2014/02/01 - 2014/02/03
248位(同エリア460件中)
スタリモストさん
- スタリモストさんTOP
- 旅行記305冊
- クチコミ10件
- Q&A回答0件
- 268,881アクセス
- フォロワー32人
カッチ湿原に広がる白一色の塩原「ホワイトラン」と、少数民族のレベルの高い手工芸品を見るために、その本拠地であるブージにやってきた。
インド旅も20日ほど経過し、2人とも疲れが出たのか下痢に見舞われた。ジャムナガルからブージまでのパブリックバスでの7時間半は、予想に反して過酷だった。
□経過=デリー(1/14.15.16)→ボーパール(1/17.18.19)→マンドゥ(1/20.21)→アーメダバード(1/22.23.24.25.26)→ジュナーガル(1/27.28.29.30)→ジャムナガル(1/31)→ブージ(2/1.2.3.4.5.6)→パタン(2/7.8.9)→ジャイサルメール(2/10.......)→予定・・ジョードプル→ジャイプール→シェカワティ地方→ジャイプール→ブーンディ→デリー・・・帰国(3/7)
※この地方特有の美しいサリーが見られた。
PR
-
□19日目(2/1)
ブージ行きのバス(195)はジャムナガルのバスターミナルを9時にスタートした。横に3人と2人掛けの固定式の椅子が並ぶパブリックバスだ。今までの旅でも10時間を超える長距離バスは何度も経験済みなので、たかだか7時間半・・と甘く見ていた。まして道路はとても良く片側3車線の高速も現れたほど。しかし、「これは楽勝」と思っていたのは走り始めて2時間程度までだった。何故か時間が経つのがとても遅く感じられる。途中小カッチ湿原の塩田や風力発電の巨大プロペラが目を楽しませてくれたものの、窓外の景色はトルコのように面白くない。次第にリクライニングしない椅子の堅さに腰が痛くなる。午後を回ると車内は熱が籠もってくる。途中バスターミナルでトイレに立った間、シートは太陽の強い日差しさらされて、加熱していた。高速を降りてブージへの1車線道路に入ってからは、田園風景が広がる田舎道だったから、本当はその景色を楽しめたのに、心身ともに限界に近い状態になった。もう無理だと感じ始めた頃、山の頂に万里の長城のような砦が見えてきて、それを右周りに迂回し、やっと午後4時半、ブージのバスターミナルに着いた。(バスを悪者扱いしているが、蓄積した疲労が根本原因だろう。しかしリクライニングするバスを見つけておけば良かった。) -
-
-
バスターミナル近くの「Abhaインターナショナルホテル」(1000)にチェックインした後は、ベットに倒れ込んでしばらく起きあがれなかった。そして夜半から、下痢が始まった。スタリモストはジャムナガルから下痢の兆候があったようだが、これで2人仲良くインドの洗礼を受けたようだ。2008年の2週間のインド旅では下痢はしなかったのに・・。あれを食べた。これを飲んだ。と特定は難しい。やはり疲労によって免疫力が低下したためだろう。
-
□20日目(2/2) 朝8時頃目覚めた。昨晩は20時には目を閉じたので10時間は寝ている。しかし体がだるく全く食欲がない。それでも食べておかなくてはとバナナを口に入れるが、その直後、胃がきりきり痛む。そして何度もトイレに駆け込んだ。幸いに熱は伴っていないので安心はしていたが、心身ともにどんより雲がかかり何もする気が起こらない。
それでも運動はしておかなくてはと、10時頃スタリモストにつきあい、この地方の手工芸を集めた「カッチ博物館」に出かけた。彼女は「どれも素晴らしい布だけど、宮廷に献上したようなものより、少し稚拙を残したようなものが私は好き。子供の服に施された刺繍の美しさ埋め込まれた鏡の量に母の愛を感じる。美しさにクラクラする。」と。私は抜けない疲労にクラクラして、ベンチに休んだ。 -
-
-
ハミールサール湖を左に500mほど進むと、高見にプラグマハルの時計台が見えてきた。
-
-
城門を入ると崩れた「ラーニ・マハル」が現れた。この宮殿の外壁の造作はとても秀逸だ。
-
-
そして堂々たる「プラグ・マハル」が現れた。
-
-
「アーイナー・マハル博物館」(20+カメラ50)を見学した。この地を統治したマハーラーオの暮らしがしのばれる豪華な調度品の数々、そして青タイルやシャンデリアが目を引いた。帰り際にここにツーリストインフォメーションデスクを構えるPramod Jethi氏からツアーの指南を受け、あわせて絵はがき(10)や彼が著したマップ付きのガイドブック(100)を買い求めた。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
そして「シティー・ゲストハウス」をチェック。中庭があってウェスタンで賑わう、典型的なゲストハウス。手入れが行き届いた部屋でしかもシャワートイレ付きで500だったので、家移りすることにした(Wi-Fiはない)。両方のホテルとも24時間制なので、Abhaにはぎりぎり17時まで休んでから荷物をまとめた。
-
-
ガイドブックに書いてあった階段井戸を見に出かけた。地図の上ではカッチ博物館近くのこのあたりでは、という所に来たが、周りを見渡しもそれらしきものがない。そこにいた人に聞いたら、レイクビューホテルの方だと言う。再びもう一人に聞いても・・・。でも見つからない。結局あと二人に聞いても特定できなかったので振り出しに戻ったら、何と初めに尋ねた人から数メートル先にそれはあった。こんなものを観光客が探しているとは思い及ばなかったのだろう。
階段井戸は、見るも無惨な姿をさらしていた。金網で覆われ、ゴミが山積していた。遺産として残すべき遺構がこのような扱いをされているとは・・・。 -
-
-
バスターミナルに出て、「グジャラートホリディズ」で、7日午後9時発の「パタン」行きスリーパーバスのチケットをもとめておいた。「お2人で800の所、特別に100ディスカウントいたします。」と。尚、H.Kトラベル社運行のパタン直行バスは1日1本このバスのみのようだ。壁の案内をみたら、ジャムナガルとブージ間も運行している。もう少しジャムナガルでチェックすればよかったが後の祭り。
-
アーイナー・マハルに戻り、Pramod Jethi氏に、明後日の「ホワントランに至るカッチ村巡りリキシャツアー」(1500)を申し込んだ。タクシーでないと疲れないか心配だったが、「村々」に立ち寄って80kmを走るので問題ないとのこと・・少しづつ回復してきているので大丈夫だろう。
※バスターミナル前の卵サンドの店にて・・。 -
ホテル近くのShroffバザール界隈のチャイ屋で休んだ(何故か突然1杯12に跳ね上がった)。道ゆく女性の人たちに今まで見たことないサリーを見かけた。ラバーリーの女性たちもいるのだろう。しかし女性にカメラを向けるのにはなかなか勇気がいる。隠し撮りのようにはしたくないので、なるべく了解をとった。
このバザールのウェスタンの出現率はとても高い。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41