中天門から南天門へ
http://4travel.jp/travelogue/10865119
3★山頂で見た夕陽
http://4travel.jp/travelogue/10865191
4★ご来光！そしてキツイ下山
http://4travel.jp/travelogue/10865854
5★泰山の神を祀った岱廟へ
http://4travel.jp/travelogue/10866032

エリア 泰山(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

泰山から下山しました。

まだ12時10分。列車の時間は4時過ぎ。

どうしよう〜？

このままバスを乗り継いで、駅へ行く、ということもできましたが…

せっかくなので泰山の神、東岳大帝を祀っている岱廟に行くことにしました。

45番バスに乗って、紅門から5駅。1元。

バスを降りて、岱廟の入り口を聞いたら、ひとつ手前の泰安一中の前の道を折れていくと見える、と答えが返ってきました。

ということで、泰安一中まで戻って、小道を入っていきました。廟なんとかっていう名前の通りだった気が。

すると見えてきました、岱廟！歩いているときに表示を見たのですが、ここも世界遺産らしい？？泰山とあわせて、でしょうね。

○　岱廟

ちなみにあとで気がついたのですが、こちらは裏側だったようです。岱廟のバス停から進行方向に歩いていくべきだったのかも…まあいいや。

入場券は30元。

◎　銅亭

1615年に鋳造されたもの。本当に銅製だそうです。もともとは泰山の頂上にある碧霞祠におかれ、碧霞元君を祀っていました。

そしてこちらが、天貺殿。

◎　天貺殿

泰山の山神、東岳大帝を祀っています。

なんかよくわかりませんが、おばちゃんが目をつぶりながら石の周りをぐるぐる回ってました。

せっかくなので、壁に上りました。

平面歩くのはいいですが、足が痛くて上り下りがきつかったです。

上からの眺め。

あーやっぱり裏から入ってきちゃったんだーと気がつきました。

かなり変な歩き方だったと思いますが、なんとか階段を下りて…

入り口から出ました…Orz…

まあ、下山したあとだったから逆でもよかったのかなーなんちゃって。

岱廟の前の牌坊。

ここをくぐるともうひとつお寺があったので、そちらも見学。

四方を向いている財神。

岱廟が東岳大帝を祀っているのに対し、こちらは泰山の女神、碧霞元君を祀っています。

○　泰山第一行宮

再び入り口から出ちゃいました。泰山第一行宮ってお寺だったようです。

第一行宮の前の牌坊

バスに乗って、火車站というバス停で下車。

ここで別のバスに乗り換えて、高鉄の駅に向かいます。

37番のバスに乗り換えて、泰安駅に到着しました。

○　泰安駅

内部。

高鉄用の駅なので新しいです。

中国のほかの山で、これほど比喩にたとえられる山って泰山以外ほかに無いような気がします。

ホームの電光掲示にも泰山の文字がいっぱい。

G141　泰安16:08→上海虹橋19:47

高鉄からの眺め。

泰山は空気綺麗でしたが、下界（？）はものすごく埃っぽかったです。窓からの景色もこんな感じで…

さらに、列車の中で皆さんうるさいので、なかなか寝付けず…

足も頭もふらふらになりながら、帰り虹橋駅から地下鉄に乗って帰宅しました。